元スレ一夏「お前、誰だよ」黒髪の娘「どうしたの? 一夏」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
一夏「俺、やっと自分の気持ちに気付いたよ」
箒「いちか・・・」
一夏「箒、お前が好きだ。離したくない」
箒「私もだ! ずっと、一生離れたくない」
一夏「この指輪をもらってくれないか?」
箒「これは・・・」キラキラ
一夏「ちょっと古いかもしれないけどな。お揃いだ」
箒「一夏・・・」
一夏「箒・・・」
パチ
一夏「ふぁーあ、もう朝か」
3 = 1 :
一夏(箒と付き合い始めて一か月・・・)トコトコ
一夏(みんなにも打ち明けたいんだけど箒が嫌がるんだよなー)
一夏(恥ずかしがってる箒もかわいいけど、そろそろ隠れてるのも疲れたし)
一夏「なんで箒はそんなに嫌がるんだろう・・・みんな喜んでくれると思うんだけどな」
シャル「あ、おはよう一夏」
一夏「おはようシャル」
6 = 1 :
鈴「私にもあいさつしなさいよ」
一夏「いたのか、鈴。モブキャラかと思ったよ」
鈴「いたわよ! ふざけたこと言ってんじゃないわよ!」
一夏「ははは、早く教室行かないと遅れるぞ」
ラウラ「嫁よ」
一夏「うおっ、ラウラ。いつから後ろに」
ラウラ「部屋からずっと」
一夏「こっちはほんとに気付かなかった」
ラウラ「我々も早く教室に向かった方がいい」
一夏「うわっ やばいな急ごう」
7 = 1 :
教室
セシリア「おはようございます。一夏さん」
一夏「お、おはよう。セシリア」ハァハァ
千冬「席につけ、出欠を取るぞ」
ワイワイガヤガヤ
一夏(箒は休みか・・・なにかあったのかな)
千冬「織斑ー! いないのかー」
一夏「は、はい」
昼休み
一夏「さて、学食に行くか」
8 = 1 :
一夏「えっと、空いた席空いた席」キョロキョロ
セシリア「一夏さーん。こっちですわー」
一夏「セシリア、席とっててくれたのか」
一夏(シャルにラウラに鈴・・・みんないるな。ん?)
セシリア「こっち、こっちですわ。私が席をとっておきましたわ!」
一夏「ありがとう、セシリア」
シャル「違うよ。みんなでとったんだよ」
ラウラ「うむ。手柄を独り占めするのはよくないぞ」
鈴「そうよ。どっちかというと私がとってたのよ」
黒髪の娘「それじゃ、鈴もやってること一緒だよw」
一夏「・・・」(知らない人がいるな)
一夏「まぁ、とにかく助かったよ。ありがと」ガラ
シャル「うん!」
10 = 1 :
鈴「それで箒は今日どうしたのよ」
シャル「風邪でも引いてたのかな」
鈴「そんなわけないでしょ、箒よ? そんなデリケート体してないわよ」
黒髪の娘「やめてよ~、そんなことないってw」
セシリア「そうですわ、箒さんなら風邪の方が逃げて行きますわ」
黒髪の娘「セシリアまで! いい加減にしてw」
ラウラ「」モグモグ
11 :
見てるぞ
12 = 1 :
一夏(ずいぶん箒の話題が多いな・・・箒いないのに)
一夏(でもあの黒髪の子がうまくフォローしてるみたいだ。箒の友達かな)
鈴「ね! 一夏はどう思う?」
一夏「えっ? ああ、そうだな。確かに箒は風邪なんか引くようなやつじゃないな」
黒髪の娘「やめてよ~ 一夏までw」
一夏「でも、本人がいないところで話すようなことじゃないだろ。気になるなら放課後部屋に行ってみようぜ」
シャル「・・・えっ?」
14 = 1 :
黒髪の娘「」
鈴「ちょっと一夏」
一夏「それがいい、そうしよう。放課後はみんなで行ってやればあいつも喜ぶだろうし」
セシリア「一夏さん・・・」
一夏「なんなら今からでも」
鈴「一夏!!」バンッ
一夏「な、なんだよ。大きな声出して」
鈴「あんたねぇ、言っていい冗談と悪い冗談があるでしょ」
シャル「一夏、さすがにキツイよ」
セシリア「そ、そうですわ。一夏さん」チラッ
黒髪の娘「・・・」プルプル
15 = 2 :
とりあえず脱いだ
そして立った
16 = 1 :
ラウラ「・・・」
一夏「どうしたんだよ。俺何かおかしなこと言ったか? 箒のお見舞いに行こうって話をしただけ」
バンッ
鈴「だからその冗談やめなさいって言ってんのよ!!」
シーン
シャル「一夏、あのね。無視されるのってすごくつらいと思うんだ、それが冗談でも。だから」
鈴「謝りなさいよ」
一夏「はぁ?」
一夏「ちょ、ちょっと待てよ。無視ってなんの話だよ」
セシリア「一夏さん、とにかく穏便にすませましょう」
一夏「なんでみんな俺が悪者みたいに・・・」チラ
17 :
話し方変わりすぎだろjk
18 :
鈴「それで箒は今日どうしたのよ」
シャル「風邪でも引いてたのかな」
これはどういう?
