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元スレほむら「ハッピーエンドがあってもいいじゃない」

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まどか「そうだ、あのね……パパが今度の週末に出かけようって
友達も誘っていいって―― 」
さやか「いいの? 私たちが一緒に行っても」
まどか「うん ママはお仕事が忙しくて……だから友達を誘っておいでって」
ほむら「みんなで行ったら、流石に迷惑じゃないかしら?」
まどか「大丈夫だって言ってたよ」
まどか「それに、みんなと一緒の方が楽しいから」エヘヘ
さやか「それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかな」
ほむら「そうね…… 杏子が行けるのは確定として――」
さやか「確定事項なんだ……」
まどか「マミさんにも聞いておかないと――」
友達も誘っていいって―― 」
さやか「いいの? 私たちが一緒に行っても」
まどか「うん ママはお仕事が忙しくて……だから友達を誘っておいでって」
ほむら「みんなで行ったら、流石に迷惑じゃないかしら?」
まどか「大丈夫だって言ってたよ」
まどか「それに、みんなと一緒の方が楽しいから」エヘヘ
さやか「それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかな」
ほむら「そうね…… 杏子が行けるのは確定として――」
さやか「確定事項なんだ……」
まどか「マミさんにも聞いておかないと――」
――――
さやか「――と、言う訳でやって来ました! 海っ!」
杏子「……山だけどな」
ほむら「流石にまだ海は早いでしょ……」
マミ「すいません……大勢で押しかけてしまって」
知久「いやいや、僕も賑やかな方が楽しいからね」
さやか「両手に花ですよっ!パパさん!」
知久「僕は詢子一筋だ」キリッ
まどか「パパ……」
杏子「熱いね~」ヒューヒュー
知久「こらこら、大人をからかうんじゃない」
――――
知久「僕はタツヤの面倒を見てるから、皆で遊んでてね」
さやか「はーい」
さやか「――と、言う訳でやって来ました! 海っ!」
杏子「……山だけどな」
ほむら「流石にまだ海は早いでしょ……」
マミ「すいません……大勢で押しかけてしまって」
知久「いやいや、僕も賑やかな方が楽しいからね」
さやか「両手に花ですよっ!パパさん!」
知久「僕は詢子一筋だ」キリッ
まどか「パパ……」
杏子「熱いね~」ヒューヒュー
知久「こらこら、大人をからかうんじゃない」
――――
知久「僕はタツヤの面倒を見てるから、皆で遊んでてね」
さやか「はーい」
――――
マミ「ティロ・フィナーレ!」バシュッ
杏子「マミっ、ナイスショット!」
まどか「マミさん&杏子ちゃんペアの勝ち~」
さやか「ちょっとほむらっ! しっかりしてよ!
あんたならバドミントンくらい余裕でしょ?」
ほむら「無駄な魔力消費を抑えるために……自力だけでやってるんだから……
無茶言わないで……」ゼェゼェ
ほむら「ザ・ワールドが使えれば……こんな競技……」ハァハァ
杏子「いや……時止めはダメだろ……」
さやか「よしっ、次はマミさんと組もう!」
杏子「ほむらは審判やりながら休んどけよ……
まどかっ、頑張ろうぜ!
まどか「うん! 頑張ろうね、杏子ちゃん」
マミ「ティロ・フィナーレ!」バシュッ
杏子「マミっ、ナイスショット!」
まどか「マミさん&杏子ちゃんペアの勝ち~」
さやか「ちょっとほむらっ! しっかりしてよ!
あんたならバドミントンくらい余裕でしょ?」
ほむら「無駄な魔力消費を抑えるために……自力だけでやってるんだから……
無茶言わないで……」ゼェゼェ
ほむら「ザ・ワールドが使えれば……こんな競技……」ハァハァ
杏子「いや……時止めはダメだろ……」
さやか「よしっ、次はマミさんと組もう!」
杏子「ほむらは審判やりながら休んどけよ……
まどかっ、頑張ろうぜ!
