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元スレ岡部「ただいま」紅莉栖「おかえり」
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紅莉栖「フェイリスのお店ね」
鈴羽「フェイリス……ああ!秋葉さんか!」
岡部「未来では……」
鈴羽「元気だよ。未来では芸能マネージメントの会社を経営してるよ」
鈴羽「強引なところもあってオカリンおじさんの会社のCMは全部あそこの芸能人だけどさ」
岡部「そうか……」
鈴羽「ということで、何とかしてくれないかな?」
岡部「鈴羽。悪いが、お前の希望は叶えてやれない」
紅莉栖「倫太郎、いきなり頭ごなしにそれは酷くない?」
岡部「いや、現状では未来は変えられない」
紅莉栖「それってどういう意味?」
岡部「世界ってのはどう頑張っても同じ結果に収束するのだ。だからこの世界線の未来で確定している事は必ずそうなる」
鈴羽「フェイリス……ああ!秋葉さんか!」
岡部「未来では……」
鈴羽「元気だよ。未来では芸能マネージメントの会社を経営してるよ」
鈴羽「強引なところもあってオカリンおじさんの会社のCMは全部あそこの芸能人だけどさ」
岡部「そうか……」
鈴羽「ということで、何とかしてくれないかな?」
岡部「鈴羽。悪いが、お前の希望は叶えてやれない」
紅莉栖「倫太郎、いきなり頭ごなしにそれは酷くない?」
岡部「いや、現状では未来は変えられない」
紅莉栖「それってどういう意味?」
岡部「世界ってのはどう頑張っても同じ結果に収束するのだ。だからこの世界線の未来で確定している事は必ずそうなる」
まあオカリンと中鉢がいれば一応タイムマシンもどうにかなりそうだな
紅莉栖「って事は?」
岡部「お前が言っている事が本当なら、俺と紅莉栖がどんなに喧嘩しようとも結婚する」
紅莉栖「ええ!」
岡部「ダルを殺そうとしても、2020年までは必ず生き延びる。どんな形であれ」
紅莉栖「そ、そうなんだ」
岡部「もう一つ言えば、どうやってもダルは阿万音さんを襲う」
紅莉栖「……」
岡部「それを回避するには世界線を変える必要がある」
紅莉栖「どうするの?」
岡部「過去を改変する」
紅莉栖「そ、そんな事可能なの?」
岡部「それが……俺が居た元の世界線には『電話レンジ(仮)』という装置で出来たんだが……」
紅莉栖「それって作れないの?」
岡部「出来なくもないが……それを作ったのは紅莉栖とダルなのだ」
岡部「お前が言っている事が本当なら、俺と紅莉栖がどんなに喧嘩しようとも結婚する」
紅莉栖「ええ!」
岡部「ダルを殺そうとしても、2020年までは必ず生き延びる。どんな形であれ」
紅莉栖「そ、そうなんだ」
岡部「もう一つ言えば、どうやってもダルは阿万音さんを襲う」
紅莉栖「……」
岡部「それを回避するには世界線を変える必要がある」
紅莉栖「どうするの?」
岡部「過去を改変する」
紅莉栖「そ、そんな事可能なの?」
岡部「それが……俺が居た元の世界線には『電話レンジ(仮)』という装置で出来たんだが……」
紅莉栖「それって作れないの?」
岡部「出来なくもないが……それを作ったのは紅莉栖とダルなのだ」
紅莉栖「ええ!私そんな技術ない><」
岡部「元居た世界のお前は脳医学と物理学の研究員で、サイエンスにも論文が載るほどだったんだ」
紅莉栖「そんな……」
岡部「おまけに、ダルは超がつく程のハッカーだったんだ」
紅莉栖「頼んでみたら?」
岡部「頼んだ結果が、先日のアレだ」
紅莉栖「!」
岡部「今のあいつはPCに興味一つ示さない」
紅莉栖「って事は?」
岡部「この世界線は『袋小路』で出口は無い」
紅莉栖「……」
鈴羽「なるほどね。オカリンおじさんが言っていた事は本当だったんだね」
岡部「何?」
鈴羽「昔は無かった事にする事も出来たって」
岡部「そ、そうか……」
岡部「元居た世界のお前は脳医学と物理学の研究員で、サイエンスにも論文が載るほどだったんだ」