19 = 1 :
一夏「あ、あんた」
黒髪の娘「えっ」
一夏「おかしいよな 俺は箒に会いに行こうって言っただけだよな?」ガシッ
黒髪の娘「うっうっ・・・」ダダー
一夏「お、おい! 逃げちまった・・・なんでだ」
鈴「最低ね」
シャル「一夏ひどいよ」
セシリア「一夏さん・・・」
ラウラ「・・・」
一夏「だから、なにがどうしたっていうんだよ! 箒のお見舞いがそんなに悪いことかよ」
鈴「さっきから何言ってんのよ。その箒を今あんたが泣かしたんじゃない」
20 = 11 :
いい 破綻しててもいいから続けて
21 = 17 :
>>18 それは感じが変わりすぎたからじゃないか?
22 = 1 :
一夏(一体どういうことだ)
一夏(俺がさっきまで一緒にいた黒髪の娘が箒?)
一夏(いやないない。あいつらからかってるのか)
一夏(でも、その割には・・・)
鈴「連れてきたわよ!」
一夏「・・・」
黒髪の娘「・・・」ブルブル
一夏「・・・」(顔も性格も全然違うじゃないか)
鈴「一夏、謝りなさいよね」
23 :
顔まで違うってどういうことだ
24 :
整形…?
25 :
これは巧妙に偽装された束スレとみた
26 = 1 :
一夏「」(鈴やみんなもいつまでやる気だ? 箒もグルなのかな)
黒髪の娘「・・・あの、一夏」
一夏「・・・」(この子もこの子だ)
黒髪の娘「幼馴染だもんね。ちょっと冗談が過ぎただけだよね?」
一夏「・・・ああ、なんか悪かった」
黒髪の娘「うん。大丈夫だよ、幼馴染だもん」
一夏「・・・チ」
鈴「よし! 一夏もこれに懲りたら変な冗談はやめるのよ」
27 :
世にも奇妙な物語みたいな話だ
28 = 1 :
廊下 ゾロゾロ
鈴「まったく、一夏はどうしようもないわね。言っていいことと悪いこともわかんないの?」
シャル「そうだよ、一夏。反省してる?」
一夏「・・・」
セシリア「で、でも仲直りできてよかったですわ」
ラウラ「大丈夫か? フラフラだぞ」
黒髪の娘「いいの。幼馴染だから、わかってるから」
一夏「あー、もういい加減にしてくれ!」
黒髪の娘「」ビクッ
一夏「みんなちょっと冗談が過ぎるぞ! いつまでこんなことする気だよ」
セシリア「一夏さん、落ち付いてく」
千冬「なにを騒いでいる。早く教室に戻れ」
30 = 1 :
一夏「千冬姉!」
千冬「織斑先生だ」
一夏「聞いてくれよ。みんなして俺をからかってるんだ」
千冬「なに?」
一夏「みんなこの子が箒だって言って聞かないんだよ」
千冬「ふむ」ジッ
黒髪の娘「」ビクッ
一夏「みんなには悪いけどこの遊びはこれまでにしよう。俺もそろそろ」
千冬「篠ノ乃、お前も早く教室に戻れ。午後からはきちんと出席するんだぞ」
一夏「腹が立って、えっ」
黒髪の娘「は、はい」
一夏「うそだ」
31 :
わくてか
32 = 1 :
教室 ガヤガヤ
一夏(おかしい)
一夏(あの女教室までついてきやがった。しかもまるで昔からクラスの一員だったかのように溶け込んでる)
一夏(なんで誰も突っ込まないんだ)
一夏(これじゃまるで本当に・・・)
山田「授業始めますよー。席に着いてください」
ゾロゾロ
一夏(!! あいつ、箒の席に)ガタン
黒髪の娘「えっと、教科書教科書・・・えっ」
一夏「・・・なにしてるんだ?」ス
33 :
どういう事態になってるのかわからん
34 = 2 :
たまらん…たまらんぞォオ!!
