私的良スレ書庫
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元スレ姉「なにか用?」
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弟(友は、なんて言ってたっけ……)
回想
友「今日も多分お姉さんは遅くに帰ってくる。昨日よりも」
友「お前が寝てる時間に帰ってきて、お前と顔を合わせないつもりだろう」
友「だが、お前は迎えに行き、お姉さんをきちんと迎えるんだ」
友「そして、帰り道に昨日のことを聞け。何言われてもな。」
友「健闘を祈る」
回想終了
弟(流石にこれは予想できないよな……ここでもし姉がOKしたら……)
姉「凄く嬉しいです」
回想
友「今日も多分お姉さんは遅くに帰ってくる。昨日よりも」
友「お前が寝てる時間に帰ってきて、お前と顔を合わせないつもりだろう」
友「だが、お前は迎えに行き、お姉さんをきちんと迎えるんだ」
友「そして、帰り道に昨日のことを聞け。何言われてもな。」
友「健闘を祈る」
回想終了
弟(流石にこれは予想できないよな……ここでもし姉がOKしたら……)
姉「凄く嬉しいです」
男B「じゃあ」
姉「ですが、すいません。私なんかじゃ、男Bさんにはもったいないです」
男B「そんなことないよ」
姉「ごめんなさい。今日はこんなところまで送って下さってありがとうございました」
男B「いや、家まで送るよ」
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
姉「ですが、すいません。私なんかじゃ、男Bさんにはもったいないです」
男B「そんなことないよ」
姉「ごめんなさい。今日はこんなところまで送って下さってありがとうございました」
男B「いや、家まで送るよ」
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
弟(ふぅ……よかった……)
弟(でも落ち着いて考えろ)
弟(ここで出ていったら、かなり空気読めてないんじゃないか?)
弟(いきなり知らない奴が出てきて俺がいますから、とか、訳が分からない)
弟(……でも、絶対、あの男家まで送るっていうよな)
弟(そしたら、友の計画パーだし、なにより、昨日の姉貴が言ったことが果たせない……)
男B「いや、家まで送るよ」
弟(きた……言え、言うんだ俺!)
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
弟(でも落ち着いて考えろ)
弟(ここで出ていったら、かなり空気読めてないんじゃないか?)
弟(いきなり知らない奴が出てきて俺がいますから、とか、訳が分からない)
弟(……でも、絶対、あの男家まで送るっていうよな)
弟(そしたら、友の計画パーだし、なにより、昨日の姉貴が言ったことが果たせない……)
男B「いや、家まで送るよ」
弟(きた……言え、言うんだ俺!)
姉「いえ、本当に」
弟「ここからは自分が送りますので、大丈夫です」
男B「……あの、失礼ですが、どなたさまでしょうか?」
姉「ちょっ……あんた……」
弟「この姉の親族のものです。ご丁寧にありがとうございました」
弟「夜も冷えますので、お体を冷やさないうちに」
アナウンス(白線の内側までお下がりください)
男B「……わかりました。ちょうど電車も来ましたので、これで失礼いたします。では」
プシューガタンゴトン
姉「ちょっ……あんた……」
弟「この姉の親族のものです。ご丁寧にありがとうございました」
弟「夜も冷えますので、お体を冷やさないうちに」
アナウンス(白線の内側までお下がりください)
男B「……わかりました。ちょうど電車も来ましたので、これで失礼いたします。では」
プシューガタンゴトン
姉「あんた……今日も来たの?気持ち悪い。それに、あそこで普通出てくる?帰りなさいよ」
弟「……昨日、姉貴に言われたから。迎えにくるなら、ちゃんとしろって」
姉「な、あんた、起きて……」
弟「……どうだった?ちゃんと、期待にお応えできましたか?」
姉「……ふふ、全然ダメね。何、あの登場の仕方?カッコつけすぎよ」
