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    元スレ京子「千鶴をデレさせたい」

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    みんなの評価 :
    タグ : - ゆるゆり + - 京鶴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    京鶴厨こいよ

    2 = 1 :

    結衣「どうしたいきなり」



    京子「それが今朝さぁ...」



    -

    --
    -
    --



    京子「む、あの後ろ姿は千歳」



    京子「じゃない、千鶴だ」



    京子「おーい、ちっづるー!」ダキッ



    千鶴「!?」

    4 = 1 :

    千鶴「な、お前、なんだよいきなり!」

    京子「千鶴の後ろ姿が見えたからつい」

    千鶴「ついで抱きつくのかお前は!えぇい離れろ」バッ

    京子「やん」

    京子「ねぇどこいくの~」

    千鶴「どこでもいいだろ」

    京子「教えてくれたっていいじゃん」

    千鶴「うっせぇついてくんな、死ね!」

    京子「おぅふ...」

    5 = 1 :

    ―――
    ――


    京子「ということが」

    結衣「本当に嫌われてるんだな...」

    京子「だから、千鶴をデレさせたい!」

    結衣「どうしてそうなるんだ」

    京子「なんか負けた気がするじゃん」

    結衣「何にだよ」

    京子「ということで協力してよ、千鶴をデレさせるの」

    結衣「はぁ、まあいいけど」

    京子「助かるよー」

    結衣(逆効果にならなきゃいいけど)

    6 :

    私怨

    7 = 1 :

    結衣「で、何を協力すればいいんだ?」

    京子「シミュレーションだよ」

    結衣「シミュレーション?」

    京子「そう、結衣と千鶴ってなんか似てるから」

    結衣「え、似てる?」

    京子「うん、なんとなく、クールぶってる感じとか?」

    結衣(私あんなにこわいかな...知らず知らずのうちにやり過ぎてたかも...)

    結衣(もうちょっと優しくしてやってもいいかな...)ショック

    京子「結衣?聞いてる?」

    結衣「あ、うん、なんだっけ?」

    京子「だから、どうすれば結衣がデレるか研究すれば千鶴にも応用できるかなって」

    8 :

    続くのか!

    10 = 1 :

    結衣「え?私がデレる?京子に?」

    京子「うん、あれどっかおかしい?」

    結衣「いやべつに...」

    結衣「で、具体的になにするんだ」

    京子「うーんっとねー......ラムレーズンあるー?」

    結衣「考えて無いのかよ...冷凍庫に入ってる」

    京子「さっすが結衣、いっただっきまーす!」

    結衣「千鶴さんはどうするんだよ」

    京子「んー、食べながら考えるよ」

    結衣「どうせそうこうしてるうちに忘れちゃうんだろ」

    京子「そんなことないって、記憶力の京子さんですよ?」パクパク

    結衣「はいはい」

    11 = 1 :

    まさか直前に京鶴スレが立つとは思ってなかった
    続きじゃないよ

    12 = 1 :

    京子「結衣も食べる?」

    結衣「え?いやいいよ」

    京子「はい、あ~ん」

    結衣「なっ......」

    京子「溶けるからはやく」

    結衣「...あ、あ~ん///」パクッ

    京子「えへへ...間接キスだね」

    結衣「な、何言い出すんだ、バカ!」ガツン

    京子「へぶ!」

    京子「で、でも、ドキッとしただろ?」

    結衣「し、してねーよ!///」

    13 = 1 :

    京子「いやそこは素直に答えてもらわないと参考にならないんだけど」

    結衣「~~~~~~っ///」

    結衣「す、すこしだけな!」

    京子「よし間接キス作戦は効果あり、と」メモメモ

    結衣「こいつ...わざと...」

    京子「いやごめんごめん油断してもらわないと意味ないと思って」

    結衣(くそ...)

    結衣「で、でもいきなりこんなん無理だろ」

    京子「そうだよねー、どうしたもんか」

    14 = 1 :

    ~~翌日~~

    休み時間

    二年一組前

    京子「むむむ」

    結衣「なんで張り込みなんだ」

    京子「まずは敵を知ることが重要なんだよ」

    結衣「敵って」

    京子「しかし千鶴のやつ、ずっと本読んでるな」

    結衣「読書好きなのかな、最初に会ったのも図書館だったし」

    15 = 1 :

    京子「うーむ、話しかけてみるか」

    結衣「張り込みじゃなかったのか」

    京子「おーいちっづるー」

    結衣(聞いちゃいねぇ)

