元スレ王「本気で魔王倒す」勇者「えっ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
152 = 50 :
――城門
勇者「すごい強そうな門番のボスが倒されてる」
賢者「いつも通りです」
勇者「やっぱり全員で乗り込むの」
賢者「魔王は儀礼的様式美を重んじる趣向があるようです」
勇者「つまり全員乗り込めるほどの間取りと」
賢者「本来ならば少数精鋭を多勢で狙い撃ちにする構造ですが、今回はそれが仇になってるようです」
勇者「こっちは魔王軍でいう多勢の十倍以上いるからね」
賢者「ところでここいらで全軍に勇者様から何か一言伝えると効果的でしょう」
勇者「これ以上士気揚げても逆効果じゃないの」
賢者「魔王城には多くの罠が仕掛けられていると思われます。我が軍への影響は計り知れません」
勇者「盗賊を投入すればいいじゃない」
賢者「彼らだけでは上級の魔物に対処できませんから」
勇者「つまり罠を数の勢いで乗り越えようと」
賢者「集団心理のパワーはバイキルトに匹敵しますから」
153 :
みんなで行けば怖くないw
154 :
こりゃひどい
155 = 80 :
なんか沼の穴を塞いで不死身の銀玉がどんどん溜まっていってるみたいだな
156 :
押せ・・・っ 押せ・・・っ
157 :
めっちゃおもろい
158 :
数の暴力とは正にこのこと
159 :
ばくだんいわ「……」
161 :
戦士(0721)「無事に魔王倒して帰還できたら、故郷の酒場を継ごうと思うんだ。」
戦士(0081)「近くに行ったら立ち寄らせてもらうよ。ご馳走してくれよな。」
戦士(0721)「ああ。オフクロの料理は絶品だからな。覚悟しておけよ。」
戦士(0081)「そいつは楽しみだ。さぁ、魔王城だ!0712、死ぬんじゃないぞ!」
162 = 80 :
なんだオナニーとおっぱいか
163 = 99 :
死亡フラグ…!
164 :
ここにきて死亡フラグw
166 :
死んでも生き返るけどなw
167 :
ドラゴンクエストタクティクスだな
168 :
勇者「それじゃあみんな聞いてくれ」
ザワザワ…………シーン……
勇者「ついにここまで来た。倒すべき魔王はこの扉の先にいる」
戦士AZQ「お……おおお……」
武道家XA「おおおっ」
賢者「まだ静粛に! 勇者様どうぞ」
勇者「えー皆に伝えることは一つだ」
勇者「全員無事に生きて帰ろう。一人も欠けてはならない。だから命を大事に!」
戦士s「……ぉぉぉおおおお”おおおお”おおおおおおおおおっ!!」
武道家s「あ”あ”ああああああああああああっ!!」
商人s「ア”ア”ア”ア”アアアアアアアアアアッ!!」
盗賊s「ヒョオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
勇者「い、命を大事に!」
魔法使いs「イェア”ア”ア”ア”アアアアアアアッ!!」
僧侶s「勇者様アアアアアアアアアアァァァァッ!!」
賢者s「うわああああああああああいいいいいいいッ!!」
勇者「命を大事に! ねぇ、ちょっと分かってる? 命を大事にだって!!」
賢者「さすが勇者様たった一言で軍の士気を」
169 :
賢者ども全員遊び人上がりだろw
170 = 99 :
なんというガンガンいこうぜwwww
172 :
この盛り上がりよう・・・キラーマシーンも真っ青だな
173 :
魔法使いシャウトしすぎw
174 = 168 :
ズズーン……
ドドドドドドドドドッドドドドッドドドドドッド
戦士s「進めぇぇぇぇーッ!」
武道家s「魔物だーッ!! チェーッスト!!」
盗賊s「お宝ーっ!」
勇者「ねぇ大丈夫なのこれ?」
賢者「やはり扉のすぐ内側に強力な魔物が待ち伏せていたようです」
勇者「数は?」
賢者「もう殲滅されました。ほぼ最強装備の大群がしかもこのテンションです」
勇者「何人くらい一気に雪崩れ込んだの」
賢者「今ここに勇者様の護衛兵が約2000名います。するとやはり8000名ほどかと」
勇者「もう意味わかんない」
賢者「ただし護衛の中に戦士と武道家はほとんどいません。まったく血の気の多い連中です」
勇者「どうも彼らは『命を大事に』のあとに『するな』と補完したらしいね」
賢者「我々も奥へ向かいましょう」
勇者「魔王城に討ち入ってるはずなのにまるで凱旋気分」
175 = 101 :
凱旋気分wwww
176 :
戦いのドラム要らず
177 = 66 :
賢者の石とか使ったら1時間ぐらいログが流れそう
178 = 99 :
王様が無理して勇者を仕立てた意味がわからんw
この兵力で普通に攻めろww
179 = 168 :
大広間――