弟「いや、だってその……」
姉「ま、及第点ってことにしといたげる。」ニコッ
弟「あ、その……うん」
姉「さ、帰るわよ」
弟「……昨日、姉貴に言われたから。迎えにくるなら、ちゃんとしろって」
姉「な、あんた、起きて……」
弟「……どうだった?ちゃんと、期待にお応えできましたか?」
姉「……ふふ、全然ダメね。何、あの登場の仕方?カッコつけすぎよ」
弟「いや、だってその……」
姉「ま、及第点ってことにしといたげる。」ニコッ
弟「あ、その……うん」
姉「さ、帰るわよ」
弟「…………」
姉「……久しぶりにこうやって帰るね」
弟「うん……昔、よくこうして帰ったっけ」
姉「いつからだろうね……素直に話せなくなったのは」
弟「……姉貴のデザート勝手に食ったとかで口喧嘩した時からじゃないっけ」
姉「あれ、私のアクセサリーを壊したときじゃないっけ?」
弟「……そ、そんなことしたっけ?」
姉「したした。あの時はもの凄く怒ったもん」
弟「あー……今も?」
姉「……どうでしょう?」
弟「ごめん……」
姉「謝るだけでいいなら、警察いらないわよ」ニヤニヤ
弟「じゃあ……」
姉「……久しぶりにこうやって帰るね」
弟「うん……昔、よくこうして帰ったっけ」
姉「いつからだろうね……素直に話せなくなったのは」
弟「……姉貴のデザート勝手に食ったとかで口喧嘩した時からじゃないっけ」
姉「あれ、私のアクセサリーを壊したときじゃないっけ?」
弟「……そ、そんなことしたっけ?」
姉「したした。あの時はもの凄く怒ったもん」
弟「あー……今も?」
姉「……どうでしょう?」
弟「ごめん……」
姉「謝るだけでいいなら、警察いらないわよ」ニヤニヤ
弟「じゃあ……」
翌日
弟「おはよー」
姉「おはよー」
母「あら、二人そろってとは珍しいわね。それも休日の朝に」
姉「ま、たまにはね」
姉弟「「いただきまーす」」
母(ふふ、昨日うまくいったみたいね)
母「今日のご予定は?」
姉弟「「買い物」」
母「そう、気をつけていきなさいよ」
姉弟「「ごちそうさまー」」
母「お粗末様でした」
母(よっぽど楽しみなのね、2人とも)
弟「おはよー」
姉「おはよー」
母「あら、二人そろってとは珍しいわね。それも休日の朝に」
姉「ま、たまにはね」
姉弟「「いただきまーす」」
母(ふふ、昨日うまくいったみたいね)
母「今日のご予定は?」
姉弟「「買い物」」
母「そう、気をつけていきなさいよ」
姉弟「「ごちそうさまー」」
母「お粗末様でした」
母(よっぽど楽しみなのね、2人とも)
市街地
弟「じゃ、まずはデザート食べよう」
姉「……朝食食べたばっかりじゃない」
弟「デザートは別腹だよ!」
姉「……そういえば昔から甘いもの好きだったわね……だから昨日真っ先にあれ言ったの?」ジトーッ
弟「いやー……あはは……」
姉「……ま、いいでしょ、行くわよ。?どうしたの?」
弟「あー、その……そこ人気でさ……人たくさんいるから、あの……」
ギュッ
姉「手繋いどけば、はぐれないでしょ」プイッ
弟「……うん、いこっか」ニコニコ
弟「じゃ、まずはデザート食べよう」
姉「……朝食食べたばっかりじゃない」
弟「デザートは別腹だよ!」
姉「……そういえば昔から甘いもの好きだったわね……だから昨日真っ先にあれ言ったの?」ジトーッ
弟「いやー……あはは……」
姉「……ま、いいでしょ、行くわよ。?どうしたの?」
弟「あー、その……そこ人気でさ……人たくさんいるから、あの……」
ギュッ
姉「手繋いどけば、はぐれないでしょ」プイッ
弟「……うん、いこっか」ニコニコ
夕方
姉「今日は楽しかったね」
弟「デザート美味しかったし」
姉「あんた、そればっかり」ジトーッ
弟「はは……」
姉「じゃ、今日のメインイベントに……」
弟「姉、実は……もうそれ出来ないんだよ」
姉「え?あんたもしかしてお金足りなくなったの?信じられない、馬鹿?」
弟「……というか、しなくていいっていうか」
姉「え?」
姉「今日は楽しかったね」
弟「デザート美味しかったし」
姉「あんた、そればっかり」ジトーッ
弟「はは……」
姉「じゃ、今日のメインイベントに……」
弟「姉、実は……もうそれ出来ないんだよ」
姉「え?あんたもしかしてお金足りなくなったの?信じられない、馬鹿?」
