元スレ姉「なにか用?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 85 :
弟(友は、なんて言ってたっけ……)
回想
友「今日も多分お姉さんは遅くに帰ってくる。昨日よりも」
友「お前が寝てる時間に帰ってきて、お前と顔を合わせないつもりだろう」
友「だが、お前は迎えに行き、お姉さんをきちんと迎えるんだ」
友「そして、帰り道に昨日のことを聞け。何言われてもな。」
友「健闘を祈る」
回想終了
弟(流石にこれは予想できないよな……ここでもし姉がOKしたら……)
姉「凄く嬉しいです」
103 = 85 :
男B「じゃあ」
姉「ですが、すいません。私なんかじゃ、男Bさんにはもったいないです」
男B「そんなことないよ」
姉「ごめんなさい。今日はこんなところまで送って下さってありがとうございました」
男B「いや、家まで送るよ」
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
105 = 78 :
きたか・・・
106 = 85 :
弟(ふぅ……よかった……)
弟(でも落ち着いて考えろ)
弟(ここで出ていったら、かなり空気読めてないんじゃないか?)
弟(いきなり知らない奴が出てきて俺がいますから、とか、訳が分からない)
弟(……でも、絶対、あの男家まで送るっていうよな)
弟(そしたら、友の計画パーだし、なにより、昨日の姉貴が言ったことが果たせない……)
男B「いや、家まで送るよ」
弟(きた……言え、言うんだ俺!)
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
107 :
悪くない展開じゃん・・・イチャラブと過去パートまだかよ
108 :
いいねえ
110 = 85 :
男B「……あの、失礼ですが、どなたさまでしょうか?」
姉「ちょっ……あんた……」
弟「この姉の親族のものです。ご丁寧にありがとうございました」
弟「夜も冷えますので、お体を冷やさないうちに」
アナウンス(白線の内側までお下がりください)
男B「……わかりました。ちょうど電車も来ましたので、これで失礼いたします。では」
プシューガタンゴトン
111 = 85 :
姉「あんた……今日も来たの?気持ち悪い。それに、あそこで普通出てくる?帰りなさいよ」
弟「……昨日、姉貴に言われたから。迎えにくるなら、ちゃんとしろって」
姉「な、あんた、起きて……」
弟「……どうだった?ちゃんと、期待にお応えできましたか?」
姉「……ふふ、全然ダメね。何、あの登場の仕方?カッコつけすぎよ」
弟「いや、だってその……」
姉「ま、及第点ってことにしといたげる。」ニコッ
弟「あ、その……うん」
姉「さ、帰るわよ」
112 :
デレった?
113 = 78 :
デレの片鱗が
114 = 85 :
弟「…………」
姉「……久しぶりにこうやって帰るね」
弟「うん……昔、よくこうして帰ったっけ」
姉「いつからだろうね……素直に話せなくなったのは」
弟「……姉貴のデザート勝手に食ったとかで口喧嘩した時からじゃないっけ」
姉「あれ、私のアクセサリーを壊したときじゃないっけ?」
弟「……そ、そんなことしたっけ?」
姉「したした。あの時はもの凄く怒ったもん」
弟「あー……今も?」
姉「……どうでしょう?」
弟「ごめん……」
姉「謝るだけでいいなら、警察いらないわよ」ニヤニヤ
弟「じゃあ……」
115 :
ハァハァ!!!!!!!
116 = 85 :
翌日
弟「おはよー」
姉「おはよー」
母「あら、二人そろってとは珍しいわね。それも休日の朝に」
姉「ま、たまにはね」
姉弟「「いただきまーす」」
母(ふふ、昨日うまくいったみたいね)
母「今日のご予定は?」
姉弟「「買い物」」
母「そう、気をつけていきなさいよ」
姉弟「「ごちそうさまー」」
母「お粗末様でした」
母(よっぽど楽しみなのね、2人とも)
117 = 85 :
市街地
弟「じゃ、まずはデザート食べよう」
姉「……朝食食べたばっかりじゃない」
弟「デザートは別腹だよ!」
姉「……そういえば昔から甘いもの好きだったわね……だから昨日真っ先にあれ言ったの?」ジトーッ
弟「いやー……あはは……」
姉「……ま、いいでしょ、行くわよ。?どうしたの?」
弟「あー、その……そこ人気でさ……人たくさんいるから、あの……」
ギュッ
姉「手繋いどけば、はぐれないでしょ」プイッ
弟「……うん、いこっか」ニコニコ
118 :
さる
119 = 72 :
ニヤニヤ
120 = 118 :
さる
121 = 118 :
さる
122 = 115 :
急にデレすぎだろクソが
123 = 85 :
夕方
姉「今日は楽しかったね」
弟「デザート美味しかったし」
姉「あんた、そればっかり」ジトーッ
弟「はは……」
姉「じゃ、今日のメインイベントに……」
弟「姉、実は……もうそれ出来ないんだよ」
姉「え?あんたもしかしてお金足りなくなったの?信じられない、馬鹿?」
弟「……というか、しなくていいっていうか」
姉「え?」
124 = 85 :
弟「こっち、来て」
姉「うん……」
弟「目、閉じて」
姉「ん……」
ガサガサ
姉「これ、もしかして……」
弟「あ、まだ目あけちゃだめだよ。……つけるの難しいなこれ」
弟「よし、いいよ」
姉「……綺麗なネックレス」
弟「……似合ってるよ、姉」
姉「ありがとう」ニコッ
抱き寄せた姉は凄く華奢で、今更ながら、姉も女の子なんだって思った。
今まですれ違ったりしたけど、大好きだよ、姉
125 :
126 = 62 :
おわりって言いそうな流れだな
127 = 85 :
後日談
弟「ってなわけ」
友「へぇ、よかったじゃん。俺のお陰か?」ニヤニヤ
弟「かもな。ありがと」ニコッ
友「気にすんな。ん、でも、結局お前はお姉さんをどう思ってんの?」
弟「さ、どうだろうな」
友「教えろよー」
弟「そのうち……な」
128 = 85 :
駅から帰る夜
弟「姉貴、真剣な話があるんだ」
姉「……いいよ、言ってみなさい」
弟「俺は、弟としてじゃなく、一人の男として、姉貴が好きだ」
姉「……そう」
弟「断られだろうって思ってる。でも、伝えないままじゃいれないから。」
姉「……私は、まだちゃんとした返事は出来ない。そんな簡単にしていいことじゃないから」
姉「だから、私を姉って呼ぶことを、まずは許してあげる」
姉「そして……」
姉は近づいてきて俺の前にたつと、少し背伸びして目を閉じた。
ファーストキスは、甘く、そして少し苦かった。
姉「これが、今の私に出来る精一杯の解答」
弟「ありがとう、姉」
そして、二度目のキスは、優しく、長い、キスだった。
fin
129 = 62 :
おつ
130 :
おつおつ
131 = 85 :
自分は>>1ではないです。
突然の乗っ取りすいませんでした。
そにもかかわらず保守してくださった方々、読んでくださった方々、ありがとうございました。
アクセサリーは、既に予約していたので、買い物中にとりにいった設定です。
細かく書きたかったのですが、時間的に無理でした。
端折ってすいません。
最後の後日談は、いらない人にはいらないと思います。
姉で終わるのか、恋人で終わるのか。
両方の主義の方がいらっしゃると思うので。
ただ、これだけは言える。
姉最高!
みなさん良い夢を!
みんなの評価 : ☆
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