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    元スレ桐乃「え?嘘でしょ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 黒猫 + - カナカナ + - ネタバレ注意 + - ポケモン + - モンハン + - 俺の妹がこんなに + - 俺の妹がこんなに可愛いわけがない + - 加奈子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 2 :

    黒猫「じゃあ……その…///」モジモジ

    京介「どうした?なんでもいいんだぞ?俺の名誉のためになんでも言ってくれ」

    黒猫「……抱っこ……///」

    京介「え?」

    黒猫「何度も…言わせないでちょうだい」

    そう言って黒猫は両手を広げて上目使いで甘えてくる。
    やべぇ超かわいい…俺は自分の顔が風邪とは別の理由で赤くなるのを自覚しながらこう言った。

    京介「おいで」

    黒猫「…」

    黒猫は無言で俺のあぐらの上に座り込んだ。そのまま抱きしめてやると、黒猫の体が俺の腕の中にすっぽりと収まった。
    なるほどこれは抱っこといえるだろう。

    黒猫「ありがとう、先輩」

    京介「何がだ?それよりその先輩ってのやめないか?せっかく付き合ってるんだからよ」

    黒猫「ええ、そうね…これからもよろしくね…きょ…京介」

    京介「おう!これからもよろしくな瑠璃」

    おわり

    52 = 2 :

    SSなんて書くの初めてだったから終始どきどきだったぜ
    またしても短くてすいません

    53 = 46 :

    桐乃がデレる話を頼む

    桐乃分が足りないんだ

    54 :

    電車でニヤニヤ、俺キモい

    56 = 2 :

    支援等ありがとうございました

    俺も桐乃分が欲しい。俺が書くと桐乃はすべて泣きデレになってしまうきがす
    誰か書いてくれてもいいんだぜ?

    57 :

    >>56
    まだ書けるのか?
    なら書けなくなるまでやれ

    58 :

    あやせデレさせろやカス

    59 = 2 :

    >>57,58
    おk、ちょっと書き溜めてくる。泣きデレになってもうらまないでね


    62 = 2 :

    お兄さんに彼女ができたと聞いてからお兄さんのことばかり考えてしまう。ちょっと変態だけど基本は優しい人だしできてもおかしくはないけど…

    あやせ「それにしてもあのお兄さんに彼女が……どんな人なんだろう……」

    あやせ「私には結婚してくれとか言っておいてあの人は…!」ギリ

    あやせ「はっ!い…いけないこれじゃあまるで私が嫉妬してるみたいじゃない」

    あやせ「違う違うそんなことない。これはお姉さんがかわいそうになっただけだよね」



    桐乃「なんか、今度はあやせが元気なくなってない?」

    あやせ「えっ?そんなことないよ。私は元気だよ?」

    桐乃「嘘だ~、だって露骨に元気ないじゃん。いいからあたしに話してみなよ。相談するだけでも楽になるって」

    あやせ「う…うん。実はね……」

    63 :

    わくわく保守。

    65 = 2 :

    桐乃「え?兄貴の彼女?」

    あやせ「うん、どんな人なのかなって」

    桐乃「ま…まさか……あやせまで………」

    あやせ「そ、そんなんじゃないってば!単に気になっただけだってば!」

    桐乃「そっか、そうだよね。あやせとあんな地味男とじゃ釣り合わないもんね」

    あやせ「……」

    桐乃「え?なんでちょっと怒ってるの?」

    あやせ「え?そ、そんなことないよ?それよりどんな人なのか教えてよ」

    桐乃「う~ん。そうだなぁ、一言で言うと邪気眼電波女」

    あやせ「え?」

    66 = 2 :

    桐乃「常にゴスロリのかっこして痛いこと振りまいてる危ない感じのやつかなぁ…」

    桐乃「まぁ…それなりに気をつかってくれたりするいい奴なんだけどさ」

    あやせ「…うそうそ…お兄さんがそんな悪い人に引っかかってるなんて……」ブツブツ

    桐乃「あやせ?」

    あやせ「桐乃、ごめん!今日は用事があるから帰るね!」

    桐乃「う、うん……わかった。また学校でね」



    机の上に置いておいた携帯がなる。

    京介「誰だよ。こっちは勉強中だってのに」

    京介「あやせ!?お…俺なんかしたっけ…どうしよう俺なんもしてないよな…」

    うろたえながらもメールを開く。ちくしょう、なんで女の子からのメールをこんなに怯えながら開かにゃならんのだ。

    67 = 2 :