    千鶴「...」

    京子「千鶴ってばー」

    千鶴「...ハァ、何でお前一組にいるんだよ」

    京子「ちっづるんに会いにね」

    千鶴「何の用だよ」

    京子「うーんと、お喋り?」

    千鶴「...まともな答えを期待した私が馬鹿だった」

    16 = 1 :

    京子「ていうかさっき無視したろー、よくないぞそういうの」

    千鶴「はいはい」

    京子「あれ...なんか今日の千鶴、いつもより少しだけ優しくない?」

    京子「いつもだったら『うぜぇこっちくんな死ね』とか言われるのに」

    千鶴「......教室で騒ぎたくないだけだ、用がないならさっさと帰れ」

    京子「ちぇー、デレたかと思ったのに」

    千鶴「くたばれ」

    京子「やっぱりデレてないや...」

    結衣「おい京子、そろそろ戻らないと授業遅れるぞ」

    京子「おっと、またなー千鶴」

    千鶴「...本当に何しに来たんだ」

    17 = 1 :

    ~~放課後~~
    生徒会室

    千歳「千鶴をデレさせたい?」

    京子「そうなんだよ」

    結衣「簡単に言うと仲良くなりたいってことだと思う」

    千歳「あぁ、それはええことやと思うわ! ぜひ協力させて」

    千歳「で、なにすればええの?」

    結衣「千鶴の趣味とか教えてほしいんだ」

    京子「千鶴さん、ご趣味は...?」

    結衣「好きなことだったらちゃんと話してくれるかもしれないし」

    千歳「せやなぁ」

    京子(スルーされた!)

    18 = 1 :

    千歳「読書は好きみたいやなぁ」

    京子「いつも本呼んでるもんね」

    千歳「あと...漬け物かなぁ」

    京子「それは千歳の趣味だろ」

    千歳「あと――」

    19 = 1 :

    ―――

    京子「ありがとな千歳」

    結衣「邪魔してごめん」

    千歳「ええよええよ、がんばってな~」

    綾乃「...」

    千歳「ごめんな、綾乃ちゃんも歳納さんと喋りたかったやろうけど」

    綾乃「な、なに言ってんのよ! 別に歳納京子と喋りたいとか思ってないんだからね!」

    千歳「でも千鶴、あんまり友達いてないみたいやねん」

    千歳「やから歳納さん達と仲良うなってくれたらええな思ってなぁ」

    綾乃「そうね、うまくいくといいわね」

    千歳「ありがとうな綾乃ちゃん」

    綾乃(しかし...なんか嫌な予感が)

    20 = 1 :

    ~~翌日~~
    二年一組

    京子「千鶴ーーー!」

    千鶴「なっ!? お前大声で」

    京子「千鶴千鶴千鶴!」

    千鶴「ちょ、黙れバカ!」

    京子「千鶴ミラクるん好きって本当かーー!」

    千鶴「おま!? ちょ、ちょっと来い!」

    21 :

    千鶴可愛いやん

    22 = 1 :

    どっか人気のないとこ


    千鶴「おおおお前、どこでそれを」

    千鶴「いや、姉さんしかいないか...ハァ」

    京子「いやーこんなところにも同志がいたとは」

    千鶴「...誰にも言うなよ」

    京子「えぇ、隠すことじゃないってー」

    千鶴「お前...とにかくうちのクラスに来るのやめろ」

    京子「え、千鶴?」

    千鶴「あと大声で私の名前を呼ぶのも止めろ!」

    京子「あ、ごめん」

    千鶴「はぁ、じゃあな」

    京子「...行っちゃった」

    ―――

    23 = 1 :

    結衣「あ、どうだった?」

    京子「うーん、あんまり話せなかった」

    結衣「そっか」

    京子(怒っちゃったかな...)ショボン

    京子「はぁ...」

    結衣(どうしたもんか)

    25 = 1 :

    放課後
    ごらく部室

    京子「はぁ...」

    結衣(うーん)

    ちなつ「なんか様子変じゃない?」ヒソヒソ

    あかり「うん、京子ちゃんは落ち込んでるみたいだし結衣ちゃんは考え込んでるみたい」ヒソヒソ

    ちなつ「あのぉ先輩達、なにかあったんですか」

    結衣「...あ、ごめん、なに?」

    ちなつ「...」

    あかり「き、京子ちゃんと結衣ちゃんの様子がおかしいと思って」

    結衣「ああ、実は...」

    説明中

    26 = 1 :

