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    元スレ妹「嘘でもいいから、好きって言って」

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    みんなの評価 : ★★
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    551 :

    保守せざるを得んな

    553 :

    俺は明日予定あるので寝る。
    保守は頼んだb

    555 :


    こういうスレってさぁ
    お前らがバカにしてるニコニコの初音ミクの動画とかとどう違うの?
    素人の創作に「期待」「支援」「wktk」とか、ニコニコと同列だろ?

    ま、素人と言っても向こうはカラオケで全国配信されたりメジャーCDデビューしちゃったり
    生放送で国会議員や有名ミュージシャン、アイドル、ダウンタウン浜田のような大御所お笑い芸人と絡んだりしてるわけだが…

    その辺、自分の中でどう折り合いつけてんの?

    557 :

    男友「お、妹さんだ」

    「弁当?俺今日持ってきてないけど」

    「あ、あれ…」

    「学食行く予定だったからな」

    「…むー」

    女友「…あ!そうだ、妹ちゃんみたいな感じ」

    「はい?」

    「ん、なにが?」

    女友「女の弟くんが」

    「…?」

    「…?」

    男友「…全然想像がつかない」

    女友「まあ、会ったら分かるって」

    「…ふーん」

    グー

    559 = 551 :

    続きが始まっただと!?

    560 = 551 :

    と思ったら勘違いだったでござるか
    保守

    561 = 557 :

    男友「…ん?」

    女友「わ、私じゃないよッ!」

    「こっちから聞こえたー」

    「こっち?」

    男友「こっちって…」

    「……。」

    女友「お腹すいたんだね、女」

    「…恥ずかしい」

    「はは、飯食うか」

    男友「男、学食行こうぜー」

    「おう」

    女友「私たちはお弁当食べようか、女」

    「うん」

    「…えっと」

    「あ、妹は弁当なんだっけ」

    563 = 551 :

    ま、とりあえず保守

    564 = 557 :

    男友「じゃあ、パン買ってきて教室で食べるか」

    「そうしよう」

    「あ…ご、ごめんなさい」

    「気にすんなって、ちょっと行って買ってくるから先食べてていいよ」

    「うー…じゃ、じゃあ私も行くー」

    「え、良いって。待ってろよ」

    「パンが売ってるところ見てみたいのー」

    男友「良いじゃん、一緒に行こうぜ」

    「…しょうがないな」

    「…あ」

    女友「どうしたの?」

    「お弁当…忘れちゃった」

    女友「あらら」

    「女も一緒に買いに行くか?」

    「…あう」

    565 :

    お・・・?

    566 = 565 :

    567 :

    ほむ

    568 = 551 :

    へぇ

    569 :

    >>555
    初めてみた

    570 = 557 :

    「妹友もね、あとで教室に来るって」

    「一緒には来なかったのか」

    「今は図書室に本を返しに行ってるの」

    男友「じゃあ早く教室に戻らないと妹友さん困るんじゃないか?」

    女友「誰もいないもんねー」

    「女友は教室で待っとけば良かったんじゃないか?」

    女友「ひ、ひどい…」

    「いや、冗談だけど」

    女友「…男くん、真顔で冗談言うと分かりづらいよ」

    「…お弁当」

    男友「ま、まだ気にしてるのか…」

    女友「女はうっかり屋さんだからねー」

    「うん、段々分かってきた」

     「見つけた!」

    「…ん?」

    571 = 557 :

    男友「…誰?」

    女友「おお、噂をすればってやつですねー」

    「ん?」

    「ど、どうしたの?弟」

    男友「弟…お、この子が」

    「女の、弟?」

    「姉ちゃん、弁当忘れてっただろ」

    「…あ、もしかして持って来てくれたの?」

    「そうだよ、ほらこれ」

    「ありがとー」

    「まったく、気を付けろよな」

    「…女が、普通に喋ってる」

    女友「それは、姉弟ですからねー」

    男友「男はみんな苦手ってわけじゃないのね」

    573 :

    男・・・だと?

    574 = 557 :

    「弟くんだー」

    「ん?妹は知り合い?」

    「同じクラスだよ」

    「あー、なるほど」

    「…ん?」

    「ん?」

    「…あんたら、姉ちゃんになんか用事?」

    「は?」

    男友「…え、俺ら?」

    「用事あるなら、俺が相手になりますけど」

    「ちょ、ちょっと…」

    男友「いや、俺らは女の――」

    「姉ちゃんのこと、馴れ馴れしく呼び捨てにしてんじゃねえ!」ブンッ

    男友「ぐはっ!?」ドスッ

    女友「あ、あちゃー…」

    576 = 557 :

