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リーネ「・・やだ、私ったらついうかれて変な独り言を・・」
リーネ「こんなところ誰かに見られたら・・」
ゲルト「いちに、さん」ポンポンポン
リーネ「ひゃぅぅ!」
ゲルト「すまないな、リネットビショップ曹長」
リーネ「!!」
ミーナ「その油断が命取りね」
リネット・ビショップ再逮捕
リーネ「こんなところ誰かに見られたら・・」
ゲルト「いちに、さん」ポンポンポン
リーネ「ひゃぅぅ!」
ゲルト「すまないな、リネットビショップ曹長」
リーネ「!!」
ミーナ「その油断が命取りね」
リネット・ビショップ再逮捕
基地東部
サーニャ「あっちよ、ルッキーニちゃん」タッタッタ
ルッキーニ「ほんとだ!シャーリーいたー!」タッタッタ
シャーリー「おールッキーニ、サーニャ、どうやら首尾よく牢屋から逃げられたみたいだね」
サーニャ「はい」
シャーリー「あとの三人は?」
サーニャ「それぞれ別の方向に散りました」
シャーリー「そうか、全員無事だといいけど・・」
サーニャ「あっちよ、ルッキーニちゃん」タッタッタ
ルッキーニ「ほんとだ!シャーリーいたー!」タッタッタ
シャーリー「おールッキーニ、サーニャ、どうやら首尾よく牢屋から逃げられたみたいだね」
サーニャ「はい」
シャーリー「あとの三人は?」
サーニャ「それぞれ別の方向に散りました」
シャーリー「そうか、全員無事だといいけど・・」
格納庫
エイラ「おーい、ミヤフジー、少佐ー」テクテク
芳佳「あ、エイラさん」
エイラ「よー二人とも、泥棒もいないのに牢屋に張り付いてどうしたんだー?」
坂本「それが、さっきまでは牢屋に三人いたんだが」
エイラ「なんだよー逃げられたのかー」
芳佳「ハルトマンさんとサーニャちゃんにしてやられまして・・」
エイラ「へっへー、どうだ、サーニャはすごいだろー」
坂本「どっちの味方だ」
エイラ「ん?なんかここカレーくさくないか?」
芳佳「気のせいじゃないですかぁ?」
坂本「それより二人とも、ミーナとバルクホルンも戻ってきたようだ」
エイラ「おーい、ミヤフジー、少佐ー」テクテク
芳佳「あ、エイラさん」
エイラ「よー二人とも、泥棒もいないのに牢屋に張り付いてどうしたんだー?」
坂本「それが、さっきまでは牢屋に三人いたんだが」
エイラ「なんだよー逃げられたのかー」
芳佳「ハルトマンさんとサーニャちゃんにしてやられまして・・」
エイラ「へっへー、どうだ、サーニャはすごいだろー」
坂本「どっちの味方だ」
エイラ「ん?なんかここカレーくさくないか?」
芳佳「気のせいじゃないですかぁ?」
坂本「それより二人とも、ミーナとバルクホルンも戻ってきたようだ」
ゲルト「着いたぞリーネ、牢屋だ」
リーネ「あうう・・」
芳佳「リーネちゃんおかえりー」
リーネ「あれ・・?なんかここカレーの匂いが」
芳佳「気のせいだよ」
ミーナ「ただいま美緒、ルッキーニさんには逃げられてしまったのね」
坂本「ああ、かくかくしかじか・・」
ミーナ「そう、やはりフラウには要注意ね・・それにシャーリーさんも」
ゲルト「忌ま忌ましいハルトマンめ・・!うおおおおお!」
ミーナ「ハウス!」
リーネ「あうう・・」
芳佳「リーネちゃんおかえりー」
リーネ「あれ・・?なんかここカレーの匂いが」
芳佳「気のせいだよ」
ミーナ「ただいま美緒、ルッキーニさんには逃げられてしまったのね」
