元スレ萌郁「岡部君と私は……姉弟、なの……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 19 :
萌郁「おはようの……」
岡部「そ、そんな姉は居ない!!」
萌郁「そう、なんだ……」
岡部「ああ……」
萌郁「また、間違えた……」
岡部「あ、ああ……」
萌郁「…………」
岡部「着替えるから出て行ってくれ……」
萌郁「うん……」
………………………………
岡部「アイツは何を見て学んだのだ……」
岡部「仕度してラボに行くか……」
103 :
岡部って幸雄?
104 = 19 :
~ラボ~
岡部「はぁ」
ダル「どうしたん?」
岡部「いや、萌郁がな……」
ダル「あ、自慢ならけっこうです」
岡部「な!」
助手「で、どうなの?」
岡部「なにがだ?」
助手「岡部と桐生さんの生活よ」
岡部「別に、何も……」
助手「そうなの」
岡部「あいつの行動は訳がわからん」
助手「なによそれ」
105 = 19 :
岡部「いや、風呂に入っていたら背中を流しにきたり、わざわざ起こしにきたり」
ダル「チッ」
助手「チッ」
岡部「え……?」
岡部「ちょっと待て、なんだその反応は!!」
ダル・助手「氏ねよ」
岡部「ああ、そうかぁ、俺に安息の地はないのかぁ」
岡部「知ってた知ってた…………」
岡部「なんだよこれ!!なんなんだよ!!」
まゆり「とぅっとぅる~」
助手「おはよう、まゆり」
まゆり「おはよう紅莉栖ちゃん、オカリン居る?」
106 :
最近多いなもえいくss
大歓迎だが?
107 :
またお前か
108 = 19 :
ダル「そこで拗ねてるお」
岡部「…………」ブツブツ
まゆり「オカリンオカリン、萌郁さんがお姉さんになったんだって?」
岡部「ああ……」
まゆり「わー本当だったんだー、まゆしぃは少し不安だよー」
岡部「まゆりまでもそんな事を言うのか……」
まゆり「だってオカリン、ラッキースケベでも訴えられたら負けちゃうよ?」
岡部「ああ、それもそうだな……」
岡部(ああ、早く元に戻りたい…………)
ダル「んーやっぱりここだなぁ」
助手「解ったの?」
ダル「うん、やっぱりこのパーツを買ってこないと」
助手「そう……」
109 = 107 :
Dメールがないのになぜか助手も生きてる世界線なら戻る必要ないな
110 = 19 :
岡部「どれ、俺が行ってこよう」
ダル「おねがいするおー」
~街中~
岡部「さて、まずはあそこの店からだな」
岡部「ん?」
岡部「あれは……萌郁か?」
………………………………
岡部「何処に向かっているのだ?」
岡部「どんどん人気の無い所へ……」
岡部「ん?あの男は…………?」
岡部「なんだ、デートかなにかか……」
111 = 87 :
>>109
まゆしい・・・
112 = 19 :
~ラボ~
岡部「買ってきたぞ」
ダル「ういー」
まゆり「おかえり~」
岡部「後は取り付けるだけか?」
ダル「うん、チェックがすんだら終わり」
岡部「そうか……これでmようやく……」
助手「うまく行くといいけど……」
まゆり「早くからあげ暖めたいのです」
ダル「…………よし」
岡部「出来たか!!」
113 = 19 :
ダル「じゃあ動かすお」
岡部「ああ、やってくれ」
カタカタ ピッ
岡部「…………」
ピー
まゆり「からあげ出来た~」
岡部「な、普通の、レンジ……?」
岡部「なんで放電しない!?どうして!!」
岡部「はっ!ブラウン管!!」ダッ
…………………………
岡部「な…………閉まって…………」
114 = 19 :
岡部「おい!Mr.ブラウン!!居ないのか!?」ガンガン!
岡部「おい!!」ガシャガシャ
岡部「おい!!」
まゆり「店長さんなら今日は出掛けるってー」
岡部「鈴羽は!?」
まゆり「鈴さんも今日は休みなんだって」
岡部「な、せっかく直ったのに、これじゃあ……」
まゆり「明日になれば来るんじゃないかなー?」
岡部「くそ……」
~岡部宅~
岡部「ただいま」
萌郁「お帰り、なさい……」
115 = 19 :
岡部「ん?どうした……?」
萌郁「何でも……ない…………」
岡部「?」
~部屋~
岡部「萌郁のやつ、なんだか元気が無かったな……」
ブーンブーン……
岡部「またメールしているのか……」
カチャ
岡部「ん?どこかへ行くのか……?」
コンコン
萌郁「あの、岡部君……」
岡部「なんだ?」
萌郁「少し……出掛ける、から…………」
116 = 19 :
岡部(こんな時間に外出するのか……)
岡部(ん?この時間……?)
岡部「しまったっ!!」
岡部(何で忘れていた、今日は……今日はラボが……ラボが襲撃される日じゃないか!!)
岡部「まゆり!!」ダッ
………………………………
岡部「はぁ……はぁ……」
岡部(まゆり……まゆり……!)
岡部(止めなければ……また……また萌郁がまゆりを……!!)
岡部「まゆりーーーー!!!」
117 = 107 :
>>111
Dメールそのものがないかと思ったけど
実験してなかっただけっぽいな
ならまゆり死んじゃうから駄目だわ
118 = 19 :
~ラボ~
岡部「まゆり!!」
岡部「あ、れ……?」
岡部「居ない……」
岡部「何処に……はっ!ケータイ!!」
プルルルプルルル
岡部「くそっ!出ない!!」
岡部「どうするっ?街中を探すか?」
岡部「でも何処を…………」
「……は……め…………!」
岡部「ん?」
岡部「外から声…………まさか!!」
120 = 19 :
岡部「まさかもう襲撃が……、まゆりは居ないが、どうする……どう逃げる……」
岡部「Dメールを送ろうにもブラウン管攻防は閉まっている……」
岡部「こうなったら直接……!!」
パンッ!! パンッパンッ!
