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    元スレほむら「消えて貰うわ」 QB「ほう?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - QB + - さやほむ + - ほむさや + - 暁美ほむら + - 良いキュウべえダー + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 2 :

    杏子「ふざけんなッ!それじゃあアタシたちはゾンビにされたようなもんじゃねえか!!」ガッ

    QB「魔女との戦いを考えると、人間の身体は脆すぎる。ソウルジェムさえ無事なら修復できる分、便利だと思うのだがね」

    マミ「キュゥべえ、あなた……!」

    QB「君たちの前に事実を知った人間は決まって同じ反応をしていたよ。魂の在り処に拘る……愚かだと言うつもりはないが、生憎、私に感情はないものでね。理解はできないのだよ」

    杏子「こ…の野郎……ッ!」ギリギリ

    QB「それともう一つ、魔法少女について話していない事柄があるのだが…… これは然るべき時に、然るべき者の口から語られるべきであろうね」

    QB「ちなみに私を殺しても無駄だよ、杏子。君以外は皆知っているとは思うが、私を殺してもすぐに次がやってくるのでね」

    QB「……そろそろ暁美ほむらが戻ってくる頃合だろう。失礼するよ、魔法少女たち」

    QB「いい夜を」

    トコトコ

    杏子「ち……っくしょう!!」ドガッ

    102 :

    いい悪役だな

    103 = 2 :

    QB(やはり、予想通りの反応だ)

    QB(佐倉杏子は立ち直りが早いと見るが、他の二人…… 特に美樹さやかは、契約した事を後悔するのだろうね)

    QB(マミも、友達に裏切られたと思っているだろう。ショックは大きいだろうが……支えてくれる者がいれば、彼女は強い)

    QB(鹿目まどかのことだ。さやかとマミを放っておくという選択肢は持ち合わせていないだろう)

    QB(あとは……暁美ほむら、だ)

    104 = 2 :

    ほむら(美樹さやかを追わなければ。このまま魔女となる前に、私が仕留める)

    ほむら(……それが、まどかを悲しませずに済む方法なのよ)

    テクテクテク

    QB「やあ。いい夜だね、暁美ほむら」

    ほむら「インキュベーター…… 何の用かしら。今はあなたに構っている暇はないのだけれど」

    QB「君とは一度二人だけで話をしてみたかったのでね。なに、時間は取らせないよ」

    ほむら「……用件を言いなさい。下らない内容だったら殺すわ」

    QB「やれやれ、君は恐ろしいね。さすがにあの時のように何度も殺されるのはごめんだよ」

    ほむら「それで、何の用なの」

    QB「せっかちだね。まあいい、単刀直入に言うよ。先程、もうすぐワルプルギスの夜が来ると杏子と話していたね」

    ほむら「…ええ。それが何か?」

    QB「これはあくまで私の推測に過ぎないがね。君は私と鹿目まどかとの契約を阻止し、彼女を魔法少女にさせずにワルプルギスの夜を越える事を目的としている」

    QB「そして、恐らくはこの期間を何度も繰り返している……違うかね?」

    105 = 2 :

    ほむら「………」

    QB「沈黙は肯定と受け取るよ」

    ほむら「……ええ、そうよ。私はまどかを契約させないために、何度もこの一ヵ月を繰り返している」

    QB「なるほど。では、やはり君はこの一ヵ月の間に起こる事を把握しているわけだね」

    QB「それを前提として考えるのであれば、今までの君の行動には納得がいく」

    QB「美樹さやかと契約した時も取り乱すわけだ。恐らく君の見てきた平行世界では、さやかは高い確率で魔女になったのではないかね?」

    ほむら「………」

    QB「やはりね」

    106 :

    前回はもう少し先で落ちたんだっけ?

