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元スレローラ「上条? お前には責任を取ってもらうなり」上条「何で!?」
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――
食堂には数個のそれなりに長いテーブルを並べて完成された一つの長いテーブルの列があった。
そして、ここにも争いの火種はあるようで、どうやら座席の位置を決めているようだ。
上条(そんなに大事な事なのか?……宗教的な事なのかなぁ)
先に座らされていた上条当麻は蚊帳の外のようでそうではない。
彼が争いに介入することは多々あるが、その逆もまたしかり。
彼が争いの中心になるという事もまた多いのだ。
ちなみに今に原因は上条当麻の席の隣を巡っての事だった。
「あー!! もう! これじゃあいつまで経っても決まらない!! ジャンケンで決めろ! ジャンケンで!!」
シェリー=クロムウェルはそう怒鳴りちなす。
いつまでも決まらない彼女達に業を煮やしたのかそう言ってさっさと席についてしまった。
上条「何かとてつもない理由があるんだろうなぁ……」
シェリー「まぁ、あいつらにとってはそうなのかもな」
そう言った彼女は上条当麻の目の前の席に座っていた。
食堂には数個のそれなりに長いテーブルを並べて完成された一つの長いテーブルの列があった。
そして、ここにも争いの火種はあるようで、どうやら座席の位置を決めているようだ。
上条(そんなに大事な事なのか?……宗教的な事なのかなぁ)
先に座らされていた上条当麻は蚊帳の外のようでそうではない。
彼が争いに介入することは多々あるが、その逆もまたしかり。
彼が争いの中心になるという事もまた多いのだ。
ちなみに今に原因は上条当麻の席の隣を巡っての事だった。
「あー!! もう! これじゃあいつまで経っても決まらない!! ジャンケンで決めろ! ジャンケンで!!」
シェリー=クロムウェルはそう怒鳴りちなす。
いつまでも決まらない彼女達に業を煮やしたのかそう言ってさっさと席についてしまった。
上条「何かとてつもない理由があるんだろうなぁ……」
シェリー「まぁ、あいつらにとってはそうなのかもな」
そう言った彼女は上条当麻の目の前の席に座っていた。
>>156
お腹いっぱいになって眠っちゃったところをみんなで食べちゃう訳か
お腹いっぱいになって眠っちゃったところをみんなで食べちゃう訳か
――
結局、上条当麻の隣ににオルソラとアニェーゼ、シェリーの隣にルチアとアンジェレネが座った。
先に目の前に座っていたシェリーに対し、皆は文句を付けていたが、「決めていたのは隣の席だろ? なら、別に前に座っても問題ないじゃないか」
と言うと静まり返った。そして、全員が座り、皆が食べ始めた所で上条当麻は少しかじったクロワッサンを置いて聞いた。
上条「なぁ、さっきの話しなんだけど、コロ、いや、ローラは何て言ってたんだ?」
その瞬間、一人以外は食べる手を止め、上条当麻を見た。
まず、最初に切り出したのはオルソラだった。
オルソラ「昨日ですね、ローラ様があなた様を運んでこられたのです」
上条「ふむふむ、それで?」
アニェーゼ「私達が聞いたんすよ、何でここに連れてきたのかって」
何かに負けじと、オルソラのゆっくりとした口よりも早くアニェーゼが言う。
シェリー「使用人だとさ、あんたは」
分かりやすいのか分かりにくいのか……シェリーは事の結果を簡単に話した。
上条「……えっ?」
静寂が広がる食堂にはアンジェレネのがつがつと勢いよく口を動かす音だけが響いていた。
結局、上条当麻の隣ににオルソラとアニェーゼ、シェリーの隣にルチアとアンジェレネが座った。
先に目の前に座っていたシェリーに対し、皆は文句を付けていたが、「決めていたのは隣の席だろ? なら、別に前に座っても問題ないじゃないか」
と言うと静まり返った。そして、全員が座り、皆が食べ始めた所で上条当麻は少しかじったクロワッサンを置いて聞いた。
上条「なぁ、さっきの話しなんだけど、コロ、いや、ローラは何て言ってたんだ?」
その瞬間、一人以外は食べる手を止め、上条当麻を見た。
まず、最初に切り出したのはオルソラだった。
オルソラ「昨日ですね、ローラ様があなた様を運んでこられたのです」
上条「ふむふむ、それで?」
アニェーゼ「私達が聞いたんすよ、何でここに連れてきたのかって」
何かに負けじと、オルソラのゆっくりとした口よりも早くアニェーゼが言う。
シェリー「使用人だとさ、あんたは」
分かりやすいのか分かりにくいのか……シェリーは事の結果を簡単に話した。
上条「……えっ?」
静寂が広がる食堂にはアンジェレネのがつがつと勢いよく口を動かす音だけが響いていた。
