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元スレ上条・一方通行・浜面「どうしてこうなった……」
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上条「……」
一方通行「……」
浜面「……」
海原(エツァリ)「……」
麦野「……」
御坂妹「……」
佐天「……」
姫神「……」
男「え~皆さん、お忙しいところよく集まってくれました。それではこれより『第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!』収録の説明を始めさせていただきます」
一方通行「……」
浜面「……」
海原(エツァリ)「……」
麦野「……」
御坂妹「……」
佐天「……」
姫神「……」
男「え~皆さん、お忙しいところよく集まってくれました。それではこれより『第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!』収録の説明を始めさせていただきます」
最後まで書き溜めずみ
投下間隔は3分前後
黙って消えたらおさるさんの証
んじゃ 始めます
投下間隔は3分前後
黙って消えたらおさるさんの証
んじゃ 始めます
一方通行「…俺ァ『グループ』の仕事だっつって呼ばれたはずなンだがな」
海原「自分を睨まれても困りますよ。自分だって状況はあなたと同じです」
上条「まず部屋で眠っていたはずの俺が何でこんな所にいるかの説明からしていただけませんか!?」
佐天(あ、あの人私とおんなじ境遇なんだ……うぅ、ホント何で私こんな所にいるんだろ)
麦野「ついでに、私がこんなクソゲロ野郎と同室しなきゃいけない理由もね」
浜面(ごぉおおおお!! 麦野めっちゃこっち睨んでる!! チクショウ!! こいつにだけは二度と会わないよう細心の注意を払って生きてきたのに!!)
姫神(状況がまるっきり飲み込めない。…彼が一緒にいることだけが救い)
御坂妹「ふむ。状況は不明なことばかりですが…これだけのメンツを召集できる存在といえば数は限られますね、とミサカは推測します」
皆がそれぞれの混乱に陥る中、御坂妹は黒メガネ黒スーツの男に視線を向ける。
男は鷹揚に頷いてから、部屋の中に備え付けられていたテレビを指差した。
テレビの電源がつく。画面の中で、一人の『人間』が逆さ向きに微笑んでいた。
アレイスター『知っている者もいるだろうが自己紹介させていただこう。この学園都市の統括理事長を務めているアレイスター・クロウリーだ』
海原「自分を睨まれても困りますよ。自分だって状況はあなたと同じです」
上条「まず部屋で眠っていたはずの俺が何でこんな所にいるかの説明からしていただけませんか!?」
佐天(あ、あの人私とおんなじ境遇なんだ……うぅ、ホント何で私こんな所にいるんだろ)
麦野「ついでに、私がこんなクソゲロ野郎と同室しなきゃいけない理由もね」
浜面(ごぉおおおお!! 麦野めっちゃこっち睨んでる!! チクショウ!! こいつにだけは二度と会わないよう細心の注意を払って生きてきたのに!!)
姫神(状況がまるっきり飲み込めない。…彼が一緒にいることだけが救い)
御坂妹「ふむ。状況は不明なことばかりですが…これだけのメンツを召集できる存在といえば数は限られますね、とミサカは推測します」
皆がそれぞれの混乱に陥る中、御坂妹は黒メガネ黒スーツの男に視線を向ける。
男は鷹揚に頷いてから、部屋の中に備え付けられていたテレビを指差した。
テレビの電源がつく。画面の中で、一人の『人間』が逆さ向きに微笑んでいた。
アレイスター『知っている者もいるだろうが自己紹介させていただこう。この学園都市の統括理事長を務めているアレイスター・クロウリーだ』
上条「と、統括理事長!?」
御坂妹「まさか学園都市のトップが出てくるとは、とミサカは驚きを隠せません」
麦野「んで、統括理事長様が直々に何の用なわけ? なんか収録とかふざけたワードが飛び出してきてたけどさ」
アレイスター『難しく考える必要はない。そちらの男が言った通りだよ。これから君たちにはゲームに興じてもらう。そして我々はその姿を撮影させてもらう。それだけだ』
姫神「解せない。それで。あなた達に何のメリットが?」
アレイスター『何を言う。こんなに視聴率の取れそうなお題目はそうそうないよ。それより何より、私が楽しいじゃないか』
浜面「か、勝手なこと言ってんじゃねえよ!!」
アレイスター『あいにく私は“人間”なのだ。人間が勝手なことを言うのは世の常というものだよ』
混乱する皆をよそにアレイスターは飄々として笑う。
アレイスター『まあ要は暇なのだよ私は。いや、正確には暇になってしまった、か。暇になってしまった私には権力があった。そこで私は権力を最大限利用した壮大な暇つぶしを敢行しようと、そういう訳だ』
アレイスター『少なくとも、私が暇になる主な原因となった君たちには積極的に協力してもらいたいものなのだがね』
上条・一方通行・浜面「………」
御坂妹「まさか学園都市のトップが出てくるとは、とミサカは驚きを隠せません」
麦野「んで、統括理事長様が直々に何の用なわけ? なんか収録とかふざけたワードが飛び出してきてたけどさ」
アレイスター『難しく考える必要はない。そちらの男が言った通りだよ。これから君たちにはゲームに興じてもらう。そして我々はその姿を撮影させてもらう。それだけだ』
姫神「解せない。それで。あなた達に何のメリットが?」
アレイスター『何を言う。こんなに視聴率の取れそうなお題目はそうそうないよ。それより何より、私が楽しいじゃないか』
浜面「か、勝手なこと言ってんじゃねえよ!!」
アレイスター『あいにく私は“人間”なのだ。人間が勝手なことを言うのは世の常というものだよ』
混乱する皆をよそにアレイスターは飄々として笑う。
アレイスター『まあ要は暇なのだよ私は。いや、正確には暇になってしまった、か。暇になってしまった私には権力があった。そこで私は権力を最大限利用した壮大な暇つぶしを敢行しようと、そういう訳だ』
アレイスター『少なくとも、私が暇になる主な原因となった君たちには積極的に協力してもらいたいものなのだがね』
上条・一方通行・浜面「………」
前は途中から>>1が仕事で書き手が変わったんだっけか
一方通行「馬鹿が。それで俺がそンなモンに参加してきゃっきゃきゃっきゃはしゃぐと思ってンのか?」
アレイスター『もちろんタダとは言わない。撮影に協力してくれたあかつきには相応のギャランティーを支払おう』
海原「具体的には?」
アレイスター『君たちの望みを何でもひとつだけ叶えてあげようじゃないか』
麦野「ヒュゥ、太っ腹なことね」
上条「な、何でも!?」ゴクリ…
佐天「な、何でもかぁ…」ゴクリ…
アレイスター『それでも頷いてもらえないというなら仕方ない。私の持つ権力を少し嫌な方向で発揮させてもらう。もちろん本意ではないがね』
一方通行「……」
海原「……」
アレイスター『もちろんタダとは言わない。撮影に協力してくれたあかつきには相応のギャランティーを支払おう』
海原「具体的には?」
アレイスター『君たちの望みを何でもひとつだけ叶えてあげようじゃないか』
麦野「ヒュゥ、太っ腹なことね」
上条「な、何でも!?」ゴクリ…
佐天「な、何でもかぁ…」ゴクリ…
アレイスター『それでも頷いてもらえないというなら仕方ない。私の持つ権力を少し嫌な方向で発揮させてもらう。もちろん本意ではないがね』
一方通行「……」
海原「……」
御坂妹「ゲームの内容の説明を求めます、とミサカは油断なく切り出します」