岡部「銃声!?」
岡部「向こうの路地か!」ダッ
岡部「……この道か…………」
岡部「…………」
岡部「………………なんだ、これは…………」
岡部「なんで…………なんだ…………これ…………」
萌郁「………………」
岡部「なんで…………萌郁が……」
122 = 19 :
萌郁「岡部……君…………?」
岡部「萌郁!!」
萌郁「…………撃たれ……ちゃった…………」
岡部「なんで、なんでお前が!!」
萌郁「お姉ちゃん…………だからっ…………」
岡部「何を……言って…………」
岡部「こんなときに……何を…………?」
萌郁「岡部……君は…………弟、君……だから…………」
パサ
岡部「これは…………」
『姉弟 ~禁断の関係~』
萌郁「お姉ちゃんは……弟を……守るって…………」
岡部「な、何を馬鹿な……こんな……こんなくだらないマンガで!! お前は……」
萌郁「お姉ちゃんに……なれた……かな……?」
123 = 19 :
岡部「馬鹿な……奴だな、お前は…………」
萌郁「…………」
岡部「こんなマンガで……何を言って…………」
萌郁「………………」
岡部「こんな事になるって、お前だって解っていたのだろう!?」
萌郁「…………うん……………うん………」
萌郁「…………ごめんね…………」
………………………………………………………
岡部「お前を……お前を死なせない……死なせないからな……」
萌郁「」
岡部「絶対に死なせないからなっ!!」
萌郁「」
124 = 107 :
姉弟 ~禁断の関係~でググったら
近親相姦?姉貴との禁断の関係?
が出てきたお
126 = 19 :
~ブラウン管工房前~
岡部「…………っ!!」
ガン!!
岡部「………………っ!!」
ガン!!
岡部「開けよ…………開けよおおぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ガンッ!!
岡部「はぁ……はぁ……」
岡部「42型ブラウン管!!」
ブゥン
岡部「死なせないぞ!こんな、こんな形で、死なせない!!」
128 = 17 :
シリアス路線に移行したか
いいぞ
129 = 19 :
~ラボ~
岡部「……」カタカタ
岡部「…………」
岡部「萌郁…………姉さん…………」ピッ
岡部「ぐっあ!ああぁぁぁぁぁぁ!!」
2.573629
岡部「はっ!!」
助手「岡部?」
岡部「萌郁はっ!!」
萌郁「?」
岡部「あ、ああ…………ああ…………」
助手「ちょっと!?なに泣いて……!!」
岡部「すまん……すまんな…………」
萌郁「………………?」
おわり
132 = 73 :
嘘だろ?
133 = 23 :
えっ
134 :
さて本編か
136 = 127 :
続きはまだかね?
137 = 78 :
どういうことだってばよ?
139 = 17 :
盛り上がってきたと思ってたら終わってた
何を言って(ry
140 = 19 :
~第二部~
助手「ちょっと岡部」
岡部「なんだ?」
助手「今日も桐生さんからお弁当預かったわよ」
岡部「ん?ああ、悪いな」
助手「ったく、アンタは何回忘れれば気が済むのよ」
岡部「すまんな」
助手「まったく、お姉さんに迷惑かけるんじゃないわよ」
岡部「ああ」
ブーンブーン
岡部「……」カタカタ
岡部「……はいはい」ニヤニヤ
141 = 134 :
ふう
142 = 23 :
もえいくさんかわいい
143 :
ツヅイタワー!
145 = 19 :
助手「また桐生さん?」
岡部「ん?ああ……」カタカタ
助手「本当に良いわよね」
岡部「そんなでもないぞ」カタカタ
ダル「あーあ、オカリン爆発すればいいのに」
岡部「……」カタカタ
助手「岡部が死んだら大変よ?」
ダル「それもそうだねー、混乱した桐生氏が何をしでかすか……」
岡部「……」ニヤニヤ
ブーンブーン
岡部「……」カタカタ
147 = 19 :
萌郁が撃たれた世界線は無くなった。けれど萌郁は相変わらず俺の姉だった。
けれどあの世界線とは何もかもが違う。
萌郁はラウンダーではないし、そもそもこのラボが襲撃されることも無い。
何もかもが順調に進んでいる。
けれど。俺は何かを忘れているきがするんだ。
助手「ほら、そろそろ桐生さんが迎えに来るんでしょ」
岡部「ん?もうそんな時間か……じゃ、また明日な」
ダル「うーい」
助手「また明日ね」
俺は幸福を感じている。誰も死なない世界線。この世界では誰も死なない。
俺が望んだ世界。けれど、何かがひっかかった。
148 :
タイムリープしたのかDメールかどっちしたんだ?
149 = 19 :
萌郁「……お、弟君……」
岡部「慣れないのなら普通に呼べ」
萌郁「……」コク
岡部「ほら、今日は買い物にいくんだろ?」
萌郁「うん……行く……」
岡部「じゃあ、行くか」
萌郁「……」コク
…………………………
岡部「あれ、こんな所に喫茶店あったっけ?」
萌郁「……?」
岡部「新しく出来たのか?」
萌郁「昔から……あった……」
岡部「ん?そうだったか?」
150 = 1 :
>>148
世界線の変動
みんなの評価 : ☆
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