弟「……というか、しなくていいっていうか」
姉「え?」
弟「こっち、来て」
姉「うん……」
弟「目、閉じて」
姉「ん……」
ガサガサ
姉「これ、もしかして……」
弟「あ、まだ目あけちゃだめだよ。……つけるの難しいなこれ」
弟「よし、いいよ」
姉「……綺麗なネックレス」
弟「……似合ってるよ、姉」
姉「ありがとう」ニコッ
抱き寄せた姉は凄く華奢で、今更ながら、姉も女の子なんだって思った。
今まですれ違ったりしたけど、大好きだよ、姉
姉「うん……」
弟「目、閉じて」
姉「ん……」
ガサガサ
姉「これ、もしかして……」
弟「あ、まだ目あけちゃだめだよ。……つけるの難しいなこれ」
弟「よし、いいよ」
姉「……綺麗なネックレス」
弟「……似合ってるよ、姉」
姉「ありがとう」ニコッ
抱き寄せた姉は凄く華奢で、今更ながら、姉も女の子なんだって思った。
今まですれ違ったりしたけど、大好きだよ、姉
後日談
弟「ってなわけ」
友「へぇ、よかったじゃん。俺のお陰か?」ニヤニヤ
弟「かもな。ありがと」ニコッ
友「気にすんな。ん、でも、結局お前はお姉さんをどう思ってんの?」
弟「さ、どうだろうな」
友「教えろよー」
弟「そのうち……な」
弟「ってなわけ」
友「へぇ、よかったじゃん。俺のお陰か?」ニヤニヤ
弟「かもな。ありがと」ニコッ
友「気にすんな。ん、でも、結局お前はお姉さんをどう思ってんの?」
弟「さ、どうだろうな」
友「教えろよー」
弟「そのうち……な」
駅から帰る夜
弟「姉貴、真剣な話があるんだ」
姉「……いいよ、言ってみなさい」
弟「俺は、弟としてじゃなく、一人の男として、姉貴が好きだ」
姉「……そう」
弟「断られだろうって思ってる。でも、伝えないままじゃいれないから。」
姉「……私は、まだちゃんとした返事は出来ない。そんな簡単にしていいことじゃないから」
姉「だから、私を姉って呼ぶことを、まずは許してあげる」
姉「そして……」
姉は近づいてきて俺の前にたつと、少し背伸びして目を閉じた。
ファーストキスは、甘く、そして少し苦かった。
姉「これが、今の私に出来る精一杯の解答」
弟「ありがとう、姉」
そして、二度目のキスは、優しく、長い、キスだった。
fin
弟「姉貴、真剣な話があるんだ」
姉「……いいよ、言ってみなさい」
弟「俺は、弟としてじゃなく、一人の男として、姉貴が好きだ」
姉「……そう」
弟「断られだろうって思ってる。でも、伝えないままじゃいれないから。」
姉「……私は、まだちゃんとした返事は出来ない。そんな簡単にしていいことじゃないから」
姉「だから、私を姉って呼ぶことを、まずは許してあげる」
姉「そして……」
姉は近づいてきて俺の前にたつと、少し背伸びして目を閉じた。
ファーストキスは、甘く、そして少し苦かった。
姉「これが、今の私に出来る精一杯の解答」
弟「ありがとう、姉」
そして、二度目のキスは、優しく、長い、キスだった。
fin
自分は>>1ではないです。
突然の乗っ取りすいませんでした。
そにもかかわらず保守してくださった方々、読んでくださった方々、ありがとうございました。
アクセサリーは、既に予約していたので、買い物中にとりにいった設定です。
細かく書きたかったのですが、時間的に無理でした。
端折ってすいません。
最後の後日談は、いらない人にはいらないと思います。
姉で終わるのか、恋人で終わるのか。
両方の主義の方がいらっしゃると思うので。
ただ、これだけは言える。
姉最高!
みなさん良い夢を!
突然の乗っ取りすいませんでした。
そにもかかわらず保守してくださった方々、読んでくださった方々、ありがとうございました。
アクセサリーは、既に予約していたので、買い物中にとりにいった設定です。
細かく書きたかったのですが、時間的に無理でした。
端折ってすいません。
最後の後日談は、いらない人にはいらないと思います。
姉で終わるのか、恋人で終わるのか。
両方の主義の方がいらっしゃると思うので。
ただ、これだけは言える。
姉最高!
みなさん良い夢を!
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