坂本「ああ、かくかくしかじか・・」
ミーナ「そう、やはりフラウには要注意ね・・それにシャーリーさんも」
ゲルト「忌ま忌ましいハルトマンめ・・!うおおおおお!」
ミーナ「ハウス!」
ゲルト「よし!足並みも揃ったことだ。憎き泥棒どもを探しに行こうではないか!」
ミーナ「トゥルーデ」
ゲルト「大丈夫、私は冷静だ。さぁ行こうミーナ」
ミーナ「あなたは牢屋の見張り番よ」
ゲルト「え!?」
エイラ「よろしくなー大尉」
ゲルト「ちょ、ちょっと待ってくれ私も」
坂本「カールスラント軍人の見張りっぷり、期待しているぞ」
芳佳「バルクホルンさんが見張りなら、安心して任せられますねぇ」
ゲルト「フフフン、そ、そうか?宮藤がそこまで言うなら」
リーネ(いいように扱われてるなぁ・・)
ミーナ「トゥルーデ」
ゲルト「大丈夫、私は冷静だ。さぁ行こうミーナ」
ミーナ「あなたは牢屋の見張り番よ」
ゲルト「え!?」
エイラ「よろしくなー大尉」
ゲルト「ちょ、ちょっと待ってくれ私も」
坂本「カールスラント軍人の見張りっぷり、期待しているぞ」
芳佳「バルクホルンさんが見張りなら、安心して任せられますねぇ」
ゲルト「フフフン、そ、そうか?宮藤がそこまで言うなら」
リーネ(いいように扱われてるなぁ・・)
エイラ「んで、どっちに行けばいいんだー?」
ミーナ「そうね、さっきリーネさんを捕まえた辺りには他の泥棒はいなかったようだけど・・」
芳佳「あっち」
ミーナ「え?」
芳佳「あっちの方にシャーリーさんがいる気がします」
ミーナ「そうね、さっきリーネさんを捕まえた辺りには他の泥棒はいなかったようだけど・・」
芳佳「あっち」
ミーナ「え?」
芳佳「あっちの方にシャーリーさんがいる気がします」
基地東部 森
シャーリー「そろそろ残り一時間ってとこか・・どう逃げ切るかなぁ」
ルッキーニ「シャーリーのスピードなら誰も捕まえられないよ!」
シャーリー「いや、さすがの私もぶっ通しで魔法使っ」
ルッキーニ「あー!ちょうちょー!」
シャーリー「聞けよ」
サーニャ「あ・・!」
シャーリー「どうしたサーニャ?」
シャーリー「そろそろ残り一時間ってとこか・・どう逃げ切るかなぁ」
ルッキーニ「シャーリーのスピードなら誰も捕まえられないよ!」
シャーリー「いや、さすがの私もぶっ通しで魔法使っ」
ルッキーニ「あー!ちょうちょー!」
シャーリー「聞けよ」
サーニャ「あ・・!」
シャーリー「どうしたサーニャ?」
サーニャ「人影を補足しました」
シャーリー「いくつだ?こっちに向かってる?」
ルッキーニ「ちょうちょー!」
シャーリー「ルッキーニ、ちょっと黙ってなさい」
サーニャ「一人です、ここから北側300メートル周辺を・・うろついてるようです」
シャーリー「泥棒ならそんな動きはしないね、十中八九警察の誰かだ・・」
ルッキーニ「探知系のミーナ中佐や坂本少佐でもなさそう、おそらくエイラかヨシカかバルクホルン大尉だよ」
シャーリー「お、おう」
サーニャ「私達も移動しますか?」
シャーリー「そうだね、少し南下しよう」
シャーリー「いくつだ?こっちに向かってる?」
ルッキーニ「ちょうちょー!」
シャーリー「ルッキーニ、ちょっと黙ってなさい」
サーニャ「一人です、ここから北側300メートル周辺を・・うろついてるようです」
シャーリー「泥棒ならそんな動きはしないね、十中八九警察の誰かだ・・」
