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元スレローラ「上条? お前には責任を取ってもらうなり」上条「何で!?」
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ローラ「ステイル!ステイル!」
ステイル「……はい?」
ローラ「学園都市に上条当麻という男がいたりけるわね?」
ステイル「そいつがなにか」
ローラ「ここに連れてきたりなさい」
ステイル「はぁ?何でまた…」
ローラ「私その男に興味をもたりけるの。一度会話しとう―――」
ステイル「断る!」
ローラ「………」うるっ
ステイル「?!」
ローラ「レディがこんなに頼みこみたるのに、聞いてくれなしなんて…」
ローラ「あぁ、悲し!私は悲しけるよステイル…」
ステイル「………チッ」ガチャ
ローラ(うふふ、うまくいった。上条当麻…うふふふ)
こんな感じでお願いします。
ステイル「……はい?」
ローラ「学園都市に上条当麻という男がいたりけるわね?」
ステイル「そいつがなにか」
ローラ「ここに連れてきたりなさい」
ステイル「はぁ?何でまた…」
ローラ「私その男に興味をもたりけるの。一度会話しとう―――」
ステイル「断る!」
ローラ「………」うるっ
ステイル「?!」
ローラ「レディがこんなに頼みこみたるのに、聞いてくれなしなんて…」
ローラ「あぁ、悲し!私は悲しけるよステイル…」
ステイル「………チッ」ガチャ
ローラ(うふふ、うまくいった。上条当麻…うふふふ)
こんな感じでお願いします。
――
夜
上条当麻は用意されていた部屋をひっそりと抜け出した。
ローラによる結界がそこら中に張り巡らされていたが、上条当麻は気付く事なくその包囲網を抜けていた。
上条「ったく、明後日から学校だっつの。こんな所にいられるかってんだ」
五和「上条さーん」ひそひそ
上条「おぉ、悪いな、五和」
五和「いえいえ、お役に立てて何よりです」
少し頬を染めながら五和は言う。それはこの寒空から出たものかはわからないが、五和は少し恥じらっているようだった。
建宮「全く、急に超音速旅客機を用意してくれなんて……
まぁ、おまえさんには大きな借りがあるからこんな事でよければ使ってくれてかまわないんだが、流石に急すぎるのよな」
夜
上条当麻は用意されていた部屋をひっそりと抜け出した。
ローラによる結界がそこら中に張り巡らされていたが、上条当麻は気付く事なくその包囲網を抜けていた。
上条「ったく、明後日から学校だっつの。こんな所にいられるかってんだ」
五和「上条さーん」ひそひそ
上条「おぉ、悪いな、五和」
五和「いえいえ、お役に立てて何よりです」
少し頬を染めながら五和は言う。それはこの寒空から出たものかはわからないが、五和は少し恥じらっているようだった。
建宮「全く、急に超音速旅客機を用意してくれなんて……
まぁ、おまえさんには大きな借りがあるからこんな事でよければ使ってくれてかまわないんだが、流石に急すぎるのよな」
しゃべりかた間違ってるだろと思って開いたら想像以上だったwwww
上条「悪いな、もの凄く急いでんだ」
建宮「まぁ、どんな事情があるのかは知らんが早く行った方がいいと思うのよな。向こうから金髪の女が走って来てるぞ」
確かに、かなりの距離だが金髪の女が走ってきている。遠さというものあるが、一番は夜という事であろう。
顔は全く見えない。この暗闇だ、普通なら来ている事すらわからないだろう。だとしたら、何故、建宮は見えたのか。
答えは簡単であったが、理由としては不可解だった。その女の髪の毛は発光していたのだ。
上条「!?」
建宮にはわからずとも、上条当麻にはわかる。別に顔が見えたわけじゃない。思い当たる人物が一人しかいなかったからだ。
建宮「まぁ、どんな事情があるのかは知らんが早く行った方がいいと思うのよな。向こうから金髪の女が走って来てるぞ」
確かに、かなりの距離だが金髪の女が走ってきている。遠さというものあるが、一番は夜という事であろう。
顔は全く見えない。この暗闇だ、普通なら来ている事すらわからないだろう。だとしたら、何故、建宮は見えたのか。
答えは簡単であったが、理由としては不可解だった。その女の髪の毛は発光していたのだ。
上条「!?」
建宮にはわからずとも、上条当麻にはわかる。別に顔が見えたわけじゃない。思い当たる人物が一人しかいなかったからだ。
時間は遡る。ローラは自室で顔をにやにやとさせながら思い耽っていた。
ローラ「くふふふ。楽しみが一つ増えたりける。明日からどんな事をさせようかのう」
がちゃりと扉が開いた。ノックの音は聞こえなかった。赤髪の長髪で長身の男が入って来る。
