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    元スレ勇者「お……おれ……・勇者……なん、ですけど……」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - + - イケメン + - サンサーラナーガ + - ドラゴンクエスト + - 不安定になる + - 人間の屑 + - + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 34 :

    >>49
    すまないがホモ以外は帰ってくれないか!

    52 :

    旅に出てイケメン勇者になって戻ってくることに期待します・・・オナシャス!

    53 = 1 :



    「――しかし、一人旅か」

    側近「少々、勇者殿とは酷ではありませんか?」

    「武具もこの国で最高の物を授けた。多少ならなんとかなると思うが……」

    側近「それでも我々の予想をはるかにこえる魔物も多いでしょうし」

    「そうだなぁ……」

    兵士「王、勇者殿にこれを託してみては?」

    「むむ……それは先日討伐隊が洞窟で見つけたという……」

    兵士「は。竜の卵です」

    「だが、危険だ。竜は気性の荒い魔物だぞ」

    兵士「勇者様なら大丈夫ではないでしょうか」

    側近「それに竜も刷込みはあると学者も言っています。孵ってしまえば懐くかもしれませんよ?」

    「……それもそうだな。よし、その卵を勇者に届けてまいれ」

    兵士「はは!!」

    54 :

    こういう人って、とことんついてないんだよな

    55 :

    こういう人は小さなメダル持って行っても何もくれないからなー

    56 = 1 :

    街 入口

    勇者(ここから出れば嫌でも魔物と戦わなくちゃいけないのか……)

    勇者(くそ……くそ……行きたくねえよ……死にたくねえよ……)

    勇者(まだ、セックスもしてねえんだぞ……くそ……)

    兵士「――勇者様!!」

    勇者「え……」

    兵士「よかった。まだ街におられたのですね」

    勇者「な、なにか……?」

    兵士「これを」

    勇者「な、なんですか、この風呂敷……」

    兵士「――これです」

    勇者「たまご……?」

    兵士「一人旅は酷かと思いまして。勇者様の助けになればと」

    勇者「これは……何の卵なんですか?」

    兵士「竜です」

    57 = 34 :

    鬱展開しか思いつかねえ

    58 :

    人間は誰も相手にしてくれず、友達は竜一匹のみ・・・

    こいつどちらかといえば魔王サイドじゃね

    59 :

    そとで魔物退治繰り返してりゃ運動になって自然と痩せるだろ
    そこからは勇者のターンだな

    例え不細工でも体型さえマトモなら何とかなる

    60 :

    >>59
    それでも顔が・・・・・欝だ

    61 :

    勇者としての恨み辛みがりゅうおうを育てる事になるのか

    62 = 54 :

    >>59
    つか金ないからなぁ・・・食べ物も・・・。

    63 = 1 :

    勇者「竜……?」

    兵士「はい。先日、我々が洞窟内で発見したものです」

    勇者「……魔物、ですよね?」

    兵士「竜も鳥の一種ですから、孵化すれば懐いてくれます」

    勇者「……」

    兵士「竜の戦闘力は凄まじいので、必ず勇者様の助けになると思いますよ」

    勇者「そ、そうですか……」

    兵士「はい!」

    勇者(なるほど……竜の卵を持たせて、孵ったときに街から追放するつもりなんだな……魔物を操る勇者は危険だとかいって)

    勇者(ついに厄介払いか……・ざけんな)

    兵士「勇者様?」

    勇者「……じゃあ、受け取ります」

    兵士「それはよかった。では、失礼します!!」

    勇者(ざけんな……こんなもん危なすぎて持ってられるかよ……)

    勇者(その辺の草むらに捨てとくか)

    64 = 31 :

    卑屈すぎる

    65 = 52 :

    おい捨てんなよ!

    66 = 58 :

    竜って爬虫類っぽいけど鳥の一種だったのかwww

    67 :

    >>178
    やさかの我が竜展開

    68 = 1 :

    勇者「……この辺でいいか?」

    「……」

    勇者(ここで生まれてこの街を燃やせばいいんだ……フヒヒ)

    勇者「――よし」

    「……」

    勇者「……」

    勇者(でも、これからどうすればいいんだ……)

    勇者(仲間もいない。武器も弱い……呪文も使えない……)

    勇者(はぁ……)

    「……」

    勇者「……こっちみんな」

    「……」

    勇者「じゃあな、街を破壊しろよ。ははは」

    「……」

    勇者「……くそ」

    70 = 1 :

    夜 路地裏

    勇者「……家には帰れないな」

    「……」

    勇者「はぁ……寒いな……」

    「……」

    勇者「……」

    ゲラゲラ……ワイワイ……

    勇者(あっちは楽しそうだな……)

    野良犬「――ウゥゥゥゥゥ!!」

    勇者「……!?」

    野良犬「ウゥゥゥゥゥ!!」

    勇者「な、なんだよ……むこういけ、しっしっ」

    野良犬「ウゥゥゥ……!!」

    勇者「なんだよ……まさか、卵が狙いか……!?」

    野良犬「――アァァァウ!!!」

    71 = 1 :



    ヒソヒソ……

    勇者(なんだよ……こっち見てんじゃねえよ……)

    ヒソヒソ……

    勇者(あの糞犬……腕に噛みつきやがって……糞が……)

    「……」

    勇者(なんで俺、こいつのこと守ってんだよ……)

    ヒソヒソ……

    勇者(うぜえ……うぜえよ……みんな死んじまえよ……!!)


