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    元スレ幽霊「今からあんたにとりつきます」

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    みんなの評価 :
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    101 :

    乙!残す!

    102 :

    おつんこ
    待ってるよ

    103 :

    保守してやんよ

    104 :


    なんかすげぇよかった

    105 = 103 :

    106 :

    なんで残ってんの。何も書き溜めしてないのに。

    107 = 106 :

    じゃあせっかくなんで、短くなると思うけどぬるぬると投下します。暇な人だけ見てね。

    108 = 106 :

    ―11:00

    「というわけで明日俺は本当に死にます」

    幽霊「どういうわけでしょう」

    「うるせぇなあ。結局ダラダラオナニーばっかしてたら今日という日を迎えっちゃったんだよ」

    幽霊「ホント、死期が迫ってきてる人間の生活とは思えなかったわね」

    「仕方ねえだろ。オナニーしかすることなかったんだから」

    幽霊「こいつマジどうなってんの……」

    110 = 106 :

    幽霊「っていうかさあ……」

    「あん?」

    幽霊「なんで……こう……私がそばにいながら……オナニーばっかりするかなあ……」

    「これが俺の病気なんだよ。精子出さないとストレスで死んじゃうんだ。変態ウサギとは俺のことだ」

    幽霊「そうじゃなくてぇ……だからぁ……」

    「なんだようっせぇな! 犯されたいのかよ!」

    幽霊「そうそれ!」

    「えっ」

    幽霊「あっ」

    111 = 103 :

    しえん

    113 = 106 :

    「はー、なるほど。お前も溜まってたんだな。いいよ。オナニーすればいいじゃん。俺、見てるし」

    幽霊「……そうじゃなくて、どうしてあんたは私に発情しないのかって言いたいのよ」

    幽霊「私これでもスタイルいいし……胸もくびれも、おしりだって自信あるのに」

    「興味ない」

    幽霊「えっ」

    「え? だってお前幽霊じゃん」

    幽霊「……」

    「たしかに、何故か俺はお前に触れることは出来るらしいし、お前はスタイルもいいから抱くには最高な女だとは思うよ」

    「でもな、俺に幽霊を抱く趣味はない」キリッ

    幽霊「……うわああああああああああああ!」

    「おー、腕をクロスさせて二回の窓から飛び降りるとは。しかもスタントなし。ハリウッドも真っ青だな。」

    115 = 106 :

    ―12:00 公園

    幽霊「はあ……なによ……男のバカ。オナニー大名。万年精子不順」

    幽霊「私ってそんなに魅力ないのかしら……」

    幽霊「生きてる時は鋼鉄の処女って言われるぐらい貞操観念ガチガチで……」

    幽霊「でも男になら……あげてもいいって思えたのにな」

    幽霊「こんな昼間っからブランコで愚痴だなんて、リストラされた中年みたいね」

    リストラ中年「ブランコが不自然に揺れとる……とうとう死神が私の人生までリストラしようと……」

    116 :

    >>115
    中年wwww

    117 = 103 :

    >>115
    死神wwwww

    118 = 106 :

    ―12:00 自宅

    「うーむ、参った。オナニーしようにも俺の愛する息子が全然反応しない。何故だ!」

    「坊や(童貞)だからさ」

    「なんてな。きっと幽霊がいないからだ」

    「あいつに見られる快感に息子が味を占めたんだな。幽霊がいなきゃ、俺はもうオナニー出来ない体になっちまったらしい」

    「クク……俺のデュランダルが……奴の視線をモトメテル……ククク……」

    「とか言ってる場合じゃないんだよ。さっきからストレスでおかしくなってきてる。これ、俺の命に関わる重要なことなんだよな」

    「オナニー出来なくて死ぬとか、流石の俺でもそれはごめんだ! 幽霊探さなきゃ! 眼力の変わらないただひとつの幽霊を!」

    119 :

    早くかk……下さい

    120 = 106 :

    ―14:00

    「くそっ……どこ行ったんだあいつは! やばい……俺の体が……やめろ……ぐわっ……今はまだ……」

    「……なんだよこれ。この病気の症状に『厨二病』があるなんて聞いてないぞ」

    「もおおおおおおお! こんな生き恥じ晒しながら死ぬのは嫌だ! 幽霊! 幽霊いいいいいいい!」

    ―同時刻

    幽霊「……ただいまー。あれ?」

    幽霊「あいついないじゃん。どこ行ったのかしら」

    121 :

    しえん

    122 :

    これは感動する予感

    123 = 119 :

    死にかけの男を幽霊が必死に手コキする展開希望

    124 :

    寝るわ前にしえん

    125 = 106 :

    ―15:00

    「はああああああああああああああ! くっそおおおおおおおおおおおおお!」

    「幽霊のくせに生意気なあああああああああああ! 早く我を聖なる鎖から開放せよおおおおおおおおおお!」

    「やばいな……症状が抑えきれなくなってきてる……明日死ぬ予定だったぐらいだし、進行も早いのか……」

    「頭もクラクラしてきたし……なんだ……やめろ! お前は出てくるな! ここは市街地だぞ! 闇の力が!」

    幼女「ママーあそこにへんなひといるよー」

    「シッ! 見ちゃイケマセン!」

    息子「」ニョキッ

    (……もっと言ってくれ……頼む……頼むから……)