    あやせ『お話があります。いつもの公園でまっています』

    京介「お話…」ゴクリ


    一体俺が何をしたというのだろうか。最近は桐乃とも仲良くやってるし…だがここで無視しようものなら俺は明日の朝日を拝むことはないかもしれん。行くしかないのか。

    京介『わかった。すぐ行くよ』

    京介「さて、行くと決まったら急がないとな」



    あやせ「こんにちは、お待ちしてましたお兄さん」

    京介「おう。で、話ってなんだ」

    あやせ「率直にいいますが、彼女さんと別れてください」

    京介「え?すまん、聞き違いかもしれないからもう一回いってくれるかなあやせさん」

    あやせ「だから、彼女と別れてくださいと言ったんです」

    京介「い、一体何を言い出すんだあやせ!そもそもなんでお前がそれを知っている!?」

    68 = 2 :

    あやせ「桐乃にききました。お兄さんが邪気眼電波女と付き合っていると!」

    京介「桐乃め…なんていう紹介の仕方をするんだ……いや…まぁ、外れてはいないんだけどよ」

    あやせ「私はお兄さんにこれ以上変態になってもっらうと困るんです!だからそんな人とは別れてください!!」

    京介「お、落ち着けあやせ!お願いだからそんな大声で変態とか叫ばないで!すぐそこに交番もあるんだから!」

    あやせ「じゃあ別れてくれますか?」ウルッ

    グッ…かわいいかわいいが、だからって黒猫と別れるわけにはいかん。そもそも俺がこれ以上変態になったからってあやせは困らないと思うんだが…ならないけどね。まずはその辺問いただしてみるか。

    69 = 2 :

    京介「落ち着けって。まずはわけを言えわけを。そもそもなんで俺が変態になると困るんだよ」

    あやせ「え?それはだって…桐乃に手を出されたら困るし……」

    京介「いや、それならむしろ彼女がいたほうが安心じゃないのか?」

    あやせ「う……じゃ、じゃあお姉さんはどうするんですか!」

    京介「真奈実か?あいつとはそんなんじゃねえって」

    あやせ「……お兄さんってとんでもなく鈍いんですね…どこのそげぶですか…」

    京介「そげぶ?」

    あやせ「はぁ…いいです。わかりました、正直にいいます。」

    あやせ「わ…私はお兄さんにか…構って欲しいんです///」

    京介「あやせ!?」

    70 = 2 :

    あやせ「私一人っ子でずっと兄が欲しくて…桐乃が楽しそうにお兄さんの話するのをずっと羨ましく思ってたんです!

    あやせ「お兄さんのことが、す…好きかどうかはまだよくわからないですけど…」

    あやせ「でもっ!お兄さんとお話しするのは楽しかったですし、人生相談に乗ってもらうのもうれしかったんです!」

    京介「あやせ…お前そんな風に……」

    あやせ「……ごめんなさい。いきなり別れてくれなんて迷惑ですよね」

    京介「あやせ……お前の気持ちはよくわかった」

    なんてこった。あやせがそんな風に思ってたなんて…どうやら俺は自分が思っていた以上に鈍いらしい。

    あやせ「きゃっ」

    71 = 2 :

    ようやくわかったぜあやせ…ならば俺は義務を果たさねばなるまい!俺は兄貴なのだから!!
    俺はあやせを抱き寄せながら力強くこう言い放った。

    京介「俺にまかせろ!しっかりお前の兄貴になってやるぜ!」

    あやせ「…はい?」

    京介「すまない。今までお前のそんな気持ちに気づかなかったなんて…俺は兄貴失格だああああああ!」

    あやせ「死ねえ!」ドスッ

    京介「ぐぼ!」

    あ…あやせ?お…俺が何をしたっていうんだ……かわいい妹を抱きしめてやっただけだろうに。
    さすがの桐乃も地獄突きまではしなかったぞ?