    108 = 53 :

    あのよわよわしいメガネっ娘ほむほむをここまで強くさせたのはQBお前なのに・・・

    109 = 2 :

    QB「では君は、鹿目まどかを契約させない事を第一に考えて行動している…… そう受け取って構わないのだね?」

    ほむら「……ええ。私はまどかが契約しなければ、他はどうなっても構わない」

    QB「それは、例えマミや美樹さやかが死ぬ事になってもかい?」

    ほむら「………」

    QB「何度も言うが、答えないのであれば肯定とみなすよ。時間が惜しいのであれば返事をしたまえ」

    ほむら「…そうよ。私はまどかさえ無事なら、他の誰がどうなろうと知った事ではないわ」

    QB「ほう。つまり君は、今まさに魔女になろうとしている美樹さやかの事など、どうでもいいと言うのだね」

    ほむら「ええ」

    QB「……嘘だね」

    ほむら「!?」

    110 :

    なんかQBが名探偵にみえてきた

    111 = 90 :

    QB「真実はいつもひとつ。そうだろう?」

    112 = 2 :

    QB「それは君の本心ではないだろう、暁美ほむら」

    ほむら「何を……」

    QB「まどか以外はどうでもいいというのなら、君の今までの行動に矛盾が生じる」

    ほむら「何を言ってるの……」

    QB「何故、マミを助ける事を私に懇願した?あの時点では、君はマミの信用を得ていなかっただろう?」

    ほむら「……巴マミが魔女にやられたら、同行していたまどかに危険が及んでいたからよ」

    QB「ほう、では次だ。何故、美樹さやかまで契約させまいとしたんだね?それこそどうだっていい事柄だろう?」

    ほむら「……美樹さやかが契約した場合、毎回絶望しては魔女となってまどかを悲しませるからよ。美樹さやか本人はどうなってもいいわ」

    QB「そうか。あくまで鹿目まどかが第一だと言うのだね」

    ほむら「……そうよ」

    QB「……嘘を吐く時は、もう少し悟られないようにしたまえよ。暁美ほむら」

    113 :

    このQBメガネかけてるよね

    114 :

    QB「ペロッ、これは青酸カ...リ.......」ガクッ

    ほむらちゃにやにや

    115 = 41 :

    ほむほむ

    116 :

    これは支援するしかない

    117 :

    このQBできる

    118 = 2 :

    QB「感情がない私でも分かるよ。君は嘘を吐いている」

    ほむら「………」

    QB「マミを見殺しにするつもりであれば、そもそも追ってこなければよかった。仮にマミが死んだとして、あの場で咄嗟に契約したのはさやかの方だっただろうからね」

    QB「美樹さやかがどうなってもいいと言うのなら、契約前にあれほど注意を促す必要もなかったのではないかね?」

    QB「わざわざ佐倉杏子と接触したのも、彼女と美樹さやかがお互いに与えうる影響を考慮しての上での行動と取れる」

    ほむら「………」

    QB「それに、先程さやかにグリーフシードを渡そうとしたのは何故だい?」

    QB「本気で殺すつもりなら、声をかける前にソウルジェムを撃ち抜けばいい。君の力があれば造作もないだろう?さやかを殺し、魔女にやられた事にすればいい」

    QB「まどかが悲しむ事に変わりはないが…… 魔法少女の真実を知り、魔女となったさやかを見るよりは、遥かにダメージは少ないだろう」

    QB「まどかの事だけを考えているというのなら、今の状況から見ればそれが最善ではないのかね?さやかを切り捨てるだけで、被害は最小限で済ませられる」

    ほむら「……に……」

    QB「これは私の推測に過ぎないが、言わせて貰おう」

    QB「君は本当は、関わる者全てを救いたいと思っている……違うかね?」

    ほむら「……ッ!! あなたに何が分かるっていうのよ!散々絶望を撒き散らしてきたあなたに!!」

    119 = 53 :

    QBにほむほむのメガネ掛けさせてみたい

    120 = 116 :

    すべてを救いたがるほむほむマジ天使

    121 = 2 :

