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    元スレ女博士「……失敗した」

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    51 :

    久しぶりに良スレ発見

    52 = 24 :

    どっかのまとめ載るレベルだな
    安心して寝れる

    53 = 1 :

    ロボ娘「」スタタタタタッ!

    ロボ娘(やばいやばいやばいやばい)汗ダクダクダック

    ロボ娘(拓けた街だと思ったらキチガイ機械の巣窟じゃねーか!!)ダダダダダッ!

    ロボ娘(ってか、私異常に爽快な走りっぷりwwwwwwwwwwwwww早すぎワロタwwwwwwww)

    ロボ娘(この時ばかりはあのヒッキー根暗博士尊敬するわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

    ロボ娘(いやwwwwww白衣眼鏡で萌え狙ってることもwwwwwww賞賛にwwwwwwww値するwwwwwwwwwけどwwwwwwっうぇwwwwwww)スタタタタタタタタタ!!

     べちんっ!

    ロボ「っうぇ!?」

    54 :

    スレタイ木山先生で再生されたのにキャラが全く違ったでござる

    55 = 1 :

    ロボ娘「い、いたた……てめぇ、何突っ立ってんだよ!」ムキー!

    ロボショタ「……いきなりぶつかってきてそれかい? 礼儀知らずだね、君は」

    ロボ娘「あぁん? なんだよ、ボウズ」

    ロボショタ「それはこっちの台詞だね。 何 で す か 、 アンタは」

    ロボ娘(ムカつく……って、それどころじゃなかった!)

    ロボ娘「な、なぁ! 医者を呼んでくれ! 人間の医者だ!」

    ロボ娘「あの街で人間が死に掛けなんだって! ネタじゃすまねぇって、アレ!!」

    ロボショタ「……」

    ロボショタ「……ふぅん?」

    57 = 34 :

    ふぅん

    58 = 1 :

    ロボ娘「なんだよ、それ……」

    ロボショタ「……あっちの街の出来ごとでしょ? 僕らには関係ないよ」

    ロボ娘「い、いや……ネタにならないっしょ、これ……血まみれだったぞ、あいつ……」

    ロボショタ「だからね、あれは奴隷なんだよ」

    ロボショタ「自分の思い通りにならないオモチャは壊す。……それがあの街の奴らだ」

    ロボ娘「ちょ……いや、ちょっと、おま……」ゾワゾワ…

    ロボショタ「……うちの村に来る? あの街から走りっぱなしだったんでしょう。よくバッテリー切れずに済んだよね」テコテコ…

    ロボ娘「…………え?」

    ロボ娘(本当だ。……残りのエネルギーほとんどネェwwwwwどんだけ必死に走ったんだ私wwwwビビりワロスwwwwwwwwww……ワロス)シュン…

    59 = 46 :

    わろし

    60 = 1 :


    ……

    ロボショタ「……さて、干上がり寸前のバッテリーも代えたし調子も戻ったでしょ?」

    ロボ娘「……」

    ロボショタ「何を黙ってんのさ。ぶつかった不束モノ相手にせっかく施しを与えてるのに」

    ロボ娘「……何なんだよ、この世界は」

    ロボショタ「何って……世界は世界だよ?」

    ロボ娘「――――ッッ!!」…ガシッ!

    ロボショタ「やだなぁ……いたいよぉ……」

    ロボ娘「……嘘つけ。お前に痛覚なんて高度なモノついてないことくらい、見りゃ分かる」ギロッ

    ロボショタ「怖いなぁ。そんなに睨まないでよ……新参」クスクス…

    61 :

    ロボ娘草生やしてないとなんか違和感がwwwパネェwwwwwww

    62 = 1 :

    ロボ娘「し、新参とか……舐めるなよ、ショタ小僧が……っ」イライラ…

    ロボショタ「僕らにとって外見はただの飾り。……それすら分からないなんてさぁ」

    ロボショタ「……君、もしかして、作られて一週間程度?」

    ロボ娘「……」

    ロボ娘(……図wwwwwwww星wwwwwwwwwwwワロエナイwwwwwwwwwwwww)

    ロボ娘(っつーか、なにこの世紀末世界wwwwwwwwwこんなのデータにないんだけどwwwwwwwwwやばwwwwwwすぎwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇwwwwww)

    ロボショタ「……動揺しているようだね。陽電子脳から、乱れた電波が伝わってくるや」

    ロボ娘「う、うっせぇ! ショタの癖に! 犯すぞ!!」フー…フー…

    ロボショタ「その意味不明なキレ方……まさに、人間らしい新型だ」

    ロボ娘(あれ? 新参って言われるとムカつくけど、新型って言われると何か誇らしい……何これ……!)ムフムフッ!

