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    元スレ美琴「…マヨナカテレビ?」

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    みんなの評価 :
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - ペルソナ + - ペルソナ3 + - マヨナカ + - 打ち止め + - 球磨川 + - 美琴 + - 闇条 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    建ったら書く

    2 :

    よし、書け

    3 :

    上条「ハッテン!僕のまち!!」

    5 :

    先を越された

    6 :

    美琴「…トゥナイト2?」

    7 :

    >>6
    はやく

    8 = 1 :

    「なによ、それ?」

    友人の佐天涙子の発した聞きなれない単語に、御坂美琴は首をかしげた。
    230万人が住む学園都市、その第11学区のとある公園内。

    「知らないんですの、お姉さま?いま学園都市で囁かれている都市伝説ですのよ」

    呆れた顔でそう話すのは、美琴と同じ常盤台中学の後輩であり、ジャッジメントを務める白井黒子である。

    「雨の日の午前0時、真っ暗なテレビを覗くと運命の人が映る…でしたっけ。本当なんですかね?」

    佐天と同じ中学に通う初春飾利がマヨナカテレビの概要を語り、皆がそれに対して思い思いの意見を交わしている。
    どうやら随分と有名な噂のようだ

    9 :

    美琴「ジライヤっ!」バリバリ

    10 :

    マヨナカテレビ自体がレベル4クラス以上の能力の可能性があるんだな

    11 = 5 :

    クマはどれくらいの能力者ですか

    12 :

    どちらかというと魔術よりじゃないか。

    13 :

    上条さんが触るとテレビが壊れるのか

    14 :

    上条さん「なんだこのテレビ?」チョン

    シャドウ全滅

    15 = 10 :

    入口であるテレビが壊れるだけであの空間は維持されるんじゃないか?

    ミサカさんの心の闇を見たいわ

    本編のガチホモくらいのインパクトで

    16 = 5 :

    >>15
    ガチレズですねわかります

    17 :

    ネタバレ 
    犯人はイザナミ

    18 = 13 :

    黒子が入る
    ビリビリと色々してる映像が流れる
    ビリビリがキレて犯人探し
    これで

    19 = 1 :

    「あ、私はまだ試したことないんですけどね。友達のコが言うには、『ツンツン頭の男がひたすら不幸に見舞われる番組が映った』って…。でも、よく考えると噂と違いますね。全然好みじゃないって言ってたし。」
    「そもそも、そんな噂本当なわけありませんわ。大体、私の隣には運命の相手が既にいるのですから必要な…」
    「こっちを見るな!!」

    白井に鉄拳制裁をお見舞いすると、美琴は持っていた缶ジュースに口をつける。
    『胡椒博士』という名前のその飲料は、美琴の最近のお気に入りだった。
    缶に描かれた、顔面に刺青の入った博士のイラストはあまり好きではなかったが。

    (運命の人…ねぇ)

    信憑性の無い噂だと思う。
    だが同時に、美琴の脳裏にある人物が浮かんで来た。
    学園都市最強のレベル5である美琴が何度挑んでも敵わない、いつも街中で出会うムカつくアイツ…。

    「どうしたんですか、御坂さん?」

    ダラダラとジュースを零している美琴に驚き、初春が声をかけてきた。
    はっ、と現実に戻った美琴は「何でもない何でもない!」と、初春に返答するとともに頭の中の無能力者の姿を打ち消した。

    (な、なんでここでアイツが出てくんのよ…!?それに、そんなコト本当に起きるワケないに決まってるわよ…!…で、でも…試してみるだけ、なら…)

    「お、お姉さま?顔が赤いですわよ?」

    もはや周囲の声は耳に入らない美琴であった。

    20 :

    >>9
    やめて

    21 :

    番長はでますか?

