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    元スレまどか「ほむらちゃん、クラスのみんなにはナイショだよ」

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    みんなの評価 :
    タグ : - QB + - 巴マミ + - 未完 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    8B「その魔女が友達だった魔法少女を殺しちゃってさ」

    QB「……」

    8B「まあ、その分他の子と契約すればいいんだけど」

    8B「いくら下等生物だとはいえ、胸糞悪いっていうか」

    8B「少し気が滅入っちゃってさ」

    8B「ははっ、こんなんじゃキュウベエの事笑えないよな」

    QB「そんな……」

    8B「ダメダメ、7B兄ちゃんを見習ってしっかりしなきゃ」

    8B「さっ、気持ちを切り替えてバンバン契約するぞ」

    8B「じゃあ、QBもがんばれよ」

    QB「うん、ありがとう」

    QB(マミや杏子がそんな事になったらいやだなぁ)

    QB(いや、そんなことあるはず無いよ、マミは笑顔が戻ったし)

    QB(杏子だって願いが叶って喜んでたし)

    QB(ぼくの子たちだけは悲しい思いなんてさせないよ!)

    52 = 1 :

    教会

    QB(あっ、あああああ……)ブルブル

    QB(こんなっ、こんな事がっ!?)

    杏子「……」

    QB「杏子、君は……」

    QB(一体なんて声をかけてあげればいいんだ)

    QB(杏子の願いが叶ったはずなのに)

    QB(その願いのせいで杏子の家族は……)

    杏子「親父の奴、私のこと、魔女だって……」

    杏子「私一人をおいて……」ポロポロ

    QB(ぼくのせいだっ、ぼくが軽はずみで願いを叶えたりしなければ)

    QB(この子を今でも、貧しくても暖かい家庭の中にいたはずなのに)

    53 = 43 :

    そして心が壊れるのか

    54 :

    児童文学を読んでいるようだ

    55 :

    http://imepic.jp/20110506/807880

    56 = 1 :

    QB(目眩がする、苦しい)

    QB(ぼくが杏子の人生を台無しにしてしまったんだ)

    QB(なんとかしてこの子を助けてあげなきゃ)

    QB「杏子、君には辛いだろうけど」

    QB「君は一人じゃないんだ」

    QB「マミのことは知ってるだろ?」

    QB「あの子も君と同じような境遇のなか、魔法少女として戦ってるんだ」

    QB「君も彼女も仲間が必要なんじゃないかな?」

    QB(きっとマミなら杏子の悲しみを分かってあげられる)

    QB(そして杏子にも笑顔を取り戻してあげられるっ)

    57 = 1 :

    杏子「なんでお前がそんな世話をやくんだよ?」

    QB「それは……」

    QB「戦術的にも、二人の方が魔女を倒しやすいだろ?」

    杏子「やっぱりそんなことか、お前には感情がないんだもんな?」

    QB「そうだね……」

    杏子「断るよ」

    QB「えっ?」

    杏子「私は誰のためにも戦わない」

    杏子「決めたんだ、私は自分のためだけに生きていく」フルフル

    QB(そんなっ、ダメだよ杏子)

    QB(本当は君もさみしいはずだよ)

    QB(そんな決意、悲しすぎるよ)グスッ

    58 :

    よし、追い付いた

    59 = 37 :

    QB……

    60 = 1 :

    マミの家

    マミ「キュウベエ、お菓子焼いてみたのよ、食べるでしょ?」

    QB「うん、ありがとう……」

    マミ「あれ、元気が無いんじゃない?」

    QB「そんなことないよ」

    マミ「そうかしら?」

    QB「ぼくには感情がないんだ」

    QB「悲しい事なんてあるはずないよ」フルフル

    マミ「キュウベエ、あなた……?」

    QB「今日は行くところがあるんだ、失礼させてもらうよ」タッ

    マミ「あっ、待ってっ」

    マミ「窓は開けてあるから」

    マミ「今日は一緒に寝ましょうっ」

    マミ(キュウベエ……)

    61 = 1 :

