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元スレ神裂「にゃんにゃん!にゃーんにゃんっ!」上条「……かわいい」
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>>195
期待してる
期待してる
>>195
男だな
男だな
>>195
さっさと貼れカス
さっさと貼れカス
>>195
パンツ脱いだ
パンツ脱いだ
>>202
関取みたいな手ダナ
関取みたいな手ダナ
>>208
違和感
違和感
>>208
なにそのピーナッツおっぱお
なにそのピーナッツおっぱお
朝になると、見知らぬ布に包まれていた。
それだけで、いま自分はいつもの場所で寝ていたのではないと理解する。
まだ瞼を上げるには気だるくて、小さく身じろぎをすると、すぐ傍に温かなものを感じた。
つい、反射的に自分の体温が移った毛布かなにかだと判断して、それを自らに引き寄せる。
だがそれは意外にも重く、引き寄せようとした自分がそちらにつられてしまった。
密着するほど近寄ったそれは自分とは独立した温度を持っており、朝の到来によって体温の下がっていた自分はその温度を喜んでしまう。
──と、
そこまでの一連を終えた“彼女”は、そうして初めて自分以外の『体温』に疑問を覚え、そうして初めて“隣に居るもの”が自分らしからぬ匂いを持つものだと認識した。
重々しい瞼をゆっくりと持ち上げる。
はじめに視界に飛び込んだのは白いシャツ。ついでこれもまたゆっくりと視線を上方へとうつしていき、そのシャツはあどけのない寝顔をさらす少年のものだと理解できた。
そう。
自分──神裂火織は、少年、上条当麻と同じ部屋で、同じベッドで、同じ布団の中で、腕枕をされて寝ているのだということを、理解した。
それだけで、いま自分はいつもの場所で寝ていたのではないと理解する。
まだ瞼を上げるには気だるくて、小さく身じろぎをすると、すぐ傍に温かなものを感じた。
つい、反射的に自分の体温が移った毛布かなにかだと判断して、それを自らに引き寄せる。
だがそれは意外にも重く、引き寄せようとした自分がそちらにつられてしまった。
密着するほど近寄ったそれは自分とは独立した温度を持っており、朝の到来によって体温の下がっていた自分はその温度を喜んでしまう。
──と、
そこまでの一連を終えた“彼女”は、そうして初めて自分以外の『体温』に疑問を覚え、そうして初めて“隣に居るもの”が自分らしからぬ匂いを持つものだと認識した。
重々しい瞼をゆっくりと持ち上げる。
はじめに視界に飛び込んだのは白いシャツ。ついでこれもまたゆっくりと視線を上方へとうつしていき、そのシャツはあどけのない寝顔をさらす少年のものだと理解できた。
そう。
自分──神裂火織は、少年、上条当麻と同じ部屋で、同じベッドで、同じ布団の中で、腕枕をされて寝ているのだということを、理解した。
上条「……えーと…?」
ベッドなどと言う、最近では縁遠くなった寝具に全力で身を預けていた上条当麻は、突如として全身を苛んだ痛みによって目を覚ました。
見れば、自分の体が壁に張り付いている。昆虫採集の標本みたいだなと、寝起きで鈍っている思考は無駄な感想を抱いて、そして体は重力の慣性に従い床へ落下した。
上条「──ふぎゃ!」
何故か体に力が入らなくて──壁に叩きつけられた衝撃によって感覚が麻痺していた為──受け身をとることもままならず、無様な声をあげてしまう。
畳みかけるように痛みが全身を駆け巡り暫く身悶えた後、ようやく起き上がった上条当麻はベッドの上に居る人物へと向かい合った。
上条「危うく目が覚めるまえに深い眠りに堕ちるところだったのですが……何故?」
ベッドの人物は答えない。
頬どころか顔すべてを朱に染めて、体に纏う一枚のバスローブをキツく締め直し、いままで“上条当麻一緒に寝ていた”布団を体に引き寄せている。
いま起きている事態がいまいち呑み込めていない両者。だが、上条当麻が放つ一言で互いは理解を始めた。
上条「……“神裂”…か?」
ベッドなどと言う、最近では縁遠くなった寝具に全力で身を預けていた上条当麻は、突如として全身を苛んだ痛みによって目を覚ました。
見れば、自分の体が壁に張り付いている。昆虫採集の標本みたいだなと、寝起きで鈍っている思考は無駄な感想を抱いて、そして体は重力の慣性に従い床へ落下した。
上条「──ふぎゃ!」
何故か体に力が入らなくて──壁に叩きつけられた衝撃によって感覚が麻痺していた為──受け身をとることもままならず、無様な声をあげてしまう。
畳みかけるように痛みが全身を駆け巡り暫く身悶えた後、ようやく起き上がった上条当麻はベッドの上に居る人物へと向かい合った。
上条「危うく目が覚めるまえに深い眠りに堕ちるところだったのですが……何故?」
ベッドの人物は答えない。
