元スレ桐乃「え?嘘でしょ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 2 :
落ち着け、落ち着くんだ俺。なんてことはない。前と一緒さ。
麻奈実と一緒の部屋寝ると決まったわけでもないし、そうさじじいがいないんだから今日は別に一緒に寝る必要はないんだ。
京介「ふぅ……なんだ驚かせやがって。よくよく考えたらなんてことないぜ」
京介「よし、そうとわかったら麻奈実!飯だ!」
麻奈実「うん?なにがわかったのかわからないけど…ご飯ならもうできるから待っててね~。みんないないせいでおかわりいっぱいあるから」
しかし…こいつはこいつで落ち着くの早すぎねえ?普通もっと慌てるだろ…
あぁ、そうかこいつ家では妙に強気で内弁慶っぷりを発揮するんだったな。以前一緒に風呂入ろうとか言ってからかってきたくらいだからな、これくらいじゃあ別に慌てないってわけだ。
102 = 63 :
じじいマジGJ
103 = 2 :
京介「うまかったよ。ごちそうさま」
麻奈実「よかったぁ~、じゃあ片付けしちゃうね。」
京介「俺も手伝うよ」
麻奈実「別にいいよ~、京ちゃんは座ってて?」
京介「そうか?悪いな」
京介「そろそろ寝るか?」
麻奈実「うん、そうだね。そろそろ寝よっか」
京介「おう、じゃあ俺は前の部屋で寝るから」
麻奈実「うん……あ、あのね」モジモジ
京介「うん?なんだ?もじもじしてないで言ってみろよ」
ここでまたトイレか?と言ってしまうほど俺は馬鹿じゃない。そもそもここは麻奈実の家なのだからトイレに行きたいなら勝手にいくだろうからな。
麻奈実「あ…あのね……今日は京ちゃんと一緒に寝たいなぁ…なんて……」
京介「ぶふっ!お…お前は何を言い出すんだ!!」
104 = 2 :
麻奈実「だ…駄目かなぁ……///」
京介「グッ///どうなってもしらねえぞ!」
麻奈実「うん、京ちゃんありがと~///じゃあ、お布団とってくるね」
くそっ、なんであいつはあんなに落ち着いてるんだ。いや、まったく冷静でもないようだが…俺よりは落ち着いている気がする。
くそ……なんか納得いかん。こうなったら俺もスイッチをオンにするしか……
麻奈実「うえええええええ!?」
京介「!?どうした麻奈実!」
麻奈実「な…なんでもない!なんでもないから!」
京介「なんでもないっておまえ…さっきの叫び声は明らかにおかし……」
麻奈実「だっ、大丈夫だって!だから京ちゃんはあっちで待ってて!」
京介「お…おう、わかったよ」
105 = 2 :
何をあんなに慌ててるんだ?さっきまでは割と落ち着いてるように見えたのに…
まぁいいや、俺はさっさと布団に入って寝るとしますか。万が一でも間違いがあるとまずいしな。
ソロソロ
京介「麻奈実か?えらく時間がかかったんだ…な…………お、お前なんて恰好してやがる!!」
そこには顔を真っ赤にしてうつむきがちに立つサンタがいた。いやもちろんその正体は麻奈実なんだけどな。
麻奈実「あ…あの…こ…これはね?お爺ちゃんが……これを着たら京ちゃんが喜ぶって…手紙が…そのなんか布団もなくて……」
京介「おーけー、わかった。何も言うな。」
そうかこれも爺ちゃんの陰謀か……あのじじい明日になったらおぼえてやがれ。
しかしこれはこれで大変似合っててかわいらしい。こいつ…コスプレすると栄えるな今度沙織に借りてなんか着せてみるか?
覚えてやがれと思ったがこれに関しては爺ちゃんGJと言わざるをえないな。
106 = 2 :
京介「ん?今ひょっとして布団もないって言ったか?」
麻奈実「うん……だ…だから京ちゃんの布団で寝かせてもらいなさいって…書いてて…あ、あくまでも書いてたからだよ?///」
ここまでくると狂気じみてやがる……麻奈実のご両親、あなたたちはそれでいいんですか?
