元スレ妹「私たち、無人島に流されちゃった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
ざぱーん
兄「うーん…」
妹「お兄ちゃん、起きてっ」
兄「はっ!こ、ここは…」
妹「良かったよぅ…えーん」
兄「…砂浜?どこここ」
妹「よくわかんない」
兄「はて、家族旅行で船旅の最中だったような」
妹「あのね、氷山にぶつかって船が沈没しちゃったの」
兄「な、なんだってー!」
3 :
期待死園
4 :
気体私怨
5 = 1 :
兄「父さんと母さんは?」
妹「わかんない…わかんないよぅ…」
兄「そっか…俺たちだけなのかな、助かったのは」
妹「これからどうしよう、お兄ちゃん」
兄「とりあえず助けを呼ばないと…」
妹「…どうやって?」
兄「……」
7 = 1 :
兄「とりあえずここが島なのか大陸なのか」
妹「日本だったらいいね」
兄「とりあえず狼煙をあげて自分たちの存在をアピールせねば」
妹「でも、見渡す限り水平線だよ?」
兄「船が通ったら気がつくかもしれないだろ。火をおこそう」
妹「どうやって?」
兄「うーん…」
8 :
きっと暇Pがまとめてくれる
俺は赤で
9 :
氷山があるようなところから無事に島につけるものなのか
10 = 3 :
>>9
小説とかではよくある事
考えてみろ。登校中に美少女とぶつかるなんて無いだろう?
11 = 1 :
兄「木と木をこすり合わせて…だめだ、うまくつかない」
妹「本とか漫画だとうまくいくんだけどなぁ…」
兄「何がいけないんだろう」
妹「あ、お兄ちゃん、私のバッグに眼鏡があるよ?」
兄「眼鏡が何の役に立つんだよ…」
妹「えっとね…水滴をたらせば…ほら」パチパチ
兄「おおっ!虫眼鏡の要領だな」
妹「あ、でもうまくつかないよ…」
兄「何か燃えやすいもの…燃えやすいもの…」
妹「何にもないよー」
兄「お、お前のパンツを貸せ」
妹「えー!」
12 = 1 :
妹「やだ!お兄ちゃんのを燃やせばいいでしょ!」
兄「俺のは今はいてるのしかないんだよ…お前はバッグにストックがあるだろ」
妹「うぅ~…」
兄「諦めて出せ。二人の命がかかってるんだぞ」
妹「は、はい…!これでいいんでしょっ!」
兄「白かぁ…黒のほうがよく燃えるのに」
妹「そんなの持ってないもん!」
兄「しかたない、これでいいか」ビリビリ
妹「なんだかやな感じだよぅ…」
兄「おっしゃ、ついたぞ!ふーふー」
妹「木を集めてくるね」
13 = 1 :
兄「これで狼煙は大丈夫だな…」
妹「全然船なんて通らないよー」
兄「道路じゃないんだから当たり前だろ」
妹「ほんとに助かるのかなぁ」
兄「ちょっと周りを見てくるからお前は火を見ててくれ」
妹「わかった、気をつけてね」
14 = 1 :
兄「うーん…ここはどこなんだろう」
兄「地続きだったらいいけど、島だったらきっと当分出られないぞ」
兄「水場も確保しなきゃ…食料もないし」
兄「……」
兄「おおっ!!あんなところに掘っ立て小屋が」
兄「人がいるのかっ!?」
兄「おーいおーい!助けてくれー!」
15 :
メゾン一刻落ちか・・・
16 = 1 :
兄「…だれもいねぇ…」
兄「で、でも人工物があるってことは…人がいるって事だ」
兄「思ったよりはやく救助してもらえるかもしれないぞ」
兄「…しかし、なんの小屋なんだここは」
兄「あちこち隙間だらけだし、手作り感が満載だ」
兄「うーん…お、なんか紙が落ちてる」
兄「なになに…日本陸軍……」
兄「……まじかよ」
17 :
うむ
18 = 1 :
兄「暗くて気がつかなかったけど、そこにあるのって」
兄「人骨かよ…」
兄「くっそ…ってことは無人島か」
兄「こりゃかなり厄介な事態になってしまったぞ…」
兄「…」
兄「だ、大丈夫だきっと…!すぐに誰か助けにきてくれるさ」