    「も、申し訳ありませんでしたー!」

    男友「…いや、もう良いよ。顔上げて」

    「いえいえ、恐れ多いっす!もうしばらく謝罪させてくださいっ!」

    女友「あはは…」

    「ご、ごめんね…男友くん」

    「まさか、姉ちゃんに男子の友達が出来たなんて思わなかったんです…本当に、平に、平にご容赦をば」

    男友「わ、分かったからさ」

    「女に馴れ馴れしくからんでる奴らに見えたわけか…」

    女友「久し振りに会っても相変わらずだねー、弟くん」

    「…どこらへんが妹みたいだって?」

    女友「えっと、お姉ちゃんを大事にしてるところとか」

    男友「あー、なるほど」

    「…ん?」

    「…えっとぉ、これはどういった場面なんですか?」

    「あ、妹友ー」

    578 = 557 :

    女友「ふふ、どんな場面に見える?」

    「…みんなで、一人の男の子をいじめてるように見えます」

    男友「……。」

    「まあ、そう見えるだろうな…」

    男友「…ちょ、ちょっと、お願いだから顔上げてくれよ」

    「え?もう許して頂けるんですか!?」

    男友「いや、始めからそう言ってるじゃん」

    「なんて心が広い…そのお気遣い、痛み入ります!」

    男友「…なんか、疲れるぞこいつ」

    「基本的に、いい子なんだろうけど…」

    女友「ね、可愛いでしょー?」

    「……。」

    「あれ、この声って…」

    「妹友、どうしたの?」

    「…あ!」

    579 = 557 :

    「げ、やっぱり…」

    「…師匠?」

    「わ、わあッ!それ以上喋るなー!」

    「ん、今なんて言った?」

    男友「師匠?」

    女友「師匠って…妹友ちゃんが?」

    「わ…うわあ…最悪」

    「やっぱり師匠じゃないですか!どうしてここに?」

    「だ、だから、喋るなってばぁ!」

    「…妹友?」

    「…ああ、そっか」

    女友「え?」

    「…妹友さん…弟の習い事先で見たんだ」

    「習い事?」

    「ああ、もう駄目だぁ…隠せれない…」

    580 = 557 :

    「空手?」

    「はい、頑張ってるっす!」

    男友「で、妹友さんは空手の先生の娘さんだって?」

    「…そうです」

    女友「だから師匠なのかー」

    「こいつがそうやって勝手に呼んでるだけですよぉ…」

    「なんか、先生より師匠の方が強そうに聞こえるね」

    「妹友さんは空手強いの?」

    「それは、凄まじいっすよ!」

    「適当なこと言うなぁ!」

    「…でも、見たときは…すごかった」

    「たぶん今手に持ってる本くらいなら、拳で突き破れますよ!」

    「で、出来るわけ無いでしょッ!」

    「…知らなかったー」

    「うー…知って欲しくなかったぁ…」

    582 = 557 :

    男友「別に知られても良いじゃんか、なあ?」

    「父親が空手家だなんてかっこいいしな」

    「別にかっこ良さなんて求めてません…」

    「そのかっこよさ、尊敬してますよ師匠!」

    「あんたは黙れー!」

    女友「ふふ、新しい一面が見れたってことで」

    「空手、楽しい?弟くん」

    「勿論楽しいですけど。でも俺は楽しいからとかじゃなく、強くなりたいから空手をやってます!」

    男友「強くなってどうすんだ?」

    「大事な人くらいは、自分の手で守れるようになりたいんっす」

    男友「かっけー…」

    女友「その大事な人って、お姉ちゃんのことでしょー?」

    「そ、そうっすけど…なんですかその顔は」

    女友「いやいや、なにも」

    「…大事な、人」

    583 :

    寒い・・・・

    早くしてくれるとうれしいんだが・・・

    584 = 557 :

    「……。」

    男友「どうした、男」

    「いや、その大事な人を守りたいってのがさっきの行動だろうかって思って」

    「お、お恥ずかしい…」

    「……。」

    女友「…女?」

    「…え?」

    女友「難しい顔してたけど、どうかしたの?」

    「な…なんでもないよ」

    「そんな風にやたらと暴力振るってたら、先生に怒られるよ?」

    「…了解です」

    「……。」

    「お兄ちゃん?」

    「なんでもない…ほら、そろそろ行くぞ。女が腹へったって落ち込んでるから」

    「え、え…違うよぉ」

    585 = 557 :

    女友「だからさー、桜が散っちゃう前にみんなでお花見行きたいねって」

    男友「…もうエイプリールフールは終わったぞ」

    女友「そ、それは本当にごめんってばぁ…」

    男友「冗談だって。じゃあ今度の休日にお花見行くか?」

    女友「え?本当に!?」

    男友「部活もねえし、俺は良いよ…男は?」

    「……。」

    男友「おーい」

    「…あ、なんか話してた?」

    女友「みんなでお花見行きたいんだけど、男くんはどうかなって話だよ」

    「花見?…良いよ、別に」

    女友「やった!女も行くよね?」

    「……。」

    女友「女も行くってさッ!」

    男友「今、なんも言ってなかっただろ…」

    588 = 557 :

