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元スレ唯「ムギちゃんのはつこい」
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紬「まあ、そうね……
斉藤と一緒にいるうち、
昔のこと思い出したりして……
それで、それからも意識するようになって」
澪「ほー」
紬「あとその、
作曲できるとこもすごいなー、なんて……
あ、何いってんだろ私……」
澪「ふうん……
ムギが斉藤さんを好きなのは分かったよ。
でもさ、さっきみたいに冷たくしたりしたらダメじゃんか」
紬「そ、それは分かってるんだけど……
どうにも恥ずかしくて……」
澪「素直になれない、か……分かるよ、うんうん」
紬「澪ちゃんも恋したことあるの?」
澪「ないけど?」
紬「あ、そう……」
斉藤と一緒にいるうち、
昔のこと思い出したりして……
それで、それからも意識するようになって」
澪「ほー」
紬「あとその、
作曲できるとこもすごいなー、なんて……
あ、何いってんだろ私……」
澪「ふうん……
ムギが斉藤さんを好きなのは分かったよ。
でもさ、さっきみたいに冷たくしたりしたらダメじゃんか」
紬「そ、それは分かってるんだけど……
どうにも恥ずかしくて……」
澪「素直になれない、か……分かるよ、うんうん」
紬「澪ちゃんも恋したことあるの?」
澪「ないけど?」
紬「あ、そう……」
澪「それで、ムギは斉藤さんと付き合いたいのか?」
紬「でも恋仲には……
立場が立場だし、歳も……」
澪「じゃあどうしたいんだ?」
紬「……想いを伝えて、
また昔みたいに仲良く出来れば、それでいいわ。
……ううん、昔みたいじゃなくて、
16歳の私と……」
澪「16歳の自分、か……
じゃあ自分が成長したとこを見せないとな」
紬「そうね……
どうすればいいかしら」
澪「うーん……」
ガチャ
斉藤「お嬢様、お食事は済まれましたか?」
紬「は、入るなっていってるでしょお!」
澪「……」
紬「でも恋仲には……
立場が立場だし、歳も……」
澪「じゃあどうしたいんだ?」
紬「……想いを伝えて、
また昔みたいに仲良く出来れば、それでいいわ。
……ううん、昔みたいじゃなくて、
16歳の私と……」
澪「16歳の自分、か……
じゃあ自分が成長したとこを見せないとな」
紬「そうね……
どうすればいいかしら」
澪「うーん……」
ガチャ
斉藤「お嬢様、お食事は済まれましたか?」
紬「は、入るなっていってるでしょお!」
澪「……」
百合じゃないけいおんssなんてタバスコのないピッツァみたいなものさ…
澪「……じゃあまあ、
この話はこのへんにしとくか……」
紬「そ、そうね……
ありがとう、聞いてくれて。
やっぱり澪ちゃんって頼りになるわ」
澪「そ、そうかな」
紬「唯ちゃんが恋愛相談するのも分かるわ」
澪(信じてたのか……)
食事の後、
澪はふたたび紬の部屋で
眉の整え方を教えてやり、
おみやげにお菓子をいっぱいもらって
琴吹家を後にした。
この話はこのへんにしとくか……」
紬「そ、そうね……
ありがとう、聞いてくれて。
やっぱり澪ちゃんって頼りになるわ」
澪「そ、そうかな」
紬「唯ちゃんが恋愛相談するのも分かるわ」
澪(信じてたのか……)
食事の後、
澪はふたたび紬の部屋で
眉の整え方を教えてやり、
おみやげにお菓子をいっぱいもらって
琴吹家を後にした。
翌日、放課後。
ガチャ
唯「ちょりーっす」
律「お、唯」
澪「よう」
紬「こんにちは」
唯「……」
澪「どした?」
唯「…………ああ、ムギちゃんか。
なんか違和感あると思ったら……眉毛が」
紬「似合う?」
唯「うん、可愛いよ。いいんじゃない?」
紬「そう、ありがと」
ガチャ
唯「ちょりーっす」
律「お、唯」
澪「よう」
紬「こんにちは」
唯「……」
澪「どした?」
唯「…………ああ、ムギちゃんか。
なんか違和感あると思ったら……眉毛が」
紬「似合う?」
唯「うん、可愛いよ。いいんじゃない?」
紬「そう、ありがと」
澪「唯。さっき3人で話てたんだけどな」
唯「なに?」
澪「今度のライブ、絶対成功させような」
唯「そりゃー当然だよ」
澪「軽音部のためだけじゃなく、ムギのためにも」
唯「なんでムギちゃんのため?
