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    元スレちなつ「あるいてかえろう?」

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    タグ : - ちな鶴 + - ゆるゆり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 1 :

    ちなつ「そう…考えると…私って毎日ごらく部でだらだらしてて…」

    千鶴「…」ゴクッ

    ちなつ「…ごらく部で思い出作り…ていうか…なんか…そういうのをしてるわけでもなくて…」ポロポロ

    千鶴「…ごらく部でみんなと一緒にお茶してるじゃん」ゴクッ

    ちなつ「そ、そういうのじゃないんです! 私は…その…青春の汗…というか…そういう…のを…もっと…」ポロポロ

    千鶴「…私は…全然そういう風には…思わない…けどな」シンミリ

    ちなつ「…千鶴先輩?!」

    千鶴「…ごらく部で毎日だらだらしてるのも…せ、青春の1ページだと…思う…けど」

    千鶴「(せ、青春の1ページとか…むちゃくちゃ言うの恥ずかしい…)」カァー

    ちなつ「……」ウルウル

    102 = 1 :

    ちなつ「…私…時々思うんです…。中学卒業して…うん…年とったときに…卒アル開くときに…」

    千鶴「うん」ゴクゴク

    ちなつ「…ああ、あの時もっと青春していたらなぁ、とかって…思うんじゃないかなぁ、って」

    千鶴「…なんで?」チラッ

    ちなつ「…あの…ごらく部って毎日だらだらしてるだけだし…なんていうんですかね…」

    ちなつ「…部活の思い出?ですかね…なんていうか…うん…私全然青春してないと思うんですよ」ポロポロ

    千鶴「…」

    ちなつ「…しかもみんな一緒は…一緒にごらく部は…もう一年もないし…」ポロポロ

    ちなつ「…そう…考えると私…ものすごく…時間を…無駄に…してるんじゃ…ないか…って…」ポロポロ

    千鶴「…」

    103 = 1 :

    ちなつ「あ…ごめんなさい・・・千鶴先輩…こんな話しちゃって…」ポロポロ

    千鶴「…考えたこともなかった」

    ちなつ「…千鶴先輩は…考えたことなかったんですか?先のこと」

    千鶴「…うん。卒業したあとのことなんて…考えたこともなかった」



    千鶴「…そう…だよね。…私も…卒業…しちゃう…んだよね」

    ちなつ「…」ポロポロ

    104 = 1 :

    千鶴「…よしk…チーナがそんなこと考えてたなんて…意外」

    ちなつ「…千鶴先輩は…どうするんですか…?卒業後…」

    千鶴「…決めてないや。そんな先のこと…」

    ちなつ「なんか…千鶴先輩は…本読んでて頭よさそうだから…そういうのって…意外…でした」

    千鶴「…本って言っても…エッセイとか詩集とかラノベとか…そういうの読んでるだけ…よ」

    ちなつ「ら、ラノベ…?」

    千鶴「…歳納の読んでるような…本…さ、挿絵の入ったやつで…」

    ちなつ「あ…ラノベ…そういうのがラノベって言うんですか」

    千鶴「…うん」

    106 = 1 :

    ちなつ「…ブフッ」クスックスッ

    千鶴「…ち、チーナ?!」

    ちなつ「いや…その…一年生の私のほうがずいぶん深刻に悩んでたな、って…w」クスッ

    千鶴「…そうね。…来年三年生だし…そろそろ考えないと…」クスッ

    千鶴「…けど…チーナの…それ…け、けっこう深刻…だよね?」チラッ

    ちなつ「…はい」

    千鶴「…」

    107 = 1 :

    千鶴「…私は…ただ…姉さんが居て…みんなが居て…図書室があって…西垣先生が居て…」

    千鶴「…図書室から見える…夕焼けが好きで…秋になると涼しいのが好きで…」

    千鶴「…私は…ただ…ぼんやりと過ごしてた。…先のことなんて…考えたこともなかった」

    ちなつ「…そうなんですか」ゴクゴク

    千鶴「でもね?チーナ」チラッ

    ちなつ「は、はい」

    108 = 1 :