ルッキーニ「探知系のミーナ中佐や坂本少佐でもなさそう、おそらくエイラかヨシカかバルクホルン大尉だよ」
シャーリー「お、おう」
サーニャ「私達も移動しますか?」
シャーリー「そうだね、少し南下しよう」
サーニャ「・・っ!南側にも誰か一人います!」
シャーリー「警察か?」
サーニャ「北側にいた人と同じような動き・・」
ルッキーニ「けいさつー!!」
シャーリー「図らずも挟まれた形になっちゃったね」
ルッキーニ「これ以上東に逃げたら基地の敷地外に出ちゃうよー!」
サーニャ「まだ両方とも闇雲にうろうろしているようです」
ルッキーニ「もしかしたら、私達がさーにゃんのレーダーを頼りにしてるのを逆手にとって、私達の動きを制限する気かもしれない」
シャーリー「なるほど・・このねちっこいやり方、隊長の作戦か?まずいな・・」
サーニャ「っ!!格納庫方面より二人、急速にこちらに向かってきます!距離、450メートル、430、410・・!」
シャーリー「いけない!片方はきっとミーナ中佐だ!」
ルッキーニ「探査魔法の射程圏内まで一気に距離を詰める気だ!」
シャーリー「警察か?」
サーニャ「北側にいた人と同じような動き・・」
ルッキーニ「けいさつー!!」
シャーリー「図らずも挟まれた形になっちゃったね」
ルッキーニ「これ以上東に逃げたら基地の敷地外に出ちゃうよー!」
サーニャ「まだ両方とも闇雲にうろうろしているようです」
ルッキーニ「もしかしたら、私達がさーにゃんのレーダーを頼りにしてるのを逆手にとって、私達の動きを制限する気かもしれない」
シャーリー「なるほど・・このねちっこいやり方、隊長の作戦か?まずいな・・」
サーニャ「っ!!格納庫方面より二人、急速にこちらに向かってきます!距離、450メートル、430、410・・!」
シャーリー「いけない!片方はきっとミーナ中佐だ!」
ルッキーニ「探査魔法の射程圏内まで一気に距離を詰める気だ!」
基地東部(シャーリー達から西へおよそ400メートルの地点)
芳佳「はぁ、はぁ」
ミーナ「ふぅ・・」
芳佳「疲れたぁ・・」
芳佳「どうですかぁ?探知魔法にかかりましたかぁ?シャーリーさん達いましたかぁ?」
ミーナ「ええ、補足したわ」
芳佳「やりましたね!」
ミーナ「しかも三人が固まっているわ・・必ず全員捕らえるわよ!」
芳佳「はい!」
芳佳「はぁ、はぁ」
ミーナ「ふぅ・・」
芳佳「疲れたぁ・・」
芳佳「どうですかぁ?探知魔法にかかりましたかぁ?シャーリーさん達いましたかぁ?」
ミーナ「ええ、補足したわ」
芳佳「やりましたね!」
ミーナ「しかも三人が固まっているわ・・必ず全員捕らえるわよ!」
芳佳「はい!」
ミーナ「私は一人で大丈夫だから、宮藤さんあなたは北側にいるエイラさんに状況報告と、そのまま彼女の補佐を」
芳佳「了解しました!」
芳佳「あ、そうだ!南側にいる坂本さんには伝えなくていいんですかぁ?」
ミーナ「美緒なら、魔眼で私の唇を読むように言ってあるから大丈夫よ」
芳佳「あ、そうですか」
芳佳「了解しました!」
芳佳「あ、そうだ!南側にいる坂本さんには伝えなくていいんですかぁ?」
ミーナ「美緒なら、魔眼で私の唇を読むように言ってあるから大丈夫よ」
芳佳「あ、そうですか」
基地東部 森
シャーリー「ミーナ中佐の魔法の射程内に入られた・・向こうにこちらの場所も人数もバレてしまったね」
サーニャ「はい・・」