35 = 1 :
シーン
山田「あの、織斑くん?」
一夏「立てよ」
黒髪の娘「一夏? どうしたの」
一夏「いいからその席からはなれろよ!」バン
黒髪の娘「きゃ」
山田「お、織斑くん! どうしたの!?」
一夏「先生も早くこいつをどこかにやってくれよ! 箒の席だよ、ここは」
山田「えっ、篠ノ之さんの・・・」
一夏「なのにこいつはさっきから」
山田「えっと、織斑くん。どうしたの? 篠ノ乃さんの席なら篠ノ乃さんが座ってて問題ないじゃない」ニコ
一夏「」
37 :
面白い
38 :
展開が予想できん
40 :
一夏「・・・すいません。保健室に行ってきます」
山田「そう、わかりました」
一夏「すいません・・・」トボトボ
シャル「一夏・・・」
セシリア「一夏さん・・・」
ラウラ「・・・」
箒の部屋
一夏「箒! 箒!」
ガンガン
シーン
一夏「いないか・・・」
41 :
なんか怖いな
43 = 40 :
シャル「あ、戻ってきたよ!」
セシリア「一夏さん。大丈夫ですか?」
一夏「ああ、心配かけてごめん」チラッ
黒髪の娘「」ビクッ
一夏「ほ、箒・・・さっきはごめん」
黒髪の娘「だ、大丈夫だよ。幼馴染だもん」
一夏「・・・ちょっと、聞きたいことがあるんだけどいいか?」
シャル「一夏! まだ言ってるの!?」
一夏「俺たちの関係って、その、なんだったっけ?」
黒髪の娘「関係?」
一夏「ああ、俺たちの」
黒髪の娘「決まってるじゃない」
黒髪の娘「幼馴染よ」ニコ
44 :
どういうことだってばよ
45 = 40 :
一夏(一週間がたった。もう悪質なドッキリとは思えない)
一夏(あの女が箒じゃないのは間違いない)
一夏(しかしなぜかあいつはこの学園で先生からも生徒からも箒として扱われている)
一夏(あいつが俺の側でへらへらしていようがどうでもいい)
一夏(問題は本物の箒が一週間全く姿を見せないことだ)
一夏(箒の身になにかあったのかもしれない)
一夏「俺が探さないと・・・でも」トコトコ
47 = 38 :
一夏になにがあった
48 = 40 :
黒髪の娘「あっ 一夏。おはよう」
一夏「おはよう、箒。あのさ」
黒髪の娘「うん」
一夏「最近、放課後の特訓をしてなかったけど今日辺りから再開したんだ。今日の放課後いいか?」
黒髪の娘「えっ」
シャル「箒とそんなことしたことあったっけ?」
一夏「・・・」
セシリア「私は存じませんわ」
鈴「一夏、急に変なこと言うんじゃないわよ。そんなに特訓したいなら私が相手してあげるわ」
シャル「ずるいよ。僕が」
セシリア「いいえ。私が」
一夏「もういい」トコトコ
49 :
こうゆうの今までのISSSはなかったよな
支援
50 = 40 :
一夏「セシリア!」
セシリア「一夏さん どうしました?」
一夏「この前海に行った時、みんなで撮った写真があったよな」
セシリア「写真? ああ、臨海学校のときの」
一夏「ちょっと見せてほしいんだ」
セシリア「かまいませんわ。確か」
一夏「・・・」
セシリア「! 申し訳ありません。そういえばカメラに紅茶をこぼしてしまいましたの」
一夏「それで?」
セシリア「データがすべて消えてしまって・・・」
一夏「そう・・・か」
みんなの評価 : ★★★
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