    千鶴「…青春って…過ぎ去ってから気付くものだと思う…の」

    ちなつ「…へ?」

    千鶴「…か、書いてあった…前読んだ本に…」

    ちなつ「…そう…なんですかね…」

    千鶴「…わ、私は…青春とかって…考えたことも…なかった…」

    千鶴「先のことだって…ぼんやりしてて…全然…」

    ちなつ「…」

    千鶴「で、でも…青春は過ぎ去ってから気付くもの…」

    千鶴「わ、私は…その通りだと思う…の…」

    109 = 1 :

    ちなつ「…どういう意味なんですか?」モンモン

    千鶴「…多分…その通りだと思う…の」

    千鶴「私には難しくてよくわからないけど」ボソッ

    ちなつ「…はあ…そういうものなんですか…なぁ」ゴクゴク

    千鶴「…で、でも…友達とかって…卒業したから友達じゃなくなるとか…そういうもんじゃ…」

    ちなつ「…そう…ですよね…」ウルウル

    ちなつ「そう…なんです…でも私…」ポロポロ

    千鶴「ち、チーナ?!」

    110 :

    中学校のころは青春なんてしてなかったな俺

    111 = 1 :

    ちなつ「何だか最近…私…一人になると考えちゃうんです…」ポロポロ

    ちなつ「…みんなに…おいてかれるんじゃないか…って…」ポロポロ

    千鶴「…よ、吉川さん…」

    ちなつ「…あかりちゃんも最近…勉強の話するし…」ポロポロ

    ちなつ「京子先輩と結衣先輩も…進路の話…時々して…る…し…」ポロポロ

    千鶴「吉川さん…」ナデナデ

    ちなつ「…ち、千鶴先輩…?」

    千鶴「…」ナデナデ

    112 = 1 :

    千鶴「…一人で…抱え込み過ぎ…」」ナデナデ

    ちなつ「で、でも…あかりちゃん達は…!」ポロポロ

    千鶴「…焦りすぎ…だと思う。吉川さんは…吉川さんなりのペースで…決めてけば…いい…と思う…」ナデナデ

    ちなつ「…ち、千鶴先輩…」

    千鶴「…ごらく部のみんなは…ちなつちゃんおいてくとか…そんなこと…しない…と思う…の」ナデナデ

    千鶴「…吉川さんは…すごいよ…もうそんなに考えちゃうんだから…」ナデナデ

    ちなつ「…ち、千鶴先輩… …」ポロポロ

    113 = 65 :

    紫煙!

    114 = 1 :

    ちなつ「…な、泣いたらすっきりしました!」スッキリ

    千鶴「…うん。良かった。…私でよかったら…また…」

    ちなつ「はい! 今日はありがとうございました!」

    千鶴「…どういたしまして」

    ちなつ「…♪」トボトボ

    千鶴「…、…」ボソッ

    千鶴「…」トボトボ

    115 = 1 :

    ちなつ「…すっかり日も暮れちゃったじゃないですか!」ビックリ

    千鶴「…うん…。けっこう学校…遅くまで居ちゃったね」

    ちなつ「…千鶴先輩!」クルッ

    千鶴「は、はい」

    ちなつ「メアド!交換してませんでしたよね!」

    千鶴「…そういえば…うん。」

    ちなつ「交換、しましょう!」

    千鶴「う、うん」

    116 = 1 :

    ちなつ「…違います!赤外線をこうしてこーして…」ピピピッ

    千鶴「あ、ありがと…私あんまり…そういうの使ったことないから…」ピピン

    ちなつ「…っと」メルメル

    千鶴「…あ…メール…」オチャメロディーカルビューティバンバン♪

    千鶴「あ、ありがと…」テレッ

    ちなつ「…返信してください」

    千鶴「…え?ここで?」

    ちなつ「はい」



    ちなつ「だって、赤外線…私のアドレス、ちゃんと届いたかわかんないじゃないですか」

    千鶴「あ…うん。わかった………っと」メルメル

    ちなつ「お…きた」オエカキーダイスーキ―オモイーコミージャーナインダカラネー♪

    ちなつ「…」ミラクルンルンルン♪

    千鶴「…ど、どう?届いた?」

    117 = 1 :