ステイル=マグヌスはだるそうな顔をしながら煙草を口にくわえ、発言する。
ステイル「あー、最大主教? 上条当麻が消えました」
ステイルはどうでもよさそうに言う。ローラから出された命令は上条当麻の監視。
「なんで僕が……」とかぶつぶつと言いながらも、30分に一回、同じ命令を受けた仲間と一緒に交代で行っていた。
ローラ「!? な、な、なんと言いけり?」
ステイル「上条当麻は消えました。恐らく逃亡したのでしょう、まぁ、今頃は飛行機に乗ってると思いますがね」
ステイルは心底どうでもよさそうだったが、笑みを浮かべていた。やっと解放される。
きちんとした理由ならまだしも、今回の命令は百%、この女の私情だったのだ。
そんな事で使われるこっちの身にもなれと、上条当麻が逃亡した事を嬉んでいた。
ローラ「あんの青二才がー!!! 私から逃げられると思うてかー!!!」
バタンと扉が勢いよく開け、ローラはもの凄い速さで走って行った。
ステイルはその光景を見て、軽い欠伸をしながら呟いた。
ステイル「はぁー……寝よ」
――
ローラ「くふふふ。楽しみが一つ増えたりける。明日からどんな事をさせようかのう」
がちゃりと扉が開いた。ノックの音は聞こえなかった。赤髪の長髪で長身の男が入って来る。
ステイル=マグヌスはだるそうな顔をしながら煙草を口にくわえ、発言する。
ステイル「あー、最大主教? 上条当麻が消えました」
ステイルはどうでもよさそうに言う。ローラから出された命令は上条当麻の監視。
「なんで僕が……」とかぶつぶつと言いながらも、30分に一回、同じ命令を受けた仲間と一緒に交代で行っていた。
ローラ「!? な、な、なんと言いけり?」
ステイル「上条当麻は消えました。恐らく逃亡したのでしょう、まぁ、今頃は飛行機に乗ってると思いますがね」
ステイルは心底どうでもよさそうだったが、笑みを浮かべていた。やっと解放される。
きちんとした理由ならまだしも、今回の命令は百%、この女の私情だったのだ。
そんな事で使われるこっちの身にもなれと、上条当麻が逃亡した事を嬉んでいた。
ローラ「あんの青二才がー!!! 私から逃げられると思うてかー!!!」
バタンと扉が勢いよく開け、ローラはもの凄い速さで走って行った。
ステイルはその光景を見て、軽い欠伸をしながら呟いた。
ステイル「はぁー……寝よ」
――
飛行機に乗る直前で見つかった上条当麻だが、ローラの前に火野映司が立ちふさがった
火野映司「上条さん、ここは俺が食い止めとくよ。早く飛行機に乗ってくれ(オーズドライバーにメダルをセット)」
上条当麻「誰だが分からねぇけど、助かったぜ。ありがとな」
ローラ「お前が何者かは知らざるが、私の邪魔をするとは、許さぜるなり」
火野映司「変身!」<タ・ト・バ タ・ト・バ タ・ト・バ(仮面ライダーオーズに変身)>
ローラ「なんじゃ、その魔術は。この私も知らざるもの。」
火野映司「上条さん、ここは俺が食い止めとくよ。早く飛行機に乗ってくれ(オーズドライバーにメダルをセット)」
上条当麻「誰だが分からねぇけど、助かったぜ。ありがとな」
ローラ「お前が何者かは知らざるが、私の邪魔をするとは、許さぜるなり」
火野映司「変身!」<タ・ト・バ タ・ト・バ タ・ト・バ(仮面ライダーオーズに変身)>
ローラ「なんじゃ、その魔術は。この私も知らざるもの。」
――
そして時は戻り……
上条「や、やべぇ」
自分の血の気が引いて行くのがわかった。捕まったらまず助からないだろうと。
流石に殺される、というわけではないが、長期の軟禁生活を送る事になるだろう。
日常で培った直感がそう告げているのだ。ならば絶対に捕まるわけにはいかない。
上条「俺もう行くわ。ありがとう、建宮、五和」
建宮「あぁ、さっさと行け。捕まってもしらんぞ」
五和「お、お元気で!」
別れの挨拶もままならないまま、上条当麻は超音速旅客機へと足を運ぶ。
その機体は轟音を立て、少しずつ上昇していく。生み出された風は周りを土煙で埋め尽くした。
そして時は戻り……
上条「や、やべぇ」
自分の血の気が引いて行くのがわかった。捕まったらまず助からないだろうと。
流石に殺される、というわけではないが、長期の軟禁生活を送る事になるだろう。
日常で培った直感がそう告げているのだ。ならば絶対に捕まるわけにはいかない。
上条「俺もう行くわ。ありがとう、建宮、五和」
建宮「あぁ、さっさと行け。捕まってもしらんぞ」
五和「お、お元気で!」
別れの挨拶もままならないまま、上条当麻は超音速旅客機へと足を運ぶ。
その機体は轟音を立て、少しずつ上昇していく。生み出された風は周りを土煙で埋め尽くした。
