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    元スレハルヒ「変な奴」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - キョン + - キョン「俺の歌を聞け!」 + - マクロス + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 熱気バサラ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    502 :

    アンコール! アンコール!

    504 = 431 :

    今読み直したけどなんかイミフなところとかあれば答えますよー

    505 :

    朝倉の退場

    506 = 385 :

    答えなくていいから第2部書きためてろ

    508 = 431 :

    >>505

    朝倉さんは
    みくるボッコボコにされる→みくるの火力不足で殺しきれない→古泉達が阻止しようとする
    →神人登場→出血多量でベルベットルームって感じでお願いします


    >>506

    そういってくれてありがたーい!!!!
    実はこっそりと2部考えてるからある程度まとまったら投下しようと思ってる

    509 = 385 :

    ほしゅはまかせろ

    510 = 431 :

    >>509
    え?今投下するって流れ?
    ちょっと待ってて、妹風呂にぶち込んでくる
    それからやってやるってばよ!

    512 = 431 :

    ハルヒ「変な奴」    後日談~


    ハルヒ「暑い~……」グデン

    キョン「うるせえな」

    ハルヒ「なんであんたそんなに元気なのよ」

    キョン「暑いほうが俺の熱いハートをぶつけやすいんだよ」

    ハルヒ「あんた暑苦しいわね」

    キョン「うるせえな、暑い時こそ熱いハートだろ!」

    ハルヒ(ああ~ダレる…)

    514 = 431 :

    古泉「この暑さですからね…そうだ、みなさんで避暑にいきませんか?」

    キョン「あん?」

    みくる「ふぇ?」

    ハルヒ「え?」

    長門「?」

    古泉「SOS団だけで小旅行と行きましょう、お金の心配はいりません。僕の親戚の別荘をお借りしますので」

    ハルヒ「本当!?やった~!!!」

    古泉「孤島ですけど、十分リフレッシュできると思います」

    ハルヒ「この功績をたてて古泉君は副団長に任命よ!」

    古泉「ありがとうございます」

    515 = 431 :

    キョン(おい、古泉。機関関連か?)

    古泉(ええ、ですのでご安心ください。今回はホントの避暑旅行です、あなたもそこでならいい歌を作れるのでは?)

    キョン(なかなかいいことするじゃねえか!思いっきり熱い歌を作ってやるぜ)

    古泉「ただ、一つだけお願いします」

    全員「?」

    古泉「行く場所はおばあさん一人だけですのでできるだけ家事などを手伝ってあげてほしいのです。」

    ハルヒ「当然じゃない!!」

    古泉「他の皆さんにもお願いします」

    キョン「そんぐらいいいぜ!」

    みくる「もちろんです」

    長門「………」コクッ

    516 :

    すごく良かった乙!

    って書こうとしてたら続きが始まってたでござる

    517 = 431 :

    ~旅行当日  船着場~


    古泉「もうすぐ迎えが…あ、来ました!」

    ハルヒ「すごい年季の入った船ね」

    古泉「親戚の方が地元の漁師に頼んでくださいましたから」

    キョン「渋くていいじゃねえか、船はこうじゃねえとな!」

    みくる「ふぇ~(ちょっと怖いです…)」

    長門「……ユニーク」

    ????「待たせたのう、ささ、早く乗りなさい」

    ハルヒ「そんじゃ、おじいちゃん失礼するわよ!」

    みくる「失礼します」ペコッ

    長門「……」ペコッ

    キョン「しっかり頼むぜ」ポンッ

    古泉「それでは、お願いします」

    518 = 431 :

    ハルヒ「へぇ!舟っておもったより揺れるのね!」

    みくる(あわわわわわ…)

    古泉「それもまた船の醍醐味でしょう」

    長門(………ユニーク)

    ????「しかしあんたらも何もこんな時期にあの島に行かんでも…」

    519 = 431 :

    キョン「あん?」

    ????「今日は…かまいたちの夜じゃ」

    全員「?」

    古泉「船頭さん、かまいたちの夜というのは?」

    ????「ああ、50年に一度ふく暴風の日じゃよ、その昔風は邪悪なものとされていてな」

    みくる(ゴクッ)