京介「そ……そうかじゃあ俺はソファででも寝るからお前がこれで寝ろよ」
麻奈実「え!それは駄目だよ!京ちゃんが風邪ひいたら困るもん!」
京介「いや、しかしだな……」
麻奈実「大丈夫、私京ちゃんのこと信じてるから///」
京介「グッ///」
わかったわかった俺の負けだよ。そんな顔で微笑まれたらもう何も抵抗できん。おとなしく一緒に寝るとするか。
麻奈実「えへへ…京ちゃんぬくい……」
京介「あー、それは多分麻奈実が冷たいからだろ。くそ寒いのにそんなかっこしてるからだ」
麻奈実「喜んでくれた?///」
京介「う///…まぁその…なんだ……かわいくないこともないよ
107 = 14 :
おああああああああ地味子おおおおおおおおおおおめがねくんかくんかああああああああああ
109 = 2 :
麻奈実「そう?えへへ、ありがと京ちゃん!///」
京介「今日はもう寝るぞ!///」
麻奈実「うん、おやすみ京ちゃん」
麻奈実「あ、起きた。おはよう~、京ちゃん」
京介「ん…おはよう………!!」
麻奈実さん顔が近い!……そうだった昨日は一緒に寝たんだった。それにしてもこいつは俺が起きるまでずっと待ってたのか?この体勢で?
京介「お前、俺が起きるまで待ってたのか?別に待ってなくてもよかったんだぜ?」
麻奈実「ううん、待ってないよ~。京ちゃんの寝顔見てたらあっという間に過ぎちゃった」
うおおおお!なんかしらんが猛烈に恥ずかしい……なんだこの気持ちは……
麻奈実「ところで京ちゃん」
京介「あん?どうした?」
麻奈実「あれ、なに?」
京介「あぁ、あれな。プレゼントだ。せっかくのクリスマスだからな」
110 :
今回のは他より一段クオリティ高い気がする
なんか読みやすいし
さてはlzsc69m90は地味子派だな…!
111 = 2 :
そう、俺は麻奈実が熟睡したのを確認してからこっそり枕元にプレゼントを置いておいたのだ。まさか、一緒の布団で寝るとは思ってなかったけどな。
俺が寝坊したのはそのせいなんだぜ、別に普段から寝坊してるわけじゃないよ?
麻奈実「開けてもいい?」
京介「おう、いいぞ」
麻奈実「えへへ、なにかな~」
そんな嬉しそうにされるとこっちもプレゼントした甲斐があるってもんだ。
麻奈実「わぁ……ネックレスだぁ……ありがと京ちゃん!」
京介「お、おう。普段は地味なんだ、お前もたまにはお洒落したってバチはあたらんだろうからな」
いかん、俺は何を言ってるんだ。これじゃあ単に嫌味なやつじゃないか。
麻奈実「ふふふ…ありがと京ちゃん」
112 = 2 :
全てを見透かしているかのような笑顔で微笑みかけてくれる麻奈実。まぁ、なんだこいつのこんな笑顔が見られるなら俺もあの苦行を耐えきった甲斐があったってもんだ。
そう、23日!俺は!わざわざ渋谷まで出かけてネックレスを買ってきたのさ!
あの超アウェー空間!冷や汗にまみれつつ選んだもんだ…あの空間に平気でいられる奴は勇者だね。
麻奈実「大事にするね!」
京介「おう、そうしてくれ」
麻奈実「プレゼントってわけじゃないけど、後で私の作った和菓子一緒に食べよ?」
京介「ククッ…クリスマスまで和菓子かよ」
だが、まぁこれも俺達らしくていいかもな。多分…これからも毎年クリスマスはこいつの手作り和菓子を食べて過ごすことになるんだろうな。
それもいい、実に俺達らしくてほんわかした気持ちになる。
麻奈実「どうしたの?京ちゃん」
京介「いや、なんでもない。さっ、早く起きて和菓子作ってくれよ!」
おわり
終わった…今日はもう書けねぇ…
113 :
さて、いい感じに経験値が貯まってきたところで、そろそろ第二フェーズに突入し、大人の階段を登るべきでないだろうか?
主に正妻の黒猫とだな
114 :
115 = 108 :
>>113これお願いします
116 = 63 :
乙! 素晴らしかった!
>>114
違うんだ、麻奈実はこんな無闇に露出なんかしないんだ。
だがこれはこれで美味しく頂きますありがとう。
117 = 114 :
にしても青カビひどいな、iPhone
蛍光灯のせいなんだっけ…
118 = 114 :
>>116
くそ寒いのにそんなかっこう
っていうくらいだからこういうサンタかなって思ったんだ…
すまぬ…
119 = 2 :
>>113,115
アプリ(ry…すまん無理だ。
誰か颯爽登場してくれてもいいんだぜ?
