元スレまどか「ほむらちゃんに「好き」って言ってもらえたら・・・」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 :
さるよけ
302 = 74 :
杏子「つくずく思ってたけど、あんたの趣味って変だな」
ほむら「そういうあなたには趣味はあるのかしら?」
杏子「んー、ねぇな! 毎日ご飯食べるので必死だし」
ほむら「その割りにゲームセンターによくいるわよね?」
杏子「あそこだよよくお金が落ちてんだよ! それに暇も潰せて都合がいいしな!」
ほむら「まるで餓鬼畜生ね」
杏子「うっせ」
ほむら「でも安心していいわ。今日の夕食は私が作るもの」
杏子「お惣菜とかじゃねぇだろうな」
ほむら「いいえ、餃子の王将よ」
杏子「綺麗なまでに作ってねぇよそれ!!」
303 = 301 :
しえん
304 = 74 :
ほむら「冗談よ」
杏子「本当かよ!?」
ほむら「ええ。何か食べたいもののリクエストでもあるかしら?」
杏子「オムライスとか食べたいな!」
ほむら「却下。あれって、意外と卵を乗せるのが難しいのよ」
杏子「ふーん、やっぱり料理できないんじゃねぇか」
ほむら「…解ったわ。そこまで言うなら作ってあげる」
杏子「お! いいね、楽しみだよ!」
ほむら「どうなっても知らないわよ…」
ジャー
シュボ
ザクザク
グチャ
ほむら「…」
306 = 74 :
ほむら「これはダメね」
杏子「お、できてんじゃん!」
ほむら「杏子!? あの、これは違うの!」
杏子「上手そうじゃん、食わせろよ! な!」
ほむら「ちょっと、こら…あ、持っていかないで!」
モグモグ
ほむら「…まずいよね?」
杏子「見た目はあれだけど、上手いぞこれ!」
ほむら「ほ、本当かしら?」
杏子「まぁあれだ! ほむらが作ってくれた飯が不味いはすがないしな!」
ほむら「杏子、あなたってとても優しいのね」
307 = 100 :
支援やな
308 = 301 :
さすがあんこちゃん
309 = 74 :
杏子「ほむらは食わないのかい?」
ほむら「別にいいわ。それに一人分しか作ってないの」
杏子「しゃあねぇな! 食うかい?」アーン
ほむら「杏子、あなた何をしてるの!?」
杏子「別に減るもんじゃねぇし、いいじゃねぇか! ほら、さっさと食えよ!」
ほむら「…し、仕方ないわね。一口だけよ?」アーン
杏子「ぷはぁ! 上手かった、ごちそうさん!」
ほむら「え、ええ。こちらこそごちそうさま」
杏子「は? 何言ってんだ?」
ほむら「なんでもないわ。ただ、胸がいっぱいいっぱいになっただけよ」
杏子「ちっぱいなのにか?」
ほむら「…飴と鞭ってこういうことなのね」
310 :
杏子「さて、飯も食ったし風呂にでも入らないか?」
ほむら「お風呂なら、そこよ」
杏子「そうじゃなくてよ、いっしょに入ろうってことだよ!」
ほむら「ほむぅ!?」
杏子「友達なら、裸の付き合いも大事じゃねぇか!」
ほむら「で、でもそういうのは…恥ずかしいわ」
杏子「なんでだよ? 女同士なんだぞ? なんでもいいからちゃっちゃと脱ぎやがれ!」
ほむら「こら、止めなさい杏子! そこ、だめよ!」
ほむら「…」
杏子「あ、浴槽でっけぇ!! すげぇすげぇ!!」
312 = 310 :
カポーン
ほむら「あなたはその、羞恥心とかないのかしら?」
杏子「そんなもんよりさ、大切な誰かといっしょに入る風呂の方がいいに決まってる」
ほむら「どういうこと?」
杏子「ほらあれだ。私にはもう家族がいないし、誰かと風呂に入ったりご飯食べたりさ…そういうの憧れるんだよ」
ほむら「…そう」
杏子「辛気臭い話しになっちまったな! でもまぁ、ありがとよ」
ほむら「そんなことないわ。私のほうこそ本当にありがとう」
杏子「ところでよ」
ほむら「何かしら?」
杏子「ほむらって本当にちっぱいなんだな! うはは、私よりちっちぇえ!」
ほむら「…ふん」ザプン
杏子「おいおい、潜るなよぉ…」
313 :
ちっぱい可愛い
314 = 310 :
―――
――
―
杏子「おっしゃあ! 寝るぞ!!」
ほむら「どうしてそんなに元気なのよ」
杏子「おおお、これがほむらのパジャマかぁ」
ほむら「ええ、黒系しかないの。悪かったわね」
杏子「心なしか、胸がきついな!」