    ????「50年に一度のその日は島の者も全員島から出る…まあ今となっては物好きなばあさん一人だけじゃがな」

    ハルヒ「じゃあ泳げないんだ…」

    ????「かまいたちの夜という名のように風が吹くのは夜だけじゃよ」

    ハルヒ「そう!それじゃあ楽しめそうね!」

    キョン「ああ、50年に一度のでかい風を感じながら歌を作るってのもいいじゃねえか!」

    ????「歌?君は歌をかくのか?」

    キョン「ああ、そうだけどよ」

    520 = 382 :

    いつの間にか再開されてて驚いたでごじゃる

    521 = 431 :

    ????「そうか…あの村には代々伝わるわらべ唄があるんじゃが…」

    キョン「どんな歌なんだ?」

    ????「……忘れたわい、年は取りたくないのう…」

    キョン「そうかい、じゃあ思い出したら教えてくれよ」

    みくる「あ、あれじゃないんですか?」

    古泉「そうでしょうね、聞いた通りの形ですし」

    みくる「形?」

    古泉「あの島は三日月という名前でして、形も上から見ると三日月型をしているんですよ」

    みくる「そうなんだ」

    古泉「ええ、ですから湾が…」

    みくる「ホントだ!三日月型に見える」

    522 = 431 :

    ~三日月島  船着場~

    ハルヒ「よっと…一番乗りね!」スタッ

    長門「二番」スタッ

    古泉「では三番は僕が」スタッ

    キョン「じゃあ四番はもらうぜ」スタッ

    みくる「ふぇええええ~じゃあ最後ですかぁ?」スタッ

    ????「それじゃ館まで案内するからの」

    ハルヒ「え、いいの?」

    ????「一本道じゃが、この島に来たら途中でお参りをするもんでの」

    キョン「面白そうじゃねえか」

    ハルヒ「そうね、私たちもお参りするわ!」

    523 = 431 :

    ~三日月島  神社~

    キョン「ずいぶんボロい神社じゃねえか」

    ハルヒ「ちょっとキョン!!!」

    ????「ほっほっほ、その通りじゃ、誰も手入れしとらんからの」

    古泉「この石碑は何と書いているんですか?」

    ????「さあのう…さて、わしはお参りも済んだし帰るわい」

    キョン「そうかい、気をつけてな」

    ハルヒ「おじいちゃん、ありがと」

    長門「………どうも」

    みくる「ありがとうございます、お気をつけて」

    古泉「迎えは明日の夕方と伺っていますが」

    ????「ああ、夕方には船着き場に着ておいてくれ…それじゃあかまいたちの夜が来る前に帰るとするかの」

    524 = 435 :

    ふたたびしえん

    525 = 385 :

    いいよー

    526 = 431 :

    ハルヒ「キョン、あんた何をお願いしたの?」

    キョン「いいうt」

    みくる「いい歌ができますように…でしょ?」

    キョン「ったく、そうだよ」

    ハルヒ「…相変わらずみくるちゃんと仲いいじゃない、やっぱり付き合ってんじゃないの?」

    キョン「またその話かよ」

    長門(………ユニーク)

    みくる「あ、あの…そ、そろそろ行きませんか?」

    古泉「そうですね、館はここから一本道ですので迷うことはないでしょう」

    キョン「ああ、楽しみだな、それじゃあ行こうぜ」

    ハルヒ「ちょっとキョン!私を無視するんじゃないの!」

    527 = 431 :

    キョン「…でけえな」

    みくる「この壁の高さ…スゴイですね」

    古泉「なるほど、これなら逃げることは不可能ですね」

    全員「逃げること?」

    古泉「ええ、今夜のキモ試しにと思って言わなかったんですが…ここは元監獄です」

    528 = 431 :

    長門「看護婦?」

    古泉「監獄です」

    長門「寒垢離?」(かんごり:冷水を浴びて願をかけること)

    みくる「………監獄ですよ」

    長門(冷水以上に冷たい視線…)

