私的良スレ書庫
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元スレ和「平沢憂の500のこと~」唯「ふぇ?」

みんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
12月某日。桜高けいおん部は音楽準備室に召喚された。
唯「いったいなんだろうね~」
律「そうだな。差出人の名前のない葉書が突然来たんだもんな」
澪「恐い人だったらどうしよう……」
紬「そんなことないわよ。みんな一緒だから大丈夫よ」
梓「でも、まだ誰も来ませんね」
皆「……」
ドア「ズキャ」
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前まではサザエさんのSSばっかりだったのに
叩かれてけいおんに変えたのか
叩かれてけいおんに変えたのか
皆「!?」
さわ子「チョリース」
律「なんださわちゃんか」
さわ子「なんだとはなによ。みんなをここに呼んだのはある意味私なのよ」
紬「先生が……?」
さわ子「ええ。それじゃあ、音楽室に来なさい!」
唯(一体何なんだろう)
?「ふっふっふ」
――音楽室――
澪「なんだこれは!」
梓「これって……」
律「ガキ使のアレか……」
紬「ガキ?」
唯「私、その時間は寝てるよ~」
さわ子「それじゃあ、名前が書かれた席に座って。なにするかはそれから説明するから」
――席順――
梓 紬 唯 律 澪
唯「真ん中はリーダーの位置だね」キリッ!
律「なにおぉ!」
さわ子「静かに! 前のモニターを見なさい!」
憂『こんにちはー』
皆「!?」
唯「あ。ういー」
憂『……』
澪「こっちの声は聞こえてないみたいだな」
律「ってことはやっぱりアレか」
梓「そうみたいですね。憂もなにしてるんだか……」
声『あーあー。それじゃあ皆さん。私の声を聞いてください』
紬「……あれ? この声……?」
唯「和ちゃんだー」
声『……私があなたたちをここに呼び出した張本人です』
律「無視か」
声『今日、ここに呼んだ理由はある企画を実行するためです。そしてその企画は数人が察している
通り――』
ばさりと5人の後ろの壁にかかっていた布が落ちる。
平 沢 憂 の 5 0 0 の こ と
唯「……ふぇ?」
声『今回の企画は、平沢憂にする質問の答えを当てていただく企画です』
梓「簡単に言いますね」
声『例えば、憂が好きな食べ物は? という質問に憂がどのように答えるか。それを当ててもらうという
ことになります』
紬「どんとこいです」
澪「なんでムギはやる気なんだ……」
紬「だって楽しそうじゃない♪」
律「いやいや……」
唯「ういーういういういういー」
声『それではさっそく始めたと思います。答えはフリップに書いていただくと上のモニターに映ります』
声『第一問。
憂が、好きな色はなにか』
澪「憂ちゃんが好きな色……」
律「そんなの知らないって」
梓「前に持ってたシャーペンが、この色だった気がする」
唯「私が一番、憂のことを知ってるんだー」
紬「よいせっと」
声『なお、最多正解者には豪華賞品がありますので頑張ってください』
澪「これかな」
声『出揃ったようなので、憂の回答です』
律「おーい。私たちの回答は?」
声『――ああ。そうでしたそうでした。まずは5人の答え』
梓『青』
紬『緑』
唯『青』
澪『黒』
律『黄色』
唯「あずにゃんと一緒だー!」
梓「記憶はあいまいですけどね」
紬「澪ちゃんとりっちゃん。もしかして自分が好きな色にした?」
声「それでは、憂の答え――」
さわ子『憂の、好きな色は?』
律「あ、さわちゃん向こうに行ってたんだ」
憂『えーと。青です』
声「唯、梓。正解」
唯「やったー!!」
梓「別に嬉しくない……」
紬「次は当てますわー」
澪「当たっても誰も得しない……」
声『それでは、第二問』
声『憂が、好きな食べ物は』
律「お、これなら知ってるぞ。クリスマスパーティーでよく食べてたもんな」
澪「それならこれだな」
紬「よいしょっと」
梓「クラスメートの私は結構有利かもしれませんね」
唯「そうかな? やっぱり実の姉だよ。実のっていう意味知らないけど」
律「使い方は合ってるが知らないのはやばいだろ」
声『出揃ったようなので、皆さんの回答です』
梓『豚肉』
紬『チョコレート』
唯『カレー』
律『いちごのサンドイッチ』
澪『たまごのサンドイッチ』
律「梓のは少しざっくばらんすぎないかー? 調理法は?」
梓「私は料理をしないのでわかりません。たぶん焼肉でしょう」
紬「豚肉食べてるところなんて見たことないけど、梓ちゃんはクラスメートだものね」
澪「完全に偏見だが憂ちゃんが肉料理を食べる姿が想像しにくい」
唯「そんなことないよ。憂はカレー作る時お肉たくさんいれてくれるよー」
紬「憂ちゃん、唯ちゃんが大好きだものね」
声『それでは、憂の回答――』
さわ子『憂が、好きな食べ物は?』
憂『それは一番って意味ですよね?』
さわ子『もちろんそうよ』
憂『そうですか。うーん、リンゴジャムですね』
声『全員、不正解ー』
梓「りんごジャムって憂……」
澪「勝手な話だけど、底が知れないな」
紬「だってジャムは美味しいもの。私も本場のブルーベリージャムで食べるパンは大好きよ」
唯「道理でジャムがなくなるのが早いなあと思ったよ。ういー。お姉ちゃん、今度ジャム作ったげるね」
梓「作れるんですか?」
唯「作れません!」キリッ
律「だめじゃん!」
澪「私の家にはジャムじゃないけどキムチがあるぞ!」
声『それでは、第三問――』
声『憂が、この世でいちばん愛してる人は?』
澪「えー」
律「いやいや」
紬「キマシタワー」
梓「そんなの……」
律澪紬梓(わからないはずないじゃん!)