    ビルの屋上

    QB「杏子、ごめんね」ポロポロ

    7B「おいQB」

    QB「お兄ちゃんっ、おにいちゃーん」ヒシッ

    QB「ぼくね、杏子をねっ、いい子なのにっ、ぼくがいけないんだ」ポロポロ

    7B「わかった、泣くんじゃない」

    QB「ううっ」

    7B「僕の言った通りだっただろ?」

    7B「わかったら、もう二度と魔法少女に情をかけちゃいけないぞ」

    QB「……イヤだよ」グスッ

    7B「まだ言うのか?困るのはお前なんなんだぞ?」

    QB「だって、ぼくにはお兄ちゃんたちがいるけど」

    QB「あの子たちには誰もいないんだ」

    QB「なんとかしてあげなきゃ」グスッ

    62 :

    なんと

    63 = 1 :

    7B「いいかQB、大事な話がある」

    7B「……親父の話だ」

    QB「パパの話?」

    7B「お前には教えてなかったな、親父が何故死ななきゃならなかったか」

    QB「えっ、パパは研究中の事故で死んじゃったんでしょ?」

    7B「……」

    7B「親父はエネルギーの研究者だった」

    7B「この魔法少女研究の第一人者だったんだ」

    QB「そんなこと知ってるよ」

    7B「だけど親父は、この魔法少女システムに反対していたんだ」

    QB「えっ?」

    64 = 35 :

    なんだこれ…なんだこの気持ちは…

    65 :

    QB...

    66 :

    ニーアレプリカントの2週目から聞ける敵キャラの会話シーンを見てるような気持ちになってくる

    67 = 1 :

    7B「親父はこの魔法少女システムの危険性と、非インキュベーター道性を指摘していた」

    QB「えっ、魔法少女システムが危険なの?」

    7B「そうだ、魔法少女の願いはとてつもないエネルギーを生み出す」

    7B「そのエネルギーは僕たちの手に負えないほどにね」

    QB「どういうこと?」

    7B「魔法少女の力は、僕たちの存在すらも書き換える危険性があるんだ」

    QB「でもっ、それは学校で習ったよ、何重にも安全対策がなされてるって」

    QB「絶対に間違いは起こらないって!」

    68 = 19 :

    どこもエネルギー問題に頭を痛めてるのね

    69 = 54 :

    安全少女 ふくし☆まどか

    70 = 35 :

    安全神話がQB界にも

    71 :

    非インキュベーター道性ワロタ

    72 :

    どこかで聞いた話だな

    73 = 1 :

    7B「確かに魔法少女の力で僕たちの存在が変わらないように対策はしている」

    7B「だがイレギュラーは必ずあるんだ」

    7B「僕たちの備えを破る力を持った魔法少女が現れない保証はないんだよ」

    QB「そんな……」

    7B「そして、もし事故が起これば一番に見捨てられるのは僕たちだ」

    QB「!?」

    7B「僕たちの星のみんなには、宇宙変革の影響を抑える対策をとるだろう」

    7B「さらに富や権力のある者はもっと安全なところへ逃げられるだろう」

    7B「だけど、間近にいる僕たちはその影響を直に受けるはずだ」

    7B「魔法少女の恩恵を一番に受けながら」

    7B「自分の身は危険に晒さない」

    7B「それが本部のやり方さ」

    QB「そんな……」

    74 = 43 :

    しえんた

    75 = 1 :

    7B「だから親父は反対したんだ」

    7B「だけど、利権にまみれた本部の人間はそれを許さなかった」

    7B「特に権威ある研究者ともなると無視できない」

    7B「それであいつ等は親父をっ……」

    7B「そして俺達や」

    7B「まだ子供のお前までこんな危険な現場に送り込みやがって」

    7B「ううっ……」

    77 = 72 :

    恐ろしい社会だな

    78 = 1 :

    QB「お兄ちゃん、泣かないで」

    7B「うるさいっ、泣いてなんかいないっ」グスッ

    7B「だからQB……」

    7B「強くならなきゃ」

    7B「俺達兄弟、強く生きなきゃ……」

    7B「そうじゃないと、悔しいだろ?」ウルウル

    80 = 35 :

    ウルウル

    82 :

