私的良スレ書庫
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元スレ妹「お、お兄ちゃんがロリコンなはずないよね……」

みんなの評価 : ★★★
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学校に行くことを考えるだけであの頭痛が襲ってくる。
別に学校に行ってなにかやらかそうとか考えている訳ではなかった。せっかくこの世に生を受けたので一度くらい体験したかっただけだ
都合の良いことにクラスメートの記憶は共有さ
頭痛が。考えるだけで
認識そのものを妨害している訳じゃない。考えると苦痛になるだけで、なかったことにされている訳ではない
一体何だ。この現象は
ムカついてきたので、無理をしていく。吐き気を催してきた。クソッ、ぶっ壊れてしまえこんな身体
わからない
ここまで私を苦しめる力があるなら、どうしていつも使わない?
苦痛に耐えながら学校へと向かう。胃がとても痛かった
そういえば皆勤賞を逃したことになるな。そう思ったが、全く悔しいと思わなかった。多少感情は共有されているはずなのに
別に学校に行ってなにかやらかそうとか考えている訳ではなかった。せっかくこの世に生を受けたので一度くらい体験したかっただけだ
都合の良いことにクラスメートの記憶は共有さ
頭痛が。考えるだけで
認識そのものを妨害している訳じゃない。考えると苦痛になるだけで、なかったことにされている訳ではない
一体何だ。この現象は
ムカついてきたので、無理をしていく。吐き気を催してきた。クソッ、ぶっ壊れてしまえこんな身体
わからない
ここまで私を苦しめる力があるなら、どうしていつも使わない?
苦痛に耐えながら学校へと向かう。胃がとても痛かった
そういえば皆勤賞を逃したことになるな。そう思ったが、全く悔しいと思わなかった。多少感情は共有されているはずなのに
「おかえりー!!」
教室の中へ入った瞬間雨がドバッと降ってきた
目を拭い辺りを見渡す。
5、6人くらい女子が私を囲んで拍手をしている。右を見たら空のバケツを持ってる女子がニヤツイていた
「ベランダからゴミが来るの見えたからねー」
「どうして来なかったのー?大好きなお兄ちゃんにひきこもりだって気持ち悪がられちゃうよー。学校での立ち位置教えちゃうよ?」
「ギャハハwwwこいつに振り向いてやれる男はパパとお兄ちゃんだけですかーwwwwww」
教室の中へ入った瞬間雨がドバッと降ってきた
目を拭い辺りを見渡す。
5、6人くらい女子が私を囲んで拍手をしている。右を見たら空のバケツを持ってる女子がニヤツイていた
「ベランダからゴミが来るの見えたからねー」
「どうして来なかったのー?大好きなお兄ちゃんにひきこもりだって気持ち悪がられちゃうよー。学校での立ち位置教えちゃうよ?」
「ギャハハwwwこいつに振り向いてやれる男はパパとお兄ちゃんだけですかーwwwwww」
あぁー、そういうこと。
あんた、いつもあんな苦痛に耐えてここ来てたんだ。
変に真面目なとことか、明るいとこが可愛いとか大好きな兄に言われて
期待を裏切らないように。優しくて、明るい、変に真面目な可愛い女の子だって褒めてもらいたくて皆勤賞狙って
気狂った今の兄貴にどう思われたって構わないよね。もう皆勤賞なんてどーでもいいよね
もう、学校なんてどーでもいいよな?
妹「ギャハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
雄の獣のような力が沸いてくる。眼鏡をかけて爆笑してるブサイクな女子の顔面をぶっ飛ばしてやった。教室に悲鳴が響いた
てめーら全員、ぶっ潰す
あんた、いつもあんな苦痛に耐えてここ来てたんだ。
変に真面目なとことか、明るいとこが可愛いとか大好きな兄に言われて
期待を裏切らないように。優しくて、明るい、変に真面目な可愛い女の子だって褒めてもらいたくて皆勤賞狙って
気狂った今の兄貴にどう思われたって構わないよね。もう皆勤賞なんてどーでもいいよね
もう、学校なんてどーでもいいよな?