アレイスター『一度くらいはテレビで見たことがあるだろう? 男女が向かい合い、意中の相手をボタンで指定する。めでたく両思いになればカップル成立というアレだ』
浜面「はぁ!? なんだそりゃ!! そんなんするなら人選間違いすぎだろうよコレよぉ!!」
麦野「黙って聞いてりゃ不愉快なこと言ってくれるじゃんかげろしゃぶちゃんよぉ! てめえとカップルになる気なんざ死んでもねえが、何でてめえごときにNGされなきゃなんねえんだオイ!!」
浜面「ぎゃあ! ほら最初っからこんな敵対心むき出しだしぃ!!」
御坂妹「おや、これはもしかしてチャンスなのでは? とミサカはひとりごちます」
姫神(確かに。この私に。こんな役が回ってきたのは。前に出ろという。神様からのお告げなのかもしれない)
上条「何でも…何でもかぁ…どうしよう、新しい炊飯器欲しかったんだよなぁ…いや、インデックスは大型テレビ欲しがってたよなぁ…」
姫神「当の彼は。まったくカップルという単語には。反応してないけれど。マジどんだけ」
海原「ふむ、カップルですか…」
御坂妹「…あれ、なんかすっごい見られてね? とミサカは視線を感じつつ身震いします……ぶるる」
佐天「カップル…カップルかぁ…うわぁ~。どうしよ、だって私まだそんな…うわぁ~どうしよ初春ぅ~~」
アレイスター『一度くらいはテレビで見たことがあるだろう? 男女が向かい合い、意中の相手をボタンで指定する。めでたく両思いになればカップル成立というアレだ』
浜面「はぁ!? なんだそりゃ!! そんなんするなら人選間違いすぎだろうよコレよぉ!!」
麦野「黙って聞いてりゃ不愉快なこと言ってくれるじゃんかげろしゃぶちゃんよぉ! てめえとカップルになる気なんざ死んでもねえが、何でてめえごときにNGされなきゃなんねえんだオイ!!」
浜面「ぎゃあ! ほら最初っからこんな敵対心むき出しだしぃ!!」
御坂妹「おや、これはもしかしてチャンスなのでは? とミサカはひとりごちます」
姫神(確かに。この私に。こんな役が回ってきたのは。前に出ろという。神様からのお告げなのかもしれない)
上条「何でも…何でもかぁ…どうしよう、新しい炊飯器欲しかったんだよなぁ…いや、インデックスは大型テレビ欲しがってたよなぁ…」
姫神「当の彼は。まったくカップルという単語には。反応してないけれど。マジどんだけ」
海原「ふむ、カップルですか…」
御坂妹「…あれ、なんかすっごい見られてね? とミサカは視線を感じつつ身震いします……ぶるる」
佐天「カップル…カップルかぁ…うわぁ~。どうしよ、だって私まだそんな…うわぁ~どうしよ初春ぅ~~」
一方通行「……」
アレイスター『不服そうだね一方通行』
一方通行「…一体何企ンでやがる」
アレイスター『さっき言った通りさ。さっきの言葉に偽りはない。私はね、気付いたんだ。ラブ&ピース。それが世界の真理だと』
一方通行「ケッ、どの口がほざきやがる」
アレイスター『気付かせてくれたのは君たちだよ』
一方通行「……」
アレイスター『君も楽しみたまえ一方通行。たまには普通の少年のように恋をしてみるのも一興かもしれないよ』
一方通行「…くっだらねェ」
アレイスター『不服そうだね一方通行』
一方通行「…一体何企ンでやがる」
アレイスター『さっき言った通りさ。さっきの言葉に偽りはない。私はね、気付いたんだ。ラブ&ピース。それが世界の真理だと』
一方通行「ケッ、どの口がほざきやがる」
アレイスター『気付かせてくれたのは君たちだよ』
一方通行「……」
アレイスター『君も楽しみたまえ一方通行。たまには普通の少年のように恋をしてみるのも一興かもしれないよ』
一方通行「…くっだらねェ」
アレイスター『それでは君たちに10分時間を与えよう。この収録に参加する意思がない者はその間に部屋を退出してくれ』
その言葉を最後にテレビの電源が落ちる。
そして10分の時が経ち、再びテレビにアレイスターの姿が映し出される。
部屋から出て行った者はいなかった。
逆さ向きに浮かんだまま、アレイスターはにっこりと笑う。
アレイスター『それでは、収録を開始しよう』
その言葉を最後にテレビの電源が落ちる。
そして10分の時が経ち、再びテレビにアレイスターの姿が映し出される。
部屋から出て行った者はいなかった。
逆さ向きに浮かんだまま、アレイスターはにっこりと笑う。
アレイスター『それでは、収録を開始しよう』
アレイスターによって集められた『ゲーム』の参加者8人。
その彼らが控えていた部屋、そしてこれから収録が行われる建物から直線距離でおおよそ20km離れた地点。
窓すら無い、ただの四角い箱のような建物。
そこで『彼女たち』は目を覚ました。
美琴「な、何よコレ!? 私部屋で寝てたのに!! 黒子!? いないの!?」
インデックス「むにゃ?」
打ち止め「あれー!? 寝てる間に見たことも無い場所に連れてこられてるー! ってミサカはミサカはキョロキョロしつつ叫んでみたりー! ここどこー!?」
滝壺「……昨日夜食の買出しに出かけてからの記憶が無い…ひょっとして拉致られた?」
ショチトル「病院で寝てたらベッドごと移動してました。って何コレ?」
混乱のまま思い思いに言葉を発する彼女たち。
言うまでも無いことかもしれないが説明しておこう。
彼女たちは、これからゲームを行う『彼ら』にとってとても縁が深い女の子達だ。
誰が、どういう思惑で彼女たちをここに集めたのかは、やはり言うまでも無かろう。
果たして彼女たちが集められた部屋には巨大なスクリーンが準備されており、誰も触れていないのにそこに映像が映し出された。
『さあ! ゲームを始めよう!! 学園都市が誇るヒーロー達、アイドル達が夢の競演だ!! これを見逃す手は無いぞ!!』
美琴「な、なんか始まった!?」
その彼らが控えていた部屋、そしてこれから収録が行われる建物から直線距離でおおよそ20km離れた地点。
窓すら無い、ただの四角い箱のような建物。
そこで『彼女たち』は目を覚ました。
美琴「な、何よコレ!? 私部屋で寝てたのに!! 黒子!? いないの!?」
インデックス「むにゃ?」
打ち止め「あれー!? 寝てる間に見たことも無い場所に連れてこられてるー! ってミサカはミサカはキョロキョロしつつ叫んでみたりー! ここどこー!?」
滝壺「……昨日夜食の買出しに出かけてからの記憶が無い…ひょっとして拉致られた?」
ショチトル「病院で寝てたらベッドごと移動してました。って何コレ?」
混乱のまま思い思いに言葉を発する彼女たち。
言うまでも無いことかもしれないが説明しておこう。
彼女たちは、これからゲームを行う『彼ら』にとってとても縁が深い女の子達だ。
誰が、どういう思惑で彼女たちをここに集めたのかは、やはり言うまでも無かろう。
果たして彼女たちが集められた部屋には巨大なスクリーンが準備されており、誰も触れていないのにそこに映像が映し出された。
『さあ! ゲームを始めよう!! 学園都市が誇るヒーロー達、アイドル達が夢の競演だ!! これを見逃す手は無いぞ!!』
美琴「な、なんか始まった!?」
『それでは今宵の主役達を紹介しよう!!』
盛大なアナウンスと共にスモークが焚かれ、ステージに設けられた大きな扉が開く。
『エントリーナンバー1!! “世界大戦を終わらせた男”!! あらゆる絶望をぶち殺す“幻想殺し”!! 上条当麻!!!!』
上条『あ~、ど、どうもどうも~~』
美琴・インデックス「ぶっ!!」
『エントリーナンバー2!! “学園都市最強の能力者”!! 闇に君臨する“大悪党”!! アクセラレータ!!!!』
一方通行『……ケッ…』
打ち止め「はわわー!?」
『エントリーナンバー3!! “LEVEL5を倒した男”!! 無能の極みに至った“勇者”!! 浜面仕上!!!!』
浜面『オイ後半実は馬鹿にしてねえ!?』
滝壺「はまづら…?」