    長門「大韓民国の略称?」

    キョン「そりゃ韓国だろうが」

    長門「腸骨・坐骨・恥骨の三つが融合した…」

    ハルヒ「なによそれ」

    長門「……寛骨」(かんこつ)

    長門「…………」

    キョン「………」

    ハルヒ「………」

    みくる「………」

    古泉「………」

    530 = 382 :

    俺長門どうでもいいけど
    こういうユニークな長門は大好き

    531 = 431 :

    ハルヒ「ま、まあいいじゃない、あ、門のところになんか家紋…?みたいなのが付いてるんだけど」

    古泉「あれは岸猿家の家紋ですね」

    みくる「岸猿家?」

    古泉「ええ、明治時代の頃、この地方の旧家で男爵までなった岸猿家が建てた私設監獄なんです」

    長門「男爵イモを岸で洗う猿が使節として韓国へ向かった?」

    古泉「岸猿家はたいへんな財産家でしたから、家で何かの経営をやっていたみたいでして…使用人はカトと呼ばれていたそうです」

    キョン「カト?」

    古泉「家畜の兎…略して家兎ですよ、岸猿気に歯向かったものはみんなこの監獄に閉じ込められたようです」

    532 = 431 :

    ハルヒ「へえ、門の中入ってみるとわかるけど…館って二階建てなんだ」

    古泉「ええ、円環の一部を無くした形をしているでしょう?」

    みくる「ドーナツひとくちかじったような形ですね!」

    キョン「みくる。そんなんだから太るんじゃねえの」

    みくる「キョン君ひどい!おいしいもの食べて何が悪いんですか!」

    キョン「悪いなんて言ってねえじゃねえか!」

    古泉「痴話げんかはお止めください、ところでみなさん。あれを見てください」

    ハルヒ「あれってどれよ?」

    古泉「館の先端にある、唯一窓のある部屋の窓の両端です」

    みくる「あれは…草刈鎌ですか?よく稲刈りなんかで使う」

    534 = 516 :

    長門かわいい支援

    535 = 431 :

    ハルヒ「窓の両端に付けるなんて…まるで風でも切るつもりなのかしらね」

    古泉「ご明答です、あの鎌は「風切り鎌」と呼ばれているものです」

    長門「船長が言っていた「風は昔、邪悪なもの」とされていたと」

    古泉「ええ、邪まな風と書いて「風邪」というでしょ?風邪などの病気は悪い風がもたらすものとされてきました」

    ハルヒ「ふんふん」

    古泉「風邪だけではなく、「悪いものは全て風が運んでくる」こういう風習がこの地方には残っていたようです」

    長門「……ユニーク」

    古泉「こうした言い伝えがある地方では草刈り鎌を刃を風の吹く方向に向け、竹竿の先につけて庭先においたり、屋根につける風習があるんですよ」

    みくる「へえー」

    古泉「これを風切り鎌と呼びます、こういったものは日本全国に見られますね。特に風の強い地方に…それだけここの風は強いのでしょう」

    536 = 431 :

    キョン「お前なんでそんなに詳しいんだよ」

    古泉「ナビゲーターとして最低限の知識は入れてきましたから」

    キョン「そうかい」

    古泉「おや?雲の動きが少し早いですね…今夜は雨でしょうか?」

    キョン「かもな、そんなことよりさっさと入ろうぜ」

    古泉「そうですね、せっかくのバカンスですから」

    537 = 385 :

    森さんちゅるやさん佐々木がでないなんておかしい

    538 = 431 :

    みくる「きゃあ!!!!!」

    キョン「みくる、どうした!」

    みくる「こ、これ…」

    ハルヒ「え?なんで窓の下に尖ったスパイクが何十本もあるのよ…窓から落ちたりしたら」

    長門「一気にお陀仏」

    古泉「おそらく、囚人が窓から飛び降りて逃げるのを防ぐためでしょう」

    キョン(古泉のやつ…なんかこの状況楽しんでねえか?)