ほむら「それ以上言うと、泣かすとかそういうレベルを超えていくわよ?」
杏子「す、すまねぇ私が悪かった」
ほむら「解ればいいの。あなた、本当に女の子? デリカシー無さ過ぎよ」
杏子「まぁホームレスにデリカシーなんて求めんなっつう話しだよ、あはは」
ほむら「…はぁ。そうそう、寝る前にミルクココアでも飲む?」
杏子「お、いいね!」
315 :
ほむほむ
316 = 310 :
杏子「あったかくて上手いな!」
ほむら「そう? 私はいつも飲んでいるの」
杏子「こういう生活だと毎日過ごせたら幸せだろうな」
ほむら「そう思う? 別に、あなたが良いのならここに住んでもらっても」
杏子「いやそれは無理だ」
ほむら「どうして?」
杏子「今からちょっと重たい話をするけど、いいか?」
ほむら「…ええ、いいわよ」
杏子「あのさ。家族とかそういうの、私が壊したんだ」
ほむら「…」
杏子「だからな、こんなに暖かいと不安になっちまうんだ」
ほむら「杏子…」
317 :
あんこェ・・・
318 = 310 :
杏子「それにさ、気ままなホームレス生活も捨てがたいさ!」
ほむら「で、そんな湿っぽいことを言って私がホームレス生活を認めると思ったのかしら?」
杏子「おい! そこは認めざるを得ない流れだろ常識的に!!」
ほむら「常識? そんなもの魔法少女にあると思ってるの?」
杏子「それなら私がホームレスしてても」
ほむら「つべこべ言わない見苦しいわよ!!」
杏子「な、なんだよそれ!」
ほむら「家族を失ったなら、新しい家族を作りなさい!」
杏子「じゃあ私が殺しちまった家族はどうなるんだよ!」
ほむら「いいこと? あなたがそこまで家族を思うように、家族もあなたを強く思っているの」
杏子「何が言いたいんだよ」
ほむら「別に難しい事ではないわ。もしあの世があるとするなら、あの世の家族に元気で幸せな姿を見せ付けてやりなさい」
杏子「だから、そんなことしたら皆が…怒るだろうが…」
ほむら「へぇ、あなたの家族ってそんなに冷たい一家だったのね。クリスチャンが聞いて呆れるわ」
杏子「てめ!!」
320 = 310 :
杏子「私の父は、みんなの幸せを願う立派な神父だったさ!! てめぇに何がわかるんだ!!」
ほむら「何も解らないわ。でも1つだけ、あなたのお父さんが立派な神父というのは知ってる」
杏子「はぁ!?」
ほむら「いまあなたが言ったじゃない」
杏子「お、おい」
ほむら「そんなに立派な神父さんが、自分の娘の幸せを望まないはずないじゃない」
杏子「…!?」
ほむら「キリストも仏教も儒教も私には解らない。知ろうとも思わない」
杏子「…」
ほむら「でも、誰かを大切に思う気持ちに嘘や偽りがないと知ってる」
杏子「…ああ」
ほむら「さっきはごめんなさい。少し熱くなりすぎたわ」
杏子「べ、別に…そのさ、私も…ごめん」
321 = 310 :
ほむら「あら、泣いてるの?」
杏子「ばっ!? な、泣いてねぇし!! 私はもう寝るからな!!」ババッ
ほむら「布団に閉じこもるのはいいけれど、ミルクココアがもったいないわ」
バババ
ゴキュゴキュ
シュババ
ほむら「歯を磨かないと」
杏子「虫歯になるかってーの!!」
ほむら「明日の朝、口が臭いわ。口臭少女あんこ☆マギカね」
杏子「だぁああもう!! こういう時はあったかい眼差しで見守っていろよなぁ!!!」
ダダダ
ガシュガシュシュコシュコ
クチュクチュペー
杏子「もう寝るから!! 話しかけんなバカ!!」
ほむら「泣いてるくせに」
杏子「う、うっさい!! もう喋んな!!!」
ほむら「…」
322 :
まどかといる時より楽しそうだなほむほむ
まどっちは俺がもらってくか
323 = 313 :
まどっちといると恥ずかしくて素が出せないんだよ
そんなほむほむが可愛い
324 = 310 :
ゴソゴソ
杏子「お、おいなんで入って来るんだよ!?」
ほむら「だってベッドは1つしかないもの。いいわね、なんだか青春みたい」
杏子「…っもう。おちおち泣いてらんねぇな」
ほむら「やっぱり泣いてたのね」
杏子「泣いてない!」
ほむら「まぁどちらでもいいわ。そろそろ寝ましょう」
杏子「ああ、そうだな」
ほむら「…」ダキッ
杏子「うお!? ちょ、ちっぱいが顔に当たってるぞ!!」
ほむら「当ててるのよ?」