    ほむら「何なのよ!ならどうしろって言うのよッ!」

    ほむら「私だって、最初からまどか以外を見捨てようなんて思ってなかった!好きで見殺しにしてきたわけじゃない!」

    ほむら「美樹さんに魔女になって欲しくなんかなかった!巴さんだって助けたかった! でもだめなのよ!どうしても無理なのよッ!!」

    ほむら「何度やっても救えない!まどかだけじゃなく、美樹さんも、巴さんも、佐倉さんも! 誰かを助けようとすれば、代わりに誰かが死んでいく!!」

    ほむら「みんなに頼った事もあった!説得してみた事だってあった!だけど、その全てが失敗に終わった!」

    ほむら「その度にまどかが悲しむ顔を見てきた! 私自身の手で、まどかを殺した事だってあったッ!!」

    ほむら「あなたに何が分かるっていうのよ!全部、あなたのせいじゃないッ!!」

    ほむら「繰り返しても繰り返しても、私が望んだ結末に手が届かない!絶望しか見出せない!他でもない、あなたのせいでッ!!」

    ほむら「いくら足掻いても、誰も救えない! だったらせめて、まどかだけでも救ってみせる!そう決めたのよ!!」

    123 = 2 :

    ほむら「はあ、はあ……」

    QB「なるほど。君の言い分はよく分かった」

    QB「失望したよ、暁美ほむら」

    ほむら「な……!?」

    QB「確かに君の言う通りだ。この星に魔法少女というシステムを持ち込み、絶望を齎してきたのは…… 他でもない、この私だ」

    QB「君が誰かを救おうとすればするほど事態は悪化していく。それは間違ないのだろうね」

    QB「どうやっても、マミやさやかは高い確率で死んでいく。時には杏子も道連れにして……だろう?」

    QB「そしてまどかが私と契約した場合、ワルプルギスの夜を倒せたとしても、最強の魔女となる結末が待っている」

    QB「いやはや、これでは全員を救うなんて夢のまた夢だね」

    ほむら「だから……せめてまどかだけでも……!」

    QB「そうやって本当に諦めているのなら、誰も救えなくて当然だろうね」

    ほむら「!!」

    124 :

    !?

    125 = 2 :

    QB「そうだろう?物事をどうでもいいと考えている者の言葉なんて、誰の耳にも届くわけがない」

    QB「さやかにも同じ事を言われたんじゃないのかい?」

    ほむら「それは……」

    QB「まあ、君が体験してきた時間軸の中では、はなから聞く耳を持たない場合もあったのだろうと想像するのは容易いがね」

    QB「君のさやかへの態度を見ている限りでは、彼女の言葉が原因で皆に信じて貰えず、崩壊に至ったケースもあったのではないのかね?」

    ほむら「………」

    QB「肯定と受け取るよ。なるほど、さやかに辛く当たるわけだ」

    QB「過去に皆を破滅に追い込んだ張本人が、今まさにそれと同じ末路を辿ろうとしているのだからね」

    ほむら「そうよ。きっと美樹さやかはもう、間に合わない。いつもと同じよ……この時間軸も」

    QB「随分と諦めがいいのだね。この前の魔女の結界で、私に必死に呼びかけてきた人間と同一人物とは思えないよ」

    126 = 107 :

    ほむほむ

    127 :

    さやさや

    128 = 2 :

    ほむら「……あれは、気の迷いが生じただけよ。あなたに助けを請うなんて、どうかしていたわ」

    QB「だが、結果的にマミは助かっただろう?それでもこの時間軸は捨て石に過ぎない、と?」

    ほむら「それだけよ。美樹さやかの契約も止める事ができず、結局いつも通りだわ」

    QB「ふむ、では言い方を変えようか。君が今まで経験してきた時間軸では、こうやって私と話す機会はあったのかね?」

    ほむら「なかったわ。感情のないあなたに何を言っても無駄だもの」

    QB「ほう。他の時間軸の私はまるで機械のような奴だったわけだね」

    ほむら「それはあなたも同じ、でしょう?」

    QB「否定はできない……が、君の様子を見る限りでは、今の私も十分にイレギュラーなのではないかと思えるがね」

    QB「君もそう思ったから、あの時私に助けを求めてきたのだろう?」

    ほむら「………」

    129 :

    前に落ちたときどこまで読んだか忘れたから最初から読むわ

    130 = 53 :

    まどまど

    132 = 2 :