    72 = 2 :

    桐乃「ちょっと!さっきから聞いてればなんなのよ!!」

    京介「ゲホ……きり…の…?」

    なんでこんなところに桐乃がいるんだ?いや今はそんなことはどうでもいい。まずい、さっきのを見られてたとすると殺される……

    京介「いや、違うんだ桐乃これはだな……」

    最近言い訳ばっかりしてるな俺。なにこの修羅場っぽいかんじ、俺とは一番遠い世界だと思っていたのに。

    桐乃「うっさい!前も言ったでしょ!あんたはあたしの兄貴なんだから、いくらあやせでも妹とか兄貴とか言ってんじゃない!!」

    あやせ「はい?」

    京介「お、落ち着け桐乃!ほんとの妹はおまえだけだ!」

    ワァワァギャアギャア

    あやせ「…はぁ…………」クスリ

    桐乃「私の兄貴でしょ!他の妹にデレデレしてんじゃない!」

    京介「お前はエロゲのやりすぎだ!あやせとはあくまでも仮の兄妹としてだな!」

    あやせ「じゃあ、私のことは遊びだったんですかお兄さん?ひどい!私(抱きしめられたの)初めてだったんですよ?」

    73 = 2 :

    京介「あやせ!?こんな時にシャレにならない発言をするんじゃない!」

    桐乃「!?あ、あんた一体何したの!」

    京介「違う!話をきけえええ!!」

    あやせ「ふふっ、今はこれでいいです。でもお兄さんのこと諦めたわけじゃないですからね」

    京介「…?あやせ何か言ったか?できれば桐乃の説得を手伝ってほしいんだが…って、いてぇ!!」


    おわり


    またしても短編です。どんどん短くなってる
    もう書けねえ……

    74 :

    保守なら手伝うぜ

    75 = 39 :

    おつ、初めてにしては頑張ったな

    76 = 63 :

    乙!

    さてここらでリセットして麻奈実とくっつく話をだな…。

    77 = 2 :

    ちょっと休憩させて夜中までのこってれば書くぜ
    次は麻奈実だヒャッハー

    78 :

    はい

    80 = 63 :

    期待超期待。

    81 :

    桐乃「へぇ…黒猫とは生でして妹のわたしとはゴムつけるんだ」
    みたいな展開はありますか

    82 = 63 :

    >>81
    お前どっかで見たことあるぞwww

    83 = 46 :

    >>81
    kwsk

    85 :

    ああ

    86 = 3 :

    >>77

    寧ろ短編集を小出しな感じで頼む

    87 = 2 :

    >>86
    おう…手遅れなんだぜ…>>76のリクエストによりもう麻奈実√かいちゃってるよ…
    そのあとでよければ書くよ。その際は大まかなネタもリクエストしてくれると助かる

    89 = 2 :

    京介「はぁ?今度はクリスマスフェアやるのか?」

    麻奈実「うん、そうだよ~。ハロウィンは好評だったし、クリスマスも何かやろうって」

    京介「いや、クリスマスといえばケーキだろ…大丈夫なのか?」

    麻奈実「実はクリスマスとか近づくとやっぱり売上とか下がっちゃって大変なんだ~」

    京介「あー、なるほどな。まぁ確かにフェアでもやれば売上は上がるかもな」

    麻奈実「でしょ~。実はこれ私が考えたんだよ~」

    麻奈実が褒めて褒めてといわんばかりにこっちを見てくる、なんてわかりやすいやつ。
    素直に褒めるのも面白くないのでちょっとからかってやるか。

    京介「ああ、すげえすげえ。お前はしっかりしたおばあちゃんだよ。これなら家計とかまかせても安心だな」

    麻奈実「え…ええっ///家計をまかせるなんて…そんな…///」

    京介「…?何を赤くなってんだ?」

    麻奈実「もう!京ちゃんの馬鹿!」

    わけわからん。妹ほどではないが、こいつも時々わけのわからんことタイミングで怒ったりするよな。

    90 = 2 :