『エントリーナンバー4!! “原典を喰らいきった超越者”!! 優男に見えるその正体は闇を舞う“アステカの魔術師”!! 海原光貴!!!!』
海原『ちょ! なに正体ばらしてるんですか!!? テレビでしょコレ!?』
ショチトル「……何をしているのこの人は…」
盛大なアナウンスと共にスモークが焚かれ、ステージに設けられた大きな扉が開く。
『エントリーナンバー1!! “世界大戦を終わらせた男”!! あらゆる絶望をぶち殺す“幻想殺し”!! 上条当麻!!!!』
上条『あ~、ど、どうもどうも~~』
美琴・インデックス「ぶっ!!」
『エントリーナンバー2!! “学園都市最強の能力者”!! 闇に君臨する“大悪党”!! アクセラレータ!!!!』
一方通行『……ケッ…』
打ち止め「はわわー!?」
『エントリーナンバー3!! “LEVEL5を倒した男”!! 無能の極みに至った“勇者”!! 浜面仕上!!!!』
浜面『オイ後半実は馬鹿にしてねえ!?』
滝壺「はまづら…?」
『エントリーナンバー4!! “原典を喰らいきった超越者”!! 優男に見えるその正体は闇を舞う“アステカの魔術師”!! 海原光貴!!!!』
海原『ちょ! なに正体ばらしてるんですか!!? テレビでしょコレ!?』
ショチトル「……何をしているのこの人は…」
『続いては女性陣の入場だ!!』
美琴「は、はあ!? 女性陣って、え、何よどういうことよ!!」
インデックス「ちょっと! 短髪前に出すぎ!! 画面が見えないんだよ!!」
『女性陣エントリーナンバー1!! “狙った獲物は逃がさぬ雌豹”!! 全てを見下す圧倒的“女帝”!! 麦野沈利!!!!』
麦野『ふん。しょっぱい演出ね』
美琴「あーー!! この女はーー!!!!」
インデックス「ちょ、短髪コラァ!!!!」グイ!グイ!
滝壺「何でむぎのがはまづらと一緒に…?」
『エントリーナンバー2!! “恋に恋するオンナノコ”!! 学園都市の“普通”代表!! 佐天涙子!!!!』
佐天『あはは~…ど、どうも~……』ペコペコ
美琴「さ、佐天さんまで!?」
インデックス「ふんぎ~~~!!!!」グイ!グイ!
美琴「は、はあ!? 女性陣って、え、何よどういうことよ!!」
インデックス「ちょっと! 短髪前に出すぎ!! 画面が見えないんだよ!!」
『女性陣エントリーナンバー1!! “狙った獲物は逃がさぬ雌豹”!! 全てを見下す圧倒的“女帝”!! 麦野沈利!!!!』
麦野『ふん。しょっぱい演出ね』
美琴「あーー!! この女はーー!!!!」
インデックス「ちょ、短髪コラァ!!!!」グイ!グイ!
滝壺「何でむぎのがはまづらと一緒に…?」
『エントリーナンバー2!! “恋に恋するオンナノコ”!! 学園都市の“普通”代表!! 佐天涙子!!!!』
佐天『あはは~…ど、どうも~……』ペコペコ
美琴「さ、佐天さんまで!?」
インデックス「ふんぎ~~~!!!!」グイ!グイ!
『エントリーナンバー3!! “炊事、洗濯から戦争まで何でもござれ”!! そのくせ“お値段18万円”と大変お買い得となっております!! ミサカ10032号!!!!』
御坂妹『なんかその言い方だと誤解招くだろうがコラとミサカは静かに怒りを滲ませます。オイちょっとブイ止めろ』
打ち止め「おお、思わぬ人が出てきたよってミサカはミサカは目をぱちくりさせてみる」
美琴「ぎゃー意味わかんない!! 何してんのこの子!!!!」
インデックス「こんにゃろ!!」ガブッ!
美琴「いったあ!! ちょっと何すんのアンタぁ!!」
滝壺・ショチトル(うるさい…)
『エントリーナンバー4!! “伝説を証明する少女”!! 鬼すら魅了する“吸血殺し”!! 姫神秋沙!!!!』
姫神『ぴーす』
美琴「誰?」
打ち止め「だれ?」
滝壺「誰?」
ショチトル「誰?」
インデックス「なんか見たことはある」
御坂妹『なんかその言い方だと誤解招くだろうがコラとミサカは静かに怒りを滲ませます。オイちょっとブイ止めろ』
打ち止め「おお、思わぬ人が出てきたよってミサカはミサカは目をぱちくりさせてみる」
美琴「ぎゃー意味わかんない!! 何してんのこの子!!!!」
インデックス「こんにゃろ!!」ガブッ!
美琴「いったあ!! ちょっと何すんのアンタぁ!!」
滝壺・ショチトル(うるさい…)
『エントリーナンバー4!! “伝説を証明する少女”!! 鬼すら魅了する“吸血殺し”!! 姫神秋沙!!!!』
姫神『ぴーす』
美琴「誰?」
打ち止め「だれ?」
滝壺「誰?」
ショチトル「誰?」
インデックス「なんか見たことはある」
『それでは皆様テーブルにお着きください』
美琴「ちょ、なに向かい合って座っちゃってんのよ。これじゃ、な、なんか、ご、合コンみたいじゃない」
打ち止め「ん~、というよりは…」
滝壺「うん。テーブルが大きなディスプレイになってるから、おそらくは…」
『ではこれより、“第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!”を開催します!!』
美琴「はあぁ~!!!? フィ、フィーリングカップルぅ~~!!!?」
打ち止め「あ、やっぱりだ~ってミサカはミサカは予想が当たった自分にぱちぱち拍手を送ってみたり!」
インデックス「何それ?」
滝壺「男女でお互い気になってる人を指名して、両思いならカップル成立っていうゲーム」
ショチトル(……何それ…)
美琴「ちょ、なに向かい合って座っちゃってんのよ。これじゃ、な、なんか、ご、合コンみたいじゃない」
打ち止め「ん~、というよりは…」
滝壺「うん。テーブルが大きなディスプレイになってるから、おそらくは…」
『ではこれより、“第一回チキチキ! 学園都市フィーリングカップル大会!!”を開催します!!』
美琴「はあぁ~!!!? フィ、フィーリングカップルぅ~~!!!?」
打ち止め「あ、やっぱりだ~ってミサカはミサカは予想が当たった自分にぱちぱち拍手を送ってみたり!」
インデックス「何それ?」
滝壺「男女でお互い気になってる人を指名して、両思いならカップル成立っていうゲーム」
ショチトル(……何それ…)
美琴「冗談じゃないわ!! 止めにいくわよ!!」
打ち止め「何で?」
美琴「何でって、そりゃ、アンタ」ゴニョゴニョ
打ち止め「あの中にカップルになって欲しくない人でもいるのかな~ってミサカはミサカはにやにやしながら聞いてみたり」ニヨニヨ
美琴「さ、佐天さんは私の親友なのよ! それがあんなろくでもない男たちの恋人にされそうになってるんだから、そりゃ助けないわけにはいかないじゃない!!」
美琴「ほ、他に理由なんてないわよ!? わ、私は女の友情に生きる女なんだから!! ちょ、何よ、コラ、打ち止め! にやにやすんのやめなさい!!」
滝壺「ツンデレールガン」
インデックス「テンパリ短髪」
美琴「う、うるさーーい!!!!」
打ち止め「何で?」
美琴「何でって、そりゃ、アンタ」ゴニョゴニョ
打ち止め「あの中にカップルになって欲しくない人でもいるのかな~ってミサカはミサカはにやにやしながら聞いてみたり」ニヨニヨ
美琴「さ、佐天さんは私の親友なのよ! それがあんなろくでもない男たちの恋人にされそうになってるんだから、そりゃ助けないわけにはいかないじゃない!!」
美琴「ほ、他に理由なんてないわよ!? わ、私は女の友情に生きる女なんだから!! ちょ、何よ、コラ、打ち止め! にやにやすんのやめなさい!!」
滝壺「ツンデレールガン」
インデックス「テンパリ短髪」
美琴「う、うるさーーい!!!!」
ショチトル「でも、止めに行くって言っても、ドアは開かないわよ。さっきちょっと試してみたけど」
美琴「うそっ!? あ、ホントだ。こなくそおぉぉぉおお!!!!」ガチャガチャ!