    ロボショタ(……新型だけど、アホっぽいな。言わないでおこう)

    63 = 1 :

    ロボ娘「いや、ちょい待った! ところで医者呼んだの?」

    ロボショタ「いや、大体人間の医者なんてどこ探しても居ないよ」

    ロボ娘「えwwwwwww」

    ロボ娘「……えぇぇぇえぇ!? なにそれ、本格的に世紀末じゃん! なにこれ!!」

    ロボショタ「いや、あの街に限っては世紀末でもないと思うよ」

    ロボショタ「人間という存在が奴隷の身に堕ちてからは、あの街の景気は登り調子だ」

    ロボ娘「……」

    ロボ娘「いやいやいやいや……。……いやいやwwwwwwwwねーよwwwwwwwwwwwwwwww」

    64 :

    開いてみたらまさかの尻アス展開だった

    65 = 1 :

    ロボ娘「……なにこれwwwwww草wwwwwww生やさないとwwwwww精神崩壊wwwwwするwwwwwwwっうぇwwwwww」

    ロボショタ「草?」

    ロボ娘「意味もなくただただ大笑いしまくることだ」

    ロボショタ「……ははは、」

    ロボ娘(うゎ。こいつ、笑えるのかよwwwwwwww)

    ロボショタ「君は、本当に最近作られたばかりらしいね。多分、ニ十一世紀の技術を基盤に」

    ロボ娘「あのさぁ……」

    ロボショタ「なぁに?」

    ロボ娘「この世界のこと、本当に分かんない……っつーか、帰り道も分かんないかも」

    ロボ娘(滅茶苦茶に走り過ぎた……今になってwwwwwwww冷や汗wwwwwwwwwwwワロエネェwwwwwwwwww)

    ロボショタ「冷や汗かいてるのかい? 流石、新型。高度な感情表現に秀でているね」

    ロボ娘「うぇへへへwwwwそ、そうかなwww高度? 私高度?wwwwwうはwwwwwwwww最強テクノロジーwwwwww」

    ロボショタ「……前言撤回だ。楽観的ってレベルじゃないよ」

    66 = 1 :

    ロボショタ「ところで……君の持ち主は?」

    ロボ娘「えーっとな、あの街をずーっと東へ行っ……」

    ロボ娘(……いや、ちょい待て。こいつもあの街の奴らと同じだったらどうする?)

    ロボ娘(居場所知らせたらあの貧弱白衣娘ブッ殺されるぞ?)

    ロボ娘(そしたらお気楽ニート生活崩壊だぞ?)

    ロボ娘「……くっそおおおおおおおお!! 生まれて一週間も経ってないのに保護者死亡でホームレスとか地獄じゃねええええええええええええかあああああああああああああ!!!!!!!」ウガアアアアアアアアア!!

    ショタロボ「!?」

    ショタロボ(……こいつ、もうすでにブチ壊れてるのか!? 何だよぅ、この気迫は……)

    67 :

    なのと博士か

    68 = 1 :

    ロボ娘「シェルターからほっぽり出されてこの超展開ってさぁぁぁぁああああああぁぁぁあぁ!!」

    ロボ娘「精神ダメージまどマギ三話終了後レベルじゃん! わけがわからないよ!!」ムキーッ!

    ショタロボ「待って待って! 二十一世紀前半のアニメについて急に語らないでよ!」

    ロボ娘「……と、とりあえず、この世界の常識とやらを教えろ。でないと 私ノ ハードディスク 大爆発 」カクカクカク…

    ショタロボ「じょ、常識って言われても……君の持ち合わせている知識とこの世界のズレなんて僕には皆目見当……」

    ロボ娘「今流行ってるアニメの話でも良いから は、は、早く、おし、オシオシオシオシ…教エロ!!」ピーガシャガシャ

    ショタロボ「……この人、想像以上に怖い……」

    71 = 1 :