ま、まさか……」
澪「そう、そのまさかだ」
唯「ムギちゃんの余命がわずかで、
学園祭までしか生きられないとか……」
澪「本気で言ってるのか」
律「あーもう、ムギの恋を叶えるためってことだよ、唯」
唯「ムギちゃんの恋?」
唯「なに?」
澪「今度のライブ、絶対成功させような」
唯「そりゃー当然だよ」
澪「軽音部のためだけじゃなく、ムギのためにも」
唯「なんでムギちゃんのため?
ま、まさか……」
澪「そう、そのまさかだ」
唯「ムギちゃんの余命がわずかで、
学園祭までしか生きられないとか……」
澪「本気で言ってるのか」
律「あーもう、ムギの恋を叶えるためってことだよ、唯」
唯「ムギちゃんの恋?」
澪「ムギは自分ちの執事の斉藤さんが好きなんだって」
唯「ええっ、そうだったの!?」
紬「…………」こくん
澪「そう、幼いころからムギの面倒を見てきた斉藤さんに、
ライブを通してムギの成長した姿を見せる!
そして想いを伝える……という計画だ。
名づけてラブライブプロジェクト」
律「すげえ言いにくい」
唯「ふうん……
それにしても執事さんかー、
なんかムギちゃんらしいな」
律「まーそのへんの男と恋愛するってイメージはないな」
紬「も、もう、2人とも……」
澪「ほら、そういうことだから、練習するぞ」
唯「よし、やろう!」
律「ムギのためにも!」
紬「みんな……」
唯「ええっ、そうだったの!?」
紬「…………」こくん
澪「そう、幼いころからムギの面倒を見てきた斉藤さんに、
ライブを通してムギの成長した姿を見せる!
そして想いを伝える……という計画だ。
名づけてラブライブプロジェクト」
律「すげえ言いにくい」
唯「ふうん……
それにしても執事さんかー、
なんかムギちゃんらしいな」
律「まーそのへんの男と恋愛するってイメージはないな」
紬「も、もう、2人とも……」
澪「ほら、そういうことだから、練習するぞ」
唯「よし、やろう!」
律「ムギのためにも!」
紬「みんな……」
唯「私、ムギちゃんのこと応援するから!」
律「私も応援するぞ、絶対いいライブにしような!」
澪「頑張ろう、ムギ」
紬「ありがとう……
みんなで良いライブにしよう」
唯「うん!」
律「よーしいくぞー、
ワン・ツー・スリー・フォー!」
その日から、4人はひたすら練習に打ち込んだ。
ライブを成功させるために。
紬のが想いを伝えられるように。
学園祭が近づくにつれて、
4人の演奏は確実に磨きがかかっていった。
特に紬の技術の向上は目を見張るものがあった。
恋する力はスゴイ、澪はそう思った。
そして時は流れ学園祭当日。
律「私も応援するぞ、絶対いいライブにしような!」
澪「頑張ろう、ムギ」
紬「ありがとう……
みんなで良いライブにしよう」
唯「うん!」
律「よーしいくぞー、
ワン・ツー・スリー・フォー!」
その日から、4人はひたすら練習に打ち込んだ。
ライブを成功させるために。
紬のが想いを伝えられるように。
学園祭が近づくにつれて、
4人の演奏は確実に磨きがかかっていった。
特に紬の技術の向上は目を見張るものがあった。
恋する力はスゴイ、澪はそう思った。
そして時は流れ学園祭当日。
講堂、舞台袖。
唯「おー、お客さんいっぱいいるよ」
律「ほんとだ、こんな大勢の前でやるのか」
唯「ちょっと緊張しちゃうねえ」
律「そうだなあ、流石に」
唯「澪ちゃんは大丈夫? 緊張しない?」
澪「え、ああまあ……
確かに緊張はしてるけど……