紅莉栖「そんな……」
岡部「おまけに、ダルは超がつく程のハッカーだったんだ」
紅莉栖「頼んでみたら?」
岡部「頼んだ結果が、先日のアレだ」
紅莉栖「!」
岡部「今のあいつはPCに興味一つ示さない」
紅莉栖「って事は?」
岡部「この世界線は『袋小路』で出口は無い」
紅莉栖「……」
鈴羽「なるほどね。オカリンおじさんが言っていた事は本当だったんだね」
岡部「何?」
鈴羽「昔は無かった事にする事も出来たって」
岡部「そ、そうか……」
鈴羽「で、中鉢の爺ちゃんに頼んだら『これを持って行け』って言われたんだけど」
岡部「ん?なんだ?」
鈴羽「詳しい事は分からないんだけど、見せれば分かるって」
岡部「ん?あ!」
紅莉栖「これ何?」
岡部「ここまで小型化が進んだのか……」
俺は鈴羽が差し出したB5サイズのノートPCらしきものを受け取る。
銘板には『電話レンジ-NFG505』とあった。
鈴羽「どう?何とかなりそう?」
岡部「ああ……しかし、少し考えさせてくれ」
鈴羽「ええー。直ぐにでも橋田至を何とかしてよ」
岡部「ん?なんだ?」
鈴羽「詳しい事は分からないんだけど、見せれば分かるって」
岡部「ん?あ!」
紅莉栖「これ何?」
岡部「ここまで小型化が進んだのか……」
俺は鈴羽が差し出したB5サイズのノートPCらしきものを受け取る。
銘板には『電話レンジ-NFG505』とあった。
鈴羽「どう?何とかなりそう?」
岡部「ああ……しかし、少し考えさせてくれ」
鈴羽「ええー。直ぐにでも橋田至を何とかしてよ」
岡部「バタフライ効果」
紅莉栖「何それ?」
岡部「ほんの些細な事で、未来が大きく変わる可能性がある」
紅莉栖「どういう事?」
岡部「中国で蝶が羽ばたくと、アメリカでハリケーンが起こるとか、風が吹いたら桶屋が儲かるって話を聞いた事がないか?」
紅莉栖「ん?分かんない」
岡部「例えば、これで過去を改変したとすると、未来が全て変わる可能性がある」
鈴羽「って事は、母さんは助かるってことでしょ?」
岡部「そうかもしれない。しかし……俺と紅莉栖が結婚しなかったり、もっと言えば鈴羽が生まれなく可能性もある」
鈴羽「え……」
岡部「中鉢博士はそれを承知でこれを俺に託したのか?」
鈴羽「あと、中鉢の爺ちゃんから手紙も預かってきた」
岡部「見せろ!」
紅莉栖「何それ?」
岡部「ほんの些細な事で、未来が大きく変わる可能性がある」
紅莉栖「どういう事?」
岡部「中国で蝶が羽ばたくと、アメリカでハリケーンが起こるとか、風が吹いたら桶屋が儲かるって話を聞いた事がないか?」
紅莉栖「ん?分かんない」
岡部「例えば、これで過去を改変したとすると、未来が全て変わる可能性がある」
鈴羽「って事は、母さんは助かるってことでしょ?」
岡部「そうかもしれない。しかし……俺と紅莉栖が結婚しなかったり、もっと言えば鈴羽が生まれなく可能性もある」
鈴羽「え……」
岡部「中鉢博士はそれを承知でこれを俺に託したのか?」
鈴羽「あと、中鉢の爺ちゃんから手紙も預かってきた」
岡部「見せろ!」
岡部君へ
久しぶりだな。
いや、この手紙を読む君とはまだ出会っても居ないのだが。
いつも娘が世話になっているようで、感謝する。
さて、鈴羽がそちらに持って行った物は、君ならどういうものか直ぐに分かるだろう。
長い間封印していたのだが……義理とは言え可愛い孫娘の頼みに、この私も折れてしまった。
使う使わないかは君に任せる。
こちらから改変するには、状況も事情も分かりにくい。
なので、君に託す。
良く考えた上で実行してほしい。
久しぶりだな。
いや、この手紙を読む君とはまだ出会っても居ないのだが。
いつも娘が世話になっているようで、感謝する。
さて、鈴羽がそちらに持って行った物は、君ならどういうものか直ぐに分かるだろう。
長い間封印していたのだが……義理とは言え可愛い孫娘の頼みに、この私も折れてしまった。
使う使わないかは君に任せる。