    マミの家

    QB「ただいまマミ」

    マミ「zzz」

    QB「こんな真夜中だもん、もう寝てるよね」

    QB「僕たちは強く生きなきゃ、そう言われたんだ」

    QB「でも、強く生きる事って、君たちが悲しむのを平気でいられるようになることなのかな?」

    QB「ぼくはあまり頭のいいインキュベーターじゃないけど」

    QB「それは違うと思うんだ」

    QB「本部の人たちがぼくらを利用してるのは悔しいけど」

    QB「ぼくたちだって君達を利用してきた」

    QB「君達を犠牲にして得られる星での贅沢な暮らしより」

    QB「君達の笑顔で得られる幸せ方が何百倍も素敵なのにね」

    QB「だから、ぼくなりに方法を探してみるよ」

    QB「きっとパパも同じことをしたかったんだと思う」

    83 :

    このQBは良いQB

    84 :

    よいQBすぐる

    85 :

    1べぇ~6べぇ「希望を届けるインキュベーターが、絶望する必要なんか無い!」





    支援

    86 :

    応援したくなるQBだ

    87 = 82 :

    数日後

    8B「おいっ、QB聞いたかっ?」

    QB「慌ててどうしたのお兄ちゃん?」

    8B「これが慌てずにはいられないよ」

    8B「ボクたち、星へ帰られるかもしれないんだ!」

    QB「えっ、ほんと!?」

    QB「でも、僕たちが集めなきゃならないエネルギーのノルマはまだ沢山あるよ」

    8B「そんなの一発でクリアできるどころか倍以上お釣りが来るよ!」

    8B「これまでに無いほどの力を秘めた子が発見されたんだ!」

    QB「じゃあ、その子との契約を結べば」

    8B「そう、お母さんに会える!」

    QB「ほんとう!?すごいや!!!」

    88 :

    QBむしゃむしゃ支援

    89 = 86 :

    あれ、待てよ?
    このQB、原作通りだとすると、ほむらに……

    91 :

    >>89
    あの心優しいドジほむのメガほむがこのQBを撃つとは思えない

    92 :

    これまでにないほどの力が因果が絡まったまどかさんの事を指すとしたら
    ほむループされてそうです

    93 :

    どうせ救いなんてなくて、全員共倒れエンドだろ?わかってんだ

    94 = 93 :

    さげてゴメン

    95 = 82 :

    8B「この魔法少女には三キュベーター(三人)がかりだ」

    8B「ボクたちがQBをサポートするよ」

    QB「えっ、なんでぼくなの?お兄ちゃんたちの方がいいんじゃない?」

    7B「いや、僕もQBが適任だと思う」

    QB「ナナベエおにいちゃん!?」

    7B「どうやらその子はマミと同じ学校の生徒らしい」

    7B「QBがマミと良好な関係を築いている事を利用しない手は無い」

    QB「うん、そうだけど……」

    8B「まあ、人間にはボクたちの個体差なんてわかりっこないよ」

    8B「場合によっては交代しながらやっていこう」

    7B「よしっ、絶対に成功させて星に帰るぞ!」

    8B「お母さんに会うぞっ」

    7B「星に帰ったら何とかして親父の無念を晴らしてやるっ」

    QB(すごいや、本当にもうすぐ帰られるかもしれないんだ……)

    96 :

    >人間にはボクたちの個体差なんてわかりっこないよ

    マジか
    そういうことなのか

    97 :

    >>96
    じゃあQBが自分の死体を食べてたのは・・・

    98 = 82 :

    マミの家

    マミ「ふう、今日も何とかなったわね」

    QB「マミ、お疲れ様」

    マミ「ううん、平気よ、これが私の使命だもの」

    マミ「私が頑張れば、それだけ悲しい思いをする人が減るんだもの」

    QB「うん、そうだね」

    QB(マミは立派だな、残された命を人のために……)

    QB(だけどぼくはもうすぐ星に帰るんだ)

    QB(君を利用して……)

    QB「ねえマミ、魔法少女の友達が欲しいんだろ?」

    マミ「ええ、でも前にキュウベエが言ってた杏子ちゃんとは」

    マミ「仲良くするどころか、グリーフシードの取り合いになっちゃって……」

    QB「うん……」

    QB(二人ともいい子なのにな)

    QB(ぼくがいなくなる前に、なんとしてでもマミや杏子にお友達をつくってあげなきゃ)

    99 :

    ほむほむに蜂の巣にされたQBって・・・


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