ルッキーニ「うじゅじゅ・・どうしようシャーリー!?」
シャーリー「向こうの連絡や体勢が整う前に早々にバラけよう」
シャーリー「私はサーニャを担いでミーナ中佐に突撃し、撹乱してさっきみたいにすぐに離脱するよ」
サーニャ「よ、よろしくお願いします」
シャーリー「その間にルッキーニ、お前は木の上を移動して逃げろ」
シャーリー「この森の中はお前が誰よりも詳しい、きっと逃げ切れる!」
ルッキーニ「りょーかい!」
シャーリー「時間がない、行くよ!」
ミーナ「ッ!・・二手に別れた・・!」
シャーリー「ミーナ中佐の魔法の射程内に入られた・・向こうにこちらの場所も人数もバレてしまったね」
サーニャ「はい・・」
ルッキーニ「うじゅじゅ・・どうしようシャーリー!?」
シャーリー「向こうの連絡や体勢が整う前に早々にバラけよう」
シャーリー「私はサーニャを担いでミーナ中佐に突撃し、撹乱してさっきみたいにすぐに離脱するよ」
サーニャ「よ、よろしくお願いします」
シャーリー「その間にルッキーニ、お前は木の上を移動して逃げろ」
シャーリー「この森の中はお前が誰よりも詳しい、きっと逃げ切れる!」
ルッキーニ「りょーかい!」
シャーリー「時間がない、行くよ!」
ミーナ「ッ!・・二手に別れた・・!」
ミーナ「一人はゆっくり南へ、二人は・・私の方に向かってくる!」
ミーナ「この速いのはシャーリーさん、またサーニャさんを担いでいるようね」
ミーナ「さっきは逃げられたけど、今度はそうは行かないわ」
ミーナ「シャーリーさんったら」
ミーナ「私に何度も同じ手が通用すると思ってるのかしら」ニコッ
ミーナ「この速いのはシャーリーさん、またサーニャさんを担いでいるようね」
ミーナ「さっきは逃げられたけど、今度はそうは行かないわ」
ミーナ「シャーリーさんったら」
ミーナ「私に何度も同じ手が通用すると思ってるのかしら」ニコッ
サーニャ「ミーナ中佐もこちらに向かってきます!」
シャーリー「見えた!中佐だ!」シュタタタ
ミーナ「会いたかったわよシャーリーさん!」ババーン
シャーリー「こちらはあんまり会いたくなかったかなぁ」
シャーリー「ゆっくり話す気もない!早々に振り切らせてもらうよ!」シュタタタ
ミーナ「そう簡単に逃げ切れるかしら?」タタタッ
シャーリー「へぇ・・私に真っ向からスピード勝負を挑むとは、中佐らしくもないね!」シュタタタ
シャーリー「見えた!中佐だ!」シュタタタ
ミーナ「会いたかったわよシャーリーさん!」ババーン
シャーリー「こちらはあんまり会いたくなかったかなぁ」
シャーリー「ゆっくり話す気もない!早々に振り切らせてもらうよ!」シュタタタ
ミーナ「そう簡単に逃げ切れるかしら?」タタタッ
シャーリー「へぇ・・私に真っ向からスピード勝負を挑むとは、中佐らしくもないね!」シュタタタ
基地東部 森
坂本「ミーナからの最後の情報では、確かこの辺りにルッキーニがいるんだったな」ガサガサ
坂本「草木が入り組んでて、いかにもルッキーニの主戦場といったとこか」
坂本「ふむ・・」
坂本「このまま普通に探したのでは埒があかんな」
坂本「・・・・」
坂本「あんぱん!」
坂本「ミーナからの最後の情報では、確かこの辺りにルッキーニがいるんだったな」ガサガサ
坂本「草木が入り組んでて、いかにもルッキーニの主戦場といったとこか」
坂本「ふむ・・」
坂本「このまま普通に探したのでは埒があかんな」
坂本「・・・・」