まどか「うん! 頑張ろうね、杏子ちゃん」
――――
さやか「いやー、遊んだ遊んだ~」
知久「皆お帰り~ そろそろ夕食の準備を始めようかと思ってたところだよ」
杏子「おおっ、バーベキュー! BBQ!」
ほむら「BBQB…… バーべキュゥべえ」
マミ「ちょっと……不吉なこといわないで……」
――――
知久「さっ、みんなどんどん食べなよ~」
さやか「いつかの鍋ん時みたく、焼けどするんじゃないわよ?」ニヤニヤ
杏子「そんことするわけないだろ―― あっちぃ!」
まどか「杏子ちゃん大丈夫?」
さやか「あははははっ やっぱあんたって馬鹿」ゲラゲラ
さやか「いやー、遊んだ遊んだ~」
知久「皆お帰り~ そろそろ夕食の準備を始めようかと思ってたところだよ」
杏子「おおっ、バーベキュー! BBQ!」
ほむら「BBQB…… バーべキュゥべえ」
マミ「ちょっと……不吉なこといわないで……」
――――
知久「さっ、みんなどんどん食べなよ~」
さやか「いつかの鍋ん時みたく、焼けどするんじゃないわよ?」ニヤニヤ
杏子「そんことするわけないだろ―― あっちぃ!」
まどか「杏子ちゃん大丈夫?」
さやか「あははははっ やっぱあんたって馬鹿」ゲラゲラ
ほむら「杏子……こっちの肉が焼けてるわよ」
ほむら「はいっ」フーフー
杏子「あーん」モグモグ
さやか「あんたたち…… 仲いいわね……」
ほむら(しまった! 家での癖が出てしまった!)ホムッ
まどか「杏子ちゃん杏子ちゃん、こっちのもいい焼き加減だよ」フーフー
杏子「あんあん」モグモグ
さやか「あんたは餌付けされてるペットか……」
マミ「さやかさんもどう?」フーフー
さやか「恥ずかしいので遠慮しておきます……」
マミ「残念ね……」シュン
さやか「……一回だけですよ?」アーン
マミ「さやかさんの御口にティロ・フィナーレ!」ヒョイ
さやか「必殺技じゃないんですかそれ…… 汎用性高いですね……」モグモグ
ほむら「はいっ」フーフー
杏子「あーん」モグモグ
さやか「あんたたち…… 仲いいわね……」
ほむら(しまった! 家での癖が出てしまった!)ホムッ
まどか「杏子ちゃん杏子ちゃん、こっちのもいい焼き加減だよ」フーフー
杏子「あんあん」モグモグ
さやか「あんたは餌付けされてるペットか……」
マミ「さやかさんもどう?」フーフー
さやか「恥ずかしいので遠慮しておきます……」
マミ「残念ね……」シュン
さやか「……一回だけですよ?」アーン
マミ「さやかさんの御口にティロ・フィナーレ!」ヒョイ
さやか「必殺技じゃないんですかそれ…… 汎用性高いですね……」モグモグ
――コテージ――
知久「それじゃ、男の僕とタツヤはこっちの部屋で寝るから
何かあったら、直ぐに僕に知らせるんだよ?」
さやか「了解です!」
知久「それじゃおやすみ~」バタン
まどか「……って、この部屋ベッドが四つしかないよ」
さやか「んー、それじゃあたしがまどかと――」
ほむら「杏子と私で一つのベッドで構わないわ」
杏子「ま、それがいつもどお――」モガモガ
ほむら(余計なことは言わないで……)
杏子(別にいいだろ……)
さやか「んー、あんたらって本当に仲がいいわよね……」
――――
さやか「よしっ、こーゆーときの定番は恋話ねっ!」
マミ「私にそういう人はいないわね……」
知久「それじゃ、男の僕とタツヤはこっちの部屋で寝るから
何かあったら、直ぐに僕に知らせるんだよ?」
さやか「了解です!」
知久「それじゃおやすみ~」バタン
まどか「……って、この部屋ベッドが四つしかないよ」
さやか「んー、それじゃあたしがまどかと――」
ほむら「杏子と私で一つのベッドで構わないわ」
杏子「ま、それがいつもどお――」モガモガ
ほむら(余計なことは言わないで……)
杏子(別にいいだろ……)
さやか「んー、あんたらって本当に仲がいいわよね……」
――――
さやか「よしっ、こーゆーときの定番は恋話ねっ!」
マミ「私にそういう人はいないわね……」
さやか「あたしは……」グスッ
まどか「ああっ……さやかちゃんの古傷が……」
杏子「自分で言い出して、自分でダメージ受けてるじゃねーか……」
さやか「別にあんなヤツ……最近は仁美となんかいい感じらしいし」
さやか「私に言ったことは何だったのよ! 恭介の阿呆っ! 」
さやか「悔しくなんか……うええん」グスッ
マミ「よしよし……今日は私が一緒に寝てあげるわ」
まどか(それだと私が一人に……)
マミ「まどかさんもこっちにきなさい」
マミ(かわいい後輩を両手に寝る―― こんな幸せは他に無い!)
まどか「うーん……狭いけど、なんだか楽しいな」エヘヘ
さやか「んで、あんたらには浮いた話はないの?」
杏子「あー、アタシはいねぇけど……ほむらがま――」モガモガ
ほむら「杏子! 早く寝たほうがいいわっ! 今日は疲れたでしょ!?」
まどか「ああっ……さやかちゃんの古傷が……」
杏子「自分で言い出して、自分でダメージ受けてるじゃねーか……」
さやか「別にあんなヤツ……最近は仁美となんかいい感じらしいし」
さやか「私に言ったことは何だったのよ! 恭介の阿呆っ! 」
さやか「悔しくなんか……うええん」グスッ
マミ「よしよし……今日は私が一緒に寝てあげるわ」
まどか(それだと私が一人に……)
マミ「まどかさんもこっちにきなさい」
マミ(かわいい後輩を両手に寝る―― こんな幸せは他に無い!)
まどか「うーん……狭いけど、なんだか楽しいな」エヘヘ
さやか「んで、あんたらには浮いた話はないの?」
杏子「あー、アタシはいねぇけど……ほむらがま――」モガモガ
ほむら「杏子! 早く寝たほうがいいわっ! 今日は疲れたでしょ!?」
さやか「んー、この話題はミスチョイスだったわ
修学旅行なんかじゃ定番って話なのに……」
さやか「誰も恋人がいないってのは悲しい話よねぇ……」
まどか「私は皆とワイワイやってる今が一番楽しいかな」
マミ「そうね、私も凄く楽しいわ」
――――
ほむら「……」
杏子「……」
まどか(急に静かになったけど……みんな寝ちゃったのかな?)