    22 = 1 :

    場面は変わって、午前0時まで5分前。ここは常盤台中学校の学生寮の食堂である。
    御坂美琴は、食堂に設置されたテレビの前に立っていた。
    噂を聞いて、三日後。待ち望んだ雨の日。
    夜中もぞもぞと起き出した後、静かに制服に着替えた(部屋の外では寝巻きの着用は禁止されている)美琴は、寮監の罠を掻い潜りつつ何とかここまで辿り着いたのだ。
    都合のいいことに、黒子はジャッジメントの仕事の関係で先日から外泊している。

    (よ、よし…)

    誰に見られるでもないのに、身だしなみを整える美琴。
    いつも以上に念入りにチェックした後、ようやくテレビの前に立つ。
    時刻は23時59分。

    (噂に決まってるわよ、噂に…)

    そんなことを考えながらも、ザーザーとノイズが流れ続ける画面を見つめる。
    心臓の鼓動がやけに早く感じるのは気のせいだろうか。

    23 = 1 :

    ついに、食堂内の時計が0時を示した。
    美琴は画面を見続けているが、変化はない。

    (やっぱり、ただの噂かぁ…。まぁ、当たり前よね…)

    諦めて部屋に戻ろうとしたそのとき、テレビ画面がなにかを映しはじめた。

    「…マジ?」

    驚きつつも、画面に眼が釘付けになる。
    徐々に映像が鮮明になっていく。美琴はゴクリ、と唾を飲み込んだ。
    ついに映像がハッキリと映し出される。

    美琴の目に飛び込んで来たのは、信じられない光景だった。

    24 = 1 :

    「な、なんで黒子が映ってるのよ…!?」

    テレビが映し出したもの、それは花畑を優雅に駆ける白井黒子の姿だった。
    何がそんなに嬉しいのか、満面の笑みを浮かべている。

    25 :

    読んでるぞ

    26 = 10 :

    >学園都市最強のレベル5

    ミサカさんはレベル5の中のランクは第三位で
    最強ってアクセラたんじゃなかったっけ?

    うろ覚えすまそ

    27 :

    マナカナと聞いて

    28 = 1 :

    みすった


    「な、なんで黒子が映ってるのよ…!?」

    テレビが映し出したもの、それは花畑を優雅に駆ける白井黒子の姿だった。
    何がそんなに嬉しいのか、満面の笑みを浮かべている。

    これはどういうことだ。運命の相手が映るのではなかったのか。一体なぜ黒子が。そもそもこれは何の映像なのか。
    まさか、本当に黒子が運命の相手…?
    あまりのショックに、石のように固まる美琴。
    未だ両の目はテレビが映し出す後輩を見つめ続けている。

    テレビの中の黒子は誰かを見つけたのか、走りながら何かを喋っているようだ。
    しかし、テレビの音量がミュートになっているので、何を言っているのかまではわからない。
    そのとき、カメラが黒子の喋りかけた方向へとレンズを動かしはじめた。
    映し出された人物を見て、驚愕する美琴。

    そこに映っていたのは、御坂美琴――――自分自身だった。

    29 = 6 :

    初春の頭の上を走る

    30 = 1 :

    >>26
    学園都市の能力者の中で一番強いレベルなので、他のレベルと比べて最強ということでひとつ


    (なななんで私が!?こんな場所行ったことも見たことも…)

    動揺する美琴をよそに、テレビに映された二人の距離は次第に近づき…ゼロになった。
    飛び込んだ黒子を、テレビの中の美琴が受け止め――――優しく抱き締めたのだ。

    (ナニこれえぇぇぇぇっ!?あああありえないから!!ま、まさかCGとか…!?)

    さらに混乱する美琴。
    テレビの中の二人は、まるで全てを許しあった恋人同士のように見つめあっている。
    二人はどちらともなく顔を近づけ、そしてついに唇が……

    その時、美琴の中で何かが切れた。

    31 = 10 :

    >>30
    了解した
    P4系SSは好きだから支援するぜ

    32 :

    id変わりましたが>>1です


    「ふ…ふざけんなぁ!!」

    怒り狂った美琴はテレビに向けて渾身の右ストレートを放つ。
    これはきっとタチの悪いイタズラだ。
    仕掛けた奴はどこかで美琴を見てほくそ笑んでいるに違いない。
    そう結論づけながらも、美琴は拳を止める事が出来なかった。