私的良スレ書庫
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元スレ禁書「とーまが帰ってこないんだよ!」
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基本家事をしない上に家電が苦手なインデックスにその辺の区別がつくとは思えない
>>147
コブラないな
コブラないな
>>1ですただいま
禁書「あー、おなかいっぱい食べたんだよー」
佐天「お肉2キロくらい買ったんですけど、あっという間になくなっちゃいましたね」
美琴「食いすぎよあんた」
禁書「おいしいご飯があれば食べるのは当たり前なんだよ!」
御坂妹「ではエアコンの修理を」
佐天「お汁粉がまだあるよー」
禁書「おお! これがお餅なんだね! 初めて食べるんだよ!」
美琴「ああ、そういえばイギリスから来たとか言ってたわね」
黒子「ちなみにシスターさん、そのお餅は年内に数百人ほど人死にを出す恐ろしい食べ物ですのよ?」
禁書「えっ?」
御坂妹「正しい食べ方に失敗した場合、全身に酸素が巡らなくなり、苦悶のままに死を迎えることになります。とミサカはおどろおどろしく説明します」
禁書「で、でも見た目はこんなに白くて丸っこくてかわいくて」
佐天「甘いなあ、かわいいものには棘があるんだよ? ほらこの初春の頭の花を見て」
佐天「実はこれ、根っこの方は棘だらけで初春の頭に突き刺さってるんだ」
禁書「ええー!!!」
初春「デタラメ言わないでください!」
禁書「う、初春さん。実はそんな厳しい修行に黙々と耐えていたんだね……」
初春「だから違います! ただの髪飾りですから!」
黒子「むしろ下にいる人間の方が本体という可能性も、って固法先輩もおっしゃってましたよ?」
初春「私の頭について勝手な憶測を飛ばすのはやめてください!」
佐天「しっかたないなー、それじゃあパンt」
御坂妹 ピクッ
美琴「あんたら……」
禁書「むむ……それなら私はこのお餅は遠慮しておくんだよ……」
姫神「わたし、食べる」
禁書「え? いいのアイサ?」
姫神「こうでもしないと、台詞が」
禁書「ありがとー! じゃあこれあげるんだよ! あ、でも残りの汁は私も飲むんだよ!」
美琴「なんかエアコン修理しなくても部屋が暑くなってきてない?」
黒子「これだけ人が多いですからねえ」
御坂妹「ですが、帰ってきたときにエアコンが綺麗に修繕されていればあの方は喜ぶでしょう。と、ミサカは変わらぬ意思を打ち明けます」
美琴「うっ」
>>161
え?
え?
~~その頃の上条さん
カエル「君は本っ当にここが気に入っちゃったんだねえ」
上条「常連ってことで治療費を少しまけてくれませんかね……?」
カエル「はっは、その時は命の保証ができないねえ」
上条「ふ、不幸だ……」
土御門「まあそう気を落とすなやカミやーん」
上条「そしてなんでお前は例のごとくピンピンしてんだよ……」
カエル「君は本っ当にここが気に入っちゃったんだねえ」
上条「常連ってことで治療費を少しまけてくれませんかね……?」
カエル「はっは、その時は命の保証ができないねえ」
上条「ふ、不幸だ……」
土御門「まあそう気を落とすなやカミやーん」
上条「そしてなんでお前は例のごとくピンピンしてんだよ……」
御坂妹「お姉さま、実は一つ報告が」
美琴「何よ?」
御坂妹「食事の最中にネットワークを介して、旧式エアコンの修理法を解析しました。これでミサカは一流の家電工です、とミサカはしたり顔でつぶやきます」
美琴「ちょっとあんた! それは反則でしょ!」
御坂妹「この手のことにルールはなく、常に乱戦である。とミサカは聞いたことがあります」
美琴「あんた、ちょっとは姉に敬意ってものを」
御坂妹「ふふふ」
美琴(やばい……このままだと手柄を全部持って行かれちゃう)
美琴「よ、よーし! みんなお汁粉を食べ終わったみたいだし、そろそろエアコン修理するわね!」
御坂妹「では、私が」
美琴「5分よ」
御坂妹「?」
美琴「5分で何もできなかったら降参してあんたに全て任せるわ。だけどそれまでは私にやらせて」
御坂妹「それは年功序列ということでしょうか? とミサカは旧来の優先順位に大きな疑問を抱きます」
美琴「あんたはかなり反則気味の技を使ったでしょーが、そのペナルティとして受けなさい」
御坂妹「……分かりました。では、ただ今この瞬間から5分をカウントいたします」
美琴「っしゃあ!」
美琴「電気を流して……正しい回路を成していない箇所を……ブツブツ」
初春「なんだか御坂さんがすごく必死なんですけど、どうかしたんでしょうか?」
黒子「お姉さまー、そんなに寒くもありませんしそこまで全力で修理しなくても」
美琴「ちょっと静かに! 今集中してんのよ!」
黒子「ははーん、さてはあの上条さんにいいところを見せようと」
美琴「黙っとかないと電撃で気絶させるわよ黒子お!」
御坂妹「ナイスな精神攻撃です、とミサカは密かにエールを送ります」
御坂妹「4分経過、とミサカは手に汗握りながら実況します」
美琴(ああ! もうちょっとなのに! そもそも無駄なパーツが多すぎるのよこの旧式エアコン!)
