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元スレ明久「秀吉って誰が好きなんだろう?」
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~木下宅~
秀吉「とりあえずは愛子いわく③を実践に移すための下準備じゃ」
秀吉「姉上、本を貸してくれんか」
優子「いいわよ、なんの?」
秀吉「あの薄っぺらい…」
優子「だめ」
秀吉「なぜじゃ!?」
優子「これならいいわよ」
秀吉「む? なんじゃこれは」
優子「姉×弟n…」
秀吉「し、失礼しましたのじゃ!」
ガチャ
タタタ…
秀吉「前の一件から姉上の態度が変わっているのじゃ…、やはりこういうことで頼りになるのはムッツリーニと、工藤愛子じゃの…」
~秀吉の部屋~
秀吉「さて、いろんな資料を借りてきたのじゃ」
秀吉「結局ムッツリーニは卒倒してしまって役に立たんかったの…」
秀吉「して、愛子いわく③! “受け側の心得”?」
秀吉「愛子は、わしは“受け”だと言っておったから、そのことじゃろうの」
秀吉「なになに…、尻の穴を…ピ------------のは常識、マニアックにいきたいならピ-----なピ----がピ-----もオススメ…」
秀吉「…ここは強気にはなれぬ…。 しかしローションとやらも工藤から貰ったし…、よし! 善は急げじゃ! 待っておれ明久!」
~優子の部屋~
『あっ! んん……』
『んふ…ぅ…、あぅ…』
『あっくぅ……ふ…』
優子「………………」
『んあっ…あ…』
優子「くぅっ…我慢………!」
『あん……』
優子「……」
『明久ぁ………んん……』
優子「」ブチッ
~翌朝、登校路~
明久「あっ! 秀吉!」
秀吉「明久…」
明久「秀吉、どうしたの? 制服ヨレヨレだし、疲れが滲み出てる……」
秀吉「まさか姉上に開発されるとは思わなかったのじゃ……」
明久「開発? よくわかんないけど…、秀吉! きのうはごめん!」
秀吉「別にいいのじゃ、ただし、暇な時はわしに付きっきりでいてもらうぞ?」
明久「…! 秀吉ー!」ガバッ
秀吉「明久…」ナデナデ
瑞希「はい、あーん…」
美波「アキ! こっちもあーん!」
明久「あ、あーん…」
秀吉「…」ジトッ…
優子「ほら、秀吉、ご飯粒ついてるわよ」
秀吉「だからなぜ姉上がここにいるのじゃ…」
優子「あら、別に昼休みくらいFクラスと一緒にいたっていいじゃない、成績さえ悪くならなければ」
翔子「あーん…」
雄二「熱々おでん!? や、やめろ!」
ジュッ
雄二「あちぃ!」
愛子「はい、あーんして」
康太「……」ブンブンブンブン
秀吉「さて、変わりない日々が過ぎてはや2週間」
秀吉「そろそろ頃合いかの」
ガチャ
優子「あれ、今日はやらないの?」
秀吉「や、やらぬのじゃ! しかもなぜ当然のように入ってくるんじゃ!」
優子「…」ガシッ
秀吉「ひぃっ!」
ppppppppp……
秀吉「電話! ほら、わしの携帯に電話! きっと学校からじゃ!」
優子「チッ…」
…バタン
秀吉「ふぅ…助かったのじゃ…、む? 明久からじゃ」
ピッ
明久『もしもし、秀吉?』
秀吉「うむ、どうしたのじゃこんな時間に?」
明久『今日は流星群が見れるらしいんだ! 一緒に見に行こうよ!』
秀吉「流星群…、うむ、見たいのじゃ」
明久『じゃあ9時に〇〇公園でね!』
秀吉「うむ、了解じゃ」
~吉井宅~
明久「えへへー、久しぶりにデートだー」
玲「あきくん、不純異性交遊ですか?」
明久「はいはーい」フワフワ
~~~~~~
明久「さて、そろそろ出るかな…」
ガチャ
明久「いってきまーす!」
~~~~~~
秀吉「さすがに早過ぎたかの…」
秀吉「しかし、実行に移す又とないチャンスじゃ、それに久しぶりに2人きり……」
秀吉「……えへ」
秀吉「まだかの…。まだ早過ぎるか…」
~~~~~~
明久「…ん? あれ、姫路さん?」
瑞希「…」フラフラ
明久「…あれ、なんかすっごいデジャブ、すっごい嫌な予感……」
瑞希「…」フラフラ
ドサッ
明久「! 姫路さん!」
瑞希「あ…」ハァハァ
明久「すごい熱…、そうだ、たしかすぐ近くに夜間病院が…!」
瑞希「吉井くん…」
明久「大丈夫? すぐ病院に着くからね」
秀吉「明久…、遅いのう…」
~~~~~
明久(しまった…! 携帯を家に忘れてしまった…!)