こちらから改変するには、状況も事情も分かりにくい。
なので、君に託す。
良く考えた上で実行してほしい。
また改変する場合、最小限の世界線移動を私は望む。
君と紅莉栖の未来も含め、全世界の未来がかかっている。
今、この世界はユートピアとまではいかなくとも、非常に平和である。
貧富の差も少なく、エネルギー問題や食糧難も解消されている。
まぁ、ひとえにタイムマシンを筆頭とするワシの発明のお陰だが、ふはは。
出来れば未来線を変更することなく、結果は同じように収束するにしても違うルートを辿る様に尽力されたし。
この意味、君になら理解できると思われる。
ではこれで失礼する。
Dr.中鉢
追伸 長い時間、そちらに鈴羽を置くのは良くないので、直ぐに帰らせてほしい。
君と紅莉栖の未来も含め、全世界の未来がかかっている。
今、この世界はユートピアとまではいかなくとも、非常に平和である。
貧富の差も少なく、エネルギー問題や食糧難も解消されている。
まぁ、ひとえにタイムマシンを筆頭とするワシの発明のお陰だが、ふはは。
出来れば未来線を変更することなく、結果は同じように収束するにしても違うルートを辿る様に尽力されたし。
この意味、君になら理解できると思われる。
ではこれで失礼する。
Dr.中鉢
追伸 長い時間、そちらに鈴羽を置くのは良くないので、直ぐに帰らせてほしい。
もともと中鉢はただの岡部
なんか色々こじらせてダメになったけど
なんか色々こじらせてダメになったけど
岡部「……」
紅莉栖「ねぇ、どうするの?」
岡部「考え中だ!」
紅莉栖「ご、ごめん……」
岡部「あ、すまない。大声を出して」
紅莉栖「うん……」
岡部「とりあえず、鈴羽は帰れ」
鈴羽「えー。ちょっとこの時代を観光させてよ」
岡部「駄目だ。お前はこの時代の人間ではない。それに……」
鈴羽「それに?」
岡部「中鉢博士からのお願いも有った」
鈴羽「やだ!」
岡部「お前がこの世界に影響を与えたらどうする?」
鈴羽「えぇー。ねぇ、ちょっと位いいでしょ?」
岡部「困ったな……(そうだ!)」
紅莉栖「ねぇ、どうするの?」
岡部「考え中だ!」
紅莉栖「ご、ごめん……」
岡部「あ、すまない。大声を出して」
紅莉栖「うん……」
岡部「とりあえず、鈴羽は帰れ」
鈴羽「えー。ちょっとこの時代を観光させてよ」
岡部「駄目だ。お前はこの時代の人間ではない。それに……」
鈴羽「それに?」
岡部「中鉢博士からのお願いも有った」
鈴羽「やだ!」
岡部「お前がこの世界に影響を与えたらどうする?」
鈴羽「えぇー。ねぇ、ちょっと位いいでしょ?」
岡部「困ったな……(そうだ!)」
娘が優秀じゃないと中鉢はこうも違うのかと考えると胸が熱くなるな
岡部(紅莉栖頼みがある)
紅莉栖(何?)
岡部(ヒソヒソ……)
紅莉栖(分かった)
岡部「鈴羽、親の言う事をちゃんと聞かないとダメだろ?」
鈴羽「だってこの時代の岡部倫太郎はまだ親じゃないし」
紅莉栖「あら?でも駄々っ子になってしまった事実は私達の記憶に残るわよ?」
鈴羽「え?」
紅莉栖(何?)
岡部(ヒソヒソ……)
紅莉栖(分かった)
岡部「鈴羽、親の言う事をちゃんと聞かないとダメだろ?」
鈴羽「だってこの時代の岡部倫太郎はまだ親じゃないし」
紅莉栖「あら?でも駄々っ子になってしまった事実は私達の記憶に残るわよ?」
鈴羽「え?」
紅莉栖「ふふ、7年後ぐらいかしら?貴方が誕生するのは?その後引き取るみたいだけど……」
鈴羽「それって……」
紅莉栖「ええ。こういう子に育たない様にビシバシ教育するわ」
鈴羽「ゴメンなさいママ。だから、許して。ママは怒ると本当に怖いから……」
紅莉栖「鈴羽はおりこうさん。パパの……中鉢の爺様のお使いが終わったら帰らないと、ね?」
鈴羽「う、うん……分かった」
紅莉栖「じゃあ、ラジ館まで送るわ」
鈴羽「わかった。でも、メイド喫茶だけ見てみたいな」
紅莉栖「いいわ。その代り、その後は直ぐに帰るのよ?」
鈴羽「わかった」
岡部(紅莉栖、GJだ!)
