私的良スレ書庫
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元スレ唯「あ、けいちゃん先生!」桑田佳祐「はいはい。」

みんなの評価 : ★★★×25
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さわ子「・・・やっぱり・・・。」
桑田「なんか隠してたみたいで、すみません。」
さわ子「いえ、良いんですよ。気にしないで下さい。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達ね・・?」
桑田「え?」
さわ子「凄く桑田先生の事庇うんですよ?私は別に何かするつもりはないのに、‘桑田先生をクビにしないで下さい!’って。」
桑田「・・・」
桑田「なんか隠してたみたいで、すみません。」
さわ子「いえ、良いんですよ。気にしないで下さい。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達ね・・?」
桑田「え?」
さわ子「凄く桑田先生の事庇うんですよ?私は別に何かするつもりはないのに、‘桑田先生をクビにしないで下さい!’って。」
桑田「・・・」
さわ子「くわっちょは私達の為に、自分を犠牲にして憎まれ役を買って出てくれたんだって・・だから、何も悪くないって。くわっちょに誤りたいって。・・・田井中さんが。」
桑田「・・・!律が・・・?」
さわ子「はい。目を真っ赤にしながら。」
桑田「・・・嫌われたと思ってたな。」
さわ子「ふふ、いつも言ってますけど、あの子達本当にいい子なんですよ?」
桑田「・・・」
さわ子「そんな簡単に、桑田先生を嫌いになる訳がないじゃないですか・・・」
桑田「・・・!律が・・・?」
さわ子「はい。目を真っ赤にしながら。」
桑田「・・・嫌われたと思ってたな。」
さわ子「ふふ、いつも言ってますけど、あの子達本当にいい子なんですよ?」
桑田「・・・」
さわ子「そんな簡単に、桑田先生を嫌いになる訳がないじゃないですか・・・」
桑田「・・・そうか・・・・。」
桑田は、安易に‘元の世界に戻りたい’と思った事を悔やんだ。
自分がそんな逃げの体勢に入っていたのに、彼女達のなんと強い事か。
多少の安堵と罪悪感が、溜め息となって桑田の口から出た。
さわ子「・・・ねぇ、桑田先生。」
桑田「はい。」
さわ子「メジャーって、一体何なんでしょうね・・・」
桑田「・・・」
さわ子「夢や希望を持って・・目指している人はたくさんいるのに、その先にいる人達は、‘来ないほうが言い’って言う・・・。」
桑田「・・・」
さわ子「きっと、私には想像も尽かないような酷いこと、大変なこと・・たくさんあるんでしょうね?」
桑田は、安易に‘元の世界に戻りたい’と思った事を悔やんだ。
自分がそんな逃げの体勢に入っていたのに、彼女達のなんと強い事か。
多少の安堵と罪悪感が、溜め息となって桑田の口から出た。
さわ子「・・・ねぇ、桑田先生。」
桑田「はい。」
さわ子「メジャーって、一体何なんでしょうね・・・」
桑田「・・・」
さわ子「夢や希望を持って・・目指している人はたくさんいるのに、その先にいる人達は、‘来ないほうが言い’って言う・・・。」
桑田「・・・」
さわ子「きっと、私には想像も尽かないような酷いこと、大変なこと・・たくさんあるんでしょうね?」
すみません。ちょっと疲れたみたいです。
今日は休みなので、昼頃また再開します!
よろしければ保守お願いします。
今日は休みなので、昼頃また再開します!
よろしければ保守お願いします。
>>428
口調もうちょっと真似る努力しろw
口調もうちょっと真似る努力しろw
正直サザンってそんなに好きじゃなかったけど
このSS読んで聴き直してみたくなったわ
だから紫煙
このSS読んで聴き直してみたくなったわ
だから紫煙
紛らわしかったみたいですまんが俺は作者じゃないお
家帰ってじっくり読みたいからだお
家帰ってじっくり読みたいからだお
戻りました!保守して下さった皆様、本当にありがとうございます!
再開します。
再開します。
桑田「・・まぁ、はい。。」
さわ子「・・・けど、どうしてでしょうか・・あの子達ならもしかしたらって思えるんです。・・ふふ、教え子だからでしょうかね?不思議なんですけど・・・。」
桑田「・・・それは・・実は俺も少し感じています。彼女達には暗い影が全く見当たらないし、明らかに他とは違う何かがある。」
さわ子「・・はい。」
桑田「・・・でも・・」
さわ子「・・えぇ、わかってます。あの子達の力だけではどうにもならない事もあるんですよね・・・?」
さわ子「・・・けど、どうしてでしょうか・・あの子達ならもしかしたらって思えるんです。・・ふふ、教え子だからでしょうかね?不思議なんですけど・・・。」
桑田「・・・それは・・実は俺も少し感じています。彼女達には暗い影が全く見当たらないし、明らかに他とは違う何かがある。」
さわ子「・・はい。」
桑田「・・・でも・・」
さわ子「・・えぇ、わかってます。あの子達の力だけではどうにもならない事もあるんですよね・・・?」
さわ子「・・どの世界もそうなんでしょうね・・・強い力に、小さな主張は通らない・・それが例え、どんなに正しくてどんなに理想的な事でも・・。」
桑田「・・・」
さわ子「・・・でも。」
さわ子「強い力を持っている人も、そんな不条理な中を生き抜いて来た筈なんですよね。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達だけの力で何とかならなくても、同じ事を思ってる人があつまれば・・強い力を持ってる人達の中に、それに賛同してくれる人がいれば・・・・
若い力が変化を促していけば、きっと世界も変わって行くんじゃないでしょうか・・」
桑田(・・・!)
