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    元スレ魔王「なに?次の勇者は齢13の少女だと?!ふははは!片腹痛いわ!」

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    202 = 1 :

    「勇者様……私は……おじさまを助けたい」

    勇者「姫様……」

    「お願いします……」

    勇者「それは国を捨てることと同義ですが、よろしいのですね?」

    「……構いません」

    勇者「……分かりました。ではドラゴンの背に」

    「はい」

    兵士「――ま、まて!!」

    勇者「!?」

    「お父様に伝えてください!!」

    兵士「姫様!!」

    「この国に愛想が尽きたと!!」

    兵士「姫様!!」

    勇者「ドラゴン、飛べ!!」

    ドラゴン「オォォォォォォォン!!!!」

    203 :

    しえん

    204 :

    たんにドラゴンで家に帰ったあと姫の国にこっそり様子見に来ただけだろ
    短絡的すぎるぞゆとり脳ども

    206 = 201 :

    ドラゴ「オォォォォォォォン!!!!」

    207 = 1 :

    ―魔王城―

    魔王「えーーーー!!!!みんな里帰りしちゃうのーーー!!!」

    魔物「流石に負け戦に参加したくは」

    魔物「はい」

    魔王「一小隊ぐらい残ってもいいだろぉ!?」

    魔物「平和になったら戻ってきます」

    魔物「魔王様……さようなら」

    側近「それでは。ドラゴン牧場のドラゴンでみんな帰ります」

    魔王「まてまて!!お前も!?」

    側近「死にたくはないので」

    魔王「等身大勇者ちゃんフィギュアあげるから!!」

    側近「置き場所ねーよ!!」

    魔王「側近だろ!?」

    側近「死にたくねーっていってんだろ!?やるぞ、こらぁ!?」

    魔王「よかろう……負けたら、残れよ?―――ぬえええい!!」

    208 :

    209 = 163 :

    ほれほれ

    210 :

    抜き処が無くて
    チンコをもてあましてる

    212 = 1 :

    側近「勝った」

    魔王「ぐぞ……こんなときだけ本気だしやがって……」

    側近「それでは。今までありがとうございました」

    魔王「まてぇ……我一人では数百万の雑兵を蹴散らすことなど……」

    魔物「久しぶりの里帰りだー」

    魔物「かーちゃんが手料理用意して待ってるっていってたんだよな」

    側近「マジでー?いいなー?」

    魔王「くぅぅ……どうしてこうも薄情な者ばかりなんだ……」

    魔王「魔王の威厳なんてあったもんじゃないな」

    魔王「次があるならもっと厳しくせんとなぁ」

    魔王「―――さてと」

    魔王「我だけでもこの城と誇りだけは守らんといかんな」

    魔王「―――よし、もう誰ひとり城にはおらんな」

    魔王「ふっ……死ぬのは我だけでいいのだ」

    213 = 9 :

    側近からエビルプリースト臭が

    214 = 163 :

    側近に負けただと・・・

    215 :

    側近>魔王の時点で誇りなんて

    216 :

    魔王の余裕っぷり
    手加減したな

    217 :

    別に魔王本気出してるとは限らんだろ

    218 = 199 :

    まだ2回の変身を残している……!

    219 = 163 :

    なるほど魔王が手加減してやったのか

    220 = 1 :

    魔王「来てる、来てる……大軍だ」

    魔王「二割ぐらいなら倒せるかもしれんな」

    ドラゴン「オォォォォォォォ!!!」

    魔王「!?」

    勇者「魔王!!」

    魔王「勇者ちゃん!?」

    「おじさま!!」

    魔王「姫ちゃん!?」

    勇者「どういうことだ……もぬけのからじゃないか」

    魔王「部下には暇を与えた」

    「そんな……今から戦争が始まるのに?!」

    魔王「そんなことより二人とも何故来たのだ!?ここは危ないぞ!?」

    勇者「魔王……逃げよう」

    魔王「なに……?」

    勇者「私がいくらいっても止まらなかった。流石にあの数では魔王といえど倒せはしまい。だから、逃げよう。一緒に」

    222 = 195 :

    だが……!逃げないっ……

    223 :

    誇りを守って死んだならBADENDと簡単には言えないな

    224 = 1 :

    魔王「勇者ちゃん……何故?」

    勇者「理由までは考えてなかった」

    「おじさま……どこか遠くで静かに暮らしましょう?」

    魔王「え!?」

    勇者「……そ、それしか助かる道はないだろう?」

    魔王「まて。勇者ちゃんも姫ちゃんも自分の故郷があるだろう?」

    「国を捨ててきました」

    魔王「マジか」

    勇者「私もだ……両親のことだけが心残りだけど……私の言葉に少しも耳を貸そうとしてくれなかった国に未練はない」

    魔王「おいおい……両手に花を持たせてくれるのか?」

    「おじさまが望むなら……」

    勇者「お、男は……お前しかいないし……仕方ないだろ」

    魔王「ふははははは!!!嬉しいなあ!!ペロペロしてやる!!」

    「きゃ……もう、おじさまったら♪」

    勇者「……気持ち悪い」

    226 = 203 :

    マジか

    227 = 163 :

    228 = 201 :

    勇者「男はお前しかいない」
    マジか

    230 = 102 :

    ということはドラゴンも♀か

    231 = 1 :