鈴羽「それって……」
紅莉栖「ええ。こういう子に育たない様にビシバシ教育するわ」
鈴羽「ゴメンなさいママ。だから、許して。ママは怒ると本当に怖いから……」
紅莉栖「鈴羽はおりこうさん。パパの……中鉢の爺様のお使いが終わったら帰らないと、ね?」
鈴羽「う、うん……分かった」
紅莉栖「じゃあ、ラジ館まで送るわ」
鈴羽「わかった。でも、メイド喫茶だけ見てみたいな」
紅莉栖「いいわ。その代り、その後は直ぐに帰るのよ?」
鈴羽「わかった」
岡部(紅莉栖、GJだ!)
~メイクイーン+ニャン2~
カランカラン
メイド「おかえりなさいませ、ご主人さま、お嬢様」
紅莉栖「禁煙席お願いできます?」
メイド「かしこまりました。こちらへどうぞ」
鈴羽「へぇ、これがメイド喫茶っていうところか」
紅莉栖「そうよ」
鈴羽「うん、思っていた通りだ」
紅莉栖「未来にもある?」
鈴羽「うーん……街中には無いけど、自分の家がこんな感じ」
紅莉栖「え?」
鈴羽「家はこんな感じだよ。いつもメイドと執事が沢山いるからね」
紅莉栖「そ、そう……」
鈴羽「何と言っても、世界一の企業の社長の家だもん」
岡部「そ、それは凄いな、あは、あは、あはは」
カランカラン
メイド「おかえりなさいませ、ご主人さま、お嬢様」
紅莉栖「禁煙席お願いできます?」
メイド「かしこまりました。こちらへどうぞ」
鈴羽「へぇ、これがメイド喫茶っていうところか」
紅莉栖「そうよ」
鈴羽「うん、思っていた通りだ」
紅莉栖「未来にもある?」
鈴羽「うーん……街中には無いけど、自分の家がこんな感じ」
紅莉栖「え?」
鈴羽「家はこんな感じだよ。いつもメイドと執事が沢山いるからね」
紅莉栖「そ、そう……」
鈴羽「何と言っても、世界一の企業の社長の家だもん」
岡部「そ、それは凄いな、あは、あは、あはは」
鈴羽「ちなみに、全部オカリンおじさんの趣味なんだって」
紅莉栖「へぇ……あんた、そんな趣味あったんだ」
岡部「ま、まて!俺の趣味か?お前じゃないのか?」
紅莉栖「鈴羽は今、「全部オカリンおじさんの趣味」って言わなかったかしら?」
岡部「あは、あはははは……」
紅莉栖「あとでゆっくりお話しましょうね、り・ん・た・ろ・うっ!」
岡部(こえぇよ……)
鈴羽(やっぱママの怖さはこの時代から続いてたんだ……)
紅莉栖「さぁ、時間もあまりないし、何か飲んだら帰るわよ」
俺たちは三々五々、好きな物を頼む。
が、和気藹々と話しこんでいると……
紅莉栖「へぇ……あんた、そんな趣味あったんだ」
岡部「ま、まて!俺の趣味か?お前じゃないのか?」
紅莉栖「鈴羽は今、「全部オカリンおじさんの趣味」って言わなかったかしら?」
岡部「あは、あはははは……」
紅莉栖「あとでゆっくりお話しましょうね、り・ん・た・ろ・うっ!」
岡部(こえぇよ……)
鈴羽(やっぱママの怖さはこの時代から続いてたんだ……)
紅莉栖「さぁ、時間もあまりないし、何か飲んだら帰るわよ」
俺たちは三々五々、好きな物を頼む。
が、和気藹々と話しこんでいると……
SGの未来でも岡部夫妻と鈴羽とは
姪っ子みたいな関係になってたらいいなと妄想
姪っ子みたいな関係になってたらいいなと妄想
「おーかーべーくーん」
振り向くと、ダル!
ダル「お前、まだ分かんないの?」
岡部「待ってくれ。今日は我慢してくれ!」
ダル「うるせぇえって!」
紅莉栖「ちょっと!あんた!一体何なのよ!」
ダル「何おま?岡部の女?調子こいてたら廻すお?」
紅莉栖「やれるもんならやってみなさいよ!」
ダル「へぇ、面白い事いうじゃん。あとで泣き入れても腰が抜けるまでやっちゃうお?」
ダルは紅莉栖の胸元をつかもうとした。
その時―――
振り向くと、ダル!
