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    元スレ妹「お兄ちゃん、今日はお出かけしないの?」

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    みんなの評価 : ★★★×5
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    101 = 1 :

    「ふぃー、飯だ飯ー!」

    オタ「学校での唯一の楽しみキタコレー」

    「おまえら弁当?」

    「おう。母ちゃんのお手製だぜ!」

    オタ「拙者はコンビニでサンドゥイッチを買ったでござる」

    「へぇ、サンドイッチもいいな」

    オタ「妹ちゃんをくれるならやらんこともない」

    「やらないし、いらない。購買でパン買ってくるわ」

    「俺メロンパン」

    オタ「拙者ヤキソバパン」

    「絶対に買ってこない」

    102 = 1 :

    「(カレーパンはこないだ食ったから、今日はコロッケパンにするかな)」

    「…あの」

    「(暑いからさっぱりとツナマヨロールってのもいいな)」

    「…もし?」

    「(肉も食べたい。からあげサンドも捨てがたいぞ)」

    「あの!」

    「!」

    103 :

    >>102
    もし?にワロタ

    104 = 1 :

    「お、驚かせて…ごめんなさい…」

    「あ、いいよ。俺こそ気付かなくてごめん」

    「……」

    「……」

    「……ん」

    「(また止まった)」

    105 :

    ネタバレ:妹も何も言わない

    106 = 1 :

    「栞…」

    「え?」

    「ありがとう」

    「あ、うん」

    「……」

    「……」

    「あ、ありがとう」

    「うん」

    「……」

    「(何が言いたいんだ)」

    108 = 1 :

    「お礼したいです…」

    「お礼?」

    「…はい」

    「別にいいよ、大したことしてないし」

    「……お礼」

    「ええと…」

    「……グス」

    「せっかくだから何かしてもらおうかな!」

    「……頑張ります」

    109 = 1 :

    「な、何してもらおうかなー」

    「あの…」

    「ん?」

    「エッチなのとか…」

    「はい?」

    「エッチなのは無理です…」

    「そんなことしないってば」

    「…ホッ」

    111 :

    113 = 1 :

    「そうだな、今は昼飯時だし…」

    「…?」

    「せっかくだから昼飯付き合ってもらおうかな」

    「!」

    「俺パン買ってくるからさ、屋上の階段の踊り場で待っててよ」

    「……」

    「いいかな?」

    「わ、分かりました…」

    「すぐに買ってくるね!」

    「……」

    「男の子とご飯食べるの…初めて…」

    「……き、緊張する」

    114 = 1 :

    「女さんお待たせー…っていねー」

    「おかしいな、何処行ったんだろ」

    「あの…」

    「!」

    「います…」

    「あ、ああごめんね。隅っこの暗がりにいるとは思わなくてさ」

    「……」

    「?」

    「隅っこ…落ち着くんです…」

    「そうなんだ」

    115 = 1 :

    「ここで食べるんですか?」

    「屋上で食べるんだよ」

    「でも鍵が…」

    「へへっ」

    「それって…」

    「うん、屋上の鍵。入手経路は聞かないでね」

    「ご、極秘事項…」

    「そんな大げさでもないけど」

    「絶対他言しません!」

    「…ありがとう」

    116 :

    女かわゆす

    117 :

    女、妹は俺の嫁

    118 :

    いやいや俺の

    119 = 1 :

    「…わぁ」

    「いい風が吹いてるね」

    「…はい」

    「気に入ってくれたのかな?」

    「…はい」

    「よかった」

    「……キョロキョロ」

    「(暗いとこが好きって言ってたから、失敗したかと思ったけど、そんなことなかったな)」

    「あ…」

    「どうしたの?」

    「飛行機雲…」

    「ほんとだ」

    「……ボー」

    「飯食べよっか。時間なくなっちゃうし」

    「あ、はい…」

    122 = 1 :

