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    元スレ上条「ん…? サイレンの音?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - 切継 + - え・・・トイレが故障中 + - とある科学の超電磁砲 + - とある魔術の禁書目録 + - サイレン + - サイレンの音? + - サイレントヒル + - シュタインズゲート + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 47 :


    52 :

    屍人になっても能力使えるのか・・・
    SIRENは2の途中でめんどくさくなって投げたからな・・・

    54 = 50 :

    セロリさんは素の状態で羽屍人みたいなもんだけどね

    55 = 1 :

    うお、よかったまだあった!
    今から書きますちょっと待ってて

    57 :

    屍人相手にセロリが無双する展開に期待

    58 = 1 :

     倒れた少年は、体を丸めてうずくまっている。ピクリとも動かない。

     右手を払いのけた時、一緒に地面に落ちた、白いフード。
     上条は改めてそのフードを見た。

    上条(…やっぱり、インデックスの『歩く教会』……!)

     禁書目録の頭脳を保護する為にあてがわれた、大聖堂級の結界能力を持つと言われる個人用防御礼装、『歩く教会』。
     しかし、上条の幻想殺し(イマジンブレイカー)によって破壊され、今は何の防御能力も持たない布切れだ。

    上条(インデックスは、まだ近くにいるのか……?)

     上条は、うずくまった少年をジロリと睨む。
     当然のことだが、何の反応も無い。

    59 :

    右手で触れるだけで倒せるもんかと思ったら違うのか
    まあレベル3程度の能力者ならある程度やり過ごすことはできるんじゃないか?
    無能力者でも黄泉川とか土御門(魔術なし)は普通に屍人より強そう

    60 = 1 :

     しかし、上条はある事に気がついた。

    上条(この制服……長点上機の制服か?)

     長点上機学園。
     学園都市内でもトップクラスのエリート開発校だ。
     学園都市内の高レベル能力者のほとんどが所属、またはかつて所属していたとも言われる。

    上条(でも、それにしては、能力の使い方がお粗末だったな……
       いや、それは操られてるから……というか、魔術で操られてるってんなら、俺の右手で……ん?)

     様々な疑問が頭の中で渦を巻く。
     居なくなったインデックス。サイレンのような音。戦闘音。顔から血を流す少年。右手を使っても戻らない意識。

     そもそもこの状況、今何が起こっているのか、上条に判明していることはほとんどない。
     確かな事は、インデックスが居ない事。学園都市に異変が起きている事。

    62 :

    浜面でたらテケテケフレンダフラグ
    一方でたら木原クンフラグ
    どちらかはでるかな?

    63 :

    あのさ、SIRENってハルヒとのクロスでしか読んだ知識しかないんだけど漫画?ゲーム?

    65 = 1 :


    上条「……黙って突っ立ってるだけじゃ、何も変わらねぇ」

     上条は再び走り始める。
     ひとまずは、第七学区内を見て回り、インデックスを探す。
     もし見つからなかった場合は、第十八学区を探す。

     長点上機学園の生徒ならば、十八学区が主な活動エリアのはずだ。
     長点上機には寮もある。少年は十八学区で何者かの攻撃を受け、その後で第七学区に来た可能性もある。

     手掛かりになるようなものは一つもない。
     だから、走れるだけ走らなければならない。

     上条は走った。


            終了条件2達成(ミッションコンプリート)


            アーカイブ:『歩く教会の一部』

    66 = 1 :

    >>50
    ごめん、安価は入れるつもりです
    終了条件と物語のループを絡めた感じで展開しようと思ってるので、
    安価があるとより分かりやすいと思って
    gdgdになりそうな安価は避けたいと思うので、すいません

    69 :

    SDK→上条
    ヒロイン→禁書
    元アイドル→御坂
    宮田→一方通行
    春海→打ち止めもしくは小萌
    女教師→黄泉川

    まで考えた

    70 = 50 :

    思ったけど普通にむぎのんは屍人だよね
    というか原作だと屍人(みたいなもん)多すぎるよね

    71 = 57 :

    てかここで疑問
    シリーズ中どの話なの?