ダル「お前、まだ分かんないの?」
岡部「待ってくれ。今日は我慢してくれ!」
ダル「うるせぇえって!」
紅莉栖「ちょっと!あんた!一体何なのよ!」
ダル「何おま?岡部の女?調子こいてたら廻すお?」
紅莉栖「やれるもんならやってみなさいよ!」
ダル「へぇ、面白い事いうじゃん。あとで泣き入れても腰が抜けるまでやっちゃうお?」
ダルは紅莉栖の胸元をつかもうとした。
その時―――
鈴羽「おっさん、あまり調子に乗ってるとこいつが火を吹くよ?」
岡部「す、鈴羽……」
鈴羽「心配しないで。これ本物だから。こう見えても、私戦士だから」
岡部「本物って?ダメだろ!」
鈴羽「平和治安軍のソルジャーなんだ。紛争が起きる前に現地で仲裁したりしてるの」
岡部「だからって、ここでそんなもん出すな!」
ダル「お、面白い事いうじゃん!どうせモデルガンっしょ!お前らやっちまえ!」
ダルの掛け声で数人の取り巻きが一斉に飛びかかる。
が、ほぼ秒殺だった。
鈴羽は格闘術にも長けているのか、一発で取り巻きを沈める。
鈴羽「言ってるじゃん、戦士だって。何ならついでにこの穴から何が出るかあんたの頭で試してみる?」
ダル「あ、あ、あわわ……」
紅莉栖「鈴羽!ダメ!その人は……」
とっさに俺は紅莉栖の口を塞ぐ。
岡部「す、鈴羽……」
鈴羽「心配しないで。これ本物だから。こう見えても、私戦士だから」
岡部「本物って?ダメだろ!」
鈴羽「平和治安軍のソルジャーなんだ。紛争が起きる前に現地で仲裁したりしてるの」
岡部「だからって、ここでそんなもん出すな!」
ダル「お、面白い事いうじゃん!どうせモデルガンっしょ!お前らやっちまえ!」
ダルの掛け声で数人の取り巻きが一斉に飛びかかる。
が、ほぼ秒殺だった。
鈴羽は格闘術にも長けているのか、一発で取り巻きを沈める。
鈴羽「言ってるじゃん、戦士だって。何ならついでにこの穴から何が出るかあんたの頭で試してみる?」
ダル「あ、あ、あわわ……」
紅莉栖「鈴羽!ダメ!その人は……」
とっさに俺は紅莉栖の口を塞ぐ。
鈴羽「何?」
岡部「何でもない。何でもないから……」
鈴羽「ふーん……」
岡部「鈴羽、もう行こう」
鈴羽「いや、こいつが誰だか私は聞く必要が出来た。何か隠してるよね?岡部倫太郎」
岡部「そいつの正体が分かったらお前はどうする気だ?」
鈴羽「そんなの決まってるじゃない。殺す」
岡部「それはお前が消える事になるんだぞ?」
鈴羽「それでも構わない。母さんが助かるならそれで……私は……」
岡部「未来人のお前からすれば今は過去だ!その行為は世界を変えるんだぞ!」
大粒の涙を流しながら鈴羽は叫ぶ。
鈴羽「死ねよ!」
『まって!』
店の奥から一人の女性が走って来、ダルを庇うように覆いかぶさる。
「橋田さんは粗暴だけど、決して悪い人ではありません!」
岡部「何でもない。何でもないから……」
鈴羽「ふーん……」
岡部「鈴羽、もう行こう」
鈴羽「いや、こいつが誰だか私は聞く必要が出来た。何か隠してるよね?岡部倫太郎」
岡部「そいつの正体が分かったらお前はどうする気だ?」
鈴羽「そんなの決まってるじゃない。殺す」
岡部「それはお前が消える事になるんだぞ?」
鈴羽「それでも構わない。母さんが助かるならそれで……私は……」
岡部「未来人のお前からすれば今は過去だ!その行為は世界を変えるんだぞ!」
大粒の涙を流しながら鈴羽は叫ぶ。
鈴羽「死ねよ!」
『まって!』
店の奥から一人の女性が走って来、ダルを庇うように覆いかぶさる。
「橋田さんは粗暴だけど、決して悪い人ではありません!」
鈴羽「あ……阿万音由季」
鈴羽は蚊のなくような声で呟く。
岡部「な、何?この人が阿万音由季さん?」
由季「え?私を御存じなのですか?」
岡部「あ、まぁなんというか……」
そこにフェイリスが駆け寄る。
フェイリス「お店の中で暴れるのは困るんだけど!」
岡部「す、すまん……直ぐに撤収する」