魔王の側近「ククク愚かな人間共め。私には打撃も呪文も効かぬ。伝説の武具を以って初めて」
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
武道家の攻撃! 会心の一撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
魔法使いの攻撃! ミス! ダメージを与えられなかった▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
・
・
・
1ターン経過
側近「バ、バカな、なんだこの数は」
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
僧侶の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
盗賊の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
・
・
商人の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
「ぐおおおおおおっ」
側近を倒した!!▼
戦士の攻撃! 側近に1のダメージを与えた!▼
武道家の攻撃! 会心の一撃! 側近に1のダメージを与えた!▼ ……
180 = 66 :
ごり押しwwwwwwwwwwwwwwww
181 = 172 :
仙水のRPGを思い出したwww
182 :
しっぺで殺される方がマシだww
183 = 153 :
www
1は与えられるもんね
まさに数の暴力w
184 = 156 :
ひでえw
185 = 146 :
数こそ力を証明する話だなぁ
186 :
ミス!ダメージを与えられない! にしてやれよwwwwww
187 = 99 :
これは王国の経済力の勝利ww
188 :
でも俺がやってきたRPGでは基本的に勇者ポジションは後ろに控えさせて回復担当
他職はとにかく特攻って感じのごり押しが一番効率良かったからそんなもんかと思う。
初期の.hackなんか特にさ。
189 :
追い付いた
多少デカイ魔物でも、一度に攻撃できるのはせいぜい十人ぐらいのもんだと思うがwww
支援
190 = 168 :
勇者「戦況はどうなの」
賢者「魔王は卑劣で狡猾なワナを城内に幾多にも」
勇者「厳しい?」
賢者「今のところ死者は出ておりません。というより出ても大丈夫です」
勇者「世界中の葉?」
賢者「一人につき3枚ずつ持たせています。しずくは5個ずつ」
勇者「僧侶いらなくない?」
賢者「ステータス変動呪文があります。それに一応バギを習得できます。集中砲火の火力アップです」
勇者「そう。いまさらな話でごめんね」
賢者「あっ、ただいま魔王の側近らしき魔物を倒したとの報告が」
勇者「最終局面になってもいつもと変わらずどんどん話が進んでいく」
賢者「後は玉座の間の扉を残すだけとなりました」
勇者「賢者の指示だよね。やれること残してくれてありがとう」
賢者「いえいえ、魔王だけは勇者様の力が必要ですので」
勇者「うそだったらちょっと承知しない」
191 :
魔王も1ダメージの嵐でなんとかなるんじゃね?w
192 = 99 :
バギクロスじゃなくてバギなのかwww
193 :
1ダメージとか戦士じゃなくて村人でもいいんじゃねwww
194 = 167 :
次回作「おお勇者よ。よくぞここへ集うた」で勇者1000人RPGキボン
195 :
「おぉゆうしゃよ しんでしまうとはなさけない」まであと30000死
196 = 168 :
――大広間
戦士「あっ勇者殿だっ!」ザワザワ
武道家「勇者さん早く早く!」ギャーギャー
勇者「大広間に味方がびっしりいる」
賢者「全員整列させておきました。玉座の間へのじゅうたんの左右に」
勇者「ねぇ、ここどこだっけ」
賢者「魔王城の最深部の大広間です」
勇者「だよね。ごめんきいてみただけ」
僧侶「勇者様ーっ」
盗賊「ピューッ! ピューイッ!!」
賢者「勇者様勇者様勇者様勇者様」
勇者「怪しい宗教団体の教祖にでもなった気分」
賢者「勇者様のカリスマ性の為せる業です」
勇者「これが玉座の間への扉?」
賢者「そうです。勝手に開けようとした者がいましたがメラミの刑に」
勇者「うわぁこの焦げ跡そのせいだったの」
197 = 66 :
規律を守るって大変なんだよな
198 :
魔王の部屋がロッカーにしか見えない
199 = 99 :
あれMPは無限なの?w
200 :
ここまでいったらむしろ勇者が魔王状態じゃんwww
みんなの評価 : ★★★×4
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