杏子「嬉しくねぇよ!!」
325 = 310 :
ほむら「でも、暖かいと思わない?」
杏子「…ちっ」ムギュウ
杏子「うぅ、ぐすっ」
ほむら「寝ながら泣くなんて、器用なのか不器用なのか…」ナデナデ
326 = 310 :
―――
――
―
ほむら「ということで、昨日は私の家に泊まったわ」
まどか「そうなんだ! 杏子ちゃんに変なことされてない?」
杏子「私はなんだ、変態かこら!」
ほむら「無理やり服を脱がされた」
まどか「杏子ちゃん!? どういうことなのか説明して!!」
杏子「ちょっと待て! いっしょに風呂に入っただけじゃねぇか!!」
ワイワイ
ガヤガヤ
327 :
>>323
他の人と自分で反応違うとかまどかからしたら
本当に自分の事が好きなのか疑いたくなるレベルだな
328 :
これは嫉妬するっすなー
329 = 310 :
まどか「でも、杏子ちゃんはどうしよ?」
ほむら「そうね。ずっと私の家って訳にもいかないし…」
杏子「いやいや、気持ちだけですっげぇ嬉しいよ!」
マミ「話しは聞かせて貰ったわ!!」
3人「!?」
マミ「佐倉さん、私実は1人暮らしなの。どうかしら、この際いっしょに住まない?」
杏子「あ、いや。どうせならさやかの家が」
マミ「そうと決まれば忙しいわね! 同棲記念パーティを開かなくっちゃ!」
杏子「お、おい待てよマミ!! 勝手に決めんな!!」
まどか「まーまー」
ほむら「まーまー」
杏子「おいこらてめぇら!? うお、止めろマミ!! あわ、うわああ、助けてくれさやかぁああああぁあぁぁ!!!」
マミ「♪」
330 = 313 :
しえん
331 :
マミさん嬉しそうで何より
332 = 313 :
>>327
ちょっと特別な反応してくれたほうが恋愛的には見てて面白くね?
友情的には反応ちがったら拒否の可能性ありだが
333 = 310 :
まどか「ところでほむらちゃん」
ほむら「どうかしたのまどか?」
まどか「いっしょにお風呂って、どういうことかな?」
ほむら「…えと」
まどか「まさかいっしょのお布団で眠ったとか無いよね?」
ほむら「…」ダララー
まどか「ほーむーらーちゃーんー?」ヒクヒク
ほむら「待ってまどか話しを聞いて!? あれよ、友情よ!!」
まどか「ほむらちゃん、友情ってそこまでするものかな?」
ほむら「その…しないわよね」
まどか「これはあれだよね、ほむらちゃんにも罰ゲームが必要だよね?」
ほむら「ほむぅ!? え、だって、あれってむしろ私が被害者…なのだけれど…」
まどか「…」ピク
ほむら「罰ゲームなんて私には余裕よ。さぁなんでも言いなさい鹿目まどか」フッ
334 = 310 :
というわけで、あんこ編終了
次回、まどかサイド開始
もちろん頑張るつもりだから、ちょろっと休憩します
335 = 328 :
まどっちサイドくるか!
やった!
336 = 313 :
期待 だが寝る
337 = 322 :
ほむほむマジ女たらしすなー
まどっちがかわいそうだ
338 = 319 :
嫉妬するまどっち可愛いな
次も期待
339 = 310 :
次の日in雑貨店とかいろいろ
ほむら「待ち合わせはここでいいのよね?」
ほむら「す、少し早すぎたかしら? でも、待ち合わせ10分前だもの」
ほむら「別に対して問題…ないわよね?」
まどか「ほむらちゃん早いんだね!」
ほむら「ま、まどか!! いえ、いま来たところよ?」
まどか「嘘だねほむらちゃん。実は1時間前から居たくせに」
ほむら「どうして知ってるのまどか!?」
まどか「マミさんからメール来て、ほむらちゃんが居るって教えてくれたの。1時間前に」
ほむら「…イリラーめ」
まどか「じゃあさ、さっそく色んな場所に行きたいな!」
ほむら「え、ええ任せなさい! 私が立派にエスコートしてあげるわ」
340 = 328 :
きたきた
341 = 310 :
まどか「そだね! 罰ゲームは、私をエスコートしてだもんね!」
ほむら「もちろんよ。難易度はナイトメアでも私は怯まずに戦うわ」
まどか「た、戦うってほむらちゃん…」
ほむら「じゃあさっそくお買い物をしましょう」
まどか「お買い物? 何を買うのかな」
ほむら「それはもちろん(考えてなかったわ!!)」
まどか「もちろん?」
ほむら「ぬ、ぬいぐるみよ!」