私より……」
唯「?」
紬「がくがくがくがくがくがくがくがく」
律「ムギ……」
唯「おー、お客さんいっぱいいるよ」
律「ほんとだ、こんな大勢の前でやるのか」
唯「ちょっと緊張しちゃうねえ」
律「そうだなあ、流石に」
唯「澪ちゃんは大丈夫? 緊張しない?」
澪「え、ああまあ……
確かに緊張はしてるけど……
私より……」
唯「?」
紬「がくがくがくがくがくがくがくがく」
律「ムギ……」
>>166
さすがに眼科か心療内科に行くことをお勧めする
さすがに眼科か心療内科に行くことをお勧めする
>>177
むしろ斉藤がペニバン付けたムギにガンガン掘られてヒィヒィ言うべき
むしろ斉藤がペニバン付けたムギにガンガン掘られてヒィヒィ言うべき
唯「だ、大丈夫? ムギちゃん」
紬「だだだだだだだだだだだいひょうふひょ」
律「まったく大丈夫そうに見えねえ」
澪「しっかりしろよ、斉藤さん来てるんだろ」
紬「た、た、たぶん」
唯「たぶん?」
紬「うん、今朝スキを見て斉藤のテーブルの上に
招待券を置いといたから、
たぶんそれを見てると思うんだけど……」
律「ば、ばか! なんで手渡しにしなかったんだ!!」
紬「そ、そんなの…………恥ずかしい」
澪「自分を見ているようだ」
律「もう、来てなかったら意味ないじゃないか」
紬「うう……」
紬「だだだだだだだだだだだいひょうふひょ」
律「まったく大丈夫そうに見えねえ」
澪「しっかりしろよ、斉藤さん来てるんだろ」
紬「た、た、たぶん」
唯「たぶん?」
紬「うん、今朝スキを見て斉藤のテーブルの上に
招待券を置いといたから、
たぶんそれを見てると思うんだけど……」
律「ば、ばか! なんで手渡しにしなかったんだ!!」
紬「そ、そんなの…………恥ずかしい」
澪「自分を見ているようだ」
律「もう、来てなかったら意味ないじゃないか」
紬「うう……」
紬ちゃんは普通にしててもかわいいのに、恋なんてしたら世の男どもが卒倒するくらいかわいくなる
>>182
相手はもちろん俺
相手はもちろん俺
唯「大丈夫だよ、ムギちゃん!」
紬「え……」
唯「斉藤さんは昔からずっと
ムギちゃんのこと見ててくれてたんでしょ?」
紬「うん……」
唯「じゃあムギちゃんの考えだって、きっとお見通しだよ。
机の招待券にも気づいて、ここに来てくれてるよ」
紬「そ、そうかしら……」
唯「そうだよ。
信じてあげなきゃ、斉藤さんを。
それから、自分自身を」
紬「自分自身を……そうね。
ありがとう、唯ちゃん」
放送『次は、軽音楽部によるバンド演奏です……』
律「お、きたな」
澪「ようし、ライブラブプロジェクト、最終段階だ!」
唯「ラブライブじゃなかったっけ」
紬「え……」
唯「斉藤さんは昔からずっと
ムギちゃんのこと見ててくれてたんでしょ?」
紬「うん……」
唯「じゃあムギちゃんの考えだって、きっとお見通しだよ。
机の招待券にも気づいて、ここに来てくれてるよ」
紬「そ、そうかしら……」
唯「そうだよ。
信じてあげなきゃ、斉藤さんを。
それから、自分自身を」
紬「自分自身を……そうね。
ありがとう、唯ちゃん」
放送『次は、軽音楽部によるバンド演奏です……』
律「お、きたな」
澪「ようし、ライブラブプロジェクト、最終段階だ!」
唯「ラブライブじゃなかったっけ」
ムギちゃんの上のタクアンあげますから
下のタクアンくださいな
下のタクアンくださいな
幕が上がり、
客の視線と歓声が4人にぶつけられる。
唯「……」
