のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,331,258人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレまどか「ほむらちゃん、クラスのみんなにはナイショだよ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - QB + - 巴マミ + - 未完 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    201 = 82 :

    7B「ハチベエは俺たちの一部になるんだ」

    QB「そんなこと……」

    7B「ハチベエはお母さんに会いたがっていただろ」

    7B「だから、俺達は絶対に生きてお袋に会うんだ」

    7B「そして、ハチベエもお袋に会わせてあげるんだ」

    QB「でも……」

    7B「さあ、食べてあげるんだ」

    7B「そして俺達は絶対にハチベエを忘れない」

    7B「これからはいつも魂は一つなんだ」

    QB「そんなの、迷信だよ」

    QB「ぼくには無理だよ……」

    202 = 197 :

    いまだにスレタイの場面まで来てないな、長編っぽい

    203 = 82 :

    7B「俺はもしお前が死んだら、お前を食べるぞ」

    QB「えっ?」

    7B「だからお願いがあるんだ」

    7B「もし俺がお前より先に死んだら」

    7B「絶対に俺を食べてくれ」

    QB「ヤダよそんな……」

    7B「イヤでも食べるんだっ、そしてその辛さを絶対に忘れないでくれ」

    7B「俺の意思をお前についで欲しいんだ」

    QB「お兄ちゃんの意思?」

    7B「親父やハチベエが死ななくてもいい世界にしてくれ」

    7B「こんな悲劇が起こらない世の中にしたい」

    7B「それが俺の意思だ」

    QB「お兄ちゃん……」

    7B「さっ、ハチベエを弔うぞ」

    QB「……うん」

    204 = 148 :

    このSSのせいであの「もったいないじゃないか」がヤバイ

    205 = 82 :

    マミの家

    QB「マミ……」

    マミ「QBちょうど良いわ、お夕飯なの、何か食べるでしょ?」

    QB「いや、今はいいよ」

    マミ「そうなの」

    QB(ごめんねマミ、一人でご飯を食べても美味しくないよね)

    QB(だけどぼくは、もう暫く何も食べたくないな)

    QB(ハチベエおにいちゃん……)

    マミ「え!?」

    マミ「キュウベエあなた……」

    マミ「泣いてるの!?」

    206 = 131 :

    QB「へっ、目にゴミが入っちまったぜ・・・」ゴシゴシ

    207 = 82 :

    QB「泣くわけがないじゃないか」

    QB「ぼくには感情が無いんだよ」

    QB「それに、感情が高ぶって涙を流すなんてこの星でも人間くらいのもんだよ」

    QB「目に異物が入ったのを排出しようとする反射作用だよ」

    マミ「そうなの」

    マミ「でも、拭いてあげるわ、いらっしゃい」

    QB「その必要はないよ」ゴシゴシ

    マミ「いいから」

    QB「わっ」

    フキフキ

    マミ「涙……なかなか止まらないわね」

    QB「……」

    208 :

    なにこのQB…かわいい…

    209 :

    マミさあぁぁあん!

    210 = 130 :

    マミさんマジ女神

    211 = 82 :

    QB(ナナベエお兄ちゃんはハチベエおにいちゃんを殺したのは)

    QB(魔法少女だったって言ってたけど……)

    QB(魔法少女って言うものは、悲しみを知って願いを起こしたんだもん)

    QB(人の悲しみだって分かってあげられるはず)

    QB(マミや杏子を見ていると、魔法少女がそんな酷い事するなんて思えない)

    QB(きっと何かの間違いだよ)

    QB(でも……)

    QB(僕たちは)

    QB(インキュベーター全体として考えたら)

    QB(殺されて当然な事をしてきたんだ)

    QB(だけど、ハチベエお兄ちゃんのことを、その子がわかってあげられたなら)

    QB(ハチベエおにいちゃんが、どんなにいいお兄ちゃんか知っていたならば……)

    212 :

    マミさんまじマミマミ

    213 = 128 :

    あれ? 俺、泣いてる?

    215 :

    もしかしたらと思ってたが、やっぱりマミさんは天使だったか

    216 = 82 :

    一年前

    QB「パパ、早く帰ってきてよぉ」グスグス

    QB「今度のお休み、一緒に遊んでくれるって約束したのに」グスグス

    7B「いつまでウジウジしてるんだQB!」

    QB「でも、でもっ、お父さんがいなくなってから」

    QB「恐い顔した人たちが沢山やってきて」

    QB「お父さんの持ち物全部荒らしていっちゃったよ」

    7B「それはお父さんの仕事の関係者だよ」

    QB「じゃあお父さんのお友達でしょ?」

    QB「なんで恐い顔してるの?お父さんのこと裏切り者とか、危険思想とか言うの?」

    7B「それは……」

    QB「お母さんもショックで寝込んじゃうし」

    QB「ぼくこわいよぉ」シクシク

    7B「泣くなよバカっ!」

    217 :