打ち止め「電子ロックのはずなのに、ハッキングも通用しないんだよねってミサカはミサカは首をかしげてみる」
滝壺「閉じ込められた」
インデックス「でも、なんのために?」
ショチトル「この映像を見届けろってことなんでしょう」
美琴「だから! 何のために!?」
打ち止め「そ、そんな怒鳴られても~ってミサカはミサカはおどおどしながら後ずさりしてみたり」
美琴「うそっ!? あ、ホントだ。こなくそおぉぉぉおお!!!!」ガチャガチャ!
打ち止め「電子ロックのはずなのに、ハッキングも通用しないんだよねってミサカはミサカは首をかしげてみる」
滝壺「閉じ込められた」
インデックス「でも、なんのために?」
ショチトル「この映像を見届けろってことなんでしょう」
美琴「だから! 何のために!?」
打ち止め「そ、そんな怒鳴られても~ってミサカはミサカはおどおどしながら後ずさりしてみたり」
女三人寄れば姦しい。五人も揃えば何とやら。
そんな彼女たちの様子を委細漏らさずモニターしながらゲームの主催者であり首謀者である男は笑う。
アレイスター「何のためと問われてもそれは」
学園都市統括理事長、『人間』、アレイスター・クロウリーは逆しまに浮かんだまま笑う。
アレイスター「楽しむためとしか答えようが無いのだがね」
部下A「嫌な性格してますねえ」
アレイスター「そうかい? 彼女たちの様子を見て、面白いと思わない人間は少ないと思うがね」
部下A「否定はしませんがね。彼女たちの様子も放送するのですか?」
アレイスター「当然だ。彼女たちの反応なくしてこの物語は成立しない」
部下A「了解しました、統括理事長」
アレイスター「ではゲームを進行しよう。司会役の彼に登場願おうじゃないか」
そんな彼女たちの様子を委細漏らさずモニターしながらゲームの主催者であり首謀者である男は笑う。
アレイスター「何のためと問われてもそれは」
学園都市統括理事長、『人間』、アレイスター・クロウリーは逆しまに浮かんだまま笑う。
アレイスター「楽しむためとしか答えようが無いのだがね」
部下A「嫌な性格してますねえ」
アレイスター「そうかい? 彼女たちの様子を見て、面白いと思わない人間は少ないと思うがね」
部下A「否定はしませんがね。彼女たちの様子も放送するのですか?」
アレイスター「当然だ。彼女たちの反応なくしてこの物語は成立しない」
部下A「了解しました、統括理事長」
アレイスター「ではゲームを進行しよう。司会役の彼に登場願おうじゃないか」
『それではここで、今後このゲームを仕切って進行していただく方をご紹介いたします』
『学園都市の最先端技術によって蘇った不死身の男! 個性派揃いのこの8人を仕切れる人間はこの男をおいて他になし!!』
『元学園都市暗部“猟犬部隊(ハウンドドッグ)”リーダー! 木原数多!! サイボーグになって復活だぁ!!!!』
メカ木原「いよぉガキ共!! ハッピーに生きてっかぁ!?」
一方通行「ぶーーーーー!!!!」
浜面「おわあ、汚ねえ!!!!」
一方通行「なァンで生きてンだテメエェェええええええ!!!!!」
メカ木原「さっき説明された通りだぜ一方通行! 元々俺ぁ死体だけ回収されて保管されてたらしいんだけどな! 今回このゲームの司会進行をするためにめでたく復活させられたってワケよ!!」
一方通行「自分で言ってて復活の理由のショボさに悲しくなンねェのか!?」
メカ木原「いいじゃねえか。統括理事長のラブ&ピースの理念にゃ俺も共感するところ数多だぜ。その理念の片棒担げるってんだ。こんな嬉しいことはねえよ」
一方通行「どォやら一番大事な脳みそはオシャカのまンまみてェだな!!」
上条「お、お知り合いでせうか?」
一方通行「うるせェ! 干渉してくンじゃねェよ三下がァ!!」
『学園都市の最先端技術によって蘇った不死身の男! 個性派揃いのこの8人を仕切れる人間はこの男をおいて他になし!!』
『元学園都市暗部“猟犬部隊(ハウンドドッグ)”リーダー! 木原数多!! サイボーグになって復活だぁ!!!!』
メカ木原「いよぉガキ共!! ハッピーに生きてっかぁ!?」
一方通行「ぶーーーーー!!!!」
浜面「おわあ、汚ねえ!!!!」
一方通行「なァンで生きてンだテメエェェええええええ!!!!!」
メカ木原「さっき説明された通りだぜ一方通行! 元々俺ぁ死体だけ回収されて保管されてたらしいんだけどな! 今回このゲームの司会進行をするためにめでたく復活させられたってワケよ!!」
一方通行「自分で言ってて復活の理由のショボさに悲しくなンねェのか!?」
メカ木原「いいじゃねえか。統括理事長のラブ&ピースの理念にゃ俺も共感するところ数多だぜ。その理念の片棒担げるってんだ。こんな嬉しいことはねえよ」
一方通行「どォやら一番大事な脳みそはオシャカのまンまみてェだな!!」
上条「お、お知り合いでせうか?」
一方通行「うるせェ! 干渉してくンじゃねェよ三下がァ!!」
>>1きた!これで勝つる
メカ木原「そんじゃあさくさく始めさせてもらおうか!」
メカ木原「最初の企画は1対1のお話タイムだ。ま、こりゃ定番だな。ただし尺の関係上お話タイムは一回だけだ。話し相手は抽選で決めさせてもらう。もちろん、抽選に不正はまったく無い。アーユーオーケイ?」
御坂妹「ひとつだけ質問が、とミサカは挙手します」
メカ木原「はい単価18万円さんどうぞ」
御坂妹「おいそれやめろ」
メカ木原「つってもミサカ10032号じゃいちいち呼びづれぇよ。御坂妹ってのも長ぇしよぉ」
御坂妹「…じゃあミサカだけでいきましょう、とミサカは提案します」
メカ木原「最初の企画は1対1のお話タイムだ。ま、こりゃ定番だな。ただし尺の関係上お話タイムは一回だけだ。話し相手は抽選で決めさせてもらう。もちろん、抽選に不正はまったく無い。アーユーオーケイ?」
御坂妹「ひとつだけ質問が、とミサカは挙手します」
メカ木原「はい単価18万円さんどうぞ」
御坂妹「おいそれやめろ」
メカ木原「つってもミサカ10032号じゃいちいち呼びづれぇよ。御坂妹ってのも長ぇしよぉ」
御坂妹「…じゃあミサカだけでいきましょう、とミサカは提案します」
メカ木原「りょーかい。んで、どうしたミサカちゃん」