マミ(……)
さやか「しゃれこうべっ」
ほむら「……ふっ」
まどか「く……ぷ」ティヒヒッ
マミ「あらあら……」
杏子「ぶっ、あははははっ しゃれこうべってなんだよっ」
さやか「いや、なんとなく―― 」
修学旅行なんかじゃ定番って話なのに……」
さやか「誰も恋人がいないってのは悲しい話よねぇ……」
まどか「私は皆とワイワイやってる今が一番楽しいかな」
マミ「そうね、私も凄く楽しいわ」
――――
ほむら「……」
杏子「……」
まどか(急に静かになったけど……みんな寝ちゃったのかな?)
マミ(……)
さやか「しゃれこうべっ」
ほむら「……ふっ」
まどか「く……ぷ」ティヒヒッ
マミ「あらあら……」
杏子「ぶっ、あははははっ しゃれこうべってなんだよっ」
さやか「いや、なんとなく―― 」
知久「おーい、いい加減そろそろ寝ないと、明日起きられないよ?」
マミ「すいません……」
杏子「ごめーん、知久~」
知久「大人を名前で呼ばない…… それじゃ、今度こそ本当にオヤスミ」
――――
まどか「えへへ……もう食べられないよ……」Zzz
マミ(両手に後輩……私の幸せが有頂天……)
さやか(狭い……そしてなにか柔らかいものが当たってるような……)
――――
杏子「アタシの勝ちだぜ……ワルプルギス」ムニャムニャ
ほむら(明後日にはいよいよアイツが来るわ……)
ほむら(今度こそ……今度は絶対……勝ってみせるわ)
マミ「すいません……」
杏子「ごめーん、知久~」
知久「大人を名前で呼ばない…… それじゃ、今度こそ本当にオヤスミ」
――――
まどか「えへへ……もう食べられないよ……」Zzz
マミ(両手に後輩……私の幸せが有頂天……)
さやか(狭い……そしてなにか柔らかいものが当たってるような……)
――――
杏子「アタシの勝ちだぜ……ワルプルギス」ムニャムニャ
ほむら(明後日にはいよいよアイツが来るわ……)
ほむら(今度こそ……今度は絶対……勝ってみせるわ)
◆◇◆◇
さやか「見滝原よ、私は帰ってきた!」
マミ「お世話になりました」
知久「楽しんで貰えて何よりだよ」
――――
マミ「いよいよ明日ね……」
さやか「ニュースでもスーパーセルが―― って言ってたもんね」
まどか「それって、ワルプルギスの夜の所為なんだね……」
ほむら「今日は各自家でゆっくり過ごしておきましょう」
まどか「そうだね……」
ほむら「それじゃ、また明日……」
杏子「んじゃな」
さやか「見滝原よ、私は帰ってきた!」
マミ「お世話になりました」
知久「楽しんで貰えて何よりだよ」
――――
マミ「いよいよ明日ね……」
さやか「ニュースでもスーパーセルが―― って言ってたもんね」
まどか「それって、ワルプルギスの夜の所為なんだね……」
ほむら「今日は各自家でゆっくり過ごしておきましょう」
まどか「そうだね……」
ほむら「それじゃ、また明日……」
杏子「んじゃな」
さやか「あの二人……いっつも一緒に帰るわね」
まどか「え? さやかちゃん知らないの?」
マミ「一緒に住んでるらしいわよ?」
さやか「な、なんだってえええ!?」
さやか「これは事件よっ! 女子中学生が一つ屋根の下なんてっ!」
まどか「さやかちゃんの発想の方が事件だよ……」
マミ「……」
さやか「……マミさん、どうしたんですか?」
まどか「具合でも悪いんですか?」
マミ「ちょっとね……明日のことを考えると……
少し怖くなってきちゃって……」
さやか「マミさんでも怖くなるときってあるんですね……」
マミ「あたしだって魔法が使えても、中身はただの中学生なのよ……
魔女と戦うときは、いつだって怖いわ……」
まどか「え? さやかちゃん知らないの?」
マミ「一緒に住んでるらしいわよ?」
さやか「な、なんだってえええ!?」
さやか「これは事件よっ! 女子中学生が一つ屋根の下なんてっ!」
まどか「さやかちゃんの発想の方が事件だよ……」
マミ「……」
さやか「……マミさん、どうしたんですか?」
まどか「具合でも悪いんですか?」
マミ「ちょっとね……明日のことを考えると……
少し怖くなってきちゃって……」
さやか「マミさんでも怖くなるときってあるんですね……」
マミ「あたしだって魔法が使えても、中身はただの中学生なのよ……
魔女と戦うときは、いつだって怖いわ……」
まどか「マミさん……」
さやか「……だったら今日は二人ともうちに泊まりせんか?」
マミさんやまどかにはお世話になりっぱなしだし―― 」
さやか「あたし、戦力にはならないけど 全力でサポートさせてください!」
マミ「さやかさん……」ウルッ
まどか「私も、パパにさやかちゃん家に泊まるって言ってくるよ」
さやか「うんっ!」
マミ「ああっ、私はなんていい後輩を持ったのかしら……」ダキッ
さやか「わわっ……こんな人の往来で……
マミさん苦しい、苦しいですっ」
マミ「あらあら」ウフフ
まどか「あっ! さやかちゃんとマミさんが―― 」
マミ「まどかさんにもっ」ハグッ
まどか「えっ、ど、どうしんたんですかマミさん――」
マミ「私、絶対にワルプルギスの夜に勝つわ!」
さやか「……だったら今日は二人ともうちに泊まりせんか?」
マミさんやまどかにはお世話になりっぱなしだし―― 」