由季「橋田さんはとても……いい人なんです。私がこの店でアルバイトを始めようと面接に来る途中で道に迷ったらここまで案内してくれたんです」
鈴羽「そんなの誰だってする」
由季「それだけではありません。私がお店でミスしても頑張れって応援のメールもくれます」
鈴羽「……」
由季「だから……先日の萌えさんの件での貴方に対する非礼はこの私が代わって謝りますから、どうか許して下さい」
岡部「あ、いや、この間の件は俺が悪いのであって……」
由季「お願いします、どうか穏便に」
鈴羽は蚊のなくような声で呟く。
岡部「な、何?この人が阿万音由季さん?」
由季「え?私を御存じなのですか?」
岡部「あ、まぁなんというか……」
そこにフェイリスが駆け寄る。
フェイリス「お店の中で暴れるのは困るんだけど!」
岡部「す、すまん……直ぐに撤収する」
由季「橋田さんはとても……いい人なんです。私がこの店でアルバイトを始めようと面接に来る途中で道に迷ったらここまで案内してくれたんです」
鈴羽「そんなの誰だってする」
由季「それだけではありません。私がお店でミスしても頑張れって応援のメールもくれます」
鈴羽「……」
由季「だから……先日の萌えさんの件での貴方に対する非礼はこの私が代わって謝りますから、どうか許して下さい」
岡部「あ、いや、この間の件は俺が悪いのであって……」
由季「お願いします、どうか穏便に」
阿万音さんはその場で土下座してしまった。
紅莉栖「ちょ、ちょっと!こんな所で土下座したら私達が悪いみたいじゃない!」
由季「許してくれるまでやめません」
岡部「ゆ、許すから頭をあげてください」
由季「本当ですか?」
岡部「ああ、本当です」
鈴羽「私は……」
岡部「鈴羽、お前も許せ。紅莉栖も許すだろ?」
紅莉栖「まぁ私は特に何もされてないし」
岡部「と、言う事だ」
鈴羽「納得できない」
岡部「なら、俺が納得させてやろう」
鈴羽「え?」
紅莉栖「ちょ、ちょっと!こんな所で土下座したら私達が悪いみたいじゃない!」
由季「許してくれるまでやめません」
岡部「ゆ、許すから頭をあげてください」
由季「本当ですか?」
岡部「ああ、本当です」
鈴羽「私は……」
岡部「鈴羽、お前も許せ。紅莉栖も許すだろ?」
紅莉栖「まぁ私は特に何もされてないし」
岡部「と、言う事だ」
鈴羽「納得できない」
岡部「なら、俺が納得させてやろう」
鈴羽「え?」
岡部「阿万音さん、貴方はそこまでダルをかばうって事はもしかして、この男が好きなんですか?」
由季「……はい」
岡部「ダル。お前ももしかして由季さんの事が好きなんだろ?」
ダル「ど、ど、ど……」
岡部「ど?「ど」では分からん。ちゃんと言ってくれ」
ダル「ど、ど、どうしようもない位、好きだお!」
岡部「おお!それは良かったじゃないか。ここにベストカップルが誕生した!みんな拍手を!」
店内は拍手喝さい、中にはブーイングも聞こえたが……
岡部「まぁそういう事で、ここは丸く収めよう。な?」
フェイリス「ちょっと!何勝手に店の中で決めてんのよ!」
岡部「隙間は黙ってろ!」
フェイリス「><」
岡部 (あ……これは違う世界線での話だった。まぁいいか)
由季「……はい」
岡部「ダル。お前ももしかして由季さんの事が好きなんだろ?」
ダル「ど、ど、ど……」
岡部「ど?「ど」では分からん。ちゃんと言ってくれ」
ダル「ど、ど、どうしようもない位、好きだお!」
岡部「おお!それは良かったじゃないか。ここにベストカップルが誕生した!みんな拍手を!」
店内は拍手喝さい、中にはブーイングも聞こえたが……
岡部「まぁそういう事で、ここは丸く収めよう。な?」
フェイリス「ちょっと!何勝手に店の中で決めてんのよ!」
岡部「隙間は黙ってろ!」
フェイリス「><」
岡部 (あ……これは違う世界線での話だった。まぁいいか)
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