医師「典型的な風邪ですね、こじらせてしまったんでしょう…。 まあ、点滴を打っていますんで、今晩だけ入院ということになりますが…」
明久「あ、あの、公衆電話は…」
医師「それなら、廊下の突き当たりにありますよ」
明久「じゃ、じゃあ、ちょっと電話を…」
ガシッ
瑞希「そばに…いてください…」コホコホ
明久「…!」
医師「……看護婦も足りていませんし、出来ればついていてくれたほうが…」
瑞希「お願いします……」ウルウル
明久「あ、あの、電話だけ…」
瑞希「吉井くん…」
ガシッ
明久(どうすれば…!)
~~~~~~
秀吉「…」
秀吉「…」スック
秀吉「…………………帰るか、の」
………
……
…
秀吉「…」トボトボ
秀吉「流星群……見上げる気にもならんかったのう……」トボトボ
「あっあの娘かわいくね?」
「おー一人じゃん、声かけてみんべ」
「ねえねえ! 今晩ヒマ!?」
秀吉「…うるさいのじゃ」
「あー、つれなーい」
「大丈夫だよー一緒に遊ぶだけだしさー」
ガシッ
秀吉「…!」
「おほー柔らかーい」
「もうここで頂いちゃいますってwwww」
秀吉「は、離すのじゃ! わしに触るな!」
「おーいくら女の子だからって口の聞き方ってもんがあるでしょー」
「かまわねえからもうここでやっちまうべ」
グィッ
秀吉「やめ…!」
ガキィィィン
「へぶぅ!」ドシャッ
優子「あんたら、よくも私の弟に手を出そうとしてくれたわね…」ゴゴゴ
秀吉「あ、姉上…」
「ちょ 待て! 鉄パイプはあぶねーしwww」
優子「問答無用!」
スコー………ン
~~~~~
秀吉「姉上…なぜここに…?」
優子「それはこっちの台詞よ! あんたいま何時だと思ってんの!?」
秀吉「…」
優子「万が一のことがあっちゃいけないと思って探してたら案の定…」
秀吉「…姉上」グス
まてぬ 待てぬのじゃ。>>1、わしはおぬしがいないとムラムラして・・・もう・・・っ"
優子「しっかしこんな時間に秀吉を一人で帰させるなんて、あのバカは…」
秀吉「姉上ぇ…ヒック」ポロポロ
優子「秀吉!? ちょっとマジ泣きじゃない! そんなに怖かったの?」ポンポン
秀吉「姉上…、わしは捨てられたのじゃぁ……」ポロポロ
優子「………………はあ!?」
秀吉「う…、うああぁぁぁん!!!!」ポロポロ
~木下宅~
秀吉「…グス」
優子(あのバカが秀吉を捨てる…? いくらなんでもそれは…)
秀吉「…ヒック」
優子「秀吉…」サスサス
秀吉「うぅ…姉上…」
優子「ちょっとは落ち着いた?」
秀吉「…うむ」
優子「…落ち着いて、もう一回だけ電話をかけてみなさい」
秀吉「そ、そうじゃの…もう一回…」ppp
優子「…」
秀吉「…」
優子「…」
秀吉「…」ジワ
優子「ちょ、もう切りなさい」
優子「もう今日は寝なさい、私が添い寝するわ」
秀吉「…姉上、それは」
優子「一人で寝るよりはマシでしょ」
秀吉「……うむ」
優子(我慢できるかしら…)
…………
………
……
…
~翌朝~
チュンチュン
秀吉「なんという重々しい朝じゃ…」
優子「今日ぐらいは学校休んでも…」
秀吉「いや、ただでさえFクラスなのじゃ…、これくらいで休むわけにはいかぬ」