妹「ギャハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
雄の獣のような力が沸いてくる。眼鏡をかけて爆笑してるブサイクな女子の顔面をぶっ飛ばしてやった。教室に悲鳴が響いた
てめーら全員、ぶっ潰す
妹「ゴミはどっちだよクズ共がっ!!!!」
前髪が目にかかってる可愛い女の子の腹目がけて膝蹴りをする。ついでに前髪を掴んで歯で食い千切ってやった
妹「お前らの立ち位置こそ人に誇れるもんなのかよ!!?」
デブ女の頭を掴んで顎に膝蹴りを食らわせようとしたが腹が邪魔で出来なかった。呻いて吐いたので結果オーライだ
妹「黙ってみてるやつらもよ。こいつこんなに可愛いんだから好きな男子一人くらいいんだろ。助けてやる度胸もねぇのに好きになんな」
長々とかっこつけてセリフを言っている場合ではなかった。後ろから抱きつかれて身動きが取れなくなった
前髪が目にかかってる可愛い女の子の腹目がけて膝蹴りをする。ついでに前髪を掴んで歯で食い千切ってやった
妹「お前らの立ち位置こそ人に誇れるもんなのかよ!!?」
デブ女の頭を掴んで顎に膝蹴りを食らわせようとしたが腹が邪魔で出来なかった。呻いて吐いたので結果オーライだ
妹「黙ってみてるやつらもよ。こいつこんなに可愛いんだから好きな男子一人くらいいんだろ。助けてやる度胸もねぇのに好きになんな」
長々とかっこつけてセリフを言っている場合ではなかった。後ろから抱きつかれて身動きが取れなくなった
妹「離せよレズビアン!!」
つい口をついたが、こんな語彙があったのが意外だった
妹「離せっつってんだろ!!」
力の強さから長身だと判断してジャンプしたら見事顎にヒットした
妹「虐められた記録事細かにとってあるからな。弁護士に頼んで訴える準備もしてるし、マスコミと実名報道の取材の約束もしてるからな」
口から出任せもいいところだ。
つい口をついたが、こんな語彙があったのが意外だった
妹「離せっつってんだろ!!」
力の強さから長身だと判断してジャンプしたら見事顎にヒットした
妹「虐められた記録事細かにとってあるからな。弁護士に頼んで訴える準備もしてるし、マスコミと実名報道の取材の約束もしてるからな」
口から出任せもいいところだ。
あれ……どうして私はこんなに感情的になってるんだ……
こんなやつらどうでもいいのに。水はムカついたけど、もうここまで仕返ししたら充分だろ。なんであいつが虐められてた時の分まで……
嫌な記憶だから私に譲渡した。さっぱり忘れるついでに、私に代わりに復讐して欲しかったのか?身勝手過ぎる
だったらこんなことしないで帰った方が私としても……
「あんただって……」
眼鏡の割れた女子が睨み付けてくる
「私達のこと虐めてたじゃん……」
前のおでこを手で隠してる女子が泣きながら言う
妹「はっ?……どういう……」
『認めろ、妹』
こんなやつらどうでもいいのに。水はムカついたけど、もうここまで仕返ししたら充分だろ。なんであいつが虐められてた時の分まで……
嫌な記憶だから私に譲渡した。さっぱり忘れるついでに、私に代わりに復讐して欲しかったのか?身勝手過ぎる
だったらこんなことしないで帰った方が私としても……
「あんただって……」
眼鏡の割れた女子が睨み付けてくる
「私達のこと虐めてたじゃん……」
前のおでこを手で隠してる女子が泣きながら言う
妹「はっ?……どういう……」
『認めろ、妹』
>>918
意 貴
味 方 たい事はそ
が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
か 言 わ終
ら い り
な 解 し たく か
い 理 い 無い
゜ もかの ??
意 貴
味 方 たい事はそ
が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
か 言 わ終
ら い り
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い 理 い 無い
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意 貴
味 方 たい事はそ
が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
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ら い り
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意 貴
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が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
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ら い り
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゜ もかの ??
意 貴
味 方 たい事はそ
が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
か 言 わ終
ら い り
な 解 し たく か
い 理 い 無い
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意 貴
味 方 たい事はそ
が 言語中枢が無い? い れ
わ 何 言 で
か 言 わ終
ら い り
な 解 し たく か
い 理 い 無い
゜ もかの ??