坂本「あんぱん!」
坂本「ジェラート、ようかん!バウムクーヘン、ぜんざい!」
坂本「シューアラクレム!プリャニキ、きんつば、アマレッティ、エクレール!」
ポタッ
坂本「!」
ポタポタ
坂本「そこの木の上か!」
ルッキーニ「うじゃー!しまった!ついよだれが!」
フランチェスカ・ルッキーニ再逮捕
坂本「シューアラクレム!プリャニキ、きんつば、アマレッティ、エクレール!」
ポタッ
坂本「!」
ポタポタ
坂本「そこの木の上か!」
ルッキーニ「うじゃー!しまった!ついよだれが!」
フランチェスカ・ルッキーニ再逮捕
基地北部
シャーリー「ハァ、ハァ・・」
シャーリー「どうだ?振り切ったか?」
サーニャ「いいえ・・ミーナ中佐、後方180メートル先から尚も接近中です」
ミーナ「は、は、」タッタッタ
シャーリー「チィッ!」シュタタタ
シャーリー「ハァ、ハァ・・」
シャーリー「どうだ?振り切ったか?」
サーニャ「いいえ・・ミーナ中佐、後方180メートル先から尚も接近中です」
ミーナ「は、は、」タッタッタ
シャーリー「チィッ!」シュタタタ
格納庫(牢屋)
リーネ「はぁ・・・」
ゲルト「どうした、そう落ち込むなリーネ」
リーネ「でも、やっぱり私足手まといで・・二度も捕まっちゃうし」
ゲルト「リーネ・・」
リーネ「私もバルクホルン大尉みたいに、仲間に頼られる人間になりたいです・・」
ゲルト「そ、そうか?ハハハッ、きっとお前もいずれは・・」
カサコソ
ゲルト「ムッ!?今の音は!?」クルッ
リーネ「・・・・」
ゲルト「・・段ボール?」
リーネ「はぁ・・・」
ゲルト「どうした、そう落ち込むなリーネ」
リーネ「でも、やっぱり私足手まといで・・二度も捕まっちゃうし」
ゲルト「リーネ・・」
リーネ「私もバルクホルン大尉みたいに、仲間に頼られる人間になりたいです・・」
ゲルト「そ、そうか?ハハハッ、きっとお前もいずれは・・」
カサコソ
ゲルト「ムッ!?今の音は!?」クルッ
リーネ「・・・・」
ゲルト「・・段ボール?」
段ボール「・・・・」
ゲルト「はて?こんなところに段ボールなんて置いてあったか?」
リーネ「えっと・・あったんじゃないでしょうか」
ゲルト「そうか、まぁ今は大事なゲームの最中だ。段ボールなどどうでもいいか」
段ボール「・・・・」カサコソ
ゲルト「ハッ!?」クルッ
段ボール「!」ピタッ
ゲルト「・・今この段ボール動かなかったか!?」
リーネ「段ボールが動くわけありませんよ?」
ゲルト「そ、それもそうだな」
リーネ「ふふ、おかしなバルクホルン大尉」
ゲルト「ハハッ」
ゲルト「はて?こんなところに段ボールなんて置いてあったか?」
リーネ「えっと・・あったんじゃないでしょうか」
ゲルト「そうか、まぁ今は大事なゲームの最中だ。段ボールなどどうでもいいか」
段ボール「・・・・」カサコソ
ゲルト「ハッ!?」クルッ
段ボール「!」ピタッ
ゲルト「・・今この段ボール動かなかったか!?」
リーネ「段ボールが動くわけありませんよ?」
ゲルト「そ、それもそうだな」
リーネ「ふふ、おかしなバルクホルン大尉」
ゲルト「ハハッ」
ゲルト「それにしても、今頃ミーナ達はどうしているのだろう・・」
ゲルト「外の状況が気になるな・・」
段ボール「リーネ」ヒソヒソ
リーネ「は、はい」ヒソヒソ
段ボール「トゥルーデの気を外に向けて」ヒソヒソ
リーネ「了解しました」ヒソヒソ