おい、ローラが居ないじゃねぇか。
どうなってるんだ、おい。
ロオオオオオオオオオオオオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
どうなってるんだ、おい。
ロオオオオオオオオオオオオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
上条「使、用、人?……ナニソレ?」
思わず片言になってしまうほどに耳を疑いたくなるような言葉だった。
そう言ったシェリーの顔に嘘は見つけられなかった、どうやら本当の事らしい。
シェリー「おや? 知らなかったのか? 昨日の夜に言ってたんだけどな」
――
ローラ「この男は今日からここの使用人になるけるの、好きに使ってたもうれ。あっ、でも、襲うのは禁ずるのよー」
――
シェリー「って」
アニェーゼ「まぁ、襲っちまうかもしれないんっすけどねー」
アニェーゼは上条当麻の方をみてにやにやと笑う。
手をパンッ、と叩き、オルソラは賛同するかのように続いた。
オルソラ「まぁまぁ、アニェーゼさん。それは良い案なのでございます」
にんまりとオルソラも上条当麻の方を見る。
しかし、上条当麻にその言葉は聞こえない。何の反応もなく、下を向き、不気味なように黙っていた。
そして、数秒経った後、シェリーに恐ろしい程静かに問いかけた。
思わず片言になってしまうほどに耳を疑いたくなるような言葉だった。
そう言ったシェリーの顔に嘘は見つけられなかった、どうやら本当の事らしい。
シェリー「おや? 知らなかったのか? 昨日の夜に言ってたんだけどな」
――
ローラ「この男は今日からここの使用人になるけるの、好きに使ってたもうれ。あっ、でも、襲うのは禁ずるのよー」
――
シェリー「って」
アニェーゼ「まぁ、襲っちまうかもしれないんっすけどねー」
アニェーゼは上条当麻の方をみてにやにやと笑う。
手をパンッ、と叩き、オルソラは賛同するかのように続いた。
オルソラ「まぁまぁ、アニェーゼさん。それは良い案なのでございます」
にんまりとオルソラも上条当麻の方を見る。
しかし、上条当麻にその言葉は聞こえない。何の反応もなく、下を向き、不気味なように黙っていた。
そして、数秒経った後、シェリーに恐ろしい程静かに問いかけた。
上条「なぁ、シェリー……ローラが何処に居るか知ってるか?」
囁きかけるように話しかける。
シェリーは特に気にしてないようだったが、他の者は何故か顔を赤らめていた。
シェリー「んっ? あぁ、大聖堂の方に居ると思うよ。いつもそこに居るみたいだし」
上条「そうか……ありがとう……ごちそうさま」
スッ、と静かに椅子を引き、立ち上がる。
パンを一口かじっただけで、出されていた朝食は殆ど残っていた。
アニェーゼ「ありゃあ、大分怒ってますよ。流石の上条当麻でも許せなかったんですかねぇ?」
シェリー「まぁ、あいつでも許せなかったのかもな、他にも何かあるのかも知れないが……」
アンジェレネ「あのう……上条さんの御飯も食べていいですか?」
「「「「はっ!!」」」」
アンジェレネの食い意地以外の意味はないこの発言が、またも争いを生む事になったのだった……。
――
囁きかけるように話しかける。
シェリーは特に気にしてないようだったが、他の者は何故か顔を赤らめていた。
シェリー「んっ? あぁ、大聖堂の方に居ると思うよ。いつもそこに居るみたいだし」
上条「そうか……ありがとう……ごちそうさま」
スッ、と静かに椅子を引き、立ち上がる。
パンを一口かじっただけで、出されていた朝食は殆ど残っていた。
アニェーゼ「ありゃあ、大分怒ってますよ。流石の上条当麻でも許せなかったんですかねぇ?」
シェリー「まぁ、あいつでも許せなかったのかもな、他にも何かあるのかも知れないが……」
アンジェレネ「あのう……上条さんの御飯も食べていいですか?」
「「「「はっ!!」」」」
アンジェレネの食い意地以外の意味はないこの発言が、またも争いを生む事になったのだった……。
――
――
閑静な場所にひっとりと、しかし、存在感はある大聖堂に入ると同じ大きさの浴槽がいくつもある。
その一つでいつものように服を着たまま湯あみするのはローラ=スチュアートだった。
ローラ「くふふふ、上条当麻が来たりけりー」
水をばしゃばしゃと子供のようにかき浴び、はしゃぐ。
とても大人のやる事には見えなかったが、容姿が若いせいか、何故か違和感は無い。
ローラ「明日……いや今日からやりたりけるのー」
満面の笑みで何をさせよう、何をさせよう、と思い耽っていると、バタン!! と物凄い勢いで扉が開いた。
上条「コロスケェェェ!!!」
憤慨した上条当麻が怒りをぶちまけながら入って来る。