さやか「あたし、戦力にはならないけど 全力でサポートさせてください!」
マミ「さやかさん……」ウルッ
まどか「私も、パパにさやかちゃん家に泊まるって言ってくるよ」
さやか「うんっ!」
マミ「ああっ、私はなんていい後輩を持ったのかしら……」ダキッ
さやか「わわっ……こんな人の往来で……
マミさん苦しい、苦しいですっ」
マミ「あらあら」ウフフ
まどか「あっ! さやかちゃんとマミさんが―― 」
マミ「まどかさんにもっ」ハグッ
まどか「えっ、ど、どうしんたんですかマミさん――」
マミ「私、絶対にワルプルギスの夜に勝つわ!」
――ほむほーむ(in布団)――
杏子「いよいよ明日だな……」
ほむら「そうね……」
ほむら「ねぇ…… 杏子、背中かしてくれない?」
杏子「ん…… どうしたんだ?」
ほむら「告解―― じゃないけど 話、聞いてほしいの……」ピタッ
杏子(頭を押し当ててるのか…… なんだか、こそばゆいな……)
杏子「ああ、いいよ……」
――――
「私ね…… 今、とても怖いの……
まどかを救うためにずっと一人で戦ってきた…… そうするしかないと思ってた」
「皆と仲たがいして……まどかのソウルジェムを私の手で砕いて――
私、魔女になったさやかのグリーフシードで生き延びてるのよ……」
「何もかもが無駄だったと―― 決してまどかの運命を変えられないと確信してしまったら
私はきっと魔女になってしまう…… だから進み続けるしかなかった……」
杏子「いよいよ明日だな……」
ほむら「そうね……」
ほむら「ねぇ…… 杏子、背中かしてくれない?」
杏子「ん…… どうしたんだ?」
ほむら「告解―― じゃないけど 話、聞いてほしいの……」ピタッ
杏子(頭を押し当ててるのか…… なんだか、こそばゆいな……)
杏子「ああ、いいよ……」
――――
「私ね…… 今、とても怖いの……
まどかを救うためにずっと一人で戦ってきた…… そうするしかないと思ってた」
「皆と仲たがいして……まどかのソウルジェムを私の手で砕いて――
私、魔女になったさやかのグリーフシードで生き延びてるのよ……」
「何もかもが無駄だったと―― 決してまどかの運命を変えられないと確信してしまったら
私はきっと魔女になってしまう…… だから進み続けるしかなかった……」
「戻り続けるって言ったほう正しいのかしら……
私はなんとしてでもまどかを助けたかったの……」
「でも、まどかは全ての魔法少女を救おうとした……
わたしはずっと、彼女のことしか見てなかったのに……」
「皆のことを助けたい、最後に一緒に笑っていたい
どうして初めからそうしなかったのかな……」
「私にはできないって諦めてたから―― 」
いいえ…… 本当は気付いていたんだと思う」
「今、あなたたちと過ごしていてとても楽しい――
もし、ワルプルギスの夜に負けてしまったら、
時を戻すことを躊躇ってしまうかもしれない」
「次にあったとき、あなたは私を敵視してるかもしれない……
殺しあう仲かもしれない…… そんなのって辛すぎる……
だったら、初めから仲良くなんてしなければいい、彼女だけ救えればそれでいいって」
「怖い…… 今の関係を失うのが……
皆が私のことを忘れてしまうのが厭……
私は……私は…… もう……どうしていいかわからない―― 」
私はなんとしてでもまどかを助けたかったの……」
「でも、まどかは全ての魔法少女を救おうとした……
わたしはずっと、彼女のことしか見てなかったのに……」
「皆のことを助けたい、最後に一緒に笑っていたい
どうして初めからそうしなかったのかな……」
「私にはできないって諦めてたから―― 」
いいえ…… 本当は気付いていたんだと思う」
「今、あなたたちと過ごしていてとても楽しい――
もし、ワルプルギスの夜に負けてしまったら、
時を戻すことを躊躇ってしまうかもしれない」
「次にあったとき、あなたは私を敵視してるかもしれない……
殺しあう仲かもしれない…… そんなのって辛すぎる……
だったら、初めから仲良くなんてしなければいい、彼女だけ救えればそれでいいって」
「怖い…… 今の関係を失うのが……
皆が私のことを忘れてしまうのが厭……
私は……私は…… もう……どうしていいかわからない―― 」
杏子(絶望して―― 孤独を貫いて―― 自分を否定して――
ああそうか……私と同じじゃないか……私もそうだったんだ)スッ
ほむら「こっち向かないで! きっと私、今……酷い顔…… してるから――」ポロポロ
杏子「そんなことを言うなよ……」ギュッ
杏子「負けるなんてさ……言うなよ……そんな事言ってたらさ、
勝てるものも、勝てなくなっちまうぜ?」
杏子「負けたときのことなんて考えなくていい
これからのことを、あいつを倒した後のことを考えればいいんだ
ほむら「……倒した後のことなんて考えてないわ
アイツさえ倒せれば―― 」
杏子「それじゃだめだ……アイツに勝ったらさ……ほむらはどうしたいんだ?」
ほむら「えっと……」
杏子「みんなと学校に行って、高校に進学して―― 大学に行くかもしれない
素敵な旦那さんをもらって…… 子宝にも恵まれて……」
ほむら「魔法少女なのよ…… 無理よそんなこと……」
杏子「なんだよ…… 諦めんなよ…… 私たちは『魔法少女』なんだぜ?