    QB「現状、辿っている道は同じとはいえ…… 少しでも望みがあるのなら、ここから道が分かれる可能性はゼロではない」

    QB「後は、君自身がその可能性に賭ける事ができるかどうかだと、私は思うがね」

    QB「どういうわけだか、今の私は仕事に乗り気ではなくてね。誰かと進んで契約しようという気が起きないのだよ」

    QB「これも、君にとっては想定外なのかもしれないね」

    QB「だが、どうやら鹿目まどかが私を必要としているようだ。求められたとあれば、応えなければなるまい」

    ほむら「……!!」

    QB「さて。私は行くが…… 君はどうするかね、暁美ほむら?」

    ほむら「させないわ……」ジャキン

    QB「私を殺すか?今の君にできるのかね?」

    ほむら「インキュベーターは何度も殺してきたわ。戦闘能力を持たないあなたたちは、銃弾一つで簡単に殺せる。私は引き金を引けばいいだけ」

    ほむら「まどかの元へ行かせるわけにはいかない…… どうしても行くと言うのなら」

    QB「言ったら、どうするというのだね?」

    ほむら「消えて貰うわ」

    QB「ほう?」

    133 = 2 :

    ごめん、ご飯食べてきてもいいだろうか

    10分で済ませる

    134 = 113 :

    いてら

    135 = 2 :

    QB「ここで私を殺すということは、君は美樹さやかを見殺しにするつもりなのだね?」

    ほむら「……なぜ、そう思うの」

    QB「そうだろう?ここで私を殺せば、鹿目まどかの願いという、美樹さやかの崩壊を防ぐ唯一の手段がなくなるという事だ」

    QB「そうなると、君に残った選択肢は…… 美樹さやかを見捨てるか、どうにかする方法を見つけ出すかの二択になるわけだが」

    QB「これが佐倉杏子であったなら、僅かな望みに賭け、美樹さやかを救う手段を講じるところだろうね。だが生憎、君はもう諦めているんだろう?」

    QB「彼女を救う手立てもないまま、唯一の方法を奪う。つまり美樹さやかを見殺しにする選択をしたと同義だ」

    ほむら「………」

    QB「君がまどかを契約させず、尚且つ美樹さやかも救いたいというのであれば撃てばいい。私を殺してまどかとの契約を止め、美樹さやかを救う他の方法を探せばいいだけだ」

    QB「どうやら、さやかはまだ魔女になっていないようだからね。今なら間に合うかもしれないよ」

    ほむら「私、は……」

    QB「さて、君はどうする?僅かな望みに賭け、彼女を救うために足掻いてみるかね?」

    QB「それとも無為に私を殺し、美樹さやかを見殺しにするかい?」

    QB「決めるのは君だよ、暁美ほむら」

    ほむら「私は……ッ!!」

    136 = 53 :

    ほむっ!

    137 :

    ほむぅ…

    138 = 107 :

    ほむほむほむらちゃ

    139 = 107 :

    ほむう

    140 = 116 :

    ほむほむ…

    141 = 113 :

    つぎのQBも楽しみだしなー

    142 :

    これQBいいやつなんじゃね?

    143 :

    ほむほむほむ

    144 = 41 :

    ほむほむ

    146 = 117 :

    あんあん

    147 = 2 :

    ほむら「………」スッ 

    ガチャン

    QB「……やれやれ。君には本当に失望したよ、暁美ほむら」

    QB「君が自分で言ったのだよ?さやかを助けたいんだろう。何をそんなに恐れる必要があるのだね?」

    QB「今までの経験から、助けられる可能性は限りなくゼロに近いと思っているのだろうが…… 逆に考えれば、それは即ちゼロと同義ではないのだよ」

    QB「君が自分の心に従い、僅かな望みを追い続ければ、あるいは違う結果が待っているのかもしれないのだがね」

    QB「だが、君は恐れてしまった。ここで希望を持てば再び裏切られるのではないか……と」

    QB「仮にもし私が君の立場なら、例え1パーセントでも望みがあるのなら、それを無駄だと切り捨てるような真似はしないと思うがね」

    QB「人間の心というものは本当に複雑だね。心の奥底では助けたいと思っているのに、自らそれに蓋をしてしまうのだから」

    QB「感情のない私が言うのも何だと思うが、あえて言わせて貰うとするよ」



    QB「わけがわからないよ」

    148 :

    QBうざかっけー
    支援

    149 :

    こんな義理堅い1も珍しい
    支援


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