兄「何か役に立ちそうなものを探して生き延びなければ…」
19 = 1 :
兄「このナイフはあんまり劣化してなくて使えそうだ」
兄「あとはロープに…金具を曲げて作ったような釣り針が」
兄「糸がないけど、なんとか工夫してみよう」
兄「水筒もあるな、洗えばきっと大丈夫だろう」
兄「うーん…これしかないのか…」
兄「とりあえず、釣りは出来るか…戻ろう」
20 = 1 :
兄「ただいま、変わりなかったか?」
妹「うん…船も飛行機もなんにも通らない」
兄「あせんなって…それより石を並べておこう」
妹「どうして?」
兄「SOSの形に並べておくんだ。ヘリとか飛行機が通ったときに見える」
妹「えー!面倒くさいからお兄ちゃんがやってよー」
兄「こんなときにわがまま言うんじゃない。はやく助かりたいだろ?」
妹「やだー!おなかへった!のどかわいたー!お風呂はいりたいおしっこしたいー!」
兄「はぁ…先が思いやられる」
21 = 1 :
兄「ちかくに沢があってよかったな」
妹「ぷはー!水じゃなくてジュースが飲みたいよ」
兄「これでとりあえず水は確保できたな…あとは食料が」
妹「むしゃむしゃ…お兄ちゃんもきのこの山食べる?」
兄「お、お前いいもん持ってるな」
妹「えへへ、バッグに入ってたの」
兄「おい!ほとんど残ってないじゃないか!」
妹「だっておなか空いてたんだもん」
兄「頼むからこういうのは大事に食ってくれよ…次いつ食えるかわからないんだぞ」
妹「食べないなら私が食べるね、もぐもぐ」
兄「さ、最後のひとつが…」
22 :
(^q^)「…………」
おっさん「フフ…可愛い女の子だねぇ」
25 = 1 :
兄「とりあえずここに住もうと思う」
妹「ぎゃー!が、骸骨があるー!」
兄「前の住人だな。あとで葬ってあげよう」
妹「私は絶対手伝わないからね!」
兄「最初からあてにしてないから大丈夫」
妹「ベッドも何もないよ…トイレもキッチンも」
兄「雨風がしのげるだけマシだろ…ここなら海岸からも見えるし、船が通ればすぐ分かる」
妹「そっかぁ、頭いいねお兄ちゃん」
兄「ってことは、前の人も同じ事を考えたのかなぁ…」
妹「これからどうするの?」
兄「水は確保できたけど、食い物がないからなぁ」
妹「うん、おなかすいたよー」
兄「お前はさっき一人でおやつ食ってたろ…」
26 = 1 :
妹「あ、あそこにあるのバナナじゃない?」
兄「そんな都合よくバナナが生えてるはずが…」
妹「ほんとだってばー!ほらあそこっ」
兄「おおっ!天の恵みとしか思えない」
妹「食べたーーいっ!」
兄「やっぱり南方なんだなここは…ほれ、落とすなよ」
妹「はぐはぐ…お兄ちゃん、もうひとつちょうだい」
兄「こら!すこしは計画的に食えよ!」
27 :
いもちゅさるよけ
28 :
期待
無人島シチュは大好物だが、モノの数が無くて困る。
29 :
彼女売春島は期待してたのになぁ…
30 = 1 :
妹「ふぁ…おなか一杯だよ」
兄「次に食べる分がほとんどないじゃないか…」
妹「きっと他にも生えてるよー」
兄「まったくもう…なかったらどうするんだ」
妹「そのときはたけのこの里を食べるからいいもん」
兄「ま、まだあったのか!お兄ちゃんが管理するからよこしなさい」
妹「やだー!私のお金で買ったんだよ」
兄「お前が持ってるとすぐ食べちゃうだろ。いいからかしな」
妹「と、取られるくらいなら今食べちゃうもん…がつがつがつ」
兄「アッー!アッー!」
31 = 1 :
妹「はやく救助がくればいいなぁ」
兄「……」
妹「どうしたのお兄ちゃん、元気ないね」
兄「誰のせいだ誰の…」
妹「あはは、さっきはごめんね。今度買ってあげる」
兄「今度があればいいけどな…」
妹「日が暮れてくるとちょっと寒いね」
兄「だなぁ…明日に備えて寝るか」
32 :
あれだろ、兄は人食い族に殺されて妹は回されるって落ちだろ?