まどか「ぬいぐるみ! いいね、私もぬいぐるみ大好きなんだよ! ティヒヒ」ニコニコ
ほむら「喜んで貰えて何よりだわ! まずはあのお店にしましょう」
まどか「うん、ほむらちゃん!」
342 = 310 :
まどか「これ可愛いねほむらちゃん!」
ほむら「ええそうね、とってもキュートだわ」
まどか「ティヒヒ、このぬいぐるみ出べそだよ!」
ほむら「本当にいいま…いい素材で作られてるわ」
まどか「素材? 見ただけでわかるの?」
ほむら「その、なんだかそんな感じがしたの」
まどか「それってあてずっぽだよね! ティヒヒ、ほむらちゃんでもそういう冗談言うんだね!」
ほむら「ええそうよ」
まどか「そっかぁー!」
ほむら「…」
まどか「どうしたのかな?」
ほむら「そのぬいぐるみ、欲しい?」
まどか「うーん。こっちよりあのぬいぐるみが欲しいな!」
343 = 310 :
ほむら「あらどうして? それも可愛いよ」
まどか「んー、じゃあこれ私がほむらちゃんにプレゼントしてあげる!」
ほむら「え? そんなの悪いわまどか!!」
まどか「ティヒヒ、店員さん! このぬいぐるみ買います!」
ほむら「まどかっ!?」
ピピピ
ガチャ
アリアシター
まどか「はいほむらちゃん!」
ほむら「えと…ありがと…」ボソッ
344 = 328 :
すげー緊張してるな
345 = 310 :
ほむら「でもどうしていきなりプレゼントなんて…」
まどか「気分だよ気分!」
ほむら「ありがとうまどか。このぬいぐるみだけは絶対に大切にしてみせる、何があっても守ってみせる」
まどか「…そこまで言われると重たいよほむらちゃん、あはは」
ほむら「でもこのままだと悪いわ。私から何かプレゼントさせて貰えないかしら?」
まどか「んー、今はまだ解んないから考えておくね!」
ほむら「ええ、そうしてちょうだい。ところで、そろそろお昼だけどお腹空かない?」
まどか「そだねー、お腹空いてきたかも」
ほむら「じゃあそこの喫茶店に行きましょう。アイスティーが美味しいのよ」
まどか「そうなんだ! ほむらちゃんってお洒落だね!」
ほむら「ほむん」
346 = 328 :
マミさんと一緒にいった所やな……
347 = 310 :
in喫茶店
ほむら「私はスパゲッティを」
まどか「私も同じものでお願いします」
まどか「すごく綺麗な場所だねここ! それに本当にアイスティーが美味しい」
ほむら「ええ。巴マミご用達のお店よ」
まどか「マミさん、紅茶にはうるさいもんね。ティヒヒ」
ほむら「けれど良かったわ。あなたの笑顔が見れて」
まどか「ほ、ほむらちゃん・・・恥ずかしいよ…」
ほむら「そうね。言っていて私も恥ずかしくなってきたわ」
まどか「ティヒヒ、なんだか和むね」
ほむら「ここは本当に良い場所ね。今だけはあのイリラーに感謝するわ」
まどか「えと、そのイリラーってなに?」
348 = 310 :
―――
――
―
ほむら「さて、そろそろ行きましょう」
まどか「次はどこに行くの?」
ほむら「遊園地よ」
まどか「わー、それってすごく良いね! 楽しみだよ」
ほむら「でも1つだけ欠点があるの」
まどか「なに、ほむらちゃん?」
ほむら「絶叫系がメインなの」
まどか「絶叫系がメインなの!?」キラキラ
ほむら「え、ええ。だから女の子向けでは」
まどか「行こうほむらちゃん! さっそく行こう!」
ほむら「…まさかまどかが絶叫系が好きだなんて」ボソボソ
349 = 310 :
in遊園地
まどか「うわぁ、おっきいね!」
ほむら「本当に大きいわ。なんたって音楽ホールもあるくらいだもの」
まどか「それにしても本当に、絶叫系が多いんだね。あはは」
ほむら「ええそうよ。6割ぐらいは絶叫系よ」
まどか「さやかちゃんならすごく喜びそう」
ほむら「そうなの?」
まどか「うん。さやかちゃん、こういうの大好きなの!」
ほむら「…さやかのこと詳しいのね」
まどか「だって友達だもん!」
ほむら「ほらさっそくあのアトラクションから乗りましょう」
まどか「わわ、ちょっと待ってよほむらちゃんっ!」
350 = 328 :
本当は……まぁいっか
こたけえこたぁ(ry
みんなの評価 : ★★
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