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    元スレ京子「千鶴ちゅっちゅー!」千歳「あらあら」

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    151 = 15 :

    ~ごらく部 部室~

    綾乃「――と、いうわけなのよ……」

    京子「」

    綾乃「ちょ、ちょっと。歳納京子、なんとか――」

    京子「な、なんだってー!!」

    結衣「絵に描いたような驚き方だな、お前は……」

    京子「いやー、でも私が今日ちゅっちゅしてた千鶴が、実は千歳だったなんてなー。ネタばらしされれば、確かに納得するなー。そりゃデレるわけだよ」

    結衣「いや、別にデレてたわけじゃないと思うけど……」

    千歳「歳納さん……ごめんな……? うちが余計な事したばっかりに……結局千鶴と仲良くできへんかもしれん……」

    京子「ん? いいっていいって。それに私、別に千鶴と仲悪くないよ?」

    153 = 15 :

    結衣「相変わらずだな……。でも悪いのは千歳だけじゃないよ。そもそも、こんな事考え付いたのは私だし……」

    京子「そうだ! 結衣が悪い!」

    結衣「……そうだけど、お前に言われるとなんかムカつく……」

    ちなつ「もう京子先輩! そんな事言ってないで、さっさと千鶴先輩を探しに行きましょうよ!」

    あかり「そうだよ! あかりも手伝うから」

    千歳「皆ありがとう……ありがとうな……」

    綾乃「千鶴さんのカバンは生徒会室に置きっぱなしだったから、多分まだ校内にいるわ。もし取りに戻ってきたら、1年生コンビのどっちかから連絡があると思うし」

    京子「じゃあ千鶴を探しに行くぞー!」ダッ

    結衣「え? 京子? ぜ、全力疾走?!」

    京子「ちっづるー! どこだー!」ダダダダダ…

    ちなつ「行っちゃいましたね……」

    あかり「あはは、京子ちゃんらしいね」

    156 = 15 :

    ~屋上~

    千鶴(姉さんに……バカなんて言っちゃった……)

    千鶴(多分、産まれてから一度も言った事無かったのに……。後でちゃんと……謝らなきゃ……)

    千鶴(でも姉さん……なんであんな事したんだろう……)

    千鶴(歳納と……もっと仲良くなれたら……なんて……)

    千鶴(そんなの……そんなの……別に――)

    京子「おーーーーい!! ちっづっるーーーー!!!」

    千鶴「っ?!」

    京子「どこだーーー!? でてこーーーい!!」

    千鶴(と、歳納……?! 校舎の中からここまで聞こえるなんて……。で、でもなんで私の事探して……)

    京子「ちっづるーちっづるーちっづるー!!」

    千鶴「ちっ……」

    158 = 15 :

    京子「校舎は大体見ちゃったかなー。後は……屋上!」ダダダダダ…

    京子「おーーーい!! ちっづるーーー!!!」バタンッ

    千鶴「……」

    京子「お! 千鶴発見!」

    千鶴「……」

    京子「千鶴ー! ちゅっちゅー!」

    千鶴「……」

    京子「へへー」ダキッ

    千鶴「……」

    京子「べたー」ベター

    千鶴「……」

    160 = 15 :

    京子「むちゅー」

    千鶴「やめろ」ゲシッ

    京子「あぁん、千鶴のいけず~」

    千鶴「うっさい!」ゲシゲシッ

    京子「へへ、やっぱ千鶴はこうでなくちゃね~」

    千鶴「あ……」

    京子「今日千鶴に――ホントは千歳だったけど、デレられちゃった時は確かに嬉しかったけど、なんかちょっと寂しかったからね~」

    千鶴「聞いたのか……」

    京子「うん。ところで千鶴、その事なんだけど、何で怒っちゃったの?」

    千鶴「関係ない……」

    京子「えー、教えてよ?」

    千鶴「うっさい……」プイ

    161 = 15 :

    京子「いいじゃんいいじゃん、教えてよ~?」

    千鶴「……仲良くなんて……」ボソッ

    京子「え?」

    千鶴「と、歳納と! お前と! その……仲良くなんて……お、大きなお世話だと思ったから……」

    京子「あーなるほどね、確かにそうだよね」

    千鶴「えっ……?」

    京子「だって、千鶴と私ってもう仲いいもんね~」

    千鶴「は……?」

    京子「ぶっちゃけらぶらぶだし~」

    千鶴「……???」

    京子「え? 違うの?」

    千鶴「……どれだけ能天気なんだ、お前の頭……」

    京子「毎日快晴であります!」ビシッ

    千鶴「……」イラッ

    163 = 15 :

    京子「――でもさ」

    千鶴「……?」

    京子「千鶴だって、実はそう思ってるでしょ?」

    千鶴「なっ……?!」

    京子「だってさ~? 千歳は例外として、私以外とはろくに口も利かないし」

    千鶴「なっ……なっ……?!」

    京子「千歳の前でだって、実は結構猫被ってるよね~」

    千鶴「…………なんで……」

    京子「でも、私には、ちょっと乱暴な素の千鶴を見せてくれてるし――」

    千鶴「なんで……なんでそんなに私の事、知ってるんだよ……!」

    165 = 145 :