    ちなつ「あー…ごめんなさい…この着メロ…私と声が似てて…好きなんです」カパッ

    ちなつ「メール、きてますね!」

    千鶴「…なんていうか、そういうの、すっごいチーナっぽい…と思う」

    ちなつ「…?(どういう意味なんだろ…)」

    千鶴「私は…チーナのそういうとこ…好き…」

    千鶴「た、たまに腹黒いなって…思うけど…」クスッ

    ちなつ「(ほ、褒められてるのかな?…まあ…いっか)」




    ちなつ「…今日は!ありがとうございました!」

    千鶴「うん…こっちこそ。チーナが意外に繊細で…びっくりした」

    ちなつ「い、意外って…チーナはいつも繊細な女の子ですよ?」

    千鶴「…ふふ」クスッ

    ちなつ「…w」クスッ

    118 = 1 :

    ちなつ「じゃ、また学校で!」

    千鶴「うん…ばいば…」アッ

    千鶴「うん…また…学校で」

    千鶴「(…なんか今日は…楽しかったな…)」ニンマリ

    千歳「あ、千鶴」

    千鶴「あっ。姉さん」チラッ

    119 = 1 :

    千鶴「姉さん…まだ帰ってなかったんだ」

    千歳「うんそうやねん。今日は文化祭の取り決めでな、ちょっと歳納さんと綾乃ちゃんが…」

    綾乃「…、め、メイド喫茶なんて…罰金ばっきんが…」ブファァ

    千歳「もう綾乃ちゃん…♪また歳納さんのメイド姿想像して興奮したんちゃう?♪」

    千歳「鼻血でとるで?」

    綾乃「そ、そんなことな…ブファァ…」

    千歳「…もう綾乃ちゃんったら♪」フキフキ

    綾乃「め、メイド服なんて破廉恥なやつ…ば、罰金ばっきんg」

    千歳「歳納さん」

    綾乃「…!」ブファ

    千鶴「…」クスッ

    120 :

    これはきれいなチーナ

    121 = 1 :

    ―次の日・ごらく部―

    ちなつ「…結衣先輩と京子先輩…今日もこないね」オチャズズズー

    あかり「うん…あ、ちなつちゃん昨日はごめんね?用事があt」

    京子「歳納京子ー!華麗に参上!!」ガラガラガラッ

    結衣「悪い!あかり!ちなつちゃん!今日も文化祭ので遅くなるから!」

    京子「じゃ、そういうわけで!」ガガガララスタタ

    結衣「ご、ごめんね!」スタタタ



    ―帰り道―

    ちなつ「なーんだ文化祭の準備かー。結衣先輩と京子先輩」トボトボ

    ちなつ「昨日あかりちゃんも帰っちゃったからー、暇でさー」トボトボ

    あかり「あ、そうなんだ…。ごめん…」トボトボ

    ちなつ「いいよあかりちゃん。あっ」

    千鶴「…ち、チーナ…と赤座さん…」クルッ

    あかり「(チーナ…?池田先輩とちなつちゃん…いつのまに仲良くなったんだろ…)」

    122 :

    追いついた

    なんか目に水が浮いてくるんだけど…

    123 :

    >>122
    実は俺もなんだ奇遇だな

    124 = 1 :

    ちなつ「あかりちゃんは…どう思う?」

    あかり「んー?」アッカリン

    ちなつ「…ごらく部で毎日だらだらしてること!すっごい青春してないと思うんだけど…」

    あかり「うーん…あかりは…あかりは…」

    千鶴「私は…青春は過ぎ去ってから気付くもの…だと…思う…」ボソッ

    ちなつ「千鶴先輩!今日も知的ですね!」

    千鶴「///」カァー

    125 = 1 :

    ちなつ「…いずれはみんな…ばらばらになっちゃうわけだし…」

    ちなつ「…あかりちゃんは…そこらへんも含めて…どう…思う?」チラッ

    あかり「あかりは…あかりは…」

    ちなつ「…」ワクワク

    千鶴「…」ワクワク

    あかり「…思い出を作ってることさえ…今は気づかない…」

    あかり「…背景が何色で…どんな季節でもいいじゃない…」

    ちなつ「…あ、あかりちゃん!?」

    千鶴「…赤座さん…」ホレボレ

    127 = 1 :