    キョン(まああいつのことだ、そんなに心配する必要ねえか)

    539 = 431 :

    みくる「ねえ、キョン君、この館見てて気づいたんだけど」

    キョン「あん?なんだよ」

    みくる「島のミニチュアなのかなぁ?」

    古泉「朝比奈さんご明答です」

    みくる「やったー!」

    ハルヒ「じゃああの真中にある泉も何かと対応してるの?」

    古泉「さて…?そのような話は聞いたことが…」

    540 = 431 :

    ハルヒ「でも直径三メートルくらいの小さな泉ね…」

    みくる「ひゃあああああ!!!!ゴキブリぃいいいいい!!!!!」ダキッ

    キョン「あれはゴキブリなんかじゃねえぞ」

    みくる「ふえ?」

    長門「あれはフナムシ、おもに磯に生息している」

    キョン「へえ…ところでみくる、そろそろ離れろよ」

    みくる「え、あ、ご、ごめんなさい!」パッ

    ハルヒ「フナムシねえ」ヒョイ

    みくる「涼宮さんよく触れますね…私には無理です…」

    541 = 431 :

    ハルヒ(フナムシと思って手にとってみたけど…ずいぶんと茶色いほそっこい棒みたいなもの拾っちゃったわ)

    長門「フナムシゲットだぜ」

    ハルヒ(よく見ると両端が膨らんで人骨みたいね……って人骨!?)バッ

    キョン「ハルヒ、フナムシだろうと生きてんだ、投げ捨てんじゃねえよ。あいつらだってハート持ってんだぜ?」

    ハルヒ「え、あ、そうね」

    長門「この水は…海水?」

    古泉「そうするとこれは海そのものを示しているのかもしれませんね」

    542 = 431 :

    古泉「そろそろ入りましょうか」

    ガンッガンッ

    古泉「おや、ノックしても誰も来ませんね…」

    ギィィィィィィ

    ハルヒ(扉がひとりでに…)

    みくる「古泉君………」

    古泉「勝手に入っても大丈夫でしょう、一応連絡はしてありますし。それに迎えも来たんですから」

    みくる(………なんか談笑が聞こえるんですが)

    543 :

    >>541

    長門「フナムシゲットだぜ」

    くそ…こんなんで和んじまったよ

    544 = 431 :

    佐々木「あれ?キョン達、久しぶりじゃないか」

    キョン「なんでここにいんだよ」

    古泉「まさか…」ダッ

    ハルヒ「え、古泉君!いきなり走り出して…」

    バタン

    古泉「………何やってるんですか(酒臭っ)」

    「………見てわかんない?バカンスよ。それよりなんで古泉がここに?」

    古泉「機関には我々SOS団がここを使うと報告しておいたはずですが!」

    「じゃあキョン君もいるの!?」

    古泉「もちろんいますよ、それより今日ここへは親戚のあてで来たことになっているんですがどうするんです!」

    「涼宮さんをだますのは任せなさい、よっと」

    546 = 431 :

    「こんにちは、いつもうちの一樹がお世話になっています」

    ハルヒ「え?え?」

    みくる「あれ?森s……(ここは黙ってたほうがいいかな)」

    「この子の従姉妹の森園生と申します」ペコッ

    ハルヒ「あ、はじめまして、涼宮ハルヒです」ペコッ

    みくる「はじめまして、朝比奈みくるです」ペコッ

    長門「長門有希…これお土産」ヒョイ

    「え………きゃああああ!!!!!ゴキブリ!ゴキブリ!!!!!!」

    長門「ユニーク」

    548 :

    バs……このキョンを三日月島に行かすとか自殺行為すぎるぞ>>1www

    549 = 431 :

    キョン(おい、どういうことだよ)

    古泉(すみません、こちらの手違いで…しかし、涼宮さんには僕と森さんは従姉妹、そしてたまたま森さんの友人があのお二方で通ってますから)

    キョン(お二方?)

    鶴屋「なんだい、騒がしい…ってキョン君じゃないか!なんでここにいるにょろ!?」

    キョン「古泉に誘われてバカンスにな」

    鶴屋「そうかいそうかい!」

    鶴屋(古泉君にはあとで特別ボーナスあげるっさ)ヒソヒソ

    古泉(ありがとうございます)ヒソヒソ

    550 = 382 :

    >>549
    おっと、そういう事か古泉


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