    あかり「へー」

    ちなつ「その千鶴さんって人はよっぽど京子先輩が嫌いなんでしょうねー」

    京子「うっ」

    ちなつ「だいたい、京子先輩もいちいち絡まなければいいじゃないですか、嫌われてる人に無理矢理好かれようとする必要ないですよ」

    結衣「それもそうなんだけど...京子も意地になってるみたいでさ」

    京子「別にそんなことないし」

    ちなつ「でもその千鶴さんには会ってみたいです」

    あかり「え、なんで?」

    ちなつ「だって私と境遇が似てる気がしない?」

    結衣「ああ...」

    京子「ちなみに千鶴はちょっと結衣に似てる」

    ちなつ「それは是非会わないといけないですね」

    結衣「似てないと思うけどなぁ」

    27 = 1 :

    ~~翌日~~
    放課後
    生徒会室

    京子「おいっすー」

    結衣「失礼します」

    千鶴「げっ」

    京子「あれ、千鶴? なぜここに」

    千歳「うちが呼んだんよ」

    結衣「だいたいなんで呼ばれたんだ私たち」

    綾乃「それが何故か西垣先生が大量のアイスを差し入れしてくれたんだけど、生徒会室の冷凍庫に入りきらないのよ」

    京子「机に積まれてるやつか」

    結衣「なにやってるんだあの先生」

    28 :

    京子かわいいよ京子

    29 = 1 :

    京子「つまり食べて加勢しろってことだな!」

    結衣「食い意地はってんなあいかわらず」

    京子「ラムレーズンはー?」

    綾乃「残念だけどバニラ(?)とチョコ(?)しかないみたいよ」

    結衣「(?)ってなんなの」

    綾乃「どうも市販のやつじゃないみたいなのよ」

    京子「つまり?」

    綾乃「西垣先生の自作って可能性が」

    結衣「大丈夫なのそれ...」

    綾乃「さすがに食べれないものはたべさせないでしょ、多分」

    京子「チョコ(?)うめぇ」パクパク

    結衣「ははっ...」

    30 :

    今日は京鶴が豊作だな、いいぞぉ

    31 = 1 :

    千歳「味は普通やね」

    京子「バニラ(?)うめぇ」パクパク

    結衣「食うの早っ」

    櫻子「うぉぉ、頭が」キーン

    向日葵「落ち着いて食べなさいよ、焦らなくてもアイスは逃げませんわ」

    京子「...」

    結衣「お前...」

    京子「べ、別に頭痛くなってなんかないし」キーン

    あかり「おでこを冷やすとなおるらしいよ」

    櫻子「ピト...あ、ほんとだぁ、あかりちゃんありがとー」

    あかり「えへへ」

    京子「ピト...なおんないぞあかりー」

    あかり「個人差があるのかなー」

    結衣「お前...」

    32 = 1 :

    ―――


    ちなつ「でも、ほんとにそっくりですね」

    千歳「せやろ」

    千鶴「双子だから」

    ちなつ「えっと、池田先輩だと分からなくなっちゃうんで、名前で呼んでもいいですか?」

    千歳「ええよええよ~、なぁ千鶴?」

    千鶴「うん」

    ちなつ「ありがとうございます、千歳先輩、千鶴先輩!」

    33 = 1 :

    千鶴「...」

    ちなつ「千鶴先輩?」

    千歳「千鶴『先輩!』とか言われたことないから照れてるやろ」

    千鶴「ちょ」

    ちなつ「千鶴先輩って意外と照れ屋さんなんですね」クスッ

    千鶴「う...///」

    ちなつ「あ、私のことはちなつって呼んでください」

    千鶴「えっと、ちなつちゃん?」

    ちなつ「やん、呼び捨てでいいのに」

    結衣「早速なついてるな」

    京子「...」

    ―――

    34 = 1 :

    京子「よーし次はどっちにしようかなー?」

    ちなつ「よくそんなに食べれますね。私もう口の中が甘々で」

    あかり「京子ちゃんお腹こわしちゃうよ?」

    京子「うへへ、次はちなつちゃんを食べちゃおうかなー!」

    ちなつ「ちょ、やめてくださいよマジで」

    京子「うりゃー」

    ちなつ「きゃぁ、やめっ」

    結衣「お...」

    千鶴「おい、嫌がってるだろ、やめろ」グイッ

    結衣「おぅ...」ショボン

    35 = 30 :

    結衣wwwww

    36 :

    結衣?京子?どっちもありそうでw

    37 = 1 :

