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    元スレ京子「私ってリア充じゃね?」

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    51 = 21 :

    寝取られ嫌いだけどおっきした

    52 :

    しえん

    53 = 5 :


    結衣自宅マンション下

    あかり「!、京子ちゃん!結衣ちゃんと仲直り・・・」


    京子「・・・・・」


    あかり「・・・できなかった・・・みたいだね・・・結衣ちゃんはなんて?」


    京子「・・・・う」


    京子「・・・・・・・・うぅ・・・・あかり・・・・」


    京子「うわぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁああん!あかりぃいいいぃぃいいいいいい!」


    ずっと我慢していた滴が、目からこぼれ落ちた。京子は全てをあかりに告げた。

    54 = 52 :

    まさか、あの結衣が堕ちるとは……

    55 = 12 :

    あかり√ktkr!

    56 :

    あかり出番です

    57 :

    京あかktkr

    59 = 5 :


    京子「あ、あかりぃぃいいい・・ひぐっ・・・あかりちゃん・・うっ・・・あかりちゃあぁああぁん!」


    あかり「うん・・・うん・・・居るよ・・・京子ちゃん。」


    京子「わ゛っ・・・わ゛たじは・・・っ゛結衣もっ・・・ちなつちゃんの事も大好きでっ・・・本当に大好きで・・・っ愛しててっ・・・」


    京子「うぐっ・・だけど・・・っでも・・・っ」


    あかり「・・・・・・うん・・・」


    あかり「・・うん・・・うん・・・わかってるよ、京子ちゃん、大丈夫だよ・・・京子ちゃんは、そうだもんね・・・わかってるよ・・・」

    61 :

    アッカリーンのような子を嫁にしたい

    62 :

    キマシタワー?!

    63 :

    いや、これは来ないだろw

    64 = 5 :


    あかりは、京子が泣きやむまで京子を抱きしめ続けた。


    やがて落ち着いた京子を自宅へ帰るまで付き添い、京子が泣き疲れ眠るまでベッドの横で励まし続けた。


    京子が眠りに落ちると、あかりは静かに京子宅を後にした。


    この日を境に、吉川ちなつ・船見結衣の両名は以降学校に顔を出す事はなくなる事になる。


    同様に歳納京子も同じく心に深い傷を負い、とても外に出歩ける状態ではなくなってしまう。


    そして、


    翌朝


    赤座あかり自宅部屋にて、あかりの遺体が発見された。


    七森中ごらく部は、崩壊した。

    66 = 10 :

    えっ

    67 = 23 :

    おい書くのめんどくさくなってんじゃねーぞ

    68 = 50 :

    なんであかりが……?

    69 = 19 :



    なんぞこれ

    70 :

    あかりもntrのパターンかと思ったら…

    71 :

    おいおい、意味わかんねーぞ。

    72 = 5 :


    あかりの自室からは遺書と思われる文面も同時に発見され、自殺という形で事件は幕を下ろした。

    以下がその文面である。


    あかりです。

    何から話せばいいのかな、あかりは・・・いいえ、私は・・・ずっと本当の友達が欲しかった。

    私はずっと昔から、京子ちゃんと結衣ちゃんと仲良しでした。

    二人の事はずっと友達だと、親友だと幼い私は思っていました。

    でもある日気づくのです、結衣ちゃんは京子ちゃんの事を・・・京子ちゃんは結衣ちゃんの事を・・・好きってことに。

    二人の関係に私の入る隙間など最初からなかったのです。

    74 = 52 :

    書き飽きやめちくり~

    75 = 5 :


    その頃から私は京子ちゃんと結衣ちゃんの関係に割って入る事がない様、二人に対しては控えめな行動を取る用に。一歩引いた付き合いを、していくようになりました。

    そして気づく頃には、私は「影が薄い」「空気」等と詰られる用になっていました。

    それでも当時の馬鹿な私は喜んでいたのです、新しいキャラ付けをしてもらったと。これでまたいじってもらえると。ただ、ただ、友達の輪から外れたくないばかりに。

    中学になり、新しい友達ができました。ちなつちゃんです、私はとてもとても嬉しかった。これでようやく、対等な友達ができると。喜びました。でもそれは間違いでした。

    ちなつちゃんは結衣ちゃんの事が好きでした、どうしようもなく。私など入る隙間もないくらいに。気付いたころには、ごらく部に・・・私の居場所はありませんでした。

    76 = 5 :


    また結衣ちゃんが、また結衣ちゃんが、マタユイチャンガ・・・私の友達を・・・奪っていったのです。でも、一番悲しかったのは、そんな事を考えている私に気付いた時でした。

    できれば、私は馬鹿のままでいたかった、私は七森中ごらく部の「空気」で・・・「背景」で・・・喜んでいれば幸せだったのです。

    それ以上を望まなければ、馬鹿な私で居続けられれば、どんなに幸せだったのでしょうか。

    結局、私は・・・七森中ごらく部には必要のない・・・本当の所は、誰からも必要とされていない存在だったのです。

    京子ちゃんには結衣ちゃんが・・・ちなつちゃんが・・・ちなつちゃんには結衣ちゃんが・・・居ればよかったのです。

    私は誰からも必要とされてなどいなかった・・・。ごらく部のトライアングルに、「空気」と「背景」は必要なかった。

    77 = 50 :

    やめろ

    78 = 63 :