バチバチ
禁書「ああっ! コタツの中でスフィンクスが騒いでるんだよ! 地震の兆候なんだよ!」
御坂妹「お姉さまの電磁波に反応しているだけです、とミサカは解説します」
佐天「おー、コタツの中に猫がいたんだ。ほれ、こっちこいこっちこい」
俺も佐天さんのほうに行きたいよおおおおおおおおおおおおおおおお
御坂妹「5分ジャスト経過です、とミサカはしめやかに告げます」
美琴「うう……あと少し、あとほんの少しだったのにい……」
御坂妹「電気関係の部分は完璧ですが、排熱処理の方が甘かったですね、とミサカは分析します」
美琴「そっちは専門外よ……」
御坂妹「ふふ、実はここのファンの根元にびっしりついた埃を取り除くだけでよいのです」
美琴「はあ!? そんなことで?」
御坂妹「原始的な家電は意外とこういうところでデリケートなものなんですよ、とミサカは得意げに講釈します」
上条さん帰宅
右手で玄関を開ければハーレムが・・・
しかしそこは上条さん。
左手で開けてしまったが為に・・・・
っていう妄想が
右手で玄関を開ければハーレムが・・・
しかしそこは上条さん。
左手で開けてしまったが為に・・・・
っていう妄想が
美琴「ああ……まさか埃を拭くだけでどうにかなったなんて……」
黒子「いけませんねお姉さま。もう少し乙女らしい思考回路があればゴミを取り除くくらいすぐに」
美琴「うっさいわね! 普段の掃除はちゃんとしてるわよ! ちょっとあせってただけで」
御坂妹「あせっている時こそ人間の本質は出る、とミサカは」
美琴「あんたは反則技でしょうが!」
ゴォォォ
禁書「久しぶりにエアコンが動いてるんだよ! あったかいんだよ! コタツから出れるんだよ!」
美琴「テンション上がりすぎでしょ」
御坂妹「ちなみに先ほどの修理ですが、電気系統の修理はお姉さまがやってしまったので、手柄は五分五分でどうでしょう」
美琴「手柄ってもねえ……あいつが帰ってきたときに直接恩を売るのもあつかましいし」
御坂妹「人づてに知れたとしても、『修理してくれた』以上の恩情は持たないでしょうね」
美琴「あー、結局そうなのよねー」
佐天「ね、初春。なんか御坂さんたち妙にへこんでない?」
初春「うーん……どうしたんでしょうねえ?」
黒子「あら、もう飲み物がありませんの」
美琴「このちっこいのが飲みすぎなのよ」
禁書「失礼な! 私はボトル1本くらいしか飲みほしてないんだよ!」
美琴「結構な量よそれは」
黒子「どうします? わたくし、買い出しに行ってきましょうか?」
美琴「んー、この寒い中わざわざ行ってもらうのもなあ……」
黒子「んまっ! お姉さまのお心遣い、骨身に染みますわ……。ならばこそこの白井黒子、全身全霊で使いっぱしりに行ってきますの。とうっ!」
ヒュン
初春「あ、行っちゃいましたね」
佐天「ペットボトルじゃなくてお茶っ葉の方を頼みたかったんだけど……」
inスーパー
黒子「飛び出してきたのはいいですけど、何を買いましょうか」
黒子「携帯は置いてきてしまいましたし……」
上条「あんのカエル医者……ベッドが足りないからって俺を早々に叩き出しやがって……」
上条「ああまだ全身が痛い……不幸だ……」
黒子「あ」
上条「あ」
黒子「飛び出してきたのはいいですけど、何を買いましょうか」
黒子「携帯は置いてきてしまいましたし……」
上条「あんのカエル医者……ベッドが足りないからって俺を早々に叩き出しやがって……」
上条「ああまだ全身が痛い……不幸だ……」
黒子「あ」
上条「あ」
上条「えーと、お前は確かビリビリんとこの……」
黒子「白井黒子ですの」
上条「おう、久しぶりだな」