時がまた加速を始める
美術室へと向かう残り1ヶ月への記憶
兄の人格を殺そうと努力したお陰かだんだん私の存在を無視できなくっていた
逆に私の方は中の人格が気配を見せなくなってきた。
私が自殺してあげても、この身体は魂が空っぽの人形になってしまうのではないかというくらいに。
様々な光景を、鮮明に思い出す
美術室へと向かう残り1ヶ月への記憶
兄の人格を殺そうと努力したお陰かだんだん私の存在を無視できなくっていた
逆に私の方は中の人格が気配を見せなくなってきた。
私が自殺してあげても、この身体は魂が空っぽの人形になってしまうのではないかというくらいに。
様々な光景を、鮮明に思い出す
妹『私は、幽霊だよ』
この頃の兄の精神状態は限界にきていた。私の存在に気付き始め、必死で興味の対象を逸らしていた。
妹『あの日、私はあなたに強姦されて自殺したの』 妹『怨んでる。とても、とても。決して許せない』 妹『だから家に帰ってきたあなたを罪の意識で発狂させようとした』
兄に対する最悪の記憶を譲渡されたのは確か。けれど、私はそれを受け入れるだけの人格を備えているはず。怨む理由などない
妹『……でもね。今日が、最後なの。今夜で終わり。別れだと思うと、私も寂しい』
私はどうしてこんなことを言っているの。
最後?別れ?まるで、いかにもこれを何かのきっかけにしようとしているみたいな言い方。
何かを隠してる。記憶は全て辿ってきて必要な情報は全てあるはずなのに。場に漂う妙な違和感。
この頃の兄の精神状態は限界にきていた。私の存在に気付き始め、必死で興味の対象を逸らしていた。
妹『あの日、私はあなたに強姦されて自殺したの』 妹『怨んでる。とても、とても。決して許せない』 妹『だから家に帰ってきたあなたを罪の意識で発狂させようとした』
兄に対する最悪の記憶を譲渡されたのは確か。けれど、私はそれを受け入れるだけの人格を備えているはず。怨む理由などない
妹『……でもね。今日が、最後なの。今夜で終わり。別れだと思うと、私も寂しい』
私はどうしてこんなことを言っているの。
最後?別れ?まるで、いかにもこれを何かのきっかけにしようとしているみたいな言い方。
何かを隠してる。記憶は全て辿ってきて必要な情報は全てあるはずなのに。場に漂う妙な違和感。
>>233
よお、新参
よお、新参
兄『嫌だ!!頼む!!消えないでくれよぉ……』
妹『あなたが望んでたことなのに……』
そうだよ。私が死ねば本当の妹は甦るはずでしょ?
妹『私が望んだことでもあるの』
私が望んだこと
私が死んだら妹が必然的に甦る。二重人格だから。嫌な記憶は私が引き継いで
本当は私は
妹『あなたが望んでたことなのに……』
そうだよ。私が死ねば本当の妹は甦るはずでしょ?
妹『私が望んだことでもあるの』
私が望んだこと
私が死んだら妹が必然的に甦る。二重人格だから。嫌な記憶は私が引き継いで
本当は私は
兄『憎悪をぶつけてくれ!!信頼していた兄貴に!毎朝起こしに行ってあげていた兄貴に!怖い夜は布団に潜りに行った兄貴に!!』
兄『殺してくれ!』
兄を瀕死に追い込めば、嫌な記憶を譲渡した新しい人格が誕生する。
それは私にとって喜ばしいことのはず。私に適応した人格が生まれてくれたら
人格?人格って……
考えないで。考えたら駄目認識しない対象は存在しない
兄『あれ……なんでこんなこと話してるんだろうな……なんで泣いてんだろうな……ごめんな……』
『大丈夫だよ』
兄『えっ……?』
妹『…………』
さっきの声は誰?もう一つの人格は最近完全に気配を見せない。だとしたら、消去法で……