    うわあああああああああああああああああ

    218 = 82 :

    QB「うわーん」ボロボロ

    7B「だから泣くなって!」

    7B「お前が泣いてたら、俺も」

    7B「俺までぇ……」ジワッ


    8B「二人ともっ」

    QB「わっ!?」

    7B「なんだよっ、驚かすなよっ!」

    8B「さあ行こうよっ」

    7B「どこへだよ?」

    8B「よくお父さんが連れて行ってくれた丘だよ」

    QB「えっ、なんで?」

    8B「先にいくよっ」タッ

    QB「待ってよお兄ちゃん!」タッ

    7B「なんだよ、訳わかんないぞ」タタッ

    220 = 82 :



    7B「なんだよこんな所に来て」

    QB「はあっ、はあっ、早いよお兄ちゃん」ゼイゼイ

    8B「……」

    8B「ボクたち三キュベーター(三人)力を合わせてがんばろうっ」

    8B「どんなことがあっても、お父さんみたいに強く優しくなろうっ」

    7B(えっ?)

    7B(そうか、8Bもわかってるのか)

    7B(おそらくもう、親父は帰ってこないってことを……)

    QB「でもっ、ぼくは……」グズグズ

    8B「大丈夫だって」

    バシッ!

    QB「わっ、痛いよ!」

    8B「ボクも、それに7Bお兄ちゃんがついてるもん」

    8B「そうだよねっ、7Bお兄ちゃん!!!」

    221 = 82 :

    ビルの屋上

    7B「当たり前だろ、ハチベエ……」

    7B「……ん?」

    7B「なんだ、夢か」

    7B「8Bは弟だけど、明るくて素直で、いつも俺やQBを気遣ってくれた」

    7B「俺は兄として気を張ってるだけだ」

    7B「兄弟で一番しっかりしていたのはハチベエだった」

    7B「ハチベエ……」

    7B「俺は今から変わるよ」

    7B「お前の兄として相応しい本当に強い男になる」

    7B「親父を貶めて殺した本部の連中っ!」

    7B「そして8Bを殺したあの魔法少女っ!」

    7B「絶対に許しはしない」

    7B「必ず俺が報いを受けさせてやるっ!!!!」

    222 = 197 :

    QB...なんかその...いままでごめんな

    223 = 83 :

    さるよけ
    QB!

    224 = 82 :

    まどかの学校

    7B「今日は初めてまどかと接触する」

    QB「うん」

    7B「あの魔法少女が何時襲ってくるかわからない」

    7B「お前はマミのそばを離れるんじゃないぞ」

    QB「お兄ちゃんは?」

    7B「俺は大丈夫、簡単にやられたりしない」

    QB「うん……」

    225 = 150 :

    しちべえ、それモロ死亡フラグや

    226 = 137 :

    7Bってどんだけ濃い鉛筆だよ

    227 = 119 :

    ほむらって本編でQB何回殺してたっけ?

    228 = 137 :

    >>227
    最後のループならまどかに合う前に一回

    229 = 137 :

    >>228
    とさやかが魔女化する直前の一回

    230 :

    9話でも殺してる
    ループ中にはもっと殺してたみたいだが

    231 = 230 :

    9話じゃねえ8話だった

    232 = 130 :

    つまり2回ってことだってばよ?

    233 = 137 :

    そういえば外国人が射撃場でQBを的にして撃ってた動画あったな

    234 = 82 :

    7B(授業中、いきなり現れる訳にもいかないな)

    7B(深刻な悩みに付け入るのがこの仕事の定石だが)

    7B(特に悩みも抱えていない相手にどう接触するのか?)

    7B(まずは慎重に機械を窺うか……)

    教師「はい、後それから」

    教師「今日は皆さんに転校生を紹介します」

    7B「なっ!?」

    ほむら「暁美ほむらです」

    ほむら「よろしくお願いします」

    7B(こいつっ、こいつは……!?)

    7B(こいつ、こんな所まで……!?)

    7B(あくまで俺達の邪魔をする気なのか!?)

    235 = 82 :

    7B(QB、聞こえるか?)

    QB(どうしたのお兄ちゃん)

    7B(ハチベエを殺した魔法少女が……)

    7B(まどかの教室にいるんだ)

    QB(ええっ、そんなぁ!?)

    QB(お兄ちゃん、危ないよっ)

    QB(逃げてよお兄ちゃん!)

    7B(いや、こちらには気付いていない)

    QB(そんなっ、イヤだよぼく、ナナベエお兄ちゃんまでいなくなっちゃ)

    7B(うろたえるなQB!)

    236 :

    モーちゃんまだかな

    237 = 166 :

    子淵

    238 = 82 :

    7B(おそらくほむらは、俺たちがまどかを狙っている事を知っている)

    QB(えっ、なんで……?)