御坂妹「チャンスが一回だけというのは喋りたい相手と喋れない可能性があり、それではフィーリングカップルのゲーム性に著しく不公平が生じるのではないかとミサカは指摘します」
メカ木原「ほう、いいねえミサカちゃん。アグレッシブな質問だ。やる気まんまんじゃねえの。既に自分には喋りたい相手がいますって言ってるようなもんじゃねーか」
御坂妹(ナイスパス、とミサカは彼に思わせぶりな視線を送ります)チラリ
上条「抽選か~。俺抽選にはいい思い出ないんだけどな~」
御坂妹「見てねえし。まあわかってましたし。ミサカは全然くやしくなんかありませんし」
メカ木原「ま、ミサカちゃんの言うこともいちいちもっともだがその辺含めて相性、大げさに言えば運命って奴だと理解してくれや」
メカ木原「それじゃ、いよいよいくぜぇ~!! 抽選、スタートォ!!」
御坂妹「チャンスが一回だけというのは喋りたい相手と喋れない可能性があり、それではフィーリングカップルのゲーム性に著しく不公平が生じるのではないかとミサカは指摘します」
メカ木原「ほう、いいねえミサカちゃん。アグレッシブな質問だ。やる気まんまんじゃねえの。既に自分には喋りたい相手がいますって言ってるようなもんじゃねーか」
御坂妹(ナイスパス、とミサカは彼に思わせぶりな視線を送ります)チラリ
上条「抽選か~。俺抽選にはいい思い出ないんだけどな~」
御坂妹「見てねえし。まあわかってましたし。ミサカは全然くやしくなんかありませんし」
メカ木原「ま、ミサカちゃんの言うこともいちいちもっともだがその辺含めて相性、大げさに言えば運命って奴だと理解してくれや」
メカ木原「それじゃ、いよいよいくぜぇ~!! 抽選、スタートォ!!」
第一組:麦野沈利・上条当麻 ―――別室に移動。
上条「あ~…えっと、初めまして。俺、上条当麻っていいます」
麦野「……麦野沈利よ」
上条(…まいったな。何話せばいいか全然わかんねえよ。大体俺に1対1で女の子と楽しく喋れるスキルがあったら今頃こんな不幸な身の上じゃないっての!!)
麦野「あんた、大層な紹介のされ方だったわね。世界大戦を終わらせた男って何それ? 世界大戦ってのはこの間のロシアのやつのことよね?」
上条「ああ。いや、あれは大げさに紹介されただけだよ。……大げさすぎる。俺なんて、ただ右往左往してただけさ」
麦野(気に入らない顔をするわね。自分の無力さを恥じてて、それでも決して諦めてるわけじゃないっていう、『あの野郎によく似た顔』……)
上条「麦野さんは大丈夫だったのか?」
麦野「……何が?」
上条「戦争の時。ほら、けっこう学園都市でもゴチャゴチャしてたんだろ?」
麦野「さぁね。その時は私もロシアにいたし」
上条「え!? 何で!?」
麦野「あるクソ野郎をブチ殺してやるためよ」
上条「……what?」
上条「あ~…えっと、初めまして。俺、上条当麻っていいます」
麦野「……麦野沈利よ」
上条(…まいったな。何話せばいいか全然わかんねえよ。大体俺に1対1で女の子と楽しく喋れるスキルがあったら今頃こんな不幸な身の上じゃないっての!!)
麦野「あんた、大層な紹介のされ方だったわね。世界大戦を終わらせた男って何それ? 世界大戦ってのはこの間のロシアのやつのことよね?」
上条「ああ。いや、あれは大げさに紹介されただけだよ。……大げさすぎる。俺なんて、ただ右往左往してただけさ」
麦野(気に入らない顔をするわね。自分の無力さを恥じてて、それでも決して諦めてるわけじゃないっていう、『あの野郎によく似た顔』……)
上条「麦野さんは大丈夫だったのか?」
麦野「……何が?」
上条「戦争の時。ほら、けっこう学園都市でもゴチャゴチャしてたんだろ?」
麦野「さぁね。その時は私もロシアにいたし」
上条「え!? 何で!?」
麦野「あるクソ野郎をブチ殺してやるためよ」
上条「……what?」
麦野「あの時は逃がしたけど…まさかこんなチャンスが巡ってくるとは思ってもいなかったわ。ククク…今度は絶対に逃がさない」
上条(ぎゃ、ぎゃあ!! なんか地雷踏んだ!! ってか何この人超こええ!!)
上条(多分この人今日集まってる女の子の中で一番怖い! アンタッチャブル!! そういえば『女帝』なんて紹介されてたし!!)
上条(御坂妹、姫神、普通っぽい女の子、って揃ってる中で一番怖そうな人と1対1のおしゃべり引き当てるなんて!!)
上条(だから抽選なんて嫌だったんだ! 俺なんてはずれを引くに決まってるじゃないか!! ああ、もう! 不幸だぁぁあああああ!!!!」
麦野「……だ…」
上条「はい?」
麦野「誰がはずれだこのヤロオォォァァァアアア!!!!!!」
上条「ぎゃあ!! 声に出てたぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」
上条(ぎゃ、ぎゃあ!! なんか地雷踏んだ!! ってか何この人超こええ!!)
上条(多分この人今日集まってる女の子の中で一番怖い! アンタッチャブル!! そういえば『女帝』なんて紹介されてたし!!)
上条(御坂妹、姫神、普通っぽい女の子、って揃ってる中で一番怖そうな人と1対1のおしゃべり引き当てるなんて!!)
上条(だから抽選なんて嫌だったんだ! 俺なんてはずれを引くに決まってるじゃないか!! ああ、もう! 不幸だぁぁあああああ!!!!」
麦野「……だ…」
上条「はい?」
麦野「誰がはずれだこのヤロオォォァァァアアア!!!!!!」
上条「ぎゃあ!! 声に出てたぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!!!!」
麦野「こ、殺してやるわ!!!!」
上条「ぎゃおうす!! 左手は義手だったんですね!? そんでそれを取り外した後は白い発光体がががが!!!!」
麦野「死ねぇ!!」ドヒュン!
上条「おわあ!!!!」シュパァン!
麦野「こぉんのぉおお~~~!!!!」ドヒュドヒュドヒュドヒュ!
上条「ぎゃわわわわわ!!!!」シュパパパパパパパン!
麦野「なんであたんないのよぉおお~~~!!!!」ドヒュン!
上条「すいません! 上条さん間違えました!! 麦野さんアタリっす!! 麦野さん超絶カッケーっす!!!!」シュパン!