頬どころか顔すべてを朱に染めて、体に纏う一枚のバスローブをキツく締め直し、いままで“上条当麻一緒に寝ていた”布団を体に引き寄せている。
いま起きている事態がいまいち呑み込めていない両者。だが、上条当麻が放つ一言で互いは理解を始めた。
上条「……“神裂”…か?」
神裂火織は困惑していた。
何故自分が、知人とはいえ一人の男と同衾していたのか。
慌てて──聖人の力を抑えもせずに放り飛ばした少年が、床に落ちた。
困惑しながらも状況を理解しようと、部屋の中を見渡す。
どうやらホテルの一室のようだ。ベッドは二つ、並ぶように配置された、向こう側にあるベッドの脇に、相棒と言える七天七刀が立てかけてあった。
これでは、自分が少年のベッドに潜り込んだようではないか。
不意に寒気を感じて、自分の体を見下ろす。
普段結ってある髪はとかれ、無造作に投げ出されている。
他人から褒められることも多い肌と、妬まれることもある胸元が、寝相で緩んだバスローブから大きく覗いていた。
慌てて乱れを整え帯を締め直す。
事情を知るものならばそれは単なる寝仕草の結果だと理解出来るのだが、事において神裂火織と言う人物はこの場において、『事後』という言葉を強く連想してしまった。
耳まで真っ赤に紅潮し、起き上がる少年から身を隠すように掛け布団を引き寄せる。
どうしたらいいのか、どのような態度で少年と接したらいいのかがわからず、沈黙してしまう。
少年が、言葉を紡ぐ。
何故自分が、知人とはいえ一人の男と同衾していたのか。
慌てて──聖人の力を抑えもせずに放り飛ばした少年が、床に落ちた。
困惑しながらも状況を理解しようと、部屋の中を見渡す。
どうやらホテルの一室のようだ。ベッドは二つ、並ぶように配置された、向こう側にあるベッドの脇に、相棒と言える七天七刀が立てかけてあった。
これでは、自分が少年のベッドに潜り込んだようではないか。
不意に寒気を感じて、自分の体を見下ろす。
普段結ってある髪はとかれ、無造作に投げ出されている。
他人から褒められることも多い肌と、妬まれることもある胸元が、寝相で緩んだバスローブから大きく覗いていた。
慌てて乱れを整え帯を締め直す。
事情を知るものならばそれは単なる寝仕草の結果だと理解出来るのだが、事において神裂火織と言う人物はこの場において、『事後』という言葉を強く連想してしまった。
耳まで真っ赤に紅潮し、起き上がる少年から身を隠すように掛け布団を引き寄せる。
どうしたらいいのか、どのような態度で少年と接したらいいのかがわからず、沈黙してしまう。
少年が、言葉を紡ぐ。
殺されてもいいとか言いながら何だかんだ愚痴っちゃう上条さん支援
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神裂「───」
少年の、確認するような言葉を聞いた瞬間に、神裂火織は前日に起きた“すべての事柄”を思い出した。
それは主に、
・自分が人目もはばからず「にゃーにゃー」と言っていたこと。
・土御門の画策により上条当麻を巻き込んでしまったこと。
・上条当麻に抱きついたりすり寄ったりしていたこと。
・上条当麻の体温を感じたり匂いを嗅ぐのが心地好かったこと。
・上条当麻とお風呂に入ったこと。
・上条当麻の【ピ──】に【ピ──】して、嫌がる上条当麻を無理矢理【ピ────】こと。
・食器を扱えず、上条当麻に食べさせてもらったこと。
・上条当麻と離れて眠るのがイヤで、寝静まった後に自分からベッドに忍び込んだこと。
昨日一日の記憶の中でも特に恥じたくなる部分が強調して、まるでMADのように編集された思考と映像が脳内をリフレインする。
神裂「ぅああああああぁあああああぁぁぁぁぁぁぁああッッッ────────────────!!!!」
少年の、確認するような言葉を聞いた瞬間に、神裂火織は前日に起きた“すべての事柄”を思い出した。
それは主に、
・自分が人目もはばからず「にゃーにゃー」と言っていたこと。
・土御門の画策により上条当麻を巻き込んでしまったこと。
・上条当麻に抱きついたりすり寄ったりしていたこと。
・上条当麻の体温を感じたり匂いを嗅ぐのが心地好かったこと。
・上条当麻とお風呂に入ったこと。
・上条当麻の【ピ──】に【ピ──】して、嫌がる上条当麻を無理矢理【ピ────】こと。
・食器を扱えず、上条当麻に食べさせてもらったこと。
・上条当麻と離れて眠るのがイヤで、寝静まった後に自分からベッドに忍び込んだこと。
昨日一日の記憶の中でも特に恥じたくなる部分が強調して、まるでMADのように編集された思考と映像が脳内をリフレインする。
神裂「ぅああああああぁあああああぁぁぁぁぁぁぁああッッッ────────────────!!!!」
土御門「にゃんにゃん!にゃーんにゃんっ!」上条「……かわいい」
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