建宮「全く、あの少年はどこまでいっても変わらないのよな。五和も早くしないとなぁ?」
建宮はたくらむように笑みを浮かべる。それは五和に向けてのものだった。
五和「な、何を言ってるんですか!」
建宮「それについては後で話すのよな。
俺達も逃げないと、あの女が誰だかは知らんが、こっちに矛先を向けられる可能性があるのよな」
あの少年の事だ。どうせまたフラグを立てたんだろう、と建宮は推測する。
しかし、それにしてもあの様子は尋常じゃない。一体何をしたんだ少年。
まぁ、でもあの少年の事だ特に気にしないでも大丈夫だろ、と安心していると……
五和「あ、あの……建宮さん……あれ」
建宮「ん? どうしたのよな?……あっ」
――
二十メートル程上昇した所で上条当麻は安堵する、前にこれで地獄を味わされた事など頭に無かった。
とりあえずはあの発行体から逃げられた事について喜びを噛みしめるだけだ。
上条「ふぅ、何とか逃げられたか。それにしてもあんなに追いかけてくるなんて……もし捕まってたら……」
軽く想像するだけで体が震える。この先の事は考えないようにしよう……。それに次の関門がある。
これに乗るんだ。それ相応の覚悟をしておかないと……。
建宮はたくらむように笑みを浮かべる。それは五和に向けてのものだった。
五和「な、何を言ってるんですか!」
建宮「それについては後で話すのよな。
俺達も逃げないと、あの女が誰だかは知らんが、こっちに矛先を向けられる可能性があるのよな」
あの少年の事だ。どうせまたフラグを立てたんだろう、と建宮は推測する。
しかし、それにしてもあの様子は尋常じゃない。一体何をしたんだ少年。
まぁ、でもあの少年の事だ特に気にしないでも大丈夫だろ、と安心していると……
五和「あ、あの……建宮さん……あれ」
建宮「ん? どうしたのよな?……あっ」
――
二十メートル程上昇した所で上条当麻は安堵する、前にこれで地獄を味わされた事など頭に無かった。
とりあえずはあの発行体から逃げられた事について喜びを噛みしめるだけだ。
上条「ふぅ、何とか逃げられたか。それにしてもあんなに追いかけてくるなんて……もし捕まってたら……」
軽く想像するだけで体が震える。この先の事は考えないようにしよう……。それに次の関門がある。
これに乗るんだ。それ相応の覚悟をしておかないと……。
上条(それにしても明るいな……前に乗った時は気にしなかったけど、こんなに明るかったっけ? 夜だからか?
いや、それにしても異常だ……まるで何かに照らされているみたいに……)
ローラ「逃げられると思うて?」
夜空に浮かぶそれは、月よりも明るく、
しかし、機内ではその明るさをぶち壊す程の絶叫がそれの轟音を打ち消すが如く響いた。
――
いや、それにしても異常だ……まるで何かに照らされているみたいに……)
ローラ「逃げられると思うて?」
夜空に浮かぶそれは、月よりも明るく、
しかし、機内ではその明るさをぶち壊す程の絶叫がそれの轟音を打ち消すが如く響いた。
――
上条当麻はそのまま意識を失った。速度によるものではなく、振り返りった事が原因だった。
上条当麻に魔術は効かない。どんな恐ろしい光景を見たのかは上条当麻にしかわからなかった……。
――
上条「……う、うーん」
薄ぼんやりとした光景が目に入る。ゴシゴシと目をこすると、見慣れない部屋だった。
ベッド以外には何もなく、部屋自体もそんなに広いとはいえない、8畳くらいだろうか。
上条「あ、れ? ここ……何処だ?」
起きてみない事には何も始まらない。体を起こすと少しだるさが残っていた。超速旅客機の影響だろうか?
取り合えず部屋を見渡す。ドアが二つ、外に出るための扉は当然として、もう一つは恐らくトイレだろう。
そこから首を90度回すと、一つ窓がある。大きさもそこそこだ。上条当麻はそこから外を覗いた。
上条「……何あれ」
上条当麻に魔術は効かない。どんな恐ろしい光景を見たのかは上条当麻にしかわからなかった……。
――
上条「……う、うーん」
薄ぼんやりとした光景が目に入る。ゴシゴシと目をこすると、見慣れない部屋だった。
ベッド以外には何もなく、部屋自体もそんなに広いとはいえない、8畳くらいだろうか。
上条「あ、れ? ここ……何処だ?」
起きてみない事には何も始まらない。体を起こすと少しだるさが残っていた。超速旅客機の影響だろうか?
取り合えず部屋を見渡す。ドアが二つ、外に出るための扉は当然として、もう一つは恐らくトイレだろう。
そこから首を90度回すと、一つ窓がある。大きさもそこそこだ。上条当麻はそこから外を覗いた。
上条「……何あれ」
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