    女友「じゃあねー」

    男友「また明日なー」

    「……。」

    「お兄ちゃん」

    「……。」

    「お兄ちゃんってば」

    「…ん、どうした?」

    「もうみんないなくなちゃったよ?」

    「ん…あれ、ほんとだ」

    「疲れちゃった?」

    「まあね」

    「……。」

    「今日は早く寝るかなー」

    「…お兄ちゃん、昼からなにか考え事してるよね」

    「……。」

    589 :

    頑張れ

    590 = 557 :

    「悩み事…かな」

    「…んー、まあね」

    「……。」

    「まあ、大したことじゃないよ」

    「女さんのことでしょ?」

    「……。」

    「違うの?」

    「…そうだよ」

    「……。」

    「あーもう、ちゃんと話すからそんな顔するなって」

    「…えへへ、良かった」

    「…妹は女のこと、どう思う?」

    「どう思うって…」

    「ん、答えづらい質問かな」

    「…大人しい人、だよね」

    591 = 557 :

    「そうだな、女友とかと比べると大人しい子だよね」

    「……。」

    「特に、俺とか男友と話すときとかは特に」

    「……。」

    「妹も気付いてるだろ?」

    「…うん」

    「それに…俺は去年も女と同じクラスだったけどさ。あいつが男子と喋ってるところ、ほとんど見たことないんだ」

    「……。」

    「少なくとも、あいつから話しかけることは一度もなかったと思う」

    「…なんとなく、分かるかも」

    「……。」

    女友『女が男の子と喋れたんだもん…それが嬉しくてぇ…』

    『まさか、姉ちゃんに男子の友達が出来たなんて思わなかったんです…』

    「……。」

    592 :

    見てるよー

    593 = 557 :

    「…どうしてなのかな」

    「それは分かんないけど…俺らが知らないところで、色々あったんだろう」

    「…それを無理に知ろうなんては思わないけどね」

    「うん」

    「とは言っても、色々と考えちゃってさ」

    『姉ちゃんのこと、馴れ馴れしく呼び捨てにしてんじゃねえ!』

    『強くなりたいから空手をやってます!』

    『大事な人くらいは、自分の手で守れるようになりたいんっす』

    「…だから、元気がなかったんだね」

    「ま、そんなところ」

    「……。」

    「あとさ…こういうこと、言いたくはないんだけど」

    「なあに?」

    「…弟くんが、それに拍車を掛けてる気がする」

    「……。」

    595 = 557 :

    「今日男友に突っかかった時もさ、始めから俺らのこと、女にちょっかいを出してきた人だって決めつけてただろ?」

    「…今までも、ずっとそうやって女を守ってきたんだと思うんだ」

    「近づいてくる男の人は例外なく、な」

    「……。」

    「そうしたら…まあ、必然的に男の人と接する機会自体がなくなるわけだから」

    「…うん」

    「……。」

    「……。」

    「だからといって…やめろなんて言えないけどな」

    「…ん、分かった」

    「…はい、考えてたことはそれだけ。聞いてくれてありがとな」

    「ううん、教えてくれてありがと」

    「俺に出来ることは、女と仲良くすることだから」

    「……。」

    「さて、帰るぞー」

    597 = 557 :

    「……。」

    「また、考え事?」

    「いや…違うよ」

    「なら良いけど」

    「……。」

    「な、なに…かな」

    「んー…」

    「そんなに見られると…は、恥ずかしいよぉ」

    「…妹みたい、か」

    「え?」

    「どっちかというと俺の方が、近い気もするけどな」

    「…なんの話?」

    「なんでもないよ」

    「……。」

    「ん…家、着いたぞ?」

    598 = 557 :

    「……。」

    「入らないのか?」

    「……。」

    「さっきの話か?そんなに思いつめるなって」

    「…その話じゃ、ないもん」

    「…?」

    「もっと…自分勝手な話」

    「はあ?」

    「……。」

    「なんだよ」

    「ね、お兄ちゃん」

    「お兄ちゃんは、女さんのこと…」

    「……。」

    「……。」

    「ん?…女のことが、なに?」

    599 :

    見てるよ

    600 = 557 :

    「……。」

    「妹?」

    「…なんでもない」

    「…いや、気になるだろ」

    ガチャッ

    「ただいまー」

    「おいこら、待てって!」

    「あ、お兄ちゃん。お花見には私も連れていってね?」

    「花見?ああ勿論…というかみんなそのつもりだと思うぞ」

    「えへへ、そっかぁ」

    「…じゃなくてだな」

    「お母さん、お腹すいたー」

    「聞けよ…はあ、もう良いや」


    「……。」

    「…私の、バカ」ボソッ


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