    そろそろ佳境か

    166 = 15 :

    京子「好きだから」

    千鶴「……………………は……?」

    京子「千鶴が、好きだから」

    千鶴「……………………お前……」

    京子「千鶴の事が、好きだから」

    千鶴「……………………えっと……」

    京子「うん、千鶴も知ってたよね? でさ、千鶴は、私の事、どう――」

    ガタッ

    京子「え?」

    あかり『ちょ、ちょっと杉浦先輩?! 大丈夫ですか?!』

    ちなつ『ゆ、結衣先輩?! しっかりしてください~!』

    千歳『ま、まさか……こんな展開やったとは……予想外過ぎや……』

    千鶴「…………」

    171 = 15 :

    ~後日~

    京子(結局、千鶴と千歳はあっさり仲直りした)

    京子(実際、私と千鶴の仲を取り持つなんて、余計な事だったんだよね)

    京子(だって私と千鶴は、ずっとらぶらぶだったんだし~)

    京子(千鶴は認めたくなかった、っていうより、自分の気持ちにちゃんと気付いてなかったんだと思う)

    京子(って私、自分で何言ってんだろ。我ながら恥ずかしい奴だなぁ、あっはっは)

    京子(けど、なんとなくだけど、確信みたいなものがあって。絶対、千鶴は私の事、その……好きだって)

    京子(だからね、今じゃ――)


    京子「ちっづるー! ちゅっちゅー!」

    千鶴「うっさい!」ゴンッ

    京子「ねっ?」

    結衣「いや……なにが誰に対して『ねっ?』なんだよ……」

    京子「あ、千鶴ー! 待ってよー!」

    千鶴「ちっ……早くしろ……!」

    173 = 15 :

    京子「結衣ー、そんじゃーねー」

    結衣「ああ、また……」


    結衣「……」

    綾乃「……あーあ、取られちゃったわね……」

    結衣「……綾乃」

    千歳「あはは……ごめんな? 船見さん、綾乃ちゃん……」

    綾乃「いいのよ。っていうか、何で千歳が謝るのよ……」

    千歳「いやー……うちが余計な事せえへんかったら、こんな事にならなかったと思うと……」

    175 :

    残ってた支援

    176 = 15 :

    結衣「い、いや……それを言うなら、私があんな事言い出さなきゃ……」

    綾乃「た、確かに……」

    千歳「ははは……」

    綾乃「でも……千鶴さんも、ホントに歳納京子の事……その……好きだったみたいだし……」

    結衣「うん……だから、私は応援してあげようと思う」

    綾乃「そうね……それがいいわよね」

    千歳「二人とも……その、諦めはるん……?」

    結衣綾乃「「全然」」

    千歳「え……?」

    綾乃「そ、そのうち、私が力ずくで……その……」

    結衣「あいつ、結構飽きっぽいから。千鶴には悪いけど、すぐ戻ってくる気がしてさ」

    千歳「あ、あはははは……」

    178 :

    はははは

    179 = 15 :

    京子「ねぇ、千鶴」

    千鶴「……なに」

    京子「私の事、好き?」

    千鶴「……!///」

    京子「ね~ね~、昨日は言ってくれたじゃんか~」

    千鶴「何で何度も言わなきゃ……」

    京子「こういうのは、口に出して何度も確認しないといけないって、昔の偉い人が言ってたらしいよ?」

    千鶴「誰……」

    京子「ちなみに私は、いつも言ってるけど、千鶴の事好きだよ?」

    千鶴「あ……///」

    京子「だ~か~ら~、千鶴も教えてよ? 私の事、好き?」

    千鶴「う……えっと……」

    京子「?」

    千鶴「……うん」

    181 = 15 :

    京子「だ~め!」

    千鶴「えっ……?」

    京子「ちゃんと聞かせてよ~、千鶴の言葉でさ~」

    千鶴「う……」

    京子「あー、また『うん』って言って誤魔化す気だ」

    千鶴「う、うっさい!」スタスタ

    京子「ちょ、ちょっと千鶴~、待ってよ~」

    千鶴「……好きだよ……」ボソッ

    京子「え? え? 今なんて言ったの~?」ニタニタ

    182 = 15 :

    千鶴「その……ってお前! 絶対聞こえてただろ!」

    京子「あ、バレた?」

    千鶴「この……!」

    京子「へへっ、千鶴好きだよ~」ベター

    千鶴「あ……………うん………………私……も……///」

    京子「うん!」




    もうおわっとけ

    183 = 15 :

    最初からgdgdになったせいで書くの苦労した、遅筆ですまん
    考えてたネタも全然組み込めなかったし、無理矢理終わらせたけど、我ながら全然面白くないわ…

    代行までしてもらって非常に申し訳ないが、さっさと落ちてしまえ…
    そのうちリベンジするかも

    185 = 145 :

    これは珍しいカップル

    188 :


    鼻血とよだれが止まらん

    190 :


    前スレってアレのことか…

    191 = 154 :

    次はいきおいじゃなくある程度練ったやつ見たいな
    乙でした

    192 :

    なんと、ラヴラヴになって結末を迎えるとは…

    良い意味での超展開で面白かった
    執筆乙

    193 = 2 :



    京鶴はやっぱり最高だな


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