ゲルト「ん?リーネ、今何かぶつぶつ言ってたか?」
リーネ「い、いえそんなことは・・」
リーネ「あ!バルクホルン大尉!今滑走路の方にハルトマン中尉が!」
ゲルト「本当か!?うおおおお!ハルトマーン!」タッタッタ
ゲルト「外の状況が気になるな・・」
段ボール「リーネ」ヒソヒソ
リーネ「は、はい」ヒソヒソ
段ボール「トゥルーデの気を外に向けて」ヒソヒソ
リーネ「了解しました」ヒソヒソ
ゲルト「ん?リーネ、今何かぶつぶつ言ってたか?」
リーネ「い、いえそんなことは・・」
リーネ「あ!バルクホルン大尉!今滑走路の方にハルトマン中尉が!」
ゲルト「本当か!?うおおおお!ハルトマーン!」タッタッタ
段ボール「ふう」カパッ
エーリカ「段ボールの中は暑いし疲れるなー」
エーリカ「はいリーネタッチ、と」パン
リーネ「ハルトマン中尉、ありがとうございます!」
ゲルト「おいリーネ!ハルトマンなどどこにもいないではないか!」
リーネ「すみません・・」
エーリカ「私ならここだよー?」
ゲルト「え!」
エーリカ「段ボールの中は暑いし疲れるなー」
エーリカ「はいリーネタッチ、と」パン
リーネ「ハルトマン中尉、ありがとうございます!」
ゲルト「おいリーネ!ハルトマンなどどこにもいないではないか!」
リーネ「すみません・・」
エーリカ「私ならここだよー?」
ゲルト「え!」
ゲルト「ハルトマン貴様!一体いつの間に牢屋まで!」
リーネ「すみませんバルクホルン大尉!さようなら!」タッタッタ
エーリカ「じゃーねートゥルーデー」タッタッタ
ゲルト「え?あ・・!おい!」
ゲルト「・・逃げられた」
リーネ「すみませんバルクホルン大尉!さようなら!」タッタッタ
エーリカ「じゃーねートゥルーデー」タッタッタ
ゲルト「え?あ・・!おい!」
ゲルト「・・逃げられた」
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基地西部
シャーリー「ハァ、ハァ・・ハァ、ハァ」
サーニャ「大丈夫ですか・・?」
シャーリー「肺が口から飛び出そうだよ」
シャーリー「ハァ、ハァ・・サーニャ、中佐は?」
サーニャ「ダメです、今も一定のペースで近付いてきます」
シャーリー「ハァ、ハァ・・クソッ・・そういうことか」
シャーリー「ハァ、ハァ・・ハァ、ハァ」
サーニャ「大丈夫ですか・・?」
シャーリー「肺が口から飛び出そうだよ」
シャーリー「ハァ、ハァ・・サーニャ、中佐は?」
サーニャ「ダメです、今も一定のペースで近付いてきます」
シャーリー「ハァ、ハァ・・クソッ・・そういうことか」
シャーリー「ハァ、ハァ」
シャーリー「固有魔法で常に私を補足しつつ、しつこく追い回すのが中佐の作戦だったんだ」
シャーリー「スピードで勝てないなら持久力で・・ってわけだ」
サーニャ「そんな・・」
シャーリー「ハァ・・ハァ・・最も基本に忠実で確かな戦法だが」
サーニャ「地味・・ですね」
シャーリー「地味・・だな」
シャーリー「固有魔法で常に私を補足しつつ、しつこく追い回すのが中佐の作戦だったんだ」
シャーリー「スピードで勝てないなら持久力で・・ってわけだ」
サーニャ「そんな・・」
シャーリー「ハァ・・ハァ・・最も基本に忠実で確かな戦法だが」
サーニャ「地味・・ですね」
シャーリー「地味・・だな」
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