    あかり「えへへー。あかり、最近詩に凝ってるんだー」ドヤァ

    ちなつ「あははー。そうなんだー。ちょっと意外」

    あかり「い、意外って…あかりだって詩くらい書くもん!」プンスカ

    ちなつ「あはは。あかりちゃんの詩…今度読んでみたいな」クスッ

    あかり「こ、今度!ちなつちゃんもうなるような詩みせたげるもん!」



    ちなつ「…でも」

    128 = 1 :

    ちなつ「…でもさ。…それ…すごい良いと思う」

    ちなつ「私…ちょっと…感動しちゃった…」ウルウル

    あかり「えへへー。すごいでしょー」

    千鶴「……」シンミリ

    ちなつ「ゆ、夕日のばかやろー!!」

    あかり「ちょ、ちょっとちなつちゃん?!!」

    千鶴「…」クスッ


    千鶴「(夕焼けが…すごくきれい)」



    おしまい!? もうちょっとだけ続きます

    130 :

    ちなちづとは珍しいがいいですな

    131 = 122 :

    続けてくれ

    132 = 1 :

    ―エピローグ―

    ―七森中・卒業式―

    西垣先生「えーっと…」グスン

    西垣先生「卒業生を代表して…三年一組、赤座あかり!」ポロポロ

    あかり「はい!」ウルウル


    トコトコトコトコ

    校長「七森中の卒業をここに記す。平成2●年度、七森中 学校長 七森なもり」

    あかり「…」ペコリ

    トコトコトコトコ

    ちなつ「(あかりちゃん…)」ウルウル

    133 = 1 :






    教頭「…これにて閉会とする。一同、礼」

    あかり「…」ペコリ

    ちなつ「…」ペコリ

    櫻子「…」ペコリ

    向日葵「…」ペコリ



    京子「なあ…結衣…」ウルウル

    結衣「ああ。…来てよかったよな…あかり達の卒業式…」ウルウル

    綾乃「そういえば…私たちも一年前…こうやって卒業したんだっけ」ウルウル

    千歳「あかんなぁ…卒業式は…泣けるなぁ…」ポロポロ

    千鶴「…」ポロポロ

    りせ「…」ウルウル

    134 :

    サザエさん時空最高やな

    135 = 1 :

    ―数十分後―

    あかり「わーい!これであかりも中学卒業したよー!?」ウルウル

    あかり「祝え祝えー!」

    結衣「ああ…!あかり、卒業おめでとう!」ウルウル

    京子「おめでとう!」ポロポロ

    結衣「あれ、ちなつちゃんは?」

    あかり「ちなつちゃん、ちょっと遅くなるから待ってて、って!」ウルウル

    結衣「そうなのか。てかあかり…ほんと卒業おめでとう!」

    京子「おめ…とう…」ポロポロ

    結衣「ば、馬鹿…京子…おま…えが泣いて…どうすんだ…」エグッエグッ

    京子「だって…これであかりとはもう別々と思うと…」ポロポロ

    あかり「京子ちゃん…!」

    136 :

    ちなちづ・・・アリだな!

    137 = 1 :

    ちなつ「そういえば…あの日もここでしたよね?」

    千鶴「…うん。…図書室…懐かしい…」ボンヤリ

    ちなつ「…あかりちゃんは…京都のバイオ関係の高校行っちゃうし…」

    ちなつ「櫻子ちゃんと向日葵ちゃんとは一緒だけど…」グスン

    千鶴「…赤座さんって、動物好きそうだもんね」

    ちなつ「はぁ…これでごらく部はもうそろわない!かー…」テクテク

    千鶴「チーナ…」テクテク

    ちなつ「よし!がんばりますかー!」

    千鶴「お、落ち込まないの?」

    139 = 1 :

    ちなつ「落ち込むわけないじゃないですか!?だって新たな門出ですよ!?」キリッ

    ちなつ「祝わなきゃ…でも…ちょっと…悲しい…です…」ポロポロ

    千鶴「チーナ…」

    ちなつ「…でも…千鶴先輩言ってたじゃないですか…青春は過ぎ去ってから気付くもの!って…」ポロポロ

    千鶴「うん…(照れるな///)」テレッ

    ちなつ「あと…あかりちゃんが…思い出を作ってることすら今は気付かないとか…言ってたじゃないですか」

    千鶴「うん。言ってた」

    ちなつ「私…その通りだと思ったんです」

    140 :

    長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
    ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
    パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
    今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
    皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
    少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
    長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
    またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
    皆さんお疲れ様でした!

