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    元スレ音無「平和な日常って、いいよな」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 28 :

    大山

    52 = 1 :

    大山「椎名さん、何してるの?」

    椎名「……見てのとおりだ」

    大山「あ、いや、だから、何してるのかな~って思って」

    椎名「……あさはかなり」

    大山「す、スイマセン!」

    椎名「今は鍛錬中だ。集中が途切れるから邪魔をするな」

    大山「う、うん、分かったよ……」



    日向「なんでぇ、大山じゃねぇか」

    遊佐「とりあえずもう少し動向を探ってみましょう」

    53 = 1 :

    大山「……」

    椎名「……」

    大山「……」

    椎名「……」

    大山「……」

    椎名「………おい」

    大山「な、何かな!?」

    椎名「何故こっちをじっと見ている?」

    大山「あ、いや、どれだけ長く続けられるのかな~なんて思ってたんで」

    椎名「その気になれば一週間程度は余裕だな」

    大山「うわ! 凄いや! 僕なんかじゃ到底マネ出来ない芸当だよ!!」

    54 = 1 :


    大山「ねぇ、椎名さん」

    椎名「何だ?」

    大山「…実際に一週間やってみたの?」

    椎名「その気になった事が無いから、まだ試みたことは無い」

    大山「も、モノは言い様だね……」

    椎名「あさはかなり」

    55 = 1 :

    椎名「それで…貴様は私に何か用でもあったのか?」

    大山「い、いや、別に用事なんて無いんだけれど」

    椎名「ほぅ…用事も無いから修行の邪魔だけを行いに来た、と……」

    大山「誤解、そりゃ誤解だよ椎名さん! 見かけたんで何となく話しかけただけなんだってば!」

    椎名「……そうなのか?」

    大山「天に誓ってちょっかいを出しに来たんじゃないよ!ホントホント!」



    日向「大山、そんなに焦って言い訳すると逆に怪しく思われちまうぞ!」

    遊佐「……あさはかなり」

    日向「何言ってんだよお前、どうしちゃったの!?」

    遊佐「何となくです」

    日向「突拍子も無いボケをいきなりかまされるとは予想の範囲外だよ!!」

    遊佐「そういうツッコミが来るのは想定の範囲内でしたが」

    日向「いいから! 妙な所で被せてこなくても大丈夫だから!

    56 = 1 :

    大山「そ、それじゃあ僕はこの辺で失礼するね」

    椎名「ああ」

    大山「修行の邪魔しちゃってゴメン!」

    椎名「構わない」

    大山「じゃ、じゃあね!」


    椎名「おい、小坊主」

    大山「うえぇい!?」

    椎名「…そんなに怯えるな」

    大山「ご、ゴメン」

    57 = 1 :

    椎名「よく聞け」

    大山「うん」

    椎名「……修行には雑念が付き物だ」

    大山「う、うん」

    椎名「今更その雑念が一つ増えた程度では私の精神は揺るがない」

    椎名「……たまに邪魔するくらいなら構わないぞ」

    大山「……!」

    大山「う、うん! また来るよ!」


    ~~

    日向「なんか上手い具合に落ち着いたな」

    遊佐「そのようですね」

    日向「……何書いてんだ?」

    遊佐「あのお二人のレポートを作成するための簡潔なメモを少々」

    日向「どんな事が書いているのか気になんだけど、ちょこっとくらい見せるのってダメか?」

    遊佐「……考えておきましょう」

    59 = 1 :

    日向「さて、次はどうすんだ?」

    遊佐「そうですね…とりあえず場所を移動しましょう」

    日向「おぅ、分かった」


    どこに移動しますか?

    ①自販機前
    ②空き教室
    ③対天使用作戦本部

    >>63

    63 :

    さん

    64 = 1 :

    遊佐「とりあえず作戦本部に向かいましょう。
       そこでゆりっぺさんに今回の日向さんの件を伝えておくのも良いかと」

    日向「了解。上手い具合にアイツを言いくるめてくれよ」

    遊佐「善処します」



    ――作戦本部前――


    日向「あれ? ドア開けっ放しになってんぞ」

    遊佐「随分と無用心ですね」

    日向「言えてんぜ。 ったく、ゆりっぺらしくないよな。
       いつもなら施錠くらいちゃんとしてんのにさ」

    遊佐「……!」

    65 = 1 :

    遊佐「日向さん、待ってください」

    日向「ん?」

    遊佐「作戦本部に生体反応が二つ。
       この時間帯でゆりっぺさん以外に本部に入る人物は限られています」

    日向「ど、どうやって生体反応なんか調べたんだよ!?」

    遊佐「入り口に備えている赤外線センサーの反応を調べたところ、インカムに情報が入ってきました」

    日向「そんなに高性能だったの、そのインカム!?」

    遊佐「日向さん、もしかしたら敵側のスパイが潜伏している可能性があります」

    日向「………」

    遊佐「万が一戦闘になった場合、すぐ動けるようスタンバイを」

    日向「……おぅ!」

    66 = 1 :

    日向「よし、それじゃあ…突撃する前に中の様子を探るぞ……」

    遊佐「お願いします」


    日向(入り口に人の気配は無い。オーバー)

    遊佐(そのまま状況の報告を。オーバー)

    日向(これならドア越しに中が窺えるな)

    日向(どれ、中の状況は、と……)



    ゆり「zzz……zzz……zzz……」


    日向「……へ?」

    67 = 1 :

    遊佐(日向さん、どうかされましたか?)

    日向(ああ、いや…我らがリーダーが気持ち良さそうに眠っているだけみたいだ)


    ゆり「zzz……zzz……zzz……」

    ○○「ゆりっぺ、相当疲れていたのか?」

    ゆり「zzz……zzz……zzz……」

    ○○「ぐっすり眠っているな、これはどうするべきか…」



    日向(ん? ゆりっぺの近くに誰か居る、のか?)