麦野「こ、このボケぇえええ!!!!」
上条「ぎゃああああああああ!!!!」
上条「ぎゃおうす!! 左手は義手だったんですね!? そんでそれを取り外した後は白い発光体がががが!!!!」
麦野「死ねぇ!!」ドヒュン!
上条「おわあ!!!!」シュパァン!
麦野「こぉんのぉおお~~~!!!!」ドヒュドヒュドヒュドヒュ!
上条「ぎゃわわわわわ!!!!」シュパパパパパパパン!
麦野「なんであたんないのよぉおお~~~!!!!」ドヒュン!
上条「すいません! 上条さん間違えました!! 麦野さんアタリっす!! 麦野さん超絶カッケーっす!!!!」シュパン!
麦野「こ、このボケぇえええ!!!!」
上条「ぎゃああああああああ!!!!」
部下A「……LEVEL5が全力で暴れてますけど大丈夫ですかね?」
アレイスター「…! …!! ……!!!」
部下A「いや、統括理事長。バカウケしてないで」
アレイスター「…ふぅ、大丈夫だよ。あの部屋はものすごく頑丈に出来ているからね」
部下A「そうですか」
アレイスター「しかし彼はさすがだね。一体どういう星の下に生まれればこんな面白い状況ばかりに巡りあうのだろうねえ」
部下A「まあ、今回の件は多分に彼の自業自得って気がしますが」
アレイスター「そろそろ時間ってことにして止めようか。死者が出たらカップルどころじゃなくなってしまうからね」
アレイスター「…! …!! ……!!!」
部下A「いや、統括理事長。バカウケしてないで」
アレイスター「…ふぅ、大丈夫だよ。あの部屋はものすごく頑丈に出来ているからね」
部下A「そうですか」
アレイスター「しかし彼はさすがだね。一体どういう星の下に生まれればこんな面白い状況ばかりに巡りあうのだろうねえ」
部下A「まあ、今回の件は多分に彼の自業自得って気がしますが」
アレイスター「そろそろ時間ってことにして止めようか。死者が出たらカップルどころじゃなくなってしまうからね」
メカ木原「お、戻ってきたな」
上条「ぜはー…ぜはー…!」
麦野「ふぅ~…! ふぅ~…!!」
メカ木原「おいおいどんだけ激しいコミュニケーションとってきたんだよ!! 息も絶え絶えじゃねえか!! かぁ~! 最近のガキは手が早すぎておじさん戸惑っちゃうぜ!!」
麦野「うるせえ!! いいから先進めろぉ!!」
メカ木原「ん~? へえ…ほんとに色々あったみたいだな」
麦野「まじまじ見てんじゃねえよクソがあ!!」
メカ木原「はいはい。それじゃあ2組目、ブワァーっといってみようかぁ!!」
―――別室。ヒロイン達の待機部屋。
美琴「は、激しいコミュニケーションって何よ…! ま、まままま、まさかアイツ……!!」
滝壺「………」
滝壺(麦野…ひょっとしてちょっと泣いてる?)
麦野「……グスッ…」
麦野沈利。
実は他人の評価を結構気にする女。
上条「ぜはー…ぜはー…!」
麦野「ふぅ~…! ふぅ~…!!」
メカ木原「おいおいどんだけ激しいコミュニケーションとってきたんだよ!! 息も絶え絶えじゃねえか!! かぁ~! 最近のガキは手が早すぎておじさん戸惑っちゃうぜ!!」
麦野「うるせえ!! いいから先進めろぉ!!」
メカ木原「ん~? へえ…ほんとに色々あったみたいだな」
麦野「まじまじ見てんじゃねえよクソがあ!!」
メカ木原「はいはい。それじゃあ2組目、ブワァーっといってみようかぁ!!」
―――別室。ヒロイン達の待機部屋。
美琴「は、激しいコミュニケーションって何よ…! ま、まままま、まさかアイツ……!!」
滝壺「………」
滝壺(麦野…ひょっとしてちょっと泣いてる?)
麦野「……グスッ…」
麦野沈利。
実は他人の評価を結構気にする女。
第二組:一方通行・御坂妹 ―――別室に移動。
御坂妹「マジでありえねーですし。よりにもよってお前かよ、とミサカは嘆息せざるをえません」
一方通行「オッケイそのセリフそっくりそのままお返しすンぜ」
御坂妹「このトークタイムはおおよそ10分程度。600秒もこの狭い個室であなた二人きりだなんて、ミサカには拷問としか思えません」
一方通行「そォかよ。そりゃご愁傷さまでしたァ」
御坂妹「……」
一方通行「……」
御坂妹(何この沈黙……)
一方通行(なンだこの沈黙……)
御坂妹「マジでありえねーですし。よりにもよってお前かよ、とミサカは嘆息せざるをえません」
一方通行「オッケイそのセリフそっくりそのままお返しすンぜ」
御坂妹「このトークタイムはおおよそ10分程度。600秒もこの狭い個室であなた二人きりだなんて、ミサカには拷問としか思えません」
一方通行「そォかよ。そりゃご愁傷さまでしたァ」
御坂妹「……」
一方通行「……」
御坂妹(何この沈黙……)
一方通行(なンだこの沈黙……)
御坂妹「…………」
一方通行「……何分経った?」
御坂妹「62秒が経過したところです、とミサカは報告します」
一方通行「……なげえ………10分なげえよ……」
御坂妹(あれ? こんなに困ってるコイツ見んの何気にレアじゃね? とミサカは気付きます)
一方通行「………」
御坂妹(あ、頭掻きはじめた。わかりやすいなコイツ、とミサカはちょっと面白くなってきました。しかしコイツは怒ってんのか困ってんのかわかりづれーな、とミサカは観察を続けます)
一方通行「……オイ、なンか喋れよ」
御坂妹「わーお、コイツ状況の打破を女の子に丸投げしやがった、とミサカは驚きと失望を隠せません」
御坂妹「最強のくせにwww第一位のくせにwwwwおい、得意のベクトル操作でこの空気のベクトル何とかしてくれよwwwwwwwとミサカは馬脚を現したあなたをプゲラします」
一方通行「マジでなンなのオマエ? さすがにちょっと頭くンですけど」
一方通行「……何分経った?」
御坂妹「62秒が経過したところです、とミサカは報告します」
一方通行「……なげえ………10分なげえよ……」
御坂妹(あれ? こんなに困ってるコイツ見んの何気にレアじゃね? とミサカは気付きます)
一方通行「………」
御坂妹(あ、頭掻きはじめた。わかりやすいなコイツ、とミサカはちょっと面白くなってきました。しかしコイツは怒ってんのか困ってんのかわかりづれーな、とミサカは観察を続けます)
一方通行「……オイ、なンか喋れよ」
御坂妹「わーお、コイツ状況の打破を女の子に丸投げしやがった、とミサカは驚きと失望を隠せません」
御坂妹「最強のくせにwww第一位のくせにwwwwおい、得意のベクトル操作でこの空気のベクトル何とかしてくれよwwwwwwwとミサカは馬脚を現したあなたをプゲラします」
一方通行「マジでなンなのオマエ? さすがにちょっと頭くンですけど」
一方通行「………」
御坂妹(あ、なんかちょっとへこんでるくさい。さすがに言い過ぎましたか、とミサカは舌を出して反省します。ぺろり)
一方通行「……その舌ねじ切ンぞテメエ」
御坂妹「いやん。女の子の軽い茶目っ気も容認できないなんて心が狭いですね、とミサカはあなたを批判します。それじゃ上位個体の相手なんてとてもとても」