>>114
やべえ、なぜか超嬉しい…わっふるわっふる。爺ちゃんナイスチョイス
明日起きてまだあったら書く。大人の階段は善処するがクオリティに期待禁止
>>86のいうように短編集みたいな感じでいいんだろうか。今のままでも十分短編だが
120 = 113 :
>>119
お前ならできるって!
俺たちの柱を発動させてくれ!
121 = 108 :
>>119
俺は君に期待してるぞ!!
122 :
あの爺さんが準備したならありうるかと
123 :
ほす
需要あるなら繋ぎになんか書こうか?
124 = 2 :
>>123
パンツは脱いだぞ。いつでもやってくれ
125 = 123 :
>>124
風邪引くぞ
てかネタ募集
126 = 113 :
京介と黒猫がラブラブしてるのを見た学校メンバーの反応が見たい
127 :
傍から見れば常にラブラブじゃねあの二人
128 :
瀬菜ちゃんのおっぱいがみたい
129 = 14 :
桐乃が精神崩壊した姿を見たい
130 = 123 :
>>126
おk
この度、私高坂京介は五更瑠璃さんとお付き合いをさせてもらうことになりました。
人生初の彼女と言っても過言ではないんじゃないかなぁ。
そんなことはさて置き、付き合ったとこで学校は毎日あるもので行くわけだ、行きたくないけど。
その道中、まぁ遠回りになっちまうが彼女さんを迎えに行かなきゃならんのだ。
そう付き合う時に決まっちまったからな。
京介「お待たせ、くろね…あー失礼。お待たせ、る、瑠璃///」
黒猫「一体いつまで彼女の名前間違えるつもり?
私は貴方の彼女の五更瑠璃よ」
京介「スマンスマン、で待たせちまったか?」
131 = 123 :
>>129
それは昨日書いたw
黒猫「いーえ、今来たところよ。」
京介「そっかならいいんだが、なんだかんだ結構遠いからさ。」
黒猫「なら迎えに来なくても結構よ。」
京介「そういう意味じゃなくてだな、遠いから来るまで待たせちゃったんじゃないかと思ったの。」
黒猫「ふーん、ならいいのだけど。私はてっきり遠いから迎えにいくのがめんどくさいとでも言ってくるのかと…」
京介「違えよ、だいたい迎えに行くって言ったのは俺だ。
そして俺は約束はけして破らん。」
132 = 123 :
黒猫「なら約束を破ったら発動する呪いでもかけとこうかしら。」
京介「構わんぞ、破る予定なんかないからな。」
黒猫「そっ。」
付き合って何か変わるかと思ったが何も変わらないな。
これじゃ付き合う意味あったのかなぁ…。
じゃあ俺が変わってみるか!
京介「なぁ、瑠璃。」
黒猫「なにかしら。」
京介「手繋ぐか?」
黒猫「な、何考えてるのかしら、こ、この雄は!」
このテンパりようである。
京介「ならいっか…」
黒猫「え!?」
京介「冗談だよ、ほら手出せ」
黒猫「///」
可愛いもんだね、全く。
134 :
黒猫「///」
なぁ、おい瑠璃さん?
なんでさっきから顔赤らめて俯いてるわけ?
いやそれはとっても可愛いんだけどさ。
じゃなくてすっごい気まずいんだが…。
まさか手繋ぐと俯くのが常識なのか!?
くそっ、俺としたことがそんなことも知らずに瑠璃に手を繋ぐなどと…
なわけねえよな!
にしてもこの状況…どうすればいいんだ!
この状況を打破するきっかけ…、誰でもいい!
神でも悪魔でも!!
「おーい」
135 :
やべぇニヤニヤしてる俺キメェ
136 :
あやせヲもう一度
137 = 134 :
来た!恐らく神だ!!