諦めなければさ、きっと無理なことなんて何一つ無いんだよ」
ほむら「杏子……」
ああそうか……私と同じじゃないか……私もそうだったんだ)スッ
ほむら「こっち向かないで! きっと私、今……酷い顔…… してるから――」ポロポロ
杏子「そんなことを言うなよ……」ギュッ
杏子「負けるなんてさ……言うなよ……そんな事言ってたらさ、
勝てるものも、勝てなくなっちまうぜ?」
杏子「負けたときのことなんて考えなくていい
これからのことを、あいつを倒した後のことを考えればいいんだ
ほむら「……倒した後のことなんて考えてないわ
アイツさえ倒せれば―― 」
杏子「それじゃだめだ……アイツに勝ったらさ……ほむらはどうしたいんだ?」
ほむら「えっと……」
杏子「みんなと学校に行って、高校に進学して―― 大学に行くかもしれない
素敵な旦那さんをもらって…… 子宝にも恵まれて……」
ほむら「魔法少女なのよ…… 無理よそんなこと……」
杏子「なんだよ…… 諦めんなよ…… 私たちは『魔法少女』なんだぜ?
諦めなければさ、きっと無理なことなんて何一つ無いんだよ」
ほむら「杏子……」
杏子「大丈夫だ…… 全部大丈夫……
自分を―― 私たちを信じろ…… アイツを絶対に倒すって――」
杏子「それでハッピーエンドじゃない……
私たちはアイツを倒した後も生きていくんだから……」
杏子「アイツを倒した後もさ…… ずっと笑っていたいじゃん」
ほむら「……うん」グスッ
杏子「でも、今日はさ…… 今日くらいは泣いてもいい
私の胸、貸してやるからさ……」ギュッ
ほむら「ぐすっ、ひっく…… きょうこぉ…… ありがと……」ポロポロ
杏子「だからさ…… 絶対に諦めんなよ……」ナデナデ
ほむら「ありがと…… きょうこぉ……」グスッ
杏子(私は負けない…… 絶対に勝って、
ほむらの笑顔を取り戻してやる―― )
自分を―― 私たちを信じろ…… アイツを絶対に倒すって――」
杏子「それでハッピーエンドじゃない……
私たちはアイツを倒した後も生きていくんだから……」
杏子「アイツを倒した後もさ…… ずっと笑っていたいじゃん」
ほむら「……うん」グスッ
杏子「でも、今日はさ…… 今日くらいは泣いてもいい
私の胸、貸してやるからさ……」ギュッ
ほむら「ぐすっ、ひっく…… きょうこぉ…… ありがと……」ポロポロ
杏子「だからさ…… 絶対に諦めんなよ……」ナデナデ
ほむら「ありがと…… きょうこぉ……」グスッ
杏子(私は負けない…… 絶対に勝って、
ほむらの笑顔を取り戻してやる―― )
――――翌日――――
杏子「それじゃ、そろそろ出発しようか」
ほむら「杏子…… 昨日は――」
杏子「大丈夫…… 何も言わなくても分かってるから」
ほむら「……これ」
杏子「ん? このリボン…… 私にか?」
ほむら「うん…… 結んであげる」シュルシュル
杏子「ありがと…… ほむら」
ほむら「……完成」
杏子「似合ってる?」
ほむら「とっても……」ニコッ
杏子「そっか」エヘヘ
杏子「それじゃ、そろそろ出発しようか」
ほむら「杏子…… 昨日は――」
杏子「大丈夫…… 何も言わなくても分かってるから」
ほむら「……これ」
杏子「ん? このリボン…… 私にか?」
ほむら「うん…… 結んであげる」シュルシュル
杏子「ありがと…… ほむら」
ほむら「……完成」
杏子「似合ってる?」
ほむら「とっても……」ニコッ
杏子「そっか」エヘヘ
杏子「それじゃ、この私が今までしてたヤツを――」キュッ
ほむら「いいの?」
杏子「私のお古で申し訳ないけど―― 」
ほむら「大切なものじゃないの?」
杏子「ほむらになら、あげても構わないよ――」シュルシュル
ほむら「ありが……と……」
杏子「……ほむらの髪、すっげー綺麗だよなー
同じシャンプー使ってるのに、なんだかいい香りがするし……」
ほむら「……な、何言ってるのよ」カアァ
杏子「―― よしっ、ポニテほむらの完成っ」
ほむら「に、似合う?」
杏子「うーん…… 微妙?」
ほむら「杏子のいじわる……」
杏子「へへっ、ほむらはかわいいよ―― どんな髪型だってさ」ギュッ
ほむら「……いじわる」ホムッ
ほむら「いいの?」
杏子「私のお古で申し訳ないけど―― 」
ほむら「大切なものじゃないの?」
杏子「ほむらになら、あげても構わないよ――」シュルシュル
ほむら「ありが……と……」
杏子「……ほむらの髪、すっげー綺麗だよなー
同じシャンプー使ってるのに、なんだかいい香りがするし……」
ほむら「……な、何言ってるのよ」カアァ
杏子「―― よしっ、ポニテほむらの完成っ」
ほむら「に、似合う?」
杏子「うーん…… 微妙?」
ほむら「杏子のいじわる……」
杏子「へへっ、ほむらはかわいいよ―― どんな髪型だってさ」ギュッ
ほむら「……いじわる」ホムッ
――――ワルプルギスの夜――――
ほむら「……」
『振り返れば仲間がいて
気がつけばやさしく包まれてた』
マミ「いよいよね……」
『何もかもが歪んだ世界で
唯一信じれるここが救いだった』
さやか「大丈夫、私たちなら絶対にやれるって!」
『喜びも悲しみも分け合えば強まる想い』
まどか「行こう…… みんな!」
『この声が届くのなら
きっと奇跡は起こせるだろう』
杏子「あぁ……絶対に勝てるさ」
『だから……怖くない』
ほむら「私たちは絶対に負けない」
ほむら「……」
『振り返れば仲間がいて