    橋の下

    勇者(ここで寝るか……)

    「……」

    勇者「くそ……なんで勇者の俺がこんな目に……くそ……くそぉ……」

    「……ドクン……ドクン……」

    72 :

    俺が仲間になってやるから…

    74 :

    産まれた竜にも嫌われたら俺死ぬかもしれない

    75 = 1 :

    翌朝

    「ピー!!ピー!!」

    勇者「……ん?」

    「ピー!!」

    勇者「いた!だ、誰だよ、俺を突っつくの…・・は……」

    「ピー!!」

    勇者「……」

    「ピー?」

    勇者「も、もう生まれたのか……?」

    「ピー!!ピー!!」

    勇者「……どうすりゃ、いいんだよ」

    「ピィィ?」

    76 :

    ピー助誕生

    77 :

    Pちゃん

    79 = 1 :

    書庫館

    勇者「竜の生態……竜の生態……」

    「ピー」

    勇者「静かにしろ」

    「ピィ……」

    勇者「……あった」

    勇者(主食は魔物……主に……幼少期は虫を、成長すると次第に熊や海の魔物も食す……か)

    勇者「お前……結構すごいんだな」

    「ピー」

    勇者(で、でも……こいつが傍にいれば……)

    勇者(魔物と戦わなくて済むかもしれないな……)

    勇者「よ、よし、試してみるか」

    「ピー♪」

    80 :

    あれだろ竜種だから人に変身出来るだろ

    しかも生まれたばかり…幼女フラグだな

    81 = 52 :

    いいぞいいぞ

    83 :

    幼女!
    幼女!

    84 :

    あれおもしろい

    85 = 1 :

    街道

    スライム「ぷるぷるー!!」

    勇者「で、でたぞ……たのむ!!」

    「ピィィ……」

    勇者「お、おまえ、何隠れてんだよ!!ふざけるな!!あいつを食べろ!!」

    「……(フルフル」

    勇者「お、おまえ……俺が世話してやるんだぞ!!勇者の俺が!!少しぐらい役に――」

    「ピィィ……」

    勇者「ざけんな……お前まで……俺を見捨てるのかよ……!!」

    スライム「プルプルーー!!!」

    勇者「うわぁあああああ!!!!こっちにくるな!!こっちにくるなぁぁ!!!」

    「ピィ……」

    勇者「うわぁぁぁぁぁ!!!俺は勇者だ!!勇者なんだぞぉぉ!!」

    86 = 52 :

    ちょっと目覚めたか

    87 :

    竜にも嫌われる展開希望

    88 = 58 :

    今まで鋼装備でスライムにここまでビビる一般人がいただろうか

    89 = 1 :



    勇者「はぁ……はぁ……くそ……体中がいてぇよ……」

    「ピッ♪ピッ♪」

    勇者「ついてくるな」

    「ピー?」

    勇者「もうついてくんな」

    「ピー♪」

    勇者「――ついてくんなっていってんだよ!!!この脳なし!!!」

    「ピィ!?」

    勇者「役立たずの屑ドラゴンめ……野たれ死ね」

    「ピィィ……?」

    勇者「ついてくんな、いいな!!」

    「ピ……?――ピィィィ!!!ピィィィ!!!」

    勇者(どいつもこいつも……俺ばっかりに面倒なことをさせやがって……くそが……!!)

    「ピィィィィ!!!ピィィィィィ!!!!!――ピィィ……ピィィ……」

    90 :

    >>88
    間違えんな、勇者様だ

    91 :

    竜は俺が保護した

    92 = 1 :

    翌朝 橋の下

    「ピー!」

    勇者「ん……だ、だれだ……!?」

    「ピー♪」

    勇者「お前……ついてくんなって……!!!」

    スライム「」

    勇者「あ……」

    「ピィ!!」

    勇者「……スライム、倒してきたのか?」

    「ピー!……ピィィ?」

    勇者「……」

    「ピィィ……」

    勇者「……ふん。それぐらい竜ならやって当然だろ。自慢するな」

    「ピィ♪」

    勇者「なんだよ……こいつ……」

    93 :

    竜に名前つけようぜ

    94 :

    スライムに相手にボロボロになるとか遊び人以下の戦闘力か

    95 = 52 :

    勇者性格良くなればいいんだがwwww

    96 :

    >>93
    ぴーちゃん

    97 = 1 :



    「勇者はどうした?」

    側近「まだ街にいるようですね」

    「なに?」

    側近「竜の雛を扱いきれていないのでは?」

    「そうか……」

    側近「やはり、傭兵を数人勇者殿につけては?」

    「そうだな……」

    側近「ドラゴンでは無理があったのかもしれません」

    「うむ……では、3人ほど傭兵を雇うか……経済的に厳しいが、致し方あるまい」

    側近「勇者殿のためです。我々から文句をいうものなど一人もいません」

    「そういってくれると助かる」

    側近「では、早速手配をいたします」

    「頼む」

    98 :

    まるよん

    99 = 1 :



    勇者「はぁ……」

    「ピー」

    ヒソヒソ……

    クスクス……

    勇者(畜生……いつまで俺を侮辱すれば気が……)

    「ピー♪(ペロペロ」

    勇者「うわ!!なにするんだよ!!顔をなめるんじゃねーよ!!」

    「ピィィ?」

    勇者「ちっ……」

    兵士「――勇者様!!」

    勇者「え……?」

    兵士「勇者様、朗報です。王が傭兵を3人、つけてくれるとのことです。酒場にまいりましょう」

    勇者「傭兵……」

    「ピー♪」

    100 :

    竜の子供ってことはドラゴンキッズか。スライムと配合してドラゴスライム作ろうぜ


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