さわ子「・・なんて都合良すぎでしょうかね?ふふ。」
桑田「・・・」
さわ子「・・・でも。」
さわ子「強い力を持っている人も、そんな不条理な中を生き抜いて来た筈なんですよね。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達だけの力で何とかならなくても、同じ事を思ってる人があつまれば・・強い力を持ってる人達の中に、それに賛同してくれる人がいれば・・・・
若い力が変化を促していけば、きっと世界も変わって行くんじゃないでしょうか・・」
桑田(・・・!)
さわ子「・・なんて都合良すぎでしょうかね?ふふ。」
桑田(他の人達の理解・・・特に上の人間の・・・考えた事もなかった・・・。)
さわ子「・・・なんかおかしなお話をしてしまいましたね。とにかく、あの子達と早く仲直りをして欲しいと思ってお呼びしたんです。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達にとって・・・桑田先生はもう仲間であり、恩師なんですよ。」
桑田「恩師・・・。」
さわ子「うふふ、赴任一週間で、凄いですね。先生。・・・では、私はそろそろ失礼します。また明日、学校でお会いしましょうね。」スタスタスタ
さわ子「・・・なんかおかしなお話をしてしまいましたね。とにかく、あの子達と早く仲直りをして欲しいと思ってお呼びしたんです。」
桑田「・・・」
さわ子「あの子達にとって・・・桑田先生はもう仲間であり、恩師なんですよ。」
桑田「恩師・・・。」
さわ子「うふふ、赴任一週間で、凄いですね。先生。・・・では、私はそろそろ失礼します。また明日、学校でお会いしましょうね。」スタスタスタ
桑田「・・・」
桑田(若い力・・世界を変えて行く力。)
桑田(力を持つ上の人間がそれに力を貸せば・・もしかすると・・)
桑田(・・いや、それでも、そんなに簡単な問題じゃない。そんな簡単に変わるんなら、もうとっくに変わっている筈だ。)
桑田「でも・・・」
音楽を音楽として心から楽しめる世界。仲間で、みんなで笑いながら楽しめる世界。金や力関係に気兼ねすることなく、純粋に音楽に向き合える世界・・・
そんな音楽業界がそんな世界になれば、どんなに素晴らしいだろう。
・・そう。
桜高軽音楽部のようになれば。
桑田(若い力・・世界を変えて行く力。)
桑田(力を持つ上の人間がそれに力を貸せば・・もしかすると・・)
桑田(・・いや、それでも、そんなに簡単な問題じゃない。そんな簡単に変わるんなら、もうとっくに変わっている筈だ。)
桑田「でも・・・」
音楽を音楽として心から楽しめる世界。仲間で、みんなで笑いながら楽しめる世界。金や力関係に気兼ねすることなく、純粋に音楽に向き合える世界・・・
そんな音楽業界がそんな世界になれば、どんなに素晴らしいだろう。
・・そう。
桜高軽音楽部のようになれば。
忘れかけていた音楽の楽しさ。
心から音楽を楽しむなんて、そんな当たり前の事をどうして忘れていたんだろう。
・・思い出させてくれたのは、紛れも無くHTTのメンバー達だ。
彼女達が、純粋な、本当の気持ちに呼び覚ましてくれた。
当たり前で、一番大事な事を・・・。
桑田(・・・俺は。)
一瞬とは言え、彼女達の笑顔を奪ってしまった。
彼女達は何も悪くないのに、ただ純粋に音楽の道を進みたがっているだけなのに・・・。
心から音楽を楽しむなんて、そんな当たり前の事をどうして忘れていたんだろう。
・・思い出させてくれたのは、紛れも無くHTTのメンバー達だ。
彼女達が、純粋な、本当の気持ちに呼び覚ましてくれた。
当たり前で、一番大事な事を・・・。
桑田(・・・俺は。)
一瞬とは言え、彼女達の笑顔を奪ってしまった。
彼女達は何も悪くないのに、ただ純粋に音楽の道を進みたがっているだけなのに・・・。



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