元スレ上条「二度と俺に話しかけるな」 美琴「え・・・?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
403 = 395 :
「昨日お話させていただこうと思っていたのですが、白井さんが休まれたので・・・まぁよろしいでしょう」
「能書きはいいですの、簡潔にお願いしますわ」
「ではお言葉に甘えて。白井さん、私の派閥にお入りなさい」
「・・・」
以前、能力測定中に同じように誘われたことがある。そのときは常磐台の超能力者の力を目の当たりにして
派閥結成の意欲は削がれたと思っていたが・・・。婚后もこの状況を好機と思っているのだろうか。
どちらにせよ、まともに取り合う必要はない。
「お断りしますわ。以前も忠告した通り、軽はずみな行動は慎むべ・・・」
「勘違いなさらないで。選択権はあなたにはありませんことよ」
404 :
私怨
405 = 395 :
「・・・なんですって?」
「もう一度言いましょう。白井黒子、私の派閥に『入りなさい』」
「今現在の常磐台の状況は把握していますわね?抑止力となっていた超電磁砲の行方不明。本来ならここで、もう一人のレベル5が
台頭してくると読んでいましたがこちらに目立った動きは見られませんわ」
「すると自動的に、この学園トップは『レベル4の中のうちの一人』が担うことになる」
「・・・回りくどいですわ。今あまり気分が良くないのでいい加減中身のない話は聞きたくありませんわ」
気分良く話していたところに口を挟まれたため、流石にムッときたのだろう。
婚后は腕を組み、まっすぐにこちらを見た。
「次の常磐台の代表には私がならせていただきますわ。あなたも尻尾を振る相手をよく見極めなさい」
「それは・・・お姉様がここにはもう戻らないという意味ですの・・・?」
頭の中に静かに熱が広がるのを感じた。
406 = 395 :
「あら、そこまで言ったわけではないですが・・・まぁあまり楽観的には考えていないでしょう?
7人しかいないレベル5のうち一人が数日間も行方不明。噂では学園都市暗部の研究に加担、第一位に敗北、スキルアウトによる拉致など・・・
憶測の域をでないものばかりですが、無事だと思っている人間は少ないですわ」
「それにあの方は何かと恨みを買われるようで・・・強すぎる力というのも持っていて辛いものがありそうですわ」
周囲から笑い声が聞こえる。同調するようなそんな心ない笑い。
あの出来事以前なら口で婚后を言い負かすことなど造作はなかった。
けど今は、そんなことも頭に浮かばなかった。
驚くほど自然に、太股へと手を伸ばした。
407 = 399 :
握撃・・・ッッッ!!!
みんなの評価 : ★★★×4
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