唯「えとえと……誰だろー!?」
律(当の本人自覚なし!?)
澪「この鈍感さはもはや才能だな」
梓(唯先輩、カワイイ……)
紬「フンフーン」
声『それでは、出揃ったようなので回答オープン』
梓『唯先輩』
紬『唯ちゃん』
唯『お母さん』
律『唯』
澪『唯』
律澪梓紬「何故だ―――――――――――!!!!!!!!」ガタッ
唯「ふぇ? ふぇえええ!! どうしたの? みんな」
律「唯の回答! 回答! 解凍!」
唯「どこかおかしい?」
澪「こんなのサービス問題だろ」
唯「憂はお母さん大好きだよ。私がダメなお姉ちゃんだから、憂はお母さんが家にいるときは甘えっぱな
しだよー」
梓「へえー」
紬「憂ちゃんにもそんな一面があるのね」
声『それでは、憂の回答――』
笑み社がほのぼの書くとか珍しいにも程がある
まだ展開は分からんが
まだ展開は分からんが
>>11
ないと人来ないからな…
ないと人来ないからな…
さわ子『憂が、一番好きなひ――』
憂『お姉ちゃん』
さわ子『へ?』
憂『お姉ちゃんです。フルネームは平沢唯です。永遠に平沢唯です。永遠に』
声『梓、紬、律、澪。正解』
紬「ほわー」
律「即答……」
澪「わかっていたが、なんだ。この気持ちは」
唯「ういーうううううううううううういー!!!!!!! 私も大好きだよ~!」
梓「ま、まあよかったじゃないですか。姉妹の絆的にも。ねえ、ムギ先輩――」
紬「え? ああ。そうね、そうね。アイスの爽ってまだ売ってるのかしら」
梓(聞いてなかったな。この人)
澪「相変わらずだな。ムギは」
声『それでは、次の質問は>>30が決めてくれるそうです』
律「レスつかなかったらどうするんだよ……」
声『8時10分までにつかなかったら私が決めます』
声『第四問。憂の理想の男性像』
梓「さっきのあれを聞いた後にどう書けと……」
紬「汚らわしい……」ボソッ
唯(聞いてない聞いてない。今の声は聞いてない)
律「憂ちゃんと男、やっぱり結びつかないよなー。参考までに唯はどんな男がいいんだ?」
唯「お父さんみたいな人!」キリッ
澪「アボJ……いや、お父さん冥利につきるだろうけど、あいにく私たちは唯のアボ……いや、お父さんに
会ったことがないよ」
梓(澪先輩、家だと母国語なのかな? まあいいや)
声『出揃ったようなので、回答オープン』
梓『背が高くて優しい人』
紬『汚らわしいアレがついていない人。むしろ女の子』
唯『お父さんみたいな人』
律『水嶋ヒロ』
澪『パク・ヨンハ』
梓「これはひどい」
律「一人おかしいぞ」
澪「唯はギャンブルに出たな」
唯「憂もきっと同じだよ!」V
声『それでは、憂の回答です』
さわ子『憂が、理想としている男性像は?』
憂『お姉ちゃん』
さわ子『え?』
憂『お姉ちゃんハウエバーフォーエバー』
さわ子『いや、だから男性像だって……』
憂『お姉ちゃんは性別を超越した存在です。お姉ちゃんというのはもはや記号であって、私が愛する
お姉ちゃんはお姉ちゃんなんです』
さわ子『……』
声『紬、正解ー』
律「はあああああああああああああああああああ!!!!!!!?」
紬「やったー」
梓「ホントにひどい」
唯「えへへー」
澪「いや、照れてる場合じゃないだろ。唯」
律「もはや問題として機能していないぞ」
声『これでいいんです。ファン的にもこれでいいんです。それでは>>40に第五問お願いします』
>>40
死ね
死ね
声『第五問。けいおん部で、一番嫌いな人は』
澪「……」
律「……」
梓「……」
紬「……」
唯「……」
律「なんか、言えよ。誰か」
梓「言えませんよ。というか、これ憂は答えるんですか?」
声『無回答はしてはいけないというルールですので』
紬(私は大丈夫、ケーキ分けてあげてるもの)
梓(私は親友私は親友――)
律(唯の面倒一番見てるのは私だぞー)
澪(この間チヂミやナムルあげたから大丈夫だよな……)
声『出揃ったようなので、回答オープン』
梓『澪先輩』
紬『澪ちゃん』
唯『澪ちゃん』
律『澪』
澪『梓』
梓「……」
律(なんだ、この空気)
紬(利根川、俺が蛇に見えたか? 現象ね)
他人の心理を読んでいる筈が、いつの間にか自分だったらなんて答えるか。という自問自答になってし
まった現象である。
唯「あずにゃん、澪ちゃん。みんな、これは予想だから。ね?」
梓「……」
澪「……」
声『盛り上がってるところ申し訳ありませんが、憂の回答です』
さわ子『正直に答えてください。けいおん部で、一番嫌いな人は?』
憂『はい。澪さんです。理由はお姉ちゃんを叩いて泣かせたからです』
声『梓、紬、唯、律。正解ー!!』
唯「ういー。なんてことを……」
律「すごいハキハキ答えてたな」
梓「高校入試の面接みたいな構成でしたね」
澪「……ニダ。……」ブツブツ
紬(明日から唯ちゃんのケーキはワンランク上にしましょう。あとおみやげも)
唯「帰ったらお説教だね!」
澪「唯……」パァ!
声『それでは、次の質問>>50にお願いします』
サンジュちゃん可愛い
でもこいつは澪だから嫌われてても仕方ない。むしろ当然
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