    126 :

    おはようしえん

    127 = 106 :

    ―17:00 自宅

    幽霊「あいつ遅いわねー。いい加減、西村京太郎サスペンスの再放送も見飽きたわ」

    幽霊「この遅さはストリップ劇場ね。間違いないわ。まったく、時間無制限で見放題だからっていつも長居し過ぎなのよ」

    幽霊「暇だし、あいつ呼びにちょっと行ってみようかしら」スクッ

    幽霊「まったく……近くにストリップ劇場があるアパートなんて誰も住みたがらないでしょ普通……さて、着いt」

    黒服「おら! とっとと出てけこの変態猿!」

    「頼む! 俺に! 俺にストリップをさせてくれ!」

    黒服「うるせぇ! 二度と来るんじゃねえぞ!」バキッ!

    「あぁん!」

    幽霊「……」

    128 = 106 :

    幽霊「ちょっと、あんた大丈夫?」

    「うぅ……ダメだ……こんなのじゃ……こんな刺激じゃダメなんだ……」

    幽霊(どうしてこんな奴に惚れちゃったのかしら……)

    「……ん? お! お前! 幽霊! 探した! 探したぞ!」

    幽霊「え? わ、私を探してくれてたの?」

    「当たり前だろ! なにボケっとしてんだ! 家戻るぞ!」グィッ

    幽霊「え? ちょちょちょちょっと!」

    「よし到着!」ガチャ

    幽霊「あの……その……私……ふつつか者ですけど……」

    「幽霊!」

    幽霊「はい!」

    「見ていてくれ!」ズルッ

    幽霊「……」

    129 :

    結末を見るまで寝れない

    131 = 106 :

    「はああああああああああ!!!」シコシコシコ

    幽霊「……」

    「あああああああああああ……あれ?」

    幽霊「なによ。この私が見てあげてるのに、いつまでもニャッキのままってどういうことよ」

    「だよな……おかしい……」

    「……そうか」

    幽霊「え?」

    「分かった……分かったぞ」

    幽霊「何が? 自分の息子の愚かさに?」

    「違う。そんなチャチなもんじゃねえ」

    「この俺が、どうして、この若さで死んでしまうかっていうことだ……」

    132 = 106 :

    幽霊「はい? だから、生殖能力が異常な代わりに寿命が極端に短いんじゃないの?」

    「ああ……医者からはそう言われてたけど……厳密には、どうにもそうじゃないらしいな」

    幽霊「それはどういう」

    「俺は……別に、極端に寿命が短いわけじゃない」

    幽霊「え?」

    「いいか、まず、俺のジュニアは、ある一定の性的な刺激を与えられると、もうそれ以下の刺激では満足出来なくなる性質らしい」

    「ここで問題なのはな、この世に存在する、その性的な刺激の『種類』にある」

    「世界にはな、ありとあらゆる性的な刺激が存在する。乳、SM、臭い、その他なんでもだ。性癖として認められているものは、全てがそうだ」

    「はい。ここで質問」

    幽霊「正直嫌です」

    「もし俺が、自力で集められる性癖を全て集めてしまっていたとしたら、どうなると思う」

    幽霊「……正直意味が分からん」

    133 = 106 :

    「だああああ! つまりだな! 俺のち●こに与えることの出来る性的な刺激は、俺の周りにはもうないってことなの!」

    幽霊「そ、そうなの?」

    「正確に言えばあることはあるよ! だけど、それは全てパトレイバーの御用になる方法でしか得られないものばかりだ……」

    「俺は……自分の性欲のために他の誰かを傷つけるなんてことは出来ない……」

    幽霊(私に散々オナニー見せておいてそれはないわ)

    幽霊「……っていうか、とどのつまり、ズリネタがなくなってことでしょ」

    「簡潔に言うとそうなる。それも遥かに高い次元でな」

    134 :

    さるよけ

    135 = 106 :

    幽霊「それで、ヌけなくなってストレスで死んじゃうと」

    「違うな……ストレスはただのトリガーだ。そのものが原因で死ぬことはない」

    幽霊「と言うと?」

    「今は何故か落ち着いてるが……どうやらこの病気、ストレスが溜まるに連れて『厨二病』を発症させるらしい」

    幽霊「……それって別に大したことないような……」

    「分かっちゃいねえ……お前は『厨二病』を全然分かっていねえよ……」

    幽霊「えー? だってそれって『俺の右腕がぁ!』とか『エレガントアブソリュートエクスタシー!」とか言っちゃうだけなんじゃないの?」

    「それもある。あるが、それは初期症状だ。もうすぐで俺のストレスがマッハになる……そうなったら、俺は『厨二病』の際たるものを発動するだろう」

    幽霊「なに? 頭に意味もなく包帯でも巻く?」

    「……『自傷行為』」

    幽霊「え?」

    「……『自殺』だ」

    136 = 106 :