気がつけばやさしく包まれてた』
マミ「いよいよね……」
『何もかもが歪んだ世界で
唯一信じれるここが救いだった』
さやか「大丈夫、私たちなら絶対にやれるって!」
『喜びも悲しみも分け合えば強まる想い』
まどか「行こう…… みんな!」
『この声が届くのなら
きっと奇跡は起こせるだろう』
杏子「あぁ……絶対に勝てるさ」
『だから……怖くない』
ほむら「私たちは絶対に負けない」
◆◇◆◇
ワル夜「 ―――――― 」
ほむら「……作戦通りに行くわよ」
杏子「前衛は任せな たっぷり時間を稼いでくるぜ」バッ
ほむら(杏子…… 無事に帰ってきて――)
ほむら「マミさん、まどか、さやか、しっかり掴まっていて……
時よ―― 止まって!」
――――
マミ「これが私の全力全快っ!」ドドドド
まどか「すごい量の銃……一体いくつあるんだろ……」
さやか「マミさん グリーフシードはまだまだ有るから
じゃんじゃんやっちゃってください!」
まどか「ほむらちゃんも……大丈夫?」
ほむら「ええ、まだいけるわ……」
ワル夜「 ―――――― 」
ほむら「……作戦通りに行くわよ」
杏子「前衛は任せな たっぷり時間を稼いでくるぜ」バッ
ほむら(杏子…… 無事に帰ってきて――)
ほむら「マミさん、まどか、さやか、しっかり掴まっていて……
時よ―― 止まって!」
――――
マミ「これが私の全力全快っ!」ドドドド
まどか「すごい量の銃……一体いくつあるんだろ……」
さやか「マミさん グリーフシードはまだまだ有るから
じゃんじゃんやっちゃってください!」
まどか「ほむらちゃんも……大丈夫?」
ほむら「ええ、まだいけるわ……」
ほむら(私の時間停止能力は短時間でしか行えない――
それを補うために杏子が足止めをする)
ほむら(時間が停止している間に、マミさんがマスケットを
できるだけ召喚する――)
ほむら(まどかとさやかには、私たちの魔力が切れないように
グリーフシードで回復を続ける……)
ほむら(チャンスは一度きり…… 一撃必殺の賭け)
ほむら(でも大丈夫…… 私たちは絶対に勝てる……)
ほむら「くっ……」
まどか「もうグリーフシードが……」
さやか「これでお終いですっ、マミさん!」
マミ「了解よ…… 私たちの協力必殺技、
全部受け止めなさいっ!」
マミ「一斉射撃―― 」
マミ『トリリオン・シュート!』
それを補うために杏子が足止めをする)
ほむら(時間が停止している間に、マミさんがマスケットを
できるだけ召喚する――)
ほむら(まどかとさやかには、私たちの魔力が切れないように
グリーフシードで回復を続ける……)
ほむら(チャンスは一度きり…… 一撃必殺の賭け)
ほむら(でも大丈夫…… 私たちは絶対に勝てる……)
ほむら「くっ……」
まどか「もうグリーフシードが……」
さやか「これでお終いですっ、マミさん!」
マミ「了解よ…… 私たちの協力必殺技、
全部受け止めなさいっ!」
マミ「一斉射撃―― 」
マミ『トリリオン・シュート!』
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
――――――
―――
―
杏子「ひゅ~…… すっげーな……」
杏子「これならワルプルギスの夜も粉々に――」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
杏子「……これはやりすぎじゃないのか」
――――――
―――
―
マミ「これが私たちの友情パワーよ!」
ほむら「本当に凄い威力ね……」
さやか「これじゃあ跡形も無く消し飛んじゃうんじゃ……」
――――――
―――
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杏子「ひゅ~…… すっげーな……」
杏子「これならワルプルギスの夜も粉々に――」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
杏子「……これはやりすぎじゃないのか」
――――――
―――
―
マミ「これが私たちの友情パワーよ!」
ほむら「本当に凄い威力ね……」
さやか「これじゃあ跡形も無く消し飛んじゃうんじゃ……」
ワル夜「―― ―― ―――― 」
杏子「冗談だろ…… あんなにすげぇ攻撃だったのに――
杏子「なんで倒せないんだよっ!」
杏子「……」
「残る手段は……」
「あれしかねぇよな」
「ごめん…… ほむら」シュル
「アタシ…… 帰れそうにないや……」ギュ
「アイツさえ倒せれば、問題ないよな」
「神様ってのは本当にいじわるだよ……」
「アタシ、 もっとみんなと一緒にいたかったな」
杏子「冗談だろ…… あんなにすげぇ攻撃だったのに――
杏子「なんで倒せないんだよっ!」
杏子「……」
「残る手段は……」
「あれしかねぇよな」
「ごめん…… ほむら」シュル
「アタシ…… 帰れそうにないや……」ギュ
「アイツさえ倒せれば、問題ないよな」
「神様ってのは本当にいじわるだよ……」
「アタシ、 もっとみんなと一緒にいたかったな」
――――
さやか「そんな……」
マミ「もう…… 攻撃できる魔力なんて…… 残ってないのに―― 」ガクッ
まどか「こんなのって…… あんまりだよ……」
ほむら「どうして―― どうして―― 」
QB「全く…… 君たちは本当に愚かだ」