    京介「で、今度も手伝えばいのか?」

    麻奈実「えっ!?いいの?」

    京介「おう、普段勉強とか世話になってるしこれくらいはさせてくれ」

    麻奈実「えへへ、ありがと京ちゃん」



    12/23日、俺は約束したお手伝いのために麻奈実の家に来ていた。店を閉じてからの清掃作業を終え、重たい菓子材料を運んでいく。

    京介「くそう重てぇ…前も思ったが、なんで砂糖はこんなに重いんだ」

    いわお「まあそういうなよ、あんちゃん。あと少しだ頑張れ!」

    京介「……お前はそこで何してるんだ?」

    いわお「見てわかんねえの?琵琶の練習してんだよ」

    京介「それはみたらわかる。なんで琵琶なんだよ、ハロウィンならまだしもクリスマスだぞ?いや、ハロウィンでもおかしいけどよ」

    いわお「あんちゃん…うちにこれ以外の楽器があると思うかい?」

    京介「すまなかった。クリスマスに琵琶もいいもんだよな、意外性に満ち溢れてて」

    いわお「だろ!あんちゃんもわかってるじゃないか!!」

    91 = 2 :

    できればわかりたくなかったけどな。とはいえ少しロックが不憫に思えてきた、そんなところで遊んでないで手伝えとも思ったがやめとこう。
    あいつ学校で琵琶法師とか呼ばれてねえだろうな…



    麻奈実「京ちゃん、お疲れ様~」

    京介「おう、今回はやけに多かったな。これで終わりか?」

    麻奈実「うん、24日と25日のどっちもフェアやるらその分荷物も多かったの。ごめんね」

    京介「いいっていいって。気にすんなよ」

    麻奈実「ありがと、ご飯できてるから食べよ?」

    京介「ん、そうさせてもらうよ」

    92 = 63 :

    面白いわ
    麻奈実マジ良妻賢母

    93 = 2 :

    京介「ごちそう様でした。さてと、飯も食ったしそろそろ帰るかな」

    「あれ?京ちゃん今日は泊まってくんじゃないのか?」

    京介「なんで泊まる前提になってんすか。今日はやめときますよ」

    「あら、京ちゃん遠慮なんてしなくていいんですよ?」

    京介「いや、実はこのあとちょっと出かけようと思ってて」

    「なんじゃと!?女か!女なのかああああ!?」

    京介「ちげーよ!爺ちゃんはちょっと落ち着け!」

    「そうですか…じゃあ仕方ないわねぇ」

    「あ…明日は泊まるんじゃろ?」

    京介「いや、まだ決めてないっすけど…」

    「ぐあああああ!明日京ちゃんが泊まってくれないとトラウマで心臓の発作があああああああ!!」

    京介「わかったわかった!泊まるから!…どんだけ俺を泊めたいんだよ爺ちゃん」

    まったく…爺ちゃんのことだから何か考えてるんだろうな。ひょっとしたら婆さんもグルの可能性があるが、多少のことでは驚かないぜ。なんせ麻奈実とはもう一緒に寝たくらいだからな!フハハハハ

    95 :

    地味にスレタイとマッチしてるな

    96 = 2 :

    京介「じゃあ、そろそろ帰るわ」

    麻奈実「あ、あのごめんね京ちゃん」

    京介「ん?なんだ?」

    麻奈実「あのね…その…明日って忙しくなかったかな?」

    京介「気にすんなよ、どうせ俺にクリスマスの予定なんてねえよ」

    麻奈実「そ、そっか…よかった~///じゃあ、京ちゃんまた明日ね~」

    京介「おう、また明日な」

    97 = 2 :