黒子「ええ……何か全身に包帯を巻いているようですが、いかがなさいましたの?」
上条「ちょっと階段から転げ落ちまして、そんなところですハイ」
黒子「ずいぶん派手な階段のようですね」
上条「それにしても、常盤台のお嬢様がこんな正月早々にスーパーなんかで何やってんだ?」
黒子「お正月パーティーの買い出しですの」
上条「うう……やっぱりブルジョワは違う……。上条さんはせいぜいパックの切り餅(半額)を買うのが精いっぱいで」
上条「家に帰ったら居候が腹を減らして噛みついてくるし、それでも何か買って帰らないと……」
黒子「あらら、そっちも大変ですわね。こちらも急いで帰らないと飲み物がないんですよ」
上条「ああ……そういえば俺ん家もお茶っ葉が切れてたな。サンキュ、おかげで思い出した」
黒子「では私はここで」
上条「んじゃ、またな」
黒子「ん? そういえば会場ってあやつの家でしたわ……」
>>184
財布忘れてるんじゃw
財布忘れてるんじゃw
>>186
お財布ケータイ
お財布ケータイ
>>188
携帯置いてきたって言ってなかった?
携帯置いてきたって言ってなかった?
黒子「ただいま帰りましたの」
美琴「おかえりー」
黒子「先ほどスーパーでここの家主と会いましたが、そろそろ帰ってきそうですの」
禁書「わ! トウマが帰ってくるんだよ!」
美琴「黒子! それ本当!?」
黒子「不本意ながら事実ですわ」
御坂妹 ニヤニヤ
佐天「そういえば私たち、勝手に入ってるけどいいのかな?」
初春「大丈夫じゃないんですか?」
inスーパー
店員「800円になりまーす」
上条「財布が……ない……」
~~
禁書「このとんがりコーンってお菓子は指にはめたくなる不思議な魔力があるんだよ!」
黒子「シスターさん、さすがにみっともないですわよ」
美琴 ビクッ
黒子「お姉さま、今、もしやとは思いますが指にはめようとは……」
佐天「ほら見て見て初春ー、魔女の爪ー。頭に花を生やした子は食べちゃうぞー」
初春「なな、なんでやけに限定的なんですか!」
店員「800円になりまーす」
上条「財布が……ない……」
~~
禁書「このとんがりコーンってお菓子は指にはめたくなる不思議な魔力があるんだよ!」
黒子「シスターさん、さすがにみっともないですわよ」
美琴 ビクッ
黒子「お姉さま、今、もしやとは思いますが指にはめようとは……」
佐天「ほら見て見て初春ー、魔女の爪ー。頭に花を生やした子は食べちゃうぞー」
初春「なな、なんでやけに限定的なんですか!」
>>189
黒子がな
黒子がな
佐天「ねえシスターさん、トランプとかない? せっかくだしゲームか何かしたい!」
禁書「テレビ以外は驚くほど何もないんだよ……」
美琴「ゲーム機の一台くらい恵んでやりたくなるわね、何か」
御坂妹「ここにある物でできるゲームを考案しましょう」
御坂妹「ここにコップとコインがあります。表面張力ギリギリまで水を入れて、コインを落として水をあふれさせた人の負けというゲームです。と、ミサカは提案します」
美琴「それ、コンビニで立ち読みした漫画で見たことあるわよ」
御坂妹「さすがお姉さま。では、一回戦は私とお姉さまが見本を見せるということで」
美琴「オッケー」
黒子「では、審判は私がいたしましょう」
御坂妹「ちなみにお姉さま、負けた方は罰ゲームです」
美琴「どういう罰よ?」
御坂妹「耳を貸してください、とミサカは腹に一物抱えて言います」
美琴「?」
御坂妹「あの方が帰ってきた際に、鼻に割り箸を詰めてどじょうすくいをするというのはいかがでしょう」
美琴「!!」
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