    68 = 1 :

    野田「ど、どうする!?」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「こ、ここに来ればゆりっぺに会えると踏んで来たはいいが」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「黙って立ち去るべきなのだろうか」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「それとも風邪を引かないように上着くらいかけてあげるべきなのだろうか!?」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「いやしかし、上着をかけた弾みで起こしてしまったら申し訳ない!」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「かと言ってこのまま何も見なかった風にして帰るのも何か駄目な気がする!」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「ぬおおおおおおおおおおおおお!! 俺は、俺はどうするべきなのだああああああああああ!!」

    ゆり「zzz……うっさい………zzz……」

    野田「!?」

    69 :

    ABSSなんて久しぶりに見た

    70 = 1 :

    野田「お、起こしてしまったのか!?」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「なんという事だ! せっかくゆりっぺが眠っていたのを邪魔するなんて、俺は、俺はぁぁぁぁぁぁ!」

    ゆり「zzz……寝てるわよ……zzz……グッスリ……zzz……」

    野田「そ、そうか。それは良かった」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「しかし、一体どうするべきかという問題はまだ解決しておらん!」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「こ、ココは男らしく! 上着を! かけるのだ!」

    ゆり「…………」

    野田「いやでも、それは起きたときに誰の上着か分からずにゆりっぺが狼狽する可能性も!」

    ゆり「……チッ……」

    野田「!?」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「気、気のせいか…」

    71 = 18 :

    しえん

    72 = 1 :

    野田「…でも、こうして寝顔を見ると」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「まるで天使だな」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「こうしてずっと寝顔を見ていたい気もするが」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「流石にそれはしないでおこう」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「ん?」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「心なしかゆりっぺの寝顔、頬が赤くなっているような?」

    ゆり「zzz……うっさい……zzz……気のせいよ……zzz……」

    野田「そうか、気のせいなら仕方ないな!」


    日向(いや、そろそろ気づけよ野田!!)

    74 = 1 :

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「……」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「……」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「……ゆりっぺ」



    ①上着をかける
    ②頭を撫でる
    ③何も見なかった素振りで退室

    >>79

    75 :

    あれ・・・ゆりっぺが可愛く思えてきた・・・

    疲れてんのかな俺

    79 :

    ぶっかけ

    80 = 1 :

    >>79

    野田「……よし!」


    バサァッ


    ゆり「わぷっ!」

    野田「や、やはり思いきり上着をぶっかけたのは駄目だったか!?」


    日向(野田、衣服を被せることはぶっかけるなんて普通言わねぇよ!)

    81 = 1 :


    野田「す、スマンゆりっぺ!」

    ゆり「z、z、……zzz……zzz……」

    野田「ホッ…どうやら起きてないようだ」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「睡眠の邪魔をして悪かった。俺はどうにも不器用でイカンな」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「今日はよほど疲れているのか。深い眠りのようで何よりなのだ」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「……」ポンポン

    ゆり「……! zzz……zzz……」

    野田「髪、サラサラだ。クセ毛の俺とは全然違うんだな」

    ゆり「zzz……zzz……」

    82 :

    やだ ゆりっぺかわいい

    83 = 1 :

    野田「お前はいつも気を張ってばかりだから」

    ゆり「zzz……zzz……」

    野田「こういう平和な時間がたまにはあっても良いと思うのだ」

    ゆり「zzz……zzz……」


    野田「今くらいは、ゆっくり休んでくれ」

    ゆり「zzz……ありがと……zzz……」



    ~~~

    遊佐(日向さん、そちらの様子はどうですか?)

    日向(不器用な戦線のアホ二名を確認。問題は無いのでさっさと離れようぜ)

    遊佐(了解しました)

    日向(…ったく、下手な狸寝入りだよ、ホント。鈍感野郎で良かったな、ゆりっぺ)

    84 = 1 :


    ――小休止――


    14時過ぎから再開

    86 :

    野田ゆりがこんなにいいなんて

    87 = 20 :

    そろそろゆいにゃん出てもいいと思う

    88 = 32 :

    89 = 28 :

    天使ちゃん馬路天使

    92 = 1 :

    《次はどこから覗きますか?》


    ①戦線メンバー(誰を覗くかは更に安価)
    ②ガルデモ
    ③生徒会

    >>95

    93 :

    ゆいにゃん

    95 :

    ゆいにゃん

    96 = 1 :

    >>95


    日向「そろそろ別の奴の動向でも探ってみっか」

    遊佐「了解です」

    日向「そうだな…ここから近い場所っつったら」

    遊佐「陽動部隊の練習教室が最も近いかと」

    日向「お、そうか。んじゃ、ユイがちゃんと練習してっかどうか見に行ってみるかな」

    遊佐「なんだか嬉しそうですね、日向さん」

    日向「気のせいだろ。気のせい」

    97 = 90 :

    もう一人の本妻きた!

    98 = 95 :

    ゆいにゃんにゃん!ゆいにゃんにゃん!

    99 = 20 :

    ゆいにゃん!

    100 = 1 :


    ――学習棟A棟 空き教室――


    ~~♪ ~~♪


    ひさ子「ユイ、ピッチ気をつけて!」

    ユイ「うっす!」


    ~~♪ ~~♪



    日向「…かなり本気で練習してるんだな」

    遊佐「普段の彼女たちの音楽にかける熱意は相当なものかと。
       ライブ時の本番度胸は、この練習量から来ているのやも知れません」

    日向「じょ、饒舌だな、遊佐……」

    遊佐「1ファンとして…もとい、諜報員として普段の彼女たちを知っているからこそ当然の事を述べたまでです」

    日向「そ、そっか…」


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