ほむら「キュゥべえ……?」
QB「暁美ほむら…… 君がどう足掻いたって勝てる分けがないじゃないか」
QB「君の願いを思い出してみなよ」
『私は…… 私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい
彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』
QB「だからさ…… 君がワルプルギスの夜を倒せるわけがないんだよ」
QB「君はね…… このときを永遠に繰り返して――
まどかとの出会いをやり直して、ワルプルギスの夜から彼女を守り続けるんだ」
QB「それが君の願いなんだろう?」
ほむら「そんな―― そんなことって―― 」
さやか「そんな……」
マミ「もう…… 攻撃できる魔力なんて…… 残ってないのに―― 」ガクッ
まどか「こんなのって…… あんまりだよ……」
ほむら「どうして―― どうして―― 」
QB「全く…… 君たちは本当に愚かだ」
ほむら「キュゥべえ……?」
QB「暁美ほむら…… 君がどう足掻いたって勝てる分けがないじゃないか」
QB「君の願いを思い出してみなよ」
『私は…… 私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい
彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』
QB「だからさ…… 君がワルプルギスの夜を倒せるわけがないんだよ」
QB「君はね…… このときを永遠に繰り返して――
まどかとの出会いをやり直して、ワルプルギスの夜から彼女を守り続けるんだ」
QB「それが君の願いなんだろう?」
ほむら「そんな―― そんなことって―― 」
QB「はぁ…… 人間ってヤツは、つくづく面倒臭い生き物だね
でも、そのおかげで僕たちはエネルギーを回収できるんだけど」
ほむら「……あはははは―― 」
ほむら「あははははははっ あははははははははははははっ」
まどか「ほむら……ちゃん?」
ほむら「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……」
ほむら「絶対に勝てるって……信じてたのに……
杏子だって……負けないって言ってたのに……」
さやか「ほむら……落ち着いてっ!」
ほむら(これ以上時間を巻き戻して、まどかに負担はかけられない……
また私のこと、みんな忘れちゃう…… 楽しい時間も全部無くなっちゃう――)
ほむら「いやああああああああああ! もういああああああああああああ」
ほむら「やだよぅ……助けてよ……杏子……私――
ほむら「厭、厭ッ、厭、厭――」
マミ「このままじゃ…… ほむらさんが魔女に――」
でも、そのおかげで僕たちはエネルギーを回収できるんだけど」
ほむら「……あはははは―― 」
ほむら「あははははははっ あははははははははははははっ」
まどか「ほむら……ちゃん?」
ほむら「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ……」
ほむら「絶対に勝てるって……信じてたのに……
杏子だって……負けないって言ってたのに……」
さやか「ほむら……落ち着いてっ!」
ほむら(これ以上時間を巻き戻して、まどかに負担はかけられない……
また私のこと、みんな忘れちゃう…… 楽しい時間も全部無くなっちゃう――)
ほむら「いやああああああああああ! もういああああああああああああ」
ほむら「やだよぅ……助けてよ……杏子……私――
ほむら「厭、厭ッ、厭、厭――」
マミ「このままじゃ…… ほむらさんが魔女に――」
――――
QB(暁美ほむらが魔女になってしまえば、
これ以上因果が歪むこともない)
QB(いくつもの並行世界の因果を束ねて、
鹿目まどかの魔力は余りにも膨れ上がりすぎた)
QB(世界に―― 宇宙に影響を与えるような願いを
叶えさせるわけにはいかない)
QB(くだらない願いで鹿目まどかを
魔法少女にしてしまえばいい)
QB(鹿目まどかが魔女になってしまえば、
僕たちのエネルギー収集も終えることができる)
QB(惑星いた連中を見返せる…… 僕を感情を持った
極めて稀な精神疾患だといって、この星に派遣したあいつらを)
QB(感情を押し殺して、彼女たちの愚行に付き合うのもこれで最後だ……)
QB(態々彼女たちを追い込んだんだ、きっと上手くいく……)
QB(これが所謂、ハッピーエンドってやつだね!)
QB(暁美ほむらが魔女になってしまえば、
これ以上因果が歪むこともない)
QB(いくつもの並行世界の因果を束ねて、
鹿目まどかの魔力は余りにも膨れ上がりすぎた)
QB(世界に―― 宇宙に影響を与えるような願いを
叶えさせるわけにはいかない)
QB(くだらない願いで鹿目まどかを
魔法少女にしてしまえばいい)
QB(鹿目まどかが魔女になってしまえば、
僕たちのエネルギー収集も終えることができる)
QB(惑星いた連中を見返せる…… 僕を感情を持った
極めて稀な精神疾患だといって、この星に派遣したあいつらを)
QB(感情を押し殺して、彼女たちの愚行に付き合うのもこれで最後だ……)
QB(態々彼女たちを追い込んだんだ、きっと上手くいく……)
QB(これが所謂、ハッピーエンドってやつだね!)
