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    元スレ美琴「アンタ…じゃなくて上条先輩!」

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    タグ : - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - 三国志 + - 吹寄整理 + - 結標淡希 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    たつ

    2 :

    えっ

    3 = 1 :

    「不幸だ…」

    私こと上条当麻はそう呟いた
    今は昼休み、少し寝坊をしてしまい弁当を作れなかったため購買にパンを買いに行く途中
    後ろからいきなりそんな声をかけられふりむき盛大にため息をついたあとそう呟いた

    「ちょっと、失礼じゃない?人の顔見るなりそんな」

    「あーはいはいすみませんでしたー」

    全くもってうるさいこの私を先輩と呼ぶ少女は御坂美琴
    常盤台の超電磁砲。と呼ばれていたのも二年前の話で
    今はなぜか、このなんの特徴もない普通の高校にわざわざ進学なさっている
    ご苦労なことで

    5 :

    さすが親公認ですね

    6 :

    先輩後輩関係か・・・楽しみだ

    7 = 1 :

    「お前さあ、なんでこんなトコ入ったんだ?お前ならもっと上の高校、いや大学にだっていけるんじゃねえのか?」

    「べ、別にいいじゃない…アンタには関係ないわよ!」

    バチッと彼女の前髪から青白い電光が走る
    コイツはなんでこんなに短気なんだろう?こんどウチで牛乳鍋でも食わせてやるか
    などと一人で考えているとその彼女はいきなり

    「やばっ」

    と、俺の影に隠れるように腰にしがみつく

    9 :

    期待してる

    10 = 1 :

    突如として、津波が押し寄せて来た
    否、男の群れだった

    「こっちの方へ行ったぞ!」
    「御坂さあああん!」
    「あの逃げ足、めくれそうでめくれないスカート!」
    「メクレタ!と思ったら短パンだったときのあの得も言えぬ快感!」
    「うわあああ御坂さん結婚してくれえええ!」

    ズドドドドドドド…
    地響きが聞こえなくなるまで美琴は上条の後ろに隠れていた

    「ったく…はあ」

    「すげぇな、さすが元常盤台のお嬢様」

    この春入学してきた御坂美琴の噂は瞬く間に学校中に広まった
    そしてこの有様だ
    彼女は一年生、入学してまだ二週間しか立っていないのにすでに学校のマドンナの座につき
    学年、そして時には性別すら問わず羨望の眼差しを受け、行き過ぎた奴らに追われる身となった

    11 = 5 :

    ハハハ

    上条死ね

    12 = 1 :

    「落ち着いて飯も食えねーなんて、お前も大変なんだな」

    「まあね、別にもう慣れたからいいけどさ」

    本来なら封鎖されている筈の屋上で二人はフェンスを背に座り込みそれぞれの昼食を口にしている
    二つ目の惣菜パンの袋を開けながら上条は横目で美琴の弁当を見る

    「何よ…食べたいの?」

    「え?いや、いい!俺にはこの焼きそばパンがある」

    「ふーん…いらないんだ」

    「う…いる!いります!」

    あーん、と上条は半ばやけくそ気味に目をつむり大口を開ける
    美琴は箸で器用に卵焼きを二つ、四つに切り一つをそのまま


    上条の鼻に詰める

    13 :

    学校まで追っかけて更に2念も経ってまだ素直になれてないとか、さすがみこっちゃん

    14 :

    はな?

    15 = 5 :

    >>14
    じゃれてんだよ!
    言わせんな恥ずかしい!!

    16 = 1 :

    「ふが…あの美琴さん?」

    「なにかしら?当麻さん」

    ぐっと喉まで出かかった罵倒の言葉を必死に飲み込む上条
    黙って鼻の卵焼きを抜き取り、食す

    「うわ…」

    「うわ…とか言うな!お前…お前ひでえよ!」

    涙目で訴えかける上条の顔を美琴は一瞥

    「ちょっと手が滑っただけじゃない…はい、あーん」

    もう一度箸で卵焼きを今度こそ上条の口へ運ぶ

    「…ど、どう?」

    文句なしに美味かった
    たとえ、今食べたものが犬のフンだろうがなんだろうが
    「あーん」をしてくれたものが美味しくないはずがない
    そう、彼女御坂美琴は『彼女』なのだ。初めての。

    17 = 1 :

    彼女がこの学校に来た理由だって知っている
    常盤台中学を卒業したほとんどの生徒はそのままエスカレーター式に高等部へあがるはずなのに
    彼女はここへ来た
    そして入学式の日にその理由を聞いて、それを受け入れた


    「…る?ねえ、聞いてんのかっつってんのよ!」

    「おっと電撃はやめろって!…スマン、なんだっけ」

    「だ・か・ら!これからは私がアンタの…その…べ、弁当を」

    「?」

    「つくってあげる!…って…」

    まだ、たったの二週間
    でも、たったの二週間で私上条当麻はこれ以上ないくらいに彼女の事を好きになっていった

    19 :

    もうすでに付き合っているだと…?

    20 = 1 :

    短い昼休みが終わり美琴は教室へ戻る
    勿論普通に歩いてもどると馬鹿な輩に追いかけ回されることは目に見えているので
    能力を使い校舎の壁を歩いて窓から入りこむ

    「よっと…ここまでくりゃ一安心か」

    席について弁当箱を鞄にしまう
    さすがにクラスメイトは美琴の存在にも慣れているのか美琴を輪になって囲んだりはしない
    いや、最初の三日ほどはやはりしていたが
    唯一その時、その輪の中に入っていなかった人物がいる

    21 = 1 :

    それがこの目の前の少女
    美琴と同じ肩までのショートヘア、しかし毛先は重めのボブ風
    美琴よりも一回りほど低い身長から浴びせ掛けられる視線はとても冷ややかで

    「昼休みは彼氏さんと超ランチタイムですか、まったく超いい御身分ですね」

    絹旗最愛、『窒素装甲』の少女

    23 = 5 :

    上条さんにインポになる呪いをかけたい

    25 :

    最愛って原作内では中2なのか

    27 :

    アイテムメンバーは(はまづら除けば)全員中学生

    29 :

    中学生で暗部って壮絶だな…

    30 :

    滝壺は高校生らしい
    むぎのんはシラネ

    31 :

    むぎのんと18歳のどっちが年上かを考えりゃ分かるだろ

    33 :

    入学式で出会って「お前何でここにいるの?→告白」の流れからかけよボケ
    一番大事なとこだろうが

    34 :

    そりゃぁ、自称18歳の方が年上だろ。

    35 = 28 :

    42 = 40 :

    43 = 40 :

    44 = 40 :

    45 :

    47 :

    絹旗はもうちょっと年下だろうけどこまけえこたあいいんだよ

    48 = 37 :

    本気モロ空回り

    49 = 28 :

    50 :

    フレンダも女子高生だよな。
    アイテムの中では中学生は絹旗だけだろ


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