    まあ、トライアングルなんて壊れるに決まってるんだから零れ落ちてきた球を受け止めるポジションも必要だと思うわ。

    79 = 5 :


    今日、京子ちゃんが泣いている時に少し期待してしまいました、もしかしたらこれで京子ちゃんが私に振り向いてくれるかも、と

    そんな事を考えてはいけなかったのです。

    私は京子ちゃんが本気で傷つき、悲しみ、苦しんでいた時に、慰めるふりをして・・・自分に好意を持たせようとしました。

    自分に意識を向けさせようと、しました。

    それはしてはいけない事でした。そんな「ずる」は、駄目だったのです。

    赤座あかりは・・・こんな事を考える悪い子で、頭がゆるい、不憫な子でした。

    私は本当に最後まで、最低な人間でした。

    私が謝りに行こうなどと言いださなければ、京子ちゃんは傷つかなかった。京子ちゃん本当にごめんなさい。

    謝って許されるような事ではないのはわかっています、でもごめんなさい。あかりの様な子と、お友達になってくれてありがとう。

    みんな大好きでした。ありがとう。さようなら。



    私、赤座あかりは、世界を照らす明かりに・・・なりたかった。

    80 :

    あかりちゃんはそんなに思い詰めていたのか

    81 = 56 :

    え・・・
    あかりぃいー

    82 :

    思い詰めるあかりかわいい!

    83 = 22 :

    書くのめんどくさくなったのかなとか思ってすいませんでした

    84 = 5 :


    赤座あかりの事件から6カ月、歳納京子は自分の部屋に引きこもり決して外にはでようとしなかった。あかりの葬式にも出席しなかった。

    京子に取って1日にして3人の友達を実質無くしてしまった経験は、彼女の眼から光を奪うには十分すぎた。

    そして何よりも、あかりの気持ちを知った京子は、己の人生を後悔し、過去の自分を呪う事しかできなかった。

    京子はあかりに憧れていたが、あかりもまた、京子に憧れていたのである。

    京子「・・・・」


    京子「・・・またメールきてる・・・綾乃と・・・同人ファンの人か・・・」


    京子「・・・そういえば、ホームページもずっと更新してないっけ・・・ふふっ・・・あかりが死んだっていうのに、同人活動もないか・・・」


    綾乃「歳納京子ぉー!!」ドンドン

    85 = 56 :

    綾京なるか

    86 = 5 :


    京子「(また綾乃か・・・、あれから毎週の用に訪ねてくる・・・)」


    京子「(お母さんも、家に入れなくていいのに)」


    綾乃「今日こそは出てきて貰うわよ、歳納京子!あなた、来年受験なのに引きこもってる余裕なんて、ないないナイアガラなんだから!」


    京子「綾乃こそ・・・もう生徒会長なんでしょ・・・こんな処にくる事ないよ」


    綾乃「不登校の生徒を立ち直らすのも、生徒会の役目なのよ」

    88 = 5 :


    京子「・・・・・綾乃は・・・私の事、好き?」


    綾乃「ぶっ!!!す、すすすすすす、すす、すすす好きじゃないわよよ!!!!別に!!!!」


    京子「そうだよね・・・」


    京子「(そんなわけないもんね・・・こんな私・・・誰からも好きになって貰っていいはずない、だから・・・結衣も・・・)」


    京子「あかりも、こんな気持ちだったのかな・・・」

    89 :

    やめろおおおおおおおおおおおおお

    90 = 56 :

    綾乃ぉー

    91 = 22 :

    言葉のすれ違いがあああああえあ

    92 :

    あああああああ

    94 = 5 :


    綾乃「・・・・」


    綾乃「・・・っ」


    綾乃「ォラァ!!!」ドンドンバキッィ!!!!


    京子「!?」


    京子「綾乃!?ドアをけやぶって!?」


    綾乃「知らなかった?私には男嫌いで、男を見ると殴りかかってしまう馬鹿力持ちっていう裏設定があるのよ」


    京子「それ別アニm」


    綾乃「いいから、聞きなさい」

    95 :

    こういう綾乃もええな

    96 = 5 :

    綾乃「私も、この間赤座さんのご遺族の方から、赤座さんの書いた遺書を読ませてもらったわ」


    綾乃「私は赤座さんとはそれほど親しくなかったけど、あなたがどんな思いでさっきの質問を聞いたか、それがどんなに勇気のいる事だったか・・・わかるわ」


    京子「綾乃・・・」


    綾乃「さっきは、はぐらかしてごめんなさい・・・えっと・・・」


    綾乃「・・・・私も・・・そ、その覚悟を決めるというか・・・勇気を出すっていうか・・・うう・・」


    京子「綾乃・・・?」

    97 = 92 :

    落ちるぞ?

    98 = 50 :

    いけえええええええええええ

    99 = 22 :

    ざわ…ざわ…

    100 = 5 :


    綾乃「ううう・・・よし・・・・」


    スゥーハァーと、深呼吸をする綾乃


    その顔は、京子が今までに見たことがない程赤い


    綾乃「き、聞きなさい歳納京子!」





    綾乃「私はっ、あなたの事が」



    その日・・・歳納京子は、とっくに枯れきって居た筈の涙を流した。

    だが、それは・・・6ヶ月前のそれとはまるで違うものなのである。

    杉浦綾乃と、歳納京子。

    二人は同じ高校に進学したという。

    おわり


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