    魔王「だが、二人はドラゴンに乗って帰りなさい」

    勇者「魔王!!」

    「そんな!!おじさま!!」

    魔王「この領地は何千年と魔物が守ってきたものだ。今更、見捨てることはできん」

    勇者「命よりも大事なのか!?」

    魔王「長く生きれば命よりも大事なものがいくつもできるものだ」

    「おじさま……」

    魔王「この城と大地は魔族の誇り。それを捨てることは自決することよりも苦痛だ」

    勇者「魔王……」

    魔王「すまんな。お前たちのような美少女の求愛を無碍にしたくはなかったが……二人にはもっとカッコいい男が現れる」

    「おじさま以外の殿方なんて……!!」

    魔王「行け」

    勇者「いやだ……!」

    魔王「勇者殿……我を困らせるな」

    勇者「いかない!!私は貴方を死なせたくない!!」

    232 = 1 :

    魔王「……元は敵同士じゃないか」

    勇者「それでも……貴方が人間の手によって一方的に殺されるのは間違ってる!!」

    「そうです!!おじさまは悪くない!!」

    魔王「ドラゴン」

    ドラゴン「御意」

    「え!?」

    ドラゴン「失礼。無理矢理連れて行く」

    勇者「やめて!!離して!!お願い!!」

    「おじさま!!」

    魔王「さらばだ……」

    勇者「魔王!!魔王!!!」

    「おじさまぁぁぁ――――」

    魔王「……かっこつけすぎた」

    魔王「死にたくねえぇぇ……」

    魔王「――いや、覚悟は決めた。人間ども、全体の三割ぐらいは減らさせてもらうぞ!!」

    233 = 163 :

     

    234 = 216 :

    魔王かっけえ

    235 = 9 :

    一割分増えたな

    237 = 1 :

    魔王「いくぞぉぉぉ!!!」

    魔王「我は魔王!!人間の軍勢など少し怖い程度だ!!」

    魔王「―――む」

    側近「全体、配置についたか!!」

    魔物「「はい!!」」

    側近「手加減されて勝っても、私は嬉しくありません」

    魔王「お前達」

    側近「魔王様!!戦う準備は既に整っております!!―――ご指示を!!」

    魔物「「魔王様!!ご指示を!!」」

    魔王「くぅぅ~泣かせるじゃねーか!!いいだろう!!その心意気、買った!!」

    魔王「ただし、死にそうになったら迷わず逃げろよ!!かーちゃんの手料理がまってんだろ!!」

    魔物「「はい!!」」

    魔王「全軍突撃ぃ!!」

    側近「全軍、突撃!!」

    魔物「「わー!!」」

    238 = 203 :

    ドラゴン初めて喋った?

    240 = 216 :

    全体的にユルいよな

    241 = 1 :

    「攻めろ!!攻めろ!!」

    側近「数では勝っている!!臆するな!!」

    兵士「「ワー!!」」

    魔物「「わー!!」」

    (ふふ……勝てる……勝てるぞぉ……我が軍だけで勝つ!!)

    ―空中―

    勇者「始まった……」

    「ダメ……こんなの……」

    勇者「どうすれば水を差すことができるんだろう……?」

    ドラゴン「お前たちは魔王様を勝たせたいのか?」

    「いえ……こんな下らない領地争いを失くしたいだけです」

    勇者「うん」

    ドラゴン「なるほど……だがこれは互いの誇りをぶつけ合っている。水を差すなど許されない」

    「……」

    勇者「……いや、ある。姫、この戦争を邪魔する方法がありますよ!!」

    242 :

    魔王喋り方コロコロ変わるな
    急にカミナっぽくなった

    243 = 163 :

    だがそれもいい

    245 = 215 :

    ドラゴンが一番厳かな雰囲気出してんだけど

    246 = 1 :

    「やれやれ!!」

    魔王「そこだ!!右!!左!!!あ~!!おっしい!!」

    側近「魔王様!!上を!!」

    魔王「なに!?」

    ドラゴン「―――おまち」

    勇者「……」

    魔王「勇者……ちゃん?」

    勇者「死ね!!」

    魔王「―――ごふ!?」

    「え……!?」

    兵士「「!?」」

    魔物「「ワー!?魔王様がしんだー!!」」

    勇者「―――人間の勝利だ!!軍を退け!!王よ!!!」

    「なに……!?」

    勇者「魔王は勇者が倒した!!これ以上、この地で血を流すことは許さない!!即刻去れ!!」

    247 = 163 :

    なるほど

    248 :

    もう13歳である必要性が

    249 = 244 :

    >>248
    この後に待っているであろうR18なシーンで必要になってくるはず

    250 = 1 :

    「だが……?!」

    勇者「文句があるのか……?私は世界の希望である勇者だぞ?」

    「くぅ……」

    「お父様」

    「お前……なぜ、ここにいる?」

    「勇者様の手によって戦争は終結しましたわ」

    「……」

    兵士「王、騙されてはいけません!!―――勇者と姫は魔王の支配下に!!」

    勇者「王よ。勇者の言葉と一兵士の言葉。どちらが民衆の心を惹きつけるか、分からないとは言わせない」

    兵士「な……!?」

    勇者「お前に国を振い立たせるだけの発言力はない!!」

    兵士「くそが……」

    勇者「退け」

    「お父様……帰りましょう?」

    「………全軍……撤退だ……」


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