妹『……もう最後だから関係ないってこと。考えないで!!』
もしかすると、考えないようにしてるのは私の方
兄『殺してくれ!』
兄を瀕死に追い込めば、嫌な記憶を譲渡した新しい人格が誕生する。
それは私にとって喜ばしいことのはず。私に適応した人格が生まれてくれたら
人格?人格って……
考えないで。考えたら駄目認識しない対象は存在しない
兄『あれ……なんでこんなこと話してるんだろうな……なんで泣いてんだろうな……ごめんな……』
『大丈夫だよ』
兄『えっ……?』
妹『…………』
さっきの声は誰?もう一つの人格は最近完全に気配を見せない。だとしたら、消去法で……
妹『……もう最後だから関係ないってこと。考えないで!!』
もしかすると、考えないようにしてるのは私の方
>>927
もう釣りはいいよ小学生くん
もう釣りはいいよ小学生くん
人居なくなったんじゃなくて残り少ないからみんなレスするの我慢してるだけだろ
>>928-930
おまえらwwwwwwwww
おまえらwwwwwwwww
兄『……フフ……ハハァ……』
妹『こんだけ蹴られて笑ってるなんてとんだドMだね』
兄『ニヒヒ……ハヒ……』
妹『まじで気持ち悪いね』
『ドゴッ! 』
兄『ギヒッ!』
妹『きも。さーて、次はどうしようか』
兄はこの時自分の傷と向き合って廃人になった。お父さんが言う“共存する道”を選んだんだ
どれくらいの年月で治るかわからない。なのに私はこんなに楽観的だ。
“もうすぐ治る確証”があるみたいに
妹『こんだけ蹴られて笑ってるなんてとんだドMだね』
兄『ニヒヒ……ハヒ……』
妹『まじで気持ち悪いね』
『ドゴッ! 』
兄『ギヒッ!』
妹『きも。さーて、次はどうしようか』
兄はこの時自分の傷と向き合って廃人になった。お父さんが言う“共存する道”を選んだんだ
どれくらいの年月で治るかわからない。なのに私はこんなに楽観的だ。
“もうすぐ治る確証”があるみたいに
妹『わかんない……』
わかってる。暗黙の了解だってこと
妹『あーどうしてあいつのこと刺して殺さなかったんだっけ』グズッ…
全ては下手な演技だから
妹『……あー、死ねっ、なんで泣いてんるんだろ。私が望んだことでしょ?』
表でどんなに取り繕っても、感情が零れてしまう
演技でも、私には罪の意識がないから耐えられる
でもお兄ちゃんが自覚していたら。私の身体を犯すようなお兄ちゃんじゃなくなろうと取り繕って
それは、今までのお兄ちゃんじゃない
私は、今までのお兄ちゃんが好きだから
わかってる。暗黙の了解だってこと
妹『あーどうしてあいつのこと刺して殺さなかったんだっけ』グズッ…
全ては下手な演技だから
妹『……あー、死ねっ、なんで泣いてんるんだろ。私が望んだことでしょ?』
表でどんなに取り繕っても、感情が零れてしまう
演技でも、私には罪の意識がないから耐えられる
でもお兄ちゃんが自覚していたら。私の身体を犯すようなお兄ちゃんじゃなくなろうと取り繕って
それは、今までのお兄ちゃんじゃない
私は、今までのお兄ちゃんが好きだから
妹『わかんないなぁ……あぁーむしゃくしゃすんなぁ!!』
母『どうしたの?」』
可哀想なお母さん。でもね、こんな私達を産んだのもお父さんとお母さんなんだよ?
嫌な対象から目を背け続けてきたお母さんの遺伝子は私達に受け継がれた。
でも、背けているだけじゃ解決できないこともある。
『認めてくれたか?』
もう少しだけ待ってて。お兄ちゃん
母『どうしたの?」』
可哀想なお母さん。でもね、こんな私達を産んだのもお父さんとお母さんなんだよ?