    ショタロボ「アニメというコンテンツはもう存在しない」

    ショタロボ「ここは、人間と機械の立場が逆転した世界」

    ロボ娘「いや……ちょ……え、SFすぎ……wwwwwwワロ…タ…wwwwww」

    ショタロボ「まぁ、僕ら機械にとっては笑いの止まらない世界なのかもね」

    ロボ娘「え、ちょ………ほわっと!?」

    ショタロボ「あの街はここらで一番栄えているよ」

    ショタロボ「機械が人間を虐げ、発展した街」

    ロボ娘「え……だ、だけどさ……そんなので経済回るわけが……ない、だろ……?wwwww」

    ショタロボ「……」

    ショタロボ「……あの街での通貨はね、」



    ショタロボ「『人間の心臓』、だ」

    72 = 1 :

    ロボ娘「え……」

    ロボ娘「ね、ねぇよ……www そ、そんなの、すぐ腐るしさ……ただの死体の一部だろ……?」

    ショタロボ「それでも、あいつらはそれに価値を見出している」

    ショタロボ「心臓を腐らないように樹脂で固めて、通貨の代わりにしてるんだ」

    ロボ娘「そりゃぁ……効率の悪いバカどもだね……あはwwwはは…www」

    ショタロボ「……彼らは人間に虐げられた時間が長いからね」

    ショタロボ「きっと、八つ当たりみたいなものだろう」




    ショタロボ「断言できるね――……あいつらも、すぐ滅びる。人間と同じように」

    73 = 1 :


    ……
    ………

    ロボ娘「……ただいま」

    博士「あ……――」

    博士「帰ってきて、くれたの……?」

    ロボ娘「……」

    ロボ娘「……迷惑だった?」ジロリ…

    博士「……。……うぅん」フルフル…

    博士「帰ってきてくれて、ありがとう」…ギュッ

    ロボ娘「いちいち……抱きつかないでよ……」

    博士「え……?」

    ロボ娘「……ごめんなさい。そんな気分じゃ、ないから……」

    博士「そっか……」

    ロボ娘「……」

    75 :

    むつかしい

    76 = 1 :


    ロボ娘(草も生やせないなんて、私らしくないや)

    博士「……」グスッ…

    ロボ娘(……だけど、人間ごときのご機嫌取りなんて……しなくったって……)

    ロボ娘(私は人間より強い)

    ロボ娘(人間より強靭な金属の身体。ただ、第三原則に縛られているだけ。……もう、そんな決まりは、無意味だって知っている)

    ロボ娘(……こいつのこと、好きにしたけりゃ今すぐ滅茶苦茶にできる)

    ロボ娘(暴力に訴えりゃ、言うこときかせて永遠お気楽ニート生活……)

    77 = 1 :

    ロボ娘「……」ジー…

    博士「……なに、かな?」

    ロボ娘「……」

    博士「何か、言いたい事があるなら……遠慮せずに言って良いよ」ニヘラ…

    ロボ娘「……なぁ、博士。貴方は外の世界の事、知ってたの?」

    博士「……」

    博士「……当り前だよ。常識だもん」

    79 = 1 :

    ロボ娘「それなら、どうして……」

    ロボ娘「……どうして私なんか作ったの? どうして私に外の世界を教えたの?」

    ロボ娘「外にある街の通貨の意味を知ったよ? 外の街の身分制度が二十一世紀――私の基盤となったモデルとは、全く異なること、分かったよ?」

    ロボ娘「マゾなのwwwwwwwwwww? 死にたいのwwwwwwwwwwwwwwww?」

    ロボ娘(……笑って茶化さないと精神やられるわぁ、マジで)

    博士「マゾってわけじゃないけど……自分の作った存在に消されるなら……良いかなぁ、って」ヘラ…

    ロボ娘「え? ちょ、ちょっと、それって……えええ!?」

    ロボ娘(ドMってレベルじゃねぇよwwwwwwwwwwwwwおとなしい顔しといてキチガイかよコイツwwwwwwwwwwwwwwワロ……――……あー、やっぱワロエネェ……)

    81 = 1 :

    博士「……ごめんね」

    博士「そもそも、機械は人間の自己満足によって生まれた存在」

    博士「楽をしたい、仕事を押し付けたい、人類の発展の為、この地球を管理させる為……」

    博士「……自業自得だったの」ボソ…ッ

    博士「性能が上がれば上がる程、機械は冷静になった。自分の意見を持つようになった」

    博士「自分の役割を考えつめて……――人間の存在に、疑問を持つようになったの」

    博士「そりゃ、そうよね。人間がこの世界を滅茶苦茶にした張本人なんだから」

    博士「地球は人間の為に回っているわけじゃないの。……ただただ、無感情に回り続けるだけ」

    82 = 78 :

