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    元スレ魔女「あらあら、こんな所に人間が落ちているわ」

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    みんなの評価 : ★★
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    151 :

    馬鹿弟子が

    152 = 113 :

    153 :

    >>149
    おのれぇぇぇぇぇ!!

    154 :

    155 = 154 :

    156 :

    157 :

    ほっしゅ

    158 :

    シェケナベイベー

    159 = 156 :

    ほっ

    160 = 156 :

    163 = 156 :

    166 :

    高本めぐみの声で再生された

    167 :

    「おーい」コンコン

    「…何しにきたのかしら。今実験中なのだけど」

    「そうなんだ…忙しい?」

    「まあ、わりと」

    「そうだよね、なんか顔赤いし息も乱れてるし…」

    「…っ!そ、そんなことないわ。悪いけど今日のところは帰って頂戴」

    「そっか…残念。ケーキ持ってきたんだけどな…また日を改めて来るよ」

    「ま、待ちなさい!」

    「ん…?」

    「そ、その…実験中断するから、上がって行きなさいよ」

    168 :

    きたしえ

    169 = 167 :

    「俺よりもケーキの方が好きか」

    「あなたのことを好きになった覚えはないわ」

    「あ、いや、それは言葉のアヤで…」

    「私、お風呂入ってくるから。リビングで待っていなさい」

    「うん、わかった」

    「言っておくけど、今実験室には絶対に入らないで」

    「何かあるの?」

    「いいから」

    「………?」

    170 = 167 :

    「リビングって言っても、台所と自室の兼用なんだよな…」

    「ベッドとか、タンスも置いてあるわけで…」

    「なんか、ドキドキしちゃうな…」

    ジャーーー

    「シャワーの音が生々しい…」

    「…………………」

    「いやいや、何考えてるんだ、俺…」

    171 :

    ID変わってるが>>1なのか?

    172 :

    キマシタワー

    173 = 167 :

    「ふう、さっぱりした…」

    「お、おう…」

    (お風呂上りの魔女、なんだかすごく色っぽいなぁ…)

    「なによ、そんなにジロジロ見て」

    「いや、なんでも…」

    「待ってて、今お茶いれるから」

    「う、うん…」

    「~~♪」

    「なんか、魔女が鼻唄歌いながら台所に向かっている姿を見るの、新鮮」

    「何それ、馬鹿にしてるの?」

    「いや、そういうわけじゃなくて…」

    (見惚れちゃう…)

    174 = 167 :

    「どう、ケーキおいしい?」

    「…まあまあってところね」

    「俺はこんなに笑顔な魔女を未だかつて見たことがない」

    「好きでこんな顔をしてるんじゃないの」

    「つまり本心から嬉しいと思ってると」

    「いちいちうるさいわね。邪魔しないで頂戴」

    「ははっ…気に入ってくれたかな…?」

    「まあ、また買ってきてくれるのなら食べてあげてもいいわ」

    「そっか。……あの、実はこれ、俺が作ったケーキなんだ」

    「え……?」

    176 = 167 :

    「で、でも、ちゃんとお店の箱に詰めてあったじゃない」

    「わざわざ自分で詰めたんだ」

    「なんのためにそんなことをしたのよ」

    「不評だったときの予防線というか…」

    「嫌な人間ね」

    「ごめん……」

    「……おいしかったわよ」ボソッ

    「え、なんか言った?」

    「なんでもないわ」

    177 = 156 :

    しえん

    178 = 167 :

    「実験の続きはしないの?」

    「あなたがいるから一旦中断」

    「…俺と話してたいとか?」

    「なにを自惚れているの?馬鹿みたい」

    「ははっ…」

    「使ってる材料の中に、見られたくないものがあるの」

    「…それって、そんなにヤバイもの?」

    「ええ。…人体の一部よ」

    「…………!!!」

    179 = 167 :

    「え…?嘘だよね……?」

    「ふふっ…こればっかりは本当よ」

    「そんな…まさか、こ、殺したのか?」

    「そこまでしてないわよ。その一部だけを取ってきただけ」

    「な、なんで、そんなこと…」

    「どうしても作ってみたい薬があったから」

    「そんなことで…一体何の薬だよ…」

    「知りたい?」

    「…………」

    「それはね、人間を狂わせてしまう薬よ」

    182 = 167 :