    142 = 1 :

    ちなつ「私…その通りだと思ったんです」

    ちなつ「…思い出とか…できないんじゃないか、って…私…ずっとそう思ってたんです」ポロポロ

    ちなつ「でも…違ったんです。今にして思えば…」

    ちなつ「ごらく部でお茶飲みながらした…なんてことない会話…結衣先輩のつっこみ…」

    ちなつ「ごらく部で過ごしたなんてことない日常…それが私の思い出だったんだなぁ…って…」ポロポロ

    ちなつ「…今思えば…青春の汗とかなんて…」

    ちなつ「そんなのなくったって…思い出はいっぱいできるんですよね…」

    千鶴「チーナ…!」ウルウル

    千鶴「は、離れ離れになって寂しくないの? 私は…姉さんと違う高校だし…」

    ちなつ「だって…寂しいけど…寂しくないですよ!」

    ちなつ「友達は友達ですから!」キリッ

    千鶴「チーナ…!」

    143 = 1 :

    あかり「ちなつちゃーん!」

    ちなつ「ごめんみんなー!待たせちゃってー!」

    京子「ちなつ…ちゃん…卒業おめ…とう…」ポロポロ

    結衣「よし、じゃあごらく部みんなそろったところだし!」

    結衣「今日は生徒会のメンバーも集めて!私の家でパーティだな!」ニカッ

    あかり「パーティ!? やったー!あかりうれしー!」

    ちなつ「や、やったー!」ポロポロ

    京子「…でも…このパーティ…終わったら…あかり…京都に…」ポロポロ

    結衣「京子…い、言うな!」ウルウル

    ちなつ「京子先輩も!結衣先輩も!そんな顔しないで!?さーいきましょー!パーティパーティ!」

    あかり「わーい!」

    144 = 1 :

    ―ちなつの部屋―

    ちなつ「ふぅー!一日ぶりにこの部屋!」ゴロニャンゴロニャン

    ちなつ「昨日は結衣先輩の家に泊まって楽しかったなー!」ゴロニャンゴロニャン

    ちなつ「でも…あかりちゃん…手続きがあるから明日には京都行っちゃう…んだよね…」グスン


    ちなつ「でも…大丈夫だよ…。うん。きっと大丈夫!」キリッ

    ちなつ「…よ~し!じゃあ久しぶりにポケモンでもやりますか!」ピコ~ン

    ちなつ「うわー!やっぱソーナンスは強いなぁ~」ピコピコナモリ~ン

    145 = 136 :

    目から汗が

    146 = 1 :





    ピンポ~ン

    ちなつ「は~い」スタッ

    千鶴「…今日からチーナも、高校生だね」

    ちなつ「そーなんですよー!チーズ先輩!いろいろ教えてくださいね?!」ポン

    千鶴「ち、チーズって…w。その名前はやめてって」ニンマリ

    ちなつ「じゃあ行きますよ~!チーズ先輩!自転車登校なんて初めてです!」チリンチリン

    千鶴「…じゃ、行こっか」チラッ

    ちなつ「はい!」サーッ

    千鶴「…ふふ」ボソッ

    147 = 1 :

    ちなつ「そういえば…自転車通学ってことは」

    ちなつ「あるいてかえれなくなりますよねー?」チラッ

    千鶴「うん。そうだね」

    ちなつ「高校って、楽しいですか?」

    千鶴「まあ、それなりに。中学とあんまり変わらない」

    ちなつ「そうなんですか!じゃあ楽しいですよね!」キリッ

    千鶴「うん」ニコッ


    千鶴「着いた」

    ちなつ「…着いた!」ワクワク

    ちなつ「…中学のみんなとはばらばらになっちゃったけど…」

    ちなつ「でも…ここから始まるんです!…チーナの高校生活が!」

    千鶴「うん。…チーナが入学したら…もっと…楽しくなりそう…」ボソッ



    おしまい!

    148 = 1 :

    9時間近くかかってしまった気もするけど長々とありがとうございました!
    ちなつちゃん好きー!


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