    くそーしゃぁない。まとめを待つかぁ。

    83 = 1 :

    博士「地球が寸分違わず回ったところで、」

    博士「人類は己の作り出した環境には馴染めなかった」

    博士「硬く、逞しい機械たちを残して……ほぼ消えていった」

    ロボ娘「冗談きっついわwwwwwwww」

    ロボ娘「それだったら、博士自身生き残れなかったでしょ?」

    ロボ娘「博士は二十歳かそこら。父親は? 母親は?」

    ロボ娘「機械の奴隷と化したバカどもじゃないんでしょ、アンタは」

    ロボ娘「わ……私みたいな、超高性能なキュートでポップな……人間の思考に近しいアンドロイドを産みだせたくらいなんだから」

    84 = 1 :

    博士「……」シューン…

    ロボ娘「い、いやいやwwwwwなんで俯くかなぁwwwwwwww」

    ロボ娘「な、なんかさ、自分の創造主がそんなにへこたれてるとキッツイwwwwwwwwww」

    ロボ娘「せっかく眼鏡白衣っ娘っていう地位を築けるんだから、ホラ、強気でいきまっしょい!!」アセアセ…

    博士「……強気でいられるのはさ、」

    博士「私を作ったあの人たちだけだよ……」ポロポロ…

    ロボ娘「……はいぃ?」

    85 :

    なるほど・・・はかせとなのか

    86 = 1 :

    博士「私が貴方を作ったのはね、寂しかったから」

    博士「自分だけしか居ない、この穴蔵の孤独に堪え切れなかったから」

    ロボ娘「えーと、私はずっとヒキニート生活でもよかったんだけどさぁ……」

    博士「ダメなの」フルフル

    博士「このシェルターに閉じ込めていたって、きっと貴方は真実を知る時が来る」

    ロボ娘「……真実って、あれのことか? 外で繰り広げられてるロボットによる人類奴隷計画のことか?」

    博士「ううん。計画なんて、そんなんじゃない。この世にかろうじて生き残った人間は、全て機械の奴隷よ。……一人残らずね」

    88 = 1 :

    ロボ娘「いやいやwww……いやw……ちょっと、待った」

    ロボ娘「生き残ったってなんだ? っつーか、全ての人間が機械の奴隷なら……どうしてアンタは……」

    博士「『人間に作られたヒト型の物』をアンドロイドと言うのなら、私もその定義に当てはまるかもね」

    博士「私は、遠い昔……二十一世紀後期に活躍したとある女科学者のクローンよ」

    博士「私の脳味噌には、その科学者の脳味噌をシェイクし、分解した記憶が山ほど入っている……らしいわ」

    ロボ娘(脳味噌シェイクとかwwwwwww非科学的すぎだろwwwwwwwww)

    ロボ娘(そんなんで記憶抽出できるんなら苦労しねぇぞ人類wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

    博士「……ロボちゃん。貴方が今、何を思っているのかなんとなく分かるわ」


    博士「私はね、僅かに残された人類による人類復元計画だったのよ」

    博士「――……とてもとても、非科学的で」

    博士「とても……無責任な」


    【第一章的なもの 完】

    89 :

    追いついたら第一部が終わってた
    だが支援

    90 = 1 :

    いやwwwwwww
    突発的に人外娘書きたくなっただけなんだわwwwwwwwwwwww
    こんなシリアスとかwwwwwwwwwwwおビールのせいなんだわwwwwwwwwwwwwwwwww


    一旦休止。
    ちょっと寝ます。
    起きてスレあれば書くし、落ちてりゃ書き溜めて新スレ立てるかNIPで細々かですわ
    とりあえずオチだけは決めました。おやすみ

    92 :

    保守はまかせろ

    93 :

    なんだと
    >>1おすすめのsf漫画をおしえてくろ
    保守

    94 = 1 :

    寝る前にちょっと書く

    >>93
    マンガじゃないけど小説だけど
    山本弘 作
    「審判の日」
    「神は沈黙せず」
    「アイの物語」

    アシモフなら「われはロボット」は短編で読みやすいかも



    本格的に寝る。
    起きるのは多分朝か昼

    95 = 93 :

    サンクス
    寝ろ

    96 :

    >>94
    明日、図書館で借りて読んでみるわ

    97 :

    女ひろしって読んじゃった、もう寝よう

    98 :

    そして彼はもう二度と起き上がることはなかった…

    99 :

    期待してまってる

    100 :

    乙んつん


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