    「狂わせる…?」

    「ええ、使いようによってはその者の人生を破滅させてしまうかもね」

    「そんな…せっかく仲良くなれたと思ったのに……」

    「そう、その恐怖に慄く顔。見てるだけでぞくぞくしちゃう」

    「………」

    「そうだ、せっかくだからあなたを使って試してみましょう」

    「………!」

    「あら、逃げようとしても無駄よ。縄できつく縛ってあげないとね」

    「は、はなせ…!」

    「ふふっ…薬が完成するまで、そこでそうして待ってなさい」

    183 = 135 :

    惚れ薬くる

    184 = 167 :

    「大人しくしていたよね。お待たせ。完成したわよ」

    「人間を狂わせてしまう薬」

    「まずは…そうね、一万倍くらい薄めたものでいいかしら」

    「………」

    「ほら、口を開けなさい」

    「んんーーー!!」

    「強情な人間ね。でも鼻を摘まれたらどうするかしら?」

    「……っ!ぷはっ…」

    「えいっ」

    「…………!!!」

    186 = 167 :

    「あ……あ……」

    「咳込もうとしちゃだめよ。ほら、すぐに飲み込んで」

    「んぐっ……ぐびっ……」

    「あ……あ……な、なんでことを……」

    「何泣いてるのよ。まだこんなんじゃ初期症状も表れるかもわからないのに」

    「どう?何か変わったことはある?」

    「この魔女め…!」

    「まだ大丈夫みたいね。もっと飲ませてみましょうか」

    「や、やめろおおおお!!!」

    187 :

    いいぞ

    188 = 167 :

    「だいぶ飲ませだけれど」

    「…………」

    「そろそろ効いてきたんじゃない?」

    「………」キッ

    「まだ睨みつけるほど余力は残っているということね。……ん?」

    「…………っ」プイッ

    「どうしたのかしら?急にソッポを向いて」

    「な、なんでもない…」

    「そろそろ効いてきたかしら?」

    (確かに、おかしくなっちゃったかも…こんな状況なのに、)

    (魔女のことを一瞬可愛いと思ってしまった…)

    190 = 30 :

    魔女はこうじゃないとな

    191 = 167 :

    「ほら、もっと飲んで」

    「やめ……」

    「だんだん抵抗しなくなってきたわね。もう諦めたのかしら?それとも…」

    「………」

    「ねえ、私の目を見て?」

    「…………っ!!!」カァァ

    「あら、顔が真っ赤になったわね」

    「そ、そんなことない!」

    「ふーん、やっぱりこのくらいの濃度のときから効いていたのね」

    (ど、どうしちゃったんだ…俺……っ)ドキドキ

    192 :

    まじょひどい!わるいやつ!

    193 = 167 :

    「そろそろ縄を解いても大丈夫かしらね」

    「な、何を…」

    「例え縄がなくなっても、あなたはもう逃げ出すほどの余力が残ってないということよ」

    「そんなわけ…」

    「ふふっ…どうかしら」

    「うっ……グビッ…」

    「その証拠に、気を抜いていると薬を飲むことに体が抵抗しなくなっているじゃない」

    「あ……」

    「残念だったわね。あなたの頭はもう薬に侵されかけているということよ」

    「そ、そんな……」

    「ふふっ…ほら、もっと飲んで」

    194 = 156 :

    いいぞいいぞ

    195 = 167 :

    「どう?体の具合は」

    「ち、近づくな…っ」

    「どうして?近づかれるとなにか困るの?」

    「む、胸が、ドキドキして…恥ずかしくて....」

    「ふーん…だいぶ狂ってきたようね」

    「………っ」

    「そろそろ色んなところの血の巡りがよくなってくる頃かしら?」

    「な、なんのこと……あっ!」

    「ふふっ…」

    (な、なんで、半勃起してるんだ、俺……!)

    197 = 167 :

    「ま、魔女、この薬ってもしかして…」

    「ふふっ…もしかして気づいちゃった?そう、この薬は…」

    「惚れ…薬……」

    「まあ、平たく言えばそんなところね」

    「なんで、そんなものを……うぁっ!?」ビンビン

    「あらっ」

    「わっ、み、見るなぁ…っ!」

    「これくらい飲ませると発情…っと」カキカキ

    「も、もうやめようよ、こんなこと!」

    「いいじゃない、ここまで来たならもっとデータを取らせなさいよ」

    「で、でも……っ」

    200 = 198 :

    いやあ、いいなこれは本当にいいものだ
    すごくいいよマジで。いい。


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