33 = 1 :
兄「枕がないと寝にくいな」
妹「お兄ちゃん、私のバッグ使っていいよ」
兄「そしたらお前の枕が…」
妹「私は、お兄ちゃんの腕枕でいいよ」
兄「ん…ほれ」
妹「へへ、いい感じだよ」
兄「寒くないか?」
妹「ん…少し」
兄「もっと近くにきな。風邪引くと面倒だ」
妹「うん…あったかいね、お兄ちゃん」
34 :
ふむ
35 :
本日のデュフ男スレと聞いて。
しかしめちゃくちゃ変化球できたなあ。
36 = 1 :
妹「ねえ、私たち助かるのかな…」
兄「さあ…どうだろ」
妹「助からなかったら、ここで死んじゃうのかな」
兄「…」
妹「お嫁にいけないで死ぬのはいやだなぁ私」
兄「はは、そしたら俺がもらってやるよ」
妹「私、お兄ちゃんのお嫁さんになるの?」
兄「最後の手段でな」
妹「ね、背中が寒い…手、回して?」
兄「…こうすればいいか?」
妹「うん…おやすみなさい」
37 = 3 :
妹クソじゃね?
保守
38 :
妹は因果応報自業自得な展開で頼む
39 :
デュフフフフ
コポォ
40 = 1 :
兄「うーん朝か…」
兄「なれないところで寝たせいか体が痛い」
妹「ぐがーぐがー」
兄「あーあースカートがめくれ上がっちゃってパンツが…」
兄「…顔洗いにいくか」
兄「よいしょ…歩きにくいけど気にしないことにしよう」
兄「そろそろ真面目にここでの生活を考えないといけないぞ」
41 = 22 :
兄「ふぅ…まずは妹と今後の事を話しあわないとな」
兄「妹ー起きろーって、いない…」
兄「あいつどこいっちまったんだ…?」
兄「…ん?茂みの方から妹の声が聞こえるような…」
兄「妹ー?いるのかー?」
(^q^)「あうあうあー」パンパンドビュッパンビュッパン
妹「…ひぐっ…もぅいゃぁぁ…」
42 :
ぇ
44 = 22 :
ごめんなさい
45 = 1 :
兄「浮きがなくてもなんとかなるもんだなぁ」
妹「お兄ちゃん、お魚釣れた?」
兄「うん…大漁とはいかんが二人分くらいは」
妹「わー美味しそう…なのとやけにカラフルなのがいるね」
兄「これは食えるかどうかわかんないけど」
妹「えへへ、私は何をすればいいの?」
兄「うーんそうだな、食えそうな貝とか海草とか拾ってきてくれ」
妹「わかったー」
兄「ふぅ…あいつひとりで大丈夫かな?」
妹「ぎゃー!カニに足を挟まれたよー!」
兄「…」
妹「な、なめくじみたいのがいるよ…もうやだー!」
兄「…」
妹「お兄ちゃん、食べられそうなものは何もなかったよー」
兄「はい、もっかいやり直し」
46 :
妹がクズ過ぎる
47 = 1 :
兄「塩がないけど、なんとか食べられるな」
妹「がつがつがつ」
兄「塩田でも作るか…やり方はよくわからないけど」
妹「お兄ちゃん、もう一匹食べたい」
兄「ほらよ、火傷するなよ」
妹「ありがと…はぐはぐ」
兄「……ふぅ」グーキュルル
妹「?」
兄「やっぱ魚だけじゃなぁ…バナナがまた生えてるといいんだけど」
48 = 1 :
兄「じゃ、ここはまかせたぞ」
妹「うん、海水を足していけばいいんだよね」
兄「そそ、どんどん濃くしていって塩にするんだ」
妹「お兄ちゃんはどうするの?」
兄「俺はもう少し島を見てくるから、もしかしたら人がいるかもしれない」
妹「気をつけてね…よいしょっと」
兄「お前な、手ですくってたらきりがないぞ」
妹「じゃあどうやってやるの?」
兄「砂浜を掘って海水を引き込むんだよ」
妹「お兄ちゃんあったまいいー」
兄「眼鏡で火を起こした妹はなんだったのか」
49 :
兄が股間のバナナで妹を折檻すると聞いて
50 = 22 :
兄が妹を一人にさせるってのがフラグにしか見えない
みんなの評価 : ★
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