澪「……」
律「……」
紬「がくがくがくがく」
唯「ムギちゃん」
紬「?」
唯「みんな、ムギちゃんが頑張ってたの知ってるから」
紬「……」
唯「だから、大丈夫だよ!」
紬「……うん」
律「……ワンツースリーフォー!」
客の視線と歓声が4人にぶつけられる。
唯「……」
澪「……」
律「……」
紬「がくがくがくがく」
唯「ムギちゃん」
紬「?」
唯「みんな、ムギちゃんが頑張ってたの知ってるから」
紬「……」
唯「だから、大丈夫だよ!」
紬「……うん」
律「……ワンツースリーフォー!」
ジャカジャカジャージャカジャカジャカ
紬(斉藤……)
ジャンジャカジャカジャカジャンジャカジャカ
紬(ねえ斉藤……)
君を見てるといつもハートドキドキ♪
紬(この講堂のどこかで、私を見ていてくれてるのかしら)
揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわ♪
紬(もうあの頃の私じゃないわ)
いつも頑張る 君の横顔♪
紬(何も出来ずに泣いていた、あの頃の私じゃない)
ずっと見てても気づかないよね♪
紬(もうこんなに大きくなって)
夢の中なら二人の距離縮められるのにな♪
紬(できることだってたくさん増えたわ)
紬(斉藤……)
ジャンジャカジャカジャカジャンジャカジャカ
紬(ねえ斉藤……)
君を見てるといつもハートドキドキ♪
紬(この講堂のどこかで、私を見ていてくれてるのかしら)
揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわ♪
紬(もうあの頃の私じゃないわ)
いつも頑張る 君の横顔♪
紬(何も出来ずに泣いていた、あの頃の私じゃない)
ずっと見てても気づかないよね♪
紬(もうこんなに大きくなって)
夢の中なら二人の距離縮められるのにな♪
紬(できることだってたくさん増えたわ)
>>192
今頃気付いたのかよ
今頃気付いたのかよ
>>195
さよなら
さよなら
――――ああ神様お願い 二人だけのDream timeください
紬(仲間だってたくさんできた。
一人じゃできないことをたくさん知った)
――――お気に入りのうさちゃん抱いて
紬(その仲間たちと半年間一緒に過ごして、
私はうんと大きくなれたわ)
――――今夜もおやすみ
紬(斉藤、私はもうお嬢様じゃなくて)
――――ふわふわ時間 ふわふわ時間
紬(一人の女なのよ)
ジャーン♪
紬(仲間だってたくさんできた。
一人じゃできないことをたくさん知った)
――――お気に入りのうさちゃん抱いて
紬(その仲間たちと半年間一緒に過ごして、
私はうんと大きくなれたわ)
――――今夜もおやすみ
紬(斉藤、私はもうお嬢様じゃなくて)
――――ふわふわ時間 ふわふわ時間
紬(一人の女なのよ)
ジャーン♪
ワアアアアア………
パチパチパチパチパチパチ
紬「…………」
澪「みんな、ありがとー!」
ぐいっ
澪「ひゃっ……!」
どたん
澪「あたたたたー……」
紬「あ」
律「いっ」
唯「う……」
澪「えっ!?」
斉藤「Oh......」
パチパチパチパチパチパチ
紬「…………」
澪「みんな、ありがとー!」
ぐいっ
澪「ひゃっ……!」
どたん
澪「あたたたたー……」
紬「あ」
律「いっ」
唯「う……」
澪「えっ!?」
斉藤「Oh......」
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