瀬菜「高坂せーんぱーい!!」
神ではなかった…
が赤城いわく天使な瀬菜だ。
この空気を変えてくれるには十分なはずだ。
京介「よう瀬菜、おはよう。」
瀬菜「おはようございます、高坂せんぱい。」
京介「朝から元気だな、お前は。」
瀬菜「えへへー、わかります?今日待望のボブゲが発売でお兄ちゃんに買ってきてもらうんですよー」
お疲れ、赤城。
君のことは忘れないよ。
京介「そうなんだー、へー」
瀬菜「そうなんですよー、ってそちらの女性は五更さんじゃありませんか。」
138 = 134 :
瀬菜「しっかり手まで繋いでるし…」
京介「え、あ、あぁ。俺達ついこないだから付き合ってるんだ。」
瀬菜「えーーーー!!!
うちのお兄ちゃんという彼氏がいながら、五更さんと付き合ってるんですか!?」
あぁ、赤城よ。
お前の妹は天使でも女神でもない…、ただの腐女子だ。
そして周囲の視線が痛い…。
京介「バカ、声がでかい。
俺とお前の兄貴はただの友達だ。
それ以上でもそれ以下でもない。」
瀬菜「ただの友達だなんて…!可哀相なお兄ちゃん。
高坂にいつも虐められてるって嬉しそうに言ってたのに…
高坂の性奴隷になれたとも言ってたのに…!!」
京介「お前、どんな聞き間違いしたんだよ…
つーか全部お前の妄想だ。」
140 = 134 :
京介「決して信じるなよ、瑠璃。
全部瀬菜の妄想だからな。」
黒猫「え、えぇ。」
瀬菜「瑠璃だなんてお熱いのね。
お邪魔しちゃ悪いから先に行きますよ。
せんぱい、五更さんを泣かしたら承知しませんからね。」
京介「あぁ、わかってるよ。
じゃあまた部活で。」
瀬菜「はい!せんぱい、五更さん、また後で。」
ほんと瀬菜は台風みたいな女だな。
それなら台風一過まで再現して欲しいものだよ。
黒猫「ねえ」
142 = 134 :
京介「どうした?瑠璃。」
黒猫「私達ほんとに付き合ってるのね。」
京介「どうした、いきなり。」
黒猫「さっき貴方がちゃんと私達付き合ってるって言ってくれたでしょ。それで実感できたと言うか嬉しかったと言うか…///」
おいおい、可愛いなぁこいつ。
女ってのはこうも可愛いものなのかね。
それとも瑠璃が特別可愛いのか…。
とりあえずまぁ、瑠璃可愛いよ、瑠璃。
京介「そんなの当たり前だろ、俺達付き合ってるんだからさ。」
黒猫「そ、そうよね。」
144 = 134 :
京介「あ、それと瑠璃」
黒猫「なにかしら?」
京介「俺はお前のこと瑠璃って呼んでるのに、なんで俺は貴方って呼ばれてるんだ?」
黒猫「そ、それは…」
京介「だからさ、瑠璃も俺のこと名前で呼んでくれよ。」
黒猫「…、どうしても?」
京介「どうしてもだ。」
黒猫「…、きょ、京介…くん///」
やべえ、言葉にできないくらいやべえ。
どんくらいやべえかって言うとな、
好きなアニメキャラがいるとするだろ。
そいつが自分のことをうるうるとした瞳で見つめあげ、尚且つ頬を赤らめ震えながらも精一杯の勇気を振り絞って名前を呼んでくれた。
そんな感じ、まさに今の俺の状況。
145 = 134 :
黒猫「こ、これでいいの?」
京介「あぁ、ありがとな瑠璃。」
京介「にしても俺は幸せだな。」
黒猫「とうとう頭にまで春が来たの?」
京介「そう言うなって。
瑠璃みたい可愛い彼女がいることが幸せなんだよ。」
黒猫「ば、バカ。い、いきなりなんてことを言うの!!
は、恥を知りなさい、恥を///」
そういうとこが可愛いんだよ、バーカ。
京介「へいへい、どうせ馬鹿ですよ。」
京介「さ、そろそろ急がないと遅刻しちまうぞ。」
そんなわけでお分かりいただけただろうか。
俺の彼女はこんなに可愛い…なんてな。
146 = 134 :
こんな感じでどや
相変わらず遅筆でさーせん
147 = 135 :
ん?続けて
148 :
ほうまずは赤城妹か
赤城兄と部活メンバーが楽しみだな!
149 :
ふぅ…
まだまだイチャつけるはずだ
150 = 134 :
どんないちゃつき方していいかわからんw
みんなの評価 : ★★
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