    「俺の最後は『自殺』になる」

    幽霊「マジで言ってんの?」

    「俺の体のことだからな。俺が一番分かる。医者の野郎も、このことは知っていたんだろうな」

    「だけど、『君はズリネタに困って自殺する病気になったよ』なんて、患者には口が裂けても言えんだろうからな」

    「適当にそれらしい病症言ってたんだろうよ」

    幽霊「じゃあ、その余命宣告はなによ。あんた、それだとズリネタがある限り生きられることになるじゃない」

    「医者も、こんぐらいの歳になったらそろそろズリネタも尽きるだろうって予測してたんじゃねえの」

    「それか、もし余命過ぎても生きてたら、木更津キャッツアイよろしく適当ぶっこくつもりだったんだろうよ」

    137 :

    素晴らしいオナニストだな
    vipperの鏡だよ

    138 = 106 :

    「とか言ってる間に自殺したくなって参りました」

    幽霊「なんということでしょう」

    「くそ……まさか……まさかこんなことで死ぬハメになるとはな……」ガシッ

    幽霊「ち、ちょっと! あんた包丁なんて持ってどうする気よ!」

    「うるせー! 近寄るんじゃねえよ! 俺は神に選ばれたんだ! こんなきたねえ世の中捨ててやる! ファッキンビッチだ!」

    幽霊(あちゃーこいつマジもんの患者だわ)

    139 = 106 :

    >>137
    ありがとう。俺オナニー大好きだから。

    140 = 106 :

    幽霊「はぁ……もういいわ。あんた、本当にマジもんの鬼畜変態野郎さんね」

    「なんだ! この俺に楯突くということは後ろに控えるワルキューレ達を怒らせることに……」

    幽霊「よいしょ」ファサァ

    「な!」

    幽霊「ほら、あんた、童貞なんでしょ。こんな身近で、女の子の裸見たことないでしょ」

    「そ、そんなもんストリップ劇場でいくらでm」

    幽霊「処女」

    「は?」

    幽霊「処女の裸。見たことないでしょ」

    141 = 121 :

    しえん

    142 :

    続きが気になるレベルで面白いんだが

    143 = 106 :

    「あ……ああ……」

    幽霊「ったく……しょうがない奴ね……ほら、私の体でオナニーでもなんでもしなさいな」

    「な……なんだよ……これ……純白で……無垢で……何も……何も汚れてない……」

    息子「レッツゴージャスティーン!」

    「や……や……やべえええええええええええええええええええ!!!」

    「スコッティ! スコッティあるだけ! おらああああああああああああ!」

    幽霊(ホント、しょうがない奴だわ……)

    幽霊(こんな状況でも……手は……出さないんだ……)

    幽霊(鈍感なのか……本当のオナニー狂なのか……)

    幽霊(それとも……)

    144 = 134 :

    普通に考えて16にしては残酷でキツすぎる死を遂げたのに聖女すぎるでしょう

    145 :

    いやぁ爽やかさもエグさもあるいいSSだなぁ

    他の作品もあったら知りたいわ

    146 = 106 :

    ―12時間後

    「ふぃー……いやー、シコったシコった。こんなシコったの生まれて初めてだ。あーすっきり」

    幽霊「スナッフ動画を見た時とは、また違った嫌悪感と吐き気がするわ……」

    「悪かったよ。しかし、これでなんとか収まった。助かったよ」

    幽霊「なら良かったけど……それでも、一時しのぎにしかならないんだよね?」

    「……そうだな。しばらくはお前の裸でいけそうだが、それも時間の問題だ」

    幽霊「……そう」

    147 = 106 :

    >>145
    過去に一度書いたのがまとめブログ載りましたが、恥ずかしいのでごめんなさい。

    148 = 106 :

    「しかし、お前、どうして俺を助けたんだ」

    幽霊「え?」

    「だってさあ、元々俺は明日……ってか今日、死ぬ予定だったんだぜ。俺もお前も、そのつもりでこの二週間足らずを暮らしてきた」

    「これじゃあ、お前が成仏するまでの期間を長めただけじゃないか」

    「あのまま俺が自殺s」

    幽霊「やめて」

    「はい?」

    幽霊「私、もう、誰かが血を流して死ぬところなんて見たくないのよ」

    「……そうか……すまん……」

    149 :

    頑張って

    150 = 106 :

    「でもなあ、それでも流石に限界ってもんがあるぞ」

    幽霊「そうね……そういえば、あんた、この世にはあんたの知らないたくさんの性的な刺激があるって言ってたわよね」

    「ん? ああ、まあな。俺が持ってる知識なんて、変態道の中腹ぐらいのもんだから」

    幽霊「じゃあ行くわよ」

    「へ? どこに?」

    幽霊「世界に決まってんでしょうが!」

    「……マジで言ってんのかよ……」


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