急な出来事に体をびくっと震わせ、何何と、周りを見渡すローラだが、おかまいなしに、上条当麻は怒声を発する。
上条「てめぇぇぇ!! ふざけんじゃねぇぇぇ!!」
何をそんなに怒るのか……確かに怒る原因はあるのかも知れないが、少し彼の常軌を逸している。
それもそうなのだ。表面上では本気で怒っているのかもしれないが、実はそうではない。
これは帰る口実なのだ。だから、かつて見せたアウレオルスの時のような必死の演技をしている。
閑静な場所にひっとりと、しかし、存在感はある大聖堂に入ると同じ大きさの浴槽がいくつもある。
その一つでいつものように服を着たまま湯あみするのはローラ=スチュアートだった。
ローラ「くふふふ、上条当麻が来たりけりー」
水をばしゃばしゃと子供のようにかき浴び、はしゃぐ。
とても大人のやる事には見えなかったが、容姿が若いせいか、何故か違和感は無い。
ローラ「明日……いや今日からやりたりけるのー」
満面の笑みで何をさせよう、何をさせよう、と思い耽っていると、バタン!! と物凄い勢いで扉が開いた。
上条「コロスケェェェ!!!」
憤慨した上条当麻が怒りをぶちまけながら入って来る。
急な出来事に体をびくっと震わせ、何何と、周りを見渡すローラだが、おかまいなしに、上条当麻は怒声を発する。
上条「てめぇぇぇ!! ふざけんじゃねぇぇぇ!!」
何をそんなに怒るのか……確かに怒る原因はあるのかも知れないが、少し彼の常軌を逸している。
それもそうなのだ。表面上では本気で怒っているのかもしれないが、実はそうではない。
これは帰る口実なのだ。だから、かつて見せたアウレオルスの時のような必死の演技をしている。
ローラ「いやん、覗きに来たるの?」
上条当麻だと分かると余裕を取るローラは意味ありげに含み笑っていた。
上条「違ぇよ!! てか、着衣入浴!? って、まぁそれはいいとして、コロスケ……いや、今だけはローラと呼ぼう、お前に言いたい事がある」
風呂に笑顔で浸かっているローラに対し、仁王立ちで発言する。
ローラ「何かしら? 湯浴みの所を狙っての告白? 上条は大胆なりけるのね」
上条「ふん、ふざけた事を言えるのも今の内だ。俺は帰らせてもらう」
やっと連れてこられた相手の帰国発言に特に驚く事もない。
彼は空を飛べるわけでもないし、空間移動できるわけでもない。
通常の交通手段でさえ、現金を持っていない事からはったりなのは明白であった。
ローラ「あら、好きにしてくれてもよかけりよ? 別に止めはしないの。まぁ、出来たらの話なのだけれどもね」
ローラの余裕の笑みに、上条当麻は意味深にふふふ、と笑った。
ローラは何を笑う事があるのか分からない、当たり前の事を突かれて笑ってしまったのかと思った。
上条「言ったな? 帰っていいって、それじゃあそうさせてもらおう。お前には生憎だがな、ここにも俺を出そうとする快い協力者が居たんだ。
インデックスを残して来たっていったらすぐに手配してくれたよ。名前は……ステイルってんだがな」
上条当麻だと分かると余裕を取るローラは意味ありげに含み笑っていた。
上条「違ぇよ!! てか、着衣入浴!? って、まぁそれはいいとして、コロスケ……いや、今だけはローラと呼ぼう、お前に言いたい事がある」
風呂に笑顔で浸かっているローラに対し、仁王立ちで発言する。
ローラ「何かしら? 湯浴みの所を狙っての告白? 上条は大胆なりけるのね」
上条「ふん、ふざけた事を言えるのも今の内だ。俺は帰らせてもらう」
やっと連れてこられた相手の帰国発言に特に驚く事もない。
彼は空を飛べるわけでもないし、空間移動できるわけでもない。
通常の交通手段でさえ、現金を持っていない事からはったりなのは明白であった。
ローラ「あら、好きにしてくれてもよかけりよ? 別に止めはしないの。まぁ、出来たらの話なのだけれどもね」
ローラの余裕の笑みに、上条当麻は意味深にふふふ、と笑った。
ローラは何を笑う事があるのか分からない、当たり前の事を突かれて笑ってしまったのかと思った。
上条「言ったな? 帰っていいって、それじゃあそうさせてもらおう。お前には生憎だがな、ここにも俺を出そうとする快い協力者が居たんだ。
インデックスを残して来たっていったらすぐに手配してくれたよ。名前は……ステイルってんだがな」
ごめん。ちょっと買い物行ってきます、洗顔切れてたの思いだした。
見ての通り物凄い書くスピードが遅いので、乗っ取りだろうが、短編だろうが、書いてもらって全然大丈夫なんだぜ!!
見ての通り物凄い書くスピードが遅いので、乗っ取りだろうが、短編だろうが、書いてもらって全然大丈夫なんだぜ!!
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