御坂妹「ふむ。共通の話題としては彼女のことがありましたね。というか、彼女のことしか無いというべきでしょうか」
一方通行「あァ、おいそのことなンだけどよ」
御坂妹「とりあえずあなたにはお礼を言っておきましょう、とミサカは小さく頭を下げます。ぺこり」
一方通行「軽く相槌打ったようにしか見えねェンだけど」
御坂妹「あなたに頭を下げるという屈辱に、ミサカがギリギリ耐えられるラインがこれでした」
一方通行「あっそォ。ってか、お礼ってなンのことだよ」
御坂妹(あ、なんかちょっとへこんでるくさい。さすがに言い過ぎましたか、とミサカは舌を出して反省します。ぺろり)
一方通行「……その舌ねじ切ンぞテメエ」
御坂妹「いやん。女の子の軽い茶目っ気も容認できないなんて心が狭いですね、とミサカはあなたを批判します。それじゃ上位個体の相手なんてとてもとても」
御坂妹「ふむ。共通の話題としては彼女のことがありましたね。というか、彼女のことしか無いというべきでしょうか」
一方通行「あァ、おいそのことなンだけどよ」
御坂妹「とりあえずあなたにはお礼を言っておきましょう、とミサカは小さく頭を下げます。ぺこり」
一方通行「軽く相槌打ったようにしか見えねェンだけど」
御坂妹「あなたに頭を下げるという屈辱に、ミサカがギリギリ耐えられるラインがこれでした」
一方通行「あっそォ。ってか、お礼ってなンのことだよ」
御坂妹「話の流れからしてあの子のことしかないでしょう、とミサカは呆れた眼差しを向けつつ答えます」
一方通行「それくらいわかるわボケ。礼なンて言われる筋合いがねえっつってンだよ」
御坂妹「この間の世界大戦の時にもあの子のために色々と骨を折ってくれたそうですし、まあそれ以外のことについても――」
御坂妹「あの子が笑って日々を生きていくことが出来ているのは、あなたのおかげである部分が少なくないようですので」
御坂妹「あの子の姉(身体的な意味で)としては、やはり一言お礼をいっておくべきなのでしょう、とミサカは判断しました。だから――」
御坂妹「ありがとう」
一方通行「それくらいわかるわボケ。礼なンて言われる筋合いがねえっつってンだよ」
御坂妹「この間の世界大戦の時にもあの子のために色々と骨を折ってくれたそうですし、まあそれ以外のことについても――」
御坂妹「あの子が笑って日々を生きていくことが出来ているのは、あなたのおかげである部分が少なくないようですので」
御坂妹「あの子の姉(身体的な意味で)としては、やはり一言お礼をいっておくべきなのでしょう、とミサカは判断しました。だから――」
御坂妹「ありがとう」
一方通行「………」
一方通行はしばらく言葉を発することが出来なかった。
ポカンと口を開いたまま、御坂妹を怪訝そうに見つめている。
御坂妹「ちょ、何マジマジと見てるんですか。やめてください訴えますよ、とミサカはあなたの粘つく視線から身をかばいます」
御坂妹のその一言で一方通行はようやく我を取り戻す。
それから、ぼりぼりと頭を掻きはじめた。
言葉を、探しているようだ。
一方通行「……ったく、相変わらずテメエらの考えてることはわっけわかンねェな」
笑っているような、困っているような顔で一方通行は口を開く。
一方通行「脳みそどう回転すりゃそンな言葉が出てくンだよ。俺がテメエらに何してきたか忘れたのか?」
御坂妹「もちろん忘れていませんよ。もしかすると恨んですらいるでしょう。ですがまあ、過去は過去、今は今、未来は未来ということで」
御坂妹「と、ミサカはいつまでも過去をグジグジ引っ張るあなたに胸を張ってみせます」
一方通行はしばらく言葉を発することが出来なかった。
ポカンと口を開いたまま、御坂妹を怪訝そうに見つめている。
御坂妹「ちょ、何マジマジと見てるんですか。やめてください訴えますよ、とミサカはあなたの粘つく視線から身をかばいます」
御坂妹のその一言で一方通行はようやく我を取り戻す。
それから、ぼりぼりと頭を掻きはじめた。
言葉を、探しているようだ。
一方通行「……ったく、相変わらずテメエらの考えてることはわっけわかンねェな」
笑っているような、困っているような顔で一方通行は口を開く。
一方通行「脳みそどう回転すりゃそンな言葉が出てくンだよ。俺がテメエらに何してきたか忘れたのか?」
御坂妹「もちろん忘れていませんよ。もしかすると恨んですらいるでしょう。ですがまあ、過去は過去、今は今、未来は未来ということで」
御坂妹「と、ミサカはいつまでも過去をグジグジ引っ張るあなたに胸を張ってみせます」
一方通行は、呆れているような、やっぱり笑っているような、そんな顔で御坂妹に目を向ける。
一方通行「……ハッ、馬鹿は楽でいいな」
御坂妹「馬鹿っていう方が馬鹿なんですよ、とミサカはちょっとカチンときて言い返します。バーカバーカ。もやしー」
一方通行「ガキかオマエは……あァ、実際ガキなンだったな」
御坂妹「が、ガキとはなんですか。言っておきますがミサカの肢体が未だ未成熟なのはお姉様の遺伝子によるものなので、ミサカに責はありません。もっとも、このままお子ちゃまボディに甘んじる気はさらさらありませんが、とミサカは宣言します」
体の(主に胸の)ボリュームアップのために行っている毎日の努力を語りだした御坂妹を適当にあしらいつつ、一方通行は嘆息する。
いつのまにか結構な時間が経過してしまった気がする。
時間はあとどれくらい残っているのだろうか。
アナウンス『時間です。二人ともスタジオにお戻りください』
狙い澄ましたかのように終了を告げる声が響いた。
一方通行は舌をうつ。
御坂妹のお礼とやらに遮られて、最も大事な用件をまだ話していない。
一方通行「……ハッ、馬鹿は楽でいいな」
御坂妹「馬鹿っていう方が馬鹿なんですよ、とミサカはちょっとカチンときて言い返します。バーカバーカ。もやしー」
一方通行「ガキかオマエは……あァ、実際ガキなンだったな」
御坂妹「が、ガキとはなんですか。言っておきますがミサカの肢体が未だ未成熟なのはお姉様の遺伝子によるものなので、ミサカに責はありません。もっとも、このままお子ちゃまボディに甘んじる気はさらさらありませんが、とミサカは宣言します」
体の(主に胸の)ボリュームアップのために行っている毎日の努力を語りだした御坂妹を適当にあしらいつつ、一方通行は嘆息する。
いつのまにか結構な時間が経過してしまった気がする。
時間はあとどれくらい残っているのだろうか。
アナウンス『時間です。二人ともスタジオにお戻りください』
狙い澄ましたかのように終了を告げる声が響いた。
一方通行は舌をうつ。
御坂妹のお礼とやらに遮られて、最も大事な用件をまだ話していない。
御坂妹「終了だそうです。思ったよりも早く時間が過ぎましたね。意外でした」
そんな一方通行の思惑などよそに、御坂妹はさっさと個室を出ようとする。
もう説明している時間は無い。
一方通行「チッ……オイ!」
御坂妹「なんでしょう? とミサカは振り向きます」