    あ~くそさみぃ。せっかくの休みだっての朝から何をやってるんだ俺は。と、内心ぼやきつつもわざわざお泊りセットまで用意して田村家に歩いていく。

    京介「おはよう」

    麻奈実「おはよう~、今日も頑張ろうね」

    京介「おう。ん?そういえば今回はコスプレしないのか?ハロウィンの時の魔女似合ってたのによ」

    麻奈実「え…えええっ///そんな似合ってるだなんて……あのね、実際やったら思ったより恥ずかくて…今回はしないことにしたの」

    京介「そっか、ちょっと楽しみにしてたんだが…残念だな」

    てっきりサンタのかっこでもするのかと思ったがそんなことはなかったらしい。まぁ、そらそうだよなサンタのコスプレとかどこのエロゲだよ。俺の脳がしだいにエロゲに洗脳されてるのを自覚したところで爺ちゃんが現れた。

    「おうおう、若いもんはええのう。朝っぱらからイチャコラしよって。さっさとひ孫を見せてほしいもんじゃ」

    京介「爺ちゃんこそ朝からなに言ってんすか。ほら、麻奈実もなんか言ってやれ」

    98 = 2 :

    麻奈実「わ…私は…子供は2人くらいが…いいかなぁ…///」

    京介「お、お前ものってんじゃねえよ!///くそっ…で!今日は何をすればいいんだ?」

    麻奈実「えへへ///……あ、今日はね……」





    京介「あー、やっと終わった」

    麻奈実「京ちゃん、お疲れさま~。ありがとう、助かっちゃった」

    京介「なんか必要以上に仕事押し付けられた気もするがな。おまえ、毎日こんなことやってんの?」

    麻奈実「そんなことないよ~。それにいつもはもっと楽ちんだよ~?今日はフェアのおかげもあって大盛況だったから」

    京介「そうなのか。まぁ、フェアが成功したみたいでよかったよ」

    麻奈実「うん。ご飯まだだから先にお風呂入っててくれる?」

    京介「いや、俺は後でいいよ。親父さんとかも入るだろ?」

    麻奈実「なんかお父さんとかはまだやることがあるんだって」

    99 = 2 :

    京介「そうなのか?それじゃあ俺も手伝わないと」

    麻奈実「ううん、なんか京ちゃんには絶対に先に風呂に入らせろって」

    京介「?まぁいいけどよ。それじゃあ先に入らせてもらうわ」

    妙な疑念は残ったが疲れもあったし入らせてもらうことにした。以前入ったときは菖蒲湯だったが今回は何湯だろうか…。風呂場につくと柑橘系のいい香りがした。

    京介「お、今日はゆず湯なのか」



    京介「く…くあああぁー」

    風呂に入ってこれか…我ながら完全におっさんだな。これは麻奈実のことおばあちゃんとか笑えん。
    一人苦笑しつつも、おっさんとおばあちゃんで意外とお似合いだなとしょうもないことを考えてしまう。

    京介「いかん、俺は風呂に入ると思考までゆるくなっちまうらしい」

    バタン……ブロロロロロ

    車の音?あぁ、さっき親父さんが言ってた残ってた仕事ってやつか。まだ材料でも残ってたのかね。

    京介「さて、そろそろ上がるか」

    風呂から上がるとリビングには誰もおらず、麻奈実は台所で飯を作っているようだった。

    京介「みんなはど……」

    100 = 2 :

    ここまで言って机の上に紙切れが置いてあるのを見つけた。俺は猛烈な嫌な予感に襲われ、恐る恐る紙を手に取りその文面を読んでみた。


    京ちゃんへ
    急に親戚の家に行きたくなったので今から行ってきます。それと、わし一人じゃ心細いので麻奈実以外はつれていくことにします。まさか麻奈実を一人にして帰るとは言わんよね。

    爺より

    追伸 ひ孫期待してます


    あのくそじじいがあああああああああ!何か企んでるとは思ったがまさかこんな……家族ぐるみだったなんて…ちくしょう……何考えてんだこの一家は………
    今思えば俺を疲れさせるためにあれこれ仕事押し付けてきたのか。

    京介「麻奈実!お前知ってたのかこれ!」

    麻奈実「え~、なにがぁ?」

    京介「これだよこれ!」

    麻奈実「ん?………うえええええっ!!し、知らないこんな…あ、だからさっきから誰もいなかったんだぁ」

    京介「変なところで納得してんじゃねえ!」


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