嫌な対象から目を背け続けてきたお母さんの遺伝子は私達に受け継がれた。
でも、背けているだけじゃ解決できないこともある。
『認めてくれたか?』
もう少しだけ待ってて。お兄ちゃん
妹『なにしに来たの?』
女『兄くんと素敵な夜の話し合いにね』
皮肉でもなんでもなかった。あの時点で女は兄が来ることをわかっていた
あの時何故急に殺意が芽生えたのか
何かを認識しないなんていきなりできることじゃない。他のことに意識を集中させる必要があった。
妹『遺言?無理。私もこのあと死ぬことになってるから。よくわかんないけど』
でも、もうこれ以上は嘘をつけない。
────
妹「…………」
友「…………」
女「…………」
妹「……ただいま」
兄「……おかえり。やっと認める気になったか」
女『兄くんと素敵な夜の話し合いにね』
皮肉でもなんでもなかった。あの時点で女は兄が来ることをわかっていた
あの時何故急に殺意が芽生えたのか
何かを認識しないなんていきなりできることじゃない。他のことに意識を集中させる必要があった。
妹『遺言?無理。私もこのあと死ぬことになってるから。よくわかんないけど』
でも、もうこれ以上は嘘をつけない。
────
妹「…………」
友「…………」
女「…………」
妹「……ただいま」
兄「……おかえり。やっと認める気になったか」
妹「認識しない対象は存在しない」
妹「私はこの言葉自体を本当の意味で理解しようとしてなかった」
妹「もうお互い演技はやめよう。“暗黙の了解”なんて言葉に出すのと変わらない。無かったことにはできないんだから」
兄「そう言ってるだろ」
妹「じゃあ口に出して言うよ」
妹「私は二重人格じゃない。最初から、このままの自分」
兄「二重人格が嘘だって、変な言い方になるけど気付いたら気付いてた」
兄「さっき、家に帰る時もお前のことを忘れるんじゃなくて、少しずつ受け入れることとか無意識のうちに考えてた」
妹「私もね、自分に嘘つき続けたんだ。存在した記憶を存在しなかったかのように振る舞ったり、存在しないものを存在するかのように扱ったり」
妹「お兄ちゃんが発狂したふりをした時も、私はそのことをわかっていたし、お兄ちゃんも私がそのことを知っているみたいで馬鹿馬鹿しく思った」
妹「お互い知っているのに知らんぷり」
女「……なんのためにですか?」
兄「人格を壊すとか、そういう設定を二人で即興でつくりあげた」
兄「そんな簡単に人格が生まれたり消えたりするわけじゃないってのもお互いがわかっていることをわかってたから、二人で暗黙の了解の中で演技をしているのと一緒だった」
友「…………」
兄「それでも設定通り物語を上手く消化すれば、お互いがあの日の記憶を忘れて再スタートできる。設定上、表面上だけは」
女「…………」
兄「あとは記憶だけだったんだ。お互いがその虚構の設定を認識してることさえ無視すれば、本当にやり直せたかもしれない。
友と女にはわからない話だと思うけど、うちの家系はその能力に長けてるんだ」
兄「でも、どだい無理な話だ。あの事件のことを無かったことになんて出来ない」
妹「うん。私はお兄ちゃんを受け入れる。二人でつらくても、一緒に傷との共存の道を……」
兄「自主するよ。しばらくお別れだ」
兄「さっき、家に帰る時もお前のことを忘れるんじゃなくて、少しずつ受け入れることとか無意識のうちに考えてた」
妹「私もね、自分に嘘つき続けたんだ。存在した記憶を存在しなかったかのように振る舞ったり、存在しないものを存在するかのように扱ったり」
妹「お兄ちゃんが発狂したふりをした時も、私はそのことをわかっていたし、お兄ちゃんも私がそのことを知っているみたいで馬鹿馬鹿しく思った」
妹「お互い知っているのに知らんぷり」
女「……なんのためにですか?」
兄「人格を壊すとか、そういう設定を二人で即興でつくりあげた」
兄「そんな簡単に人格が生まれたり消えたりするわけじゃないってのもお互いがわかっていることをわかってたから、二人で暗黙の了解の中で演技をしているのと一緒だった」
友「…………」
兄「それでも設定通り物語を上手く消化すれば、お互いがあの日の記憶を忘れて再スタートできる。設定上、表面上だけは」
女「…………」
兄「あとは記憶だけだったんだ。お互いがその虚構の設定を認識してることさえ無視すれば、本当にやり直せたかもしれない。
友と女にはわからない話だと思うけど、うちの家系はその能力に長けてるんだ」
兄「でも、どだい無理な話だ。あの事件のことを無かったことになんて出来ない」
妹「うん。私はお兄ちゃんを受け入れる。二人でつらくても、一緒に傷との共存の道を……」
兄「自主するよ。しばらくお別れだ」
妹「いやっ……いやだ!!」
兄「これしかないんだ。あの夜は一時の過ちで、でもこれからは仲良く暮らしていきますなんて出来ない。出来ないからこそ認めたんだろ?」
妹「うっ……」
兄「そういえば話してなかったな。女さんが俺をストーカーしてからここに至るまでの話を」
女「す、ストーカーじゃありませんよ!!」
兄「今夜の兄ちゃんからの最後の話だ」
兄「これしかないんだ。あの夜は一時の過ちで、でもこれからは仲良く暮らしていきますなんて出来ない。出来ないからこそ認めたんだろ?」
妹「うっ……」
兄「そういえば話してなかったな。女さんが俺をストーカーしてからここに至るまでの話を」
女「す、ストーカーじゃありませんよ!!」
兄「今夜の兄ちゃんからの最後の話だ」



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