    7B(わからないんだ、ほむらはインキュベーターのデータベース外の魔法少女だ)

    QB(そんな事ってありえるの?)

    7B(普通じゃありえない、これがイレギュラーだ)

    QB(考えられないほど強い力を秘めた女の子)

    QB(そしてぼくたちの管理外の魔法少女)

    QB(一体何が起こってるの?)

    7B(さあな……)

    7B(ただ言えることは、やはり魔法少女は管理できない)

    7B(利用するには危険すぎる)

    QB(ぼく、なんだかこわいよぉ)

    239 :

    QB(ふふふ、人間どもはちょろいね、なまじ感情なんてものがあるからこんな策略にひっかかるなんて。いわゆる人間の言うところの「泣き落とし」で僕らに共感させることで、魔法少女を増やすのが楽になることも知らずに……)

    240 = 82 :

    7B(だけど、引くわけにもいかない)

    QB(ええっ、もう止めようよ)

    QB(まどかは諦めて、他の方法を考えようよ)

    7B(だめだ、こんなチャンスはもう二度とないんだ)

    7B(ハチベエのノルマまであつめなきゃならない今になっては)

    7B(一生かけて達成できるかも分からない)

    7B(これを逃せばおそらく、ここで一生飼い殺し)

    7B(俺はここで引けないんだ)

    7B(たとえ命がかかっててもなっ)

    QB(だめだよお兄ちゃん!)

    7B(だけどQB、お前はこの地域から出て行くんだ!)

    QB(えっ?)

    7B(お前まで命をかけることは無い)

    7B(マミや杏子の事は俺に任せて、お前は安全な場所へ移るんだ!)

    ほむら「」チラッ

    241 :

    きゅっぷい

    242 = 83 :

    7Bにげてぇぇぇぇ

    243 :

    一言言えばわかりあえるはずなのに、こんなの絶対おかしいよ!

    244 = 82 :

    7B「!!!!?」

    7B(やばいっ、気付かれたっ!?)

    QB(えっ、お兄ちゃん?)

    QB(大丈夫お兄ちゃん!?)アセアセ

    マミ「?」

    マミ(どうしたのQB、急にそわそわしちゃって)

    QB(あわ、ううっ)タジタジ

    マミ(キュウベエ?)

    QB(ごめん、ぼく行かなくちゃ)タッ

    マミ(あっ、キュウベエ!?)

    245 = 82 :

    ビルの屋上

    QB「お兄ちゃーん!」

    7B「QB、追ってきたのか」

    QB「うん、当たり前だよ」

    QB「ぼくは7Bお兄ちゃんが撃たれたんじゃないかと思って」グスッ

    QB「無事でよかったよぉ」

    7B「バカ野郎っ!!!」

    QB「ひゃっ!?」ビクッ

    7B「マミの傍から離れるなと言っただろ?」

    QB「でもぼく、お兄ちゃんが心配で……」

    7B「お前がほむらに襲われたらどうするんだ!?」

    QB「もういいよお兄ちゃん、止めようよ」

    QB「ぼくはもう、お兄ちゃんがいてくれたら、それだけでいいんだ」

    QB「ずっとこの仕事をしてもいいよ、お兄ちゃんが生きてくれるなら」

    QB「一人ぼっちにはなりたくないよぉ」

    246 = 215 :

    マミさん、QBを助けてあげて

    247 = 127 :

    ひとりぼっちはさみしいもんな・・・

    248 = 82 :

    7B「ダメだ!」

    7B「俺は親父のため、ハチベエのため」

    7B「必ずまどかを魔法少女にしてみせる」

    QB「イヤだよ、そんな事で死んじゃったら」

    QB「パパやハチベエお兄ちゃんは悲しむはずだよっ」

    7B「志半ばで死んでも本望だ」

    7B「あの世で二人に侘びを入れるさ」

    QB「そんなの、絶対、おかしいよ……」

    7B「わかったら俺がまどかと契約するまで」

    7B「お前は隣町、いやもっと遠くに行くんだ」

    7B「もしこの町でお前を見かけたら、兄弟の縁を切る」

    QB「そんなっ!?」

    249 = 82 :

    7B「じゃあなQB、次に会うときは一緒に星へ帰る時だな」タッ

    QB「待ってよお兄ちゃん!」

    7B(本来ならQBはみんなと一緒に学校へ行って)

    7B(家族の団欒に育まれなきゃいけないんだ)

    7B(辺境の地で、女の子を騙す仕事なんて優し過ぎるQBには辛すぎる)

    7B(俺がなんとしてでもQBをまともな生活に戻してやる)

    7B(だって俺は、あいつのお兄ちゃんなんだ!)

    7B(親父、ハチベエ、俺に力をかしてくれ……)

    250 = 198 :

    がんばれマミさん


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - QB + - 巴マミ + - 未完 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について