    「ご馳走様でした…」

    「ご馳走様(ツナマヨロールなかなかうまかった。また買おう)」

    「あの…」

    「うん?」

    「その…おいしかったです…」

    「女さんって自分でお弁当作ってるの?」

    「あ、はい…」

    「見た目もすっげーうまそうだったよね。そりゃうまいよー」

    「ち、ちが…」

    「?」

    「えと、場所が変わるだけで…いつものお弁当が一段とおいしく感じられました…」

    「そっか」

    「はい…」

    123 :

    妹欲しい

    124 :

    女ぁぁぁぁぁ

    125 = 1 :

    「女さんって普段どんな本読んでるの?」

    「い、色々…読みます…」

    「…そう」

    「……」

    「……」

    「さ、さ、最近は!」

    「!」

    「最近は、えと、森見さんがお気に入りです」

    「森見さんかー(作者か?さっぱり分からない)」

    127 = 1 :

    「森見さんはですね、夏目漱石に影響を受けていまして…」

    「ふんふん」

    「私のオススメは……」

    「(よく分からんが、女さん楽しそうだな)」

    「アンニュイな主人公とその友人たちがこれまた面白くて…」

    「(笑うとかわいーなー)」

    「…あ、ご、ごめんなさい!」

    「どうしたの?」

    「私ばかりしゃべって…私の話、つまらないですよね…」

    「いいって。それに女さんと話すの楽しいし」

    「……楽しい、ですか?」

    「うん、楽しいよ」

    「……」

    128 :

    書くの遅いしベッタベタだな。












    続けたまえ

    129 :

    森見登美彦か?

    130 = 116 :

    女可愛すぎ

    131 = 1 :

    「ほんと、ですか?」

    「ほんとだよ」

    「……」

    「?」

    「わ、私も…楽しい…ですよ?」

    「あはは、そっか」

    「はい…」

    「……」

    「……モジモジ」

    「そろそろ戻ろうか」

    「あ、はい!戻ります!」

    「落ち着いて」

    「す、すみません…」

    133 = 1 :

    「…おまえがこないだオススメしたアニメパンチラなかったぞ」

    オタ「ヌホホ!友殿は早漏にござるで候」

    「うるせぇ。俺の30分を返せ」

    オタ「落ち着くでござる。もう2時間も見ればたどり着けるじゃろう、エデンに…」

    「本当だろうな?」

    オタ「ほんとだにょ」

    「心の友よぉ!」

    オタ「おほぉ!友殿ぉ!」

    「(相変らずの馬鹿ブラザーズだねぇ。にしてもお兄ちゃんがいないのはなんで?)」

    134 = 1 :

    「(いっつも馬鹿ブラと食べてるのに)」

    「(……聞いてみるか)」

    「友さん、オタさんこんにちはー」

    136 :

    なんか足りねぇな
    俺が代わろうか?そこそこ有名なんだけど

    137 = 69 :

    >>136
    引っ込んでな

    139 :

    >>138
    何事にも素材を引き立てるスパイスというものが必要なんだよ

    141 = 49 :

    >>138
    バカものめが!

    143 = 30 :

    まーだー

    144 :

    >>143
    臭いからROMってろよ

    145 :

    森見か
    女とはいいお友達になれそうです

    146 = 1 :

    オタ「妹ちゃんキタヨー」

    「どしたの?まさか俺に会いに!?」

    「兄さん知りませんか?」

    オタ「そういえば購買にパンを買いに行ったきりですな」

    「また一人で食ってるんじゃね?」

    オタ「ほむ、兄君はたまに黄昏たがりますからなぁ。困った者です、フヒ」

    「(となると、中庭か屋上かな…?)」

    「たぶん中庭か屋上にいると思うよ」

    「分かりました」

    オタ「そ、それよりも…ブヒ!せ、拙者たちとのおしゃべりに華を咲かせませぬか?オヒ!」

    「ありがとうございました、失礼しますね」

    オタ「ちゅ、ちゅめたい!でもそういう所もイイ!」

    「またねー」

    147 :

    うむ

    150 = 1 :

    「(中庭にはいなかったな…後は屋上か…)」

    「(鍵空いてる。屋上にいたんだね、お兄ちゃん)」

    『女さんって普段どんな本読んでるの?』

    「……ます」

    「!」


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