一方通行「お前、俺を選べよ」
御坂妹「……はい?」
一方通行「二度言わせンな。つべこべ言わずに俺のボタンを押せっつってンだよ」
御坂妹「へ? は?」
アナウンス『トークタイムは終了しています。早く戻ってください』
一方通行「わァってンよクソッタレ! チッ、オラ行くぞ」
御坂妹「…お、おぅ?」
御坂妹は混乱のまま、とりあえず一方通行の背中を追った。
そんな一方通行の思惑などよそに、御坂妹はさっさと個室を出ようとする。
もう説明している時間は無い。
一方通行「チッ……オイ!」
御坂妹「なんでしょう? とミサカは振り向きます」
一方通行「お前、俺を選べよ」
御坂妹「……はい?」
一方通行「二度言わせンな。つべこべ言わずに俺のボタンを押せっつってンだよ」
御坂妹「へ? は?」
アナウンス『トークタイムは終了しています。早く戻ってください』
一方通行「わァってンよクソッタレ! チッ、オラ行くぞ」
御坂妹「…お、おぅ?」
御坂妹は混乱のまま、とりあえず一方通行の背中を追った。
メカ木原「オイオイ何いきなり延長希望してんだよ一方通行。お前実はすんげえやる気なんじゃねえの?」
一方通行「るっせェよ。サッサと次にいけ」
メカ木原「かっかっか。そうかそうか。フィーリングタイムが待ちきれねえか。お前がノリノリでおにいさんは嬉しいぜ一方通行」
メカ木原「そんじゃ、そんなアクセラちゃんのご希望通りさくさく進めちまおう。次のトークタイムは誰だぁ!?」
一方通行「るっせェよ。サッサと次にいけ」
メカ木原「かっかっか。そうかそうか。フィーリングタイムが待ちきれねえか。お前がノリノリでおにいさんは嬉しいぜ一方通行」
メカ木原「そんじゃ、そんなアクセラちゃんのご希望通りさくさく進めちまおう。次のトークタイムは誰だぁ!?」
第三組:浜面仕上・佐天涙子 ―――別室に移動。
佐天「ど、どうも、初めまして。私、佐天涙子っていいます」
浜面「お、おう。俺は浜面仕上。よ、よろしく」
佐天(え、えーと、どうしよう。どんな話したらいいんだろ)
浜面(この子大人びてはいるけどどう見たって年下だよなあ。くそー、やっぱ俺が会話をリードしてやんなきゃなんないよな~)
浜面「え~と、佐天ちゃん? 涙子ちゃん? どっちで呼んだ方がいい?」
佐天「あ、ど、どっちでも大丈夫ですよ」
浜面「じゃあ涙子ちゃんで。俺のことは好きに呼んでくれていいよ」
佐天「じゃ、じゃあ浜面…さんって呼ばせてもらいます」
浜面(どうすっかな。まあ適当に世間話してれば10分なんてあっという間だろ)
佐天(うわ~、男の人に名前で呼ばれるとやっぱドキっとしちゃうな~)
佐天「ど、どうも、初めまして。私、佐天涙子っていいます」
浜面「お、おう。俺は浜面仕上。よ、よろしく」
佐天(え、えーと、どうしよう。どんな話したらいいんだろ)
浜面(この子大人びてはいるけどどう見たって年下だよなあ。くそー、やっぱ俺が会話をリードしてやんなきゃなんないよな~)
浜面「え~と、佐天ちゃん? 涙子ちゃん? どっちで呼んだ方がいい?」
佐天「あ、ど、どっちでも大丈夫ですよ」
浜面「じゃあ涙子ちゃんで。俺のことは好きに呼んでくれていいよ」
佐天「じゃ、じゃあ浜面…さんって呼ばせてもらいます」
浜面(どうすっかな。まあ適当に世間話してれば10分なんてあっという間だろ)
佐天(うわ~、男の人に名前で呼ばれるとやっぱドキっとしちゃうな~)
浜面「でさあ、その時見に行った映画がまたつまんねーのなんのって」
佐天「あ、私も見たことありますよそれ。結構面白くなかったですか? なんかこう、スタッフの思惑とか想像しちゃったりして」
浜面「うわ。涙子ちゃん俺の知り合いの変人と似たようなこと言ってる」
佐天「変人なんてひどいこといいますね。その人どんな人なんですか?」
浜面「会話中に『超』って超はさむ」
佐天「あはは、そりゃ変人だ。浜面さんって休みの日とか何してるんですか?」
浜面「車いじったりしてるかな。免許持ってないんだけど」
佐天「ダメじゃないですかそれ」
浜面「はっ、交通法規なんてちんけなルールじゃ俺は縛れねえんだよ」
佐天「カッコいいこと言ってもダメですよ。法律はちゃんと守ってください」
浜面「真面目だな涙子ちゃん」
佐天「普通です」
佐天「あ、私も見たことありますよそれ。結構面白くなかったですか? なんかこう、スタッフの思惑とか想像しちゃったりして」
浜面「うわ。涙子ちゃん俺の知り合いの変人と似たようなこと言ってる」
佐天「変人なんてひどいこといいますね。その人どんな人なんですか?」
浜面「会話中に『超』って超はさむ」
佐天「あはは、そりゃ変人だ。浜面さんって休みの日とか何してるんですか?」
浜面「車いじったりしてるかな。免許持ってないんだけど」
佐天「ダメじゃないですかそれ」
浜面「はっ、交通法規なんてちんけなルールじゃ俺は縛れねえんだよ」
佐天「カッコいいこと言ってもダメですよ。法律はちゃんと守ってください」
浜面「真面目だな涙子ちゃん」
佐天「普通です」
佐天「浜面さんは学校どこに行ってるんですか?」
浜面「んにゃ、そんなもんとっくにやめたよ」
佐天「ほほう、浜面さんくらい凄い能力者になれば、もはや学校なんて行く意味はないと」
浜面「はあ? いやいや、俺無能力者(LEVEL0)だし」
佐天「えっ!? だ、だって紹介の時『LEVEL5を倒した男』って…!」
佐天涙子は驚愕する。
無能力者(LEVEL0)でありながら超能力者(LEVEL5)を倒す。
つまりそれは、自分があの常盤台の『超電子砲(レールガン)』御坂美琴を打倒するようなものではないか。
無理だ。無理すぎる。不可能指令ここに極まれりだ。
佐天「すごい…一体どうやって……」
浜面「いや~…まあ、その、色々と……」
浜面は口を濁す。
この話は女子中学生にするにはちょっと血生臭すぎる。
それに、そのLEVEL5は生きていて、しかもこのゲームに一緒に参加しちゃっているのだ。
言えるわけがない。
浜面「んにゃ、そんなもんとっくにやめたよ」
佐天「ほほう、浜面さんくらい凄い能力者になれば、もはや学校なんて行く意味はないと」
浜面「はあ? いやいや、俺無能力者(LEVEL0)だし」
佐天「えっ!? だ、だって紹介の時『LEVEL5を倒した男』って…!」
佐天涙子は驚愕する。
無能力者(LEVEL0)でありながら超能力者(LEVEL5)を倒す。
つまりそれは、自分があの常盤台の『超電子砲(レールガン)』御坂美琴を打倒するようなものではないか。
無理だ。無理すぎる。不可能指令ここに極まれりだ。
佐天「すごい…一体どうやって……」
浜面「いや~…まあ、その、色々と……」
浜面は口を濁す。
この話は女子中学生にするにはちょっと血生臭すぎる。
それに、そのLEVEL5は生きていて、しかもこのゲームに一緒に参加しちゃっているのだ。
言えるわけがない。
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