――――
QB「ほらっ、暁美ほむら…… 見届けてあげなよ?
君を守ろうとしてさ、佐倉杏子がその命を散らそうとしてるんだから」
ほむら(杏子が死んじゃう…… このままじゃ杏子が――
諦めたくないのに…… どうして私はこんなにも無力なの―― )
さやか「こんな結末なんて……」
マミ「キュゥべえあなたっ!」
QB「……鹿目まどか 君はこの状況を変えたいとは思わないかい?」
まどか「私が……?」
QB「君の魔力ならこの状況を打開することができる
ワルプルギスの夜を倒したい―― そう願えばね……」
まどか「……」
まどか「そっか、そうなんだ……」
QB「ねぇ……まどか」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕と契約して、魔法少女になってよ!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
QB「ほらっ、暁美ほむら…… 見届けてあげなよ?
君を守ろうとしてさ、佐倉杏子がその命を散らそうとしてるんだから」
ほむら(杏子が死んじゃう…… このままじゃ杏子が――
諦めたくないのに…… どうして私はこんなにも無力なの―― )
さやか「こんな結末なんて……」
マミ「キュゥべえあなたっ!」
QB「……鹿目まどか 君はこの状況を変えたいとは思わないかい?」
まどか「私が……?」
QB「君の魔力ならこの状況を打開することができる
ワルプルギスの夜を倒したい―― そう願えばね……」
まどか「……」
まどか「そっか、そうなんだ……」
QB「ねぇ……まどか」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕と契約して、魔法少女になってよ!
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まどか「その必用はないよ……」
QB「君は一体に何を言って―― 」
まどか「全部…… 全部思い出したよ――」
まどか「ほむらちゃんに守られて、望まれてきたから、今の私があるんだ……」
まどか「―― 希望を信じた友達を、私は泣かせたくない 最後まで笑顔でいてほしい」
ほむら「ま、まどか……その格好―― 」
マミ「いつのまに魔法少女に――!?」
まどか「ほむらちゃん、私の体だ……支えてて」
ほむら「うん……」ギュッ
まどか「ワルプルギスの夜…… ごめんね 私は皆の神様にはなれない――
まどか「私のことを思ってくれてる皆を置いてはいけない――
私もみんなと一緒にいたいの―― 本当にごめんね」
――――ビュン――――
――――
杏子「あの光は―― 」
ワル夜「―――― ―― ― …… … 」
QB「君は一体に何を言って―― 」
まどか「全部…… 全部思い出したよ――」
まどか「ほむらちゃんに守られて、望まれてきたから、今の私があるんだ……」
まどか「―― 希望を信じた友達を、私は泣かせたくない 最後まで笑顔でいてほしい」
ほむら「ま、まどか……その格好―― 」
マミ「いつのまに魔法少女に――!?」
まどか「ほむらちゃん、私の体だ……支えてて」
ほむら「うん……」ギュッ
まどか「ワルプルギスの夜…… ごめんね 私は皆の神様にはなれない――
まどか「私のことを思ってくれてる皆を置いてはいけない――
私もみんなと一緒にいたいの―― 本当にごめんね」
――――ビュン――――
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杏子「あの光は―― 」
ワル夜「―――― ―― ― …… … 」
さやか「すごい…… 一撃で倒しちゃった……」
まどか「えへへ…… これでもう大丈夫だよ―― ほむらちゃん」
ほむら「まどか、どうして―― どうやって―― 」
まどか「うーん、私にも良くわかんない」テヘッ
まどか「皆を助けたいって…… そう強く念じていたら……
なんだか急に体が熱くなって―― 変身してて――」
マミ「キュゥべえが願いを叶えたってこと……?」
QB「まさか…… これはどういうことだっ!
鹿目まどかを魔法少女にしたつもりは―― 」
まどか「キュゥべえ」
QB「……」ビクッ
まどか「ずっとあの子たちを見守りながら、あなたは何も感じなかったの?
みんながどんなに辛かったか、わかってあげようとしなかったの?」
QB「……」ガタガタ
まどか「ねぇ……キュゥべえ 今―― 震えているんでしょ?」
『それが―― 恐怖っていう感情だよ』
まどか「えへへ…… これでもう大丈夫だよ―― ほむらちゃん」
ほむら「まどか、どうして―― どうやって―― 」
まどか「うーん、私にも良くわかんない」テヘッ
まどか「皆を助けたいって…… そう強く念じていたら……
なんだか急に体が熱くなって―― 変身してて――」
マミ「キュゥべえが願いを叶えたってこと……?」
QB「まさか…… これはどういうことだっ!
鹿目まどかを魔法少女にしたつもりは―― 」
まどか「キュゥべえ」
QB「……」ビクッ
まどか「ずっとあの子たちを見守りながら、あなたは何も感じなかったの?
みんながどんなに辛かったか、わかってあげようとしなかったの?」
QB「……」ガタガタ
まどか「ねぇ……キュゥべえ 今―― 震えているんでしょ?」
『それが―― 恐怖っていう感情だよ』
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