優子(これくらいって…、結局一晩中私に抱き着いて泣いてたのに)
秀吉「行ってきますのじゃ」
優子「待ちなさい、今日は私も一緒に行くわ」
~~~~
秀吉「はぁ…」トボトボ
優子(いくらバカでも、連絡無しにすっぽかすなんて…)
秀吉「あ、雄二じゃ…」
優子(ちゃんと調べたほうがよさそうね…)
雄二「おー秀吉」
秀吉「雄二、おはようなのじゃ」
雄二「おう、どうだ? 最近、あいつとは」
秀吉「…」ビクッ
優子「…」ギロッ
雄二「さ、殺気!? どこから…」
秀吉「相変わらず、といったとこ、かの…」
雄二「そうかー、あいつ、きのうも一晩中姫路と一緒にいたみたいだしなー」
優子「…!」
秀吉「う、嘘じゃ…」
雄二「へ? いや、嘘では…」
秀吉「嘘じゃあ!」グス
優子「ちょっとその話、詳しく聞かせてもらえる?」
雄二「詳しくって…、あ、ほら、本人達に聞いたほうが早い……」
瑞希「きのうは本当にありがとうございました…」
明久「いや、その、仕方ないよ…」
優子「…!」ミシミシ
秀吉「嘘…じゃ…」
明久「あ! 秀吉! きのうh」
秀吉「うああぁあぁぁぁん!!!!」
ダッ
明久「秀吉!! 待って!!」
バキッ
明久「はうっ!」ドシャッ
優子「覚えときなさい…!」ギラッ
タタタ…
~学校~
鉄人「よーし席につけーい」
明久「あの、まだ秀吉が…」
鉄人「木下は姉弟で風邪で休みだそうだ」
明久「…」
雄二「……こりゃただ事じゃないな…」
康太「…さすがに今回は首を突っ込めない」
~放課後~
ガシッ
須川「明久、話がある」
明久「え? 僕は今から秀吉の家に…」
須川「とにかく来い」
~どっかの物置~
須川「異端審問会だ」
明久「…」
須川「罪状は、わかってるか?」
明久「…うん」
須川「木下秀吉本人の気持ちを考えて、お前達が付き合っていることも我々は黙認してきた」
明久「…はい」
須川「どんな理由があったにせよ、さすがに今回は見逃すことはできない」
明久「うぅ…」
須川「ただな、それでもまだお前をかばう人物がいてだな」
明久「え?」
須川「自分が罰を下すから、身柄を引き渡して欲しいと言ってきた」
明久「それってかばってるの?」
須川「我々の罰を、もとい極刑を受けるか、その方に身を委ねるか、どっちだ?」
明久「……、その人に委ねます……」
須川「よし、ならば着替えろ」
バサッ
明久「え!? これ女装セットじゃない!」
須川「自分で着替えないなら我々が無理矢理…」
明久「着ます着ます喜んで着ます!!」
~~~~~
明久「着替えたよ…」フリフリ
「アキちゃん…!」
「おお…!」
須川「…よし、目隠しを付けろ!」
バッ
明久「うわ! なんで目隠し!?」
須川「よし、連れていけ!!」
「「「おおーー!!!!」」」
明久「ど、どこに連れていくのさー!?」
ドドドドドド…………
…
……
………
~…の部屋~
……ドドドドドド
ガチャ
「「「そーれ!!」」」
ポーイ
ドシャッ
明久「ぶへっ!」
須川「引き上げ!」
「「「おおー!!」」」
ドドドドドド………
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