    京子「あう、ちぇー」

    千鶴「...ちなつちゃん大丈夫?」

    千鶴「歳納になんかされたらすぐ言って」

    ちなつ「千鶴先輩! ありがとうございます」キラキラ

    京子「...」


    その後


    綾乃「ふう、なんとか食べきったわね」

    京子「お腹痛い...」

    結衣「言わんこっちゃない」

    千歳「当分はアイスいらんわー」

    櫻子「向日葵よりいっぱい食べた!」ドヤァ

    向日葵「く、下らない対抗心で余計に食べてしまいましたわ...」ズーン

    あかり「甘いからしょっぱいものがたべたくなるね」

    38 = 1 :

    ちなつ「お腹いっぱいになると眠くなっちゃいますね...ふぁぁ」

    千鶴(ちなつちゃんの髪すごいボリュームだな、さわってみたい...)

    ちなつ「...」コックリコックリ

    千鶴(いまなら)サワッ

    ちなつ「くぅ」zzZ

    千鶴(すっごいもふもふ)モフモフ

    ちなつ「...っは、一瞬寝てた」ゴシゴシ

    ちなつ「...千鶴先輩なんかしました?」

    千鶴「いや別に」

    ちなつ「そうですか」

    ちなつ(髪さわられた気がしたけど気のせいか)

    京子「...」ジー

    39 = 1 :

    帰り道

    京子「...」

    結衣「...」

    京子「...あ、私今日本屋行きたいからここで」

    結衣「そっか、また明日な」

    京子「うん」ノシ

    京子「...はぁ」

    京子(千鶴、ちなつちゃんには優しかったな)

    京子(さわられても嫌がってなかったし)

    京子(やっぱり、私だけ特別に嫌われてるのかな)

    40 :

    冷たいものを食べて頭が痛くなるのは冷たさと痛覚を誤認しているため
    なので直接頭を冷やす事により痛みを修正する作用がある

    らしい

    41 = 1 :

    別ルート

    千鶴「ここでいいの?」

    ちなつ「はい、すいません送ってもらって...ふぁぁ」

    千鶴「ふふっ、寝るなら家に帰ってからね」

    ちなつ「ありがとうございます! さようならー」

    千鶴「うん」

    千鶴「...なんかすごい子だったな、可愛かったけど」

    千鶴(あ、そういえば今日本屋に行く予定だったっけ)

    43 = 1 :

    近所の書店

    京子「ミラクるんの発売日昨日なのすっかりわすれてたよ」

    京子「あ、あった、あっぶねーラス1だ」スッ

    京子「ん?」

    京子の手→/□\←千鶴の手
             ↑
          ミラクるん18巻

    千鶴「え?」

    京子「...」

    千鶴「...」

    44 = 1 :

    京子「あ」

    千鶴「」スタスタ

    京子「ちょっと待って千鶴! 千鶴もミラクるん買いに来たんでしょ?」

    千鶴「う、うるさい! そそそそんなわけないだろ!」スタスタ

    京子「いや明らかに手伸ばしてたじゃん」

    千鶴「ついてくんなバカ!」

    京子「だから待ってって」

    千鶴「おい...」

    店員「あのー」

    45 :

    ちな鶴とは新しい

    46 = 1 :

    数分後

    千鶴「なんで本持ったまま店出てきたんだよ」

    京子「うぅ、ごめん」

    千鶴「ついてくんなって言ってるのについてくるし」

    京子「ごめん...」

    千鶴「説明したらあっさり許してくれたからよかったものの」ハァ

    京子「...」

    千鶴「...どうした? お前変だぞ」

    京子「え?」

    47 = 1 :

    千鶴「なんかこう、張り合いがないというか」

    千鶴「今日生徒会室でも全く絡んでこなかったし」

    京子「そうかな...」

    千鶴「~~~っ、お前がそうしおらしいと調子狂うな!」

    京子「あぅ...ごめん」

    千鶴「いや謝られても」

    京子「うぅ...ごめん...」

    千鶴「...」

    京子「...」

    48 = 1 :

    千鶴「...なんかあったのか」

    京子「...ぇ、心配してくれるの?」

    千鶴「あ、別に...」

    千鶴「......そうだよ! お前がしおらしいと気持ち悪いからな! 悪いか!?」

    京子「うぅ...」ウルウル

    千鶴「えっ?」

    京子「ちづるぅ~」ポロポロ

    千鶴「ちょ、えっ? 何? 私なんか言った?」ワタワタ

    ―――

    49 = 8 :

    今日って他に京鶴あったの?

    50 = 36 :

    >>49
    千鶴が京子と結衣をくっつけようとするやつ


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