    >69からだと1っぽいけど

    72 = 59 :

    文字通り頭脳のていとくん

    73 = 1 :

      御坂 美琴 / 7:00:11

    美琴「んー……黒子のヤツ、朝っぱらからどこ行ったのかしら」

     制服のブレザーを羽織りながら、御坂美琴は溜息をついた。

     朝起きると、ルームメイトである白井黒子の姿が無い。
     元々、風紀委員(ジャッジメント)の仕事で忙しい身ではあったが、流石に早朝から出かけるということはまず無かった。

    美琴「……ま、アイツにもプライベートとか、色々あるわよね。
       単に風紀委員(ジャッジメント)の緊急呼び出しなのかも知れないし」

     更に、御坂を心底慕っている白井が、何も言わずに早朝の部屋から抜け出すということも、前例が無かった。
     その疑問を無理矢理納得して、御坂は身支度を整えていく。

     いつも通り、登校する為に。

    74 :

    >>71
    屍霊が屍人の要因じゃないっぽいし、
    動きが普通だから1の世界だと思う。

    75 = 1 :

    >>71
    一応1ベースの話です
    霊関連はとりあえず出てきません
    NTの設定なんかも入れれたら入れたいかも

    76 = 1 :


     寮を出る。
     妙に静かな外の空気。
     いや、妙に静か、どころの話ではない。

    美琴「……?」

     誰もいない。辺りに人の気配が無い。
     部屋を出てから今まで、寮の中でも、街路に出てからも、誰にも会っていないのだ。

    美琴(……今日って、もしかして日曜日!?)

     慌てて携帯電話で日付を確認するが、そういうわけでもなかった。
     金曜日。祝日でもない、平日だった。

    美琴(何よこれ……何で誰もいないの……?)

    77 = 44 :

    ぼーくーさーつーてんしー

    78 = 1 :


     そして。

     銃声。

     更に、悲鳴。
     空気を裂くような、女性の悲鳴。

    美琴「ッ!!!」

     御坂の脚は、無意識の内に、銃声と悲鳴が聞こえた方向に駆けだしていた。
     やがて、御坂の意思で、脚は更に速さを増す。

    美琴(事件!? 能力者が暴れてるのかしら!)

     普段は事件と聞けば好奇心と興味本位で首を突っ込む性格の御坂だったが、
     今回は流石に訳が違った。

     女性の悲鳴。それも、恐怖に怯えた必死の絶叫。
     それを見過ごせない程度には、超能力者(レベル5)第三位、『超電磁砲(レールガン)』はお人好しだっただけの話。

    80 = 1 :


     走る。
     音はかなり近かった。学区内であるのは間違いないし、精々数百メートルの距離だろう。
     更に走る。
     学園都市内で僅か7人しかいない、超能力者(レベル5)。
     最新鋭の陸軍一個大隊とも肩を並べる、一人の人間。
     走る。
     ふと路面をみると、うっすら濡れている。雨が降っているのだろうか。
     科学技術による気候管理すら可能な学園都市で、雨は珍しい。
     空はうっすらと雲がかかっていた。


     御坂の予想通り、現場はすぐ近くだった。

    美琴「警備員(アンチスキル)……誰かと、戦ってる……?」

     教職員達による学園都市の自衛組織、警備員(アンチスキル)の面々が、『何か』と銃撃戦を行っている。
     大仰な重火器もちらほら見えており、相当厄介な相手らしい。

     御坂は辺りを見回した。
     先ほどの悲鳴の主を探そうとしたのだが、一般人らしき人影は見当たらない。
     警備員(アンチスキル)の悲鳴だったのだろうか。

    81 = 1 :


     ジャリ。

     唐突に。
     御坂の背後で、靴を踏み締める音がした。

     御坂は、振り向かない。

    美琴(……接近に気付かなかった?
        いや、違う。今、コイツは、『何もない場所から突然現れた』……!)

     御坂は、体から無意識的に発せられるAIM拡散力場(電磁波のような形態をしている)により、
     レーダー探知のような能力を発揮出来る。
     その御坂が、不意の接近に気付かないはずはない。

     そして、学園都市には、三次元上の移動制約を無視して、空間を跳躍出来る能力者も存在する。
     空間移動能力者(テレポーター)と呼ばれる能力者だが、希少価値も高く、学園全体でも58人しか存在しない。

    美琴「動かないで。変な真似したら、シビレるくらいじゃ済まないわよ」

     銃撃戦を覗く御坂の背後に空間移動(テレポート)してくる不審者。
     当然、警戒しないはずもない。

    82 = 69 :

    サイレンって確かケガしたらアウトだったよな
    支援

    83 :

    美耶子コラボと思ったらこういうスタイルか

    しえん

    84 = 1 :

    美琴「まず、名前を名乗りなさい。あなたは誰?」

     御坂は振り向かないまま、背後の人間に問う。

     背後の人間は、動かない。
     しかし、返答はあった。


     ――――おねえさま。


     小声だったが、よく知った声だった。
     その呼び方も、その声も、御坂には馴染みのあるものだ。
     御坂の体から緊張が解ける。

    御坂「なーんだ、黒子。やっぱりアンタ風紀委員(ジャッジメント)の仕事で―――」

     御坂は振り向いて、

    85 = 63 :

    黒子が…

    86 :

    あ、あああ…黒子…

    87 = 50 :

    黒子「永遠のロリ声・・・永遠のロリ声・・・」

    88 = 1 :



    白井「お゛ね え さ ま゛ぁー」


     ――――絶句、した。

     血。赤い液体。赤い水が。
     目から。鼻から。口から。
     血が。血が、噴き出して。

     白井黒子の。馴染みの後輩の。
     引き攣った笑顔を。満面の笑みを。赤く染めていた。

    御坂「―――ヒ、ッ」

     心臓が止まるかと思うほど、実際に一瞬止まるほど、その光景は、残酷だった。
     控えめに見ても十分可愛らしいと言える白井黒子の顔は、完全に人間以外のソレに変わっていた。
     傷は付いていない。相変わらずの白い肌と、大きな瞳。
     けれどそれ以上に、その壊れた笑みと、顔を流れる赤い液体が、御坂に恐怖と吐き気を催した。

    90 = 83 :

    テレポートする屍人とかチートすぐる

    91 = 1 :


     軍隊とも互角以上に戦える超能力者。
     音速を超える弾丸を作り出す発電能力者(エレクトロマスター)。

     しかし、御坂美琴は、中学生だった。
     14歳の、子供だった。

     仲の良い後輩の、変わり果てた顔を見て、何も思わない訳が、ない。

    御坂「――ぁ――ぅ――っ」

     口をぱくぱく動かしても、呼吸が出来ない。息が吸えない。
     頭の中は真っ白で、何も考えられない。
     動き出した心臓も、いつまた止まるか分からなかった。

     白井は、ゆっくりと御坂に近付いていく。
     いつも通りの、足取りで。

    92 :

    黒子おおおお

    93 = 1 :


    白井「 お ね え゛ さ まぁー ?」

     白井の手には、細い、鉄の矢が―――

    美琴「―――ッ!!」

     瞬間、御坂が動いたのは、恐怖からだったのか、もしくはAIM拡散力場の揺らぎを感じ取ったのか。
     思いっきり地面を蹴って、体を横にずらす。

     そのずらした体の右肩を、鉄の矢が抉り抜いた。

    美琴「アアアアアァァ―――ッ!!」

     激痛に頭が揺れる。
     しかし、横に跳ぶ前に肩があった場所には、首があった。
     テレポートで『跳躍』した物体は、その場にあったモノを押しのけて移動する。
     動いていなければ、確実に御坂の首に穴が空いていただろう。

    94 = 1 :

    ごめん、10分少々飯食べてくる

    96 = 50 :

    SIRENってバリアでも貼ってないと無理ゲーだよね当人たちにとっては
    というわけで春海殿はLv5以上

    97 :

    >>82
    たしか血液流すとそれの変わりに赤い水が入って屍人化するから出血量によってはアウトなんじゃん?
    それ防ぐには巫女の血を入れるしかないけどそしたら呪われて肉塊になっても中途半端に生き続けるという救いの無さ。

    99 = 33 :

    宇理炎クルー?

    100 = 50 :

    >>97
    無印では少量でも赤い水の恩恵を受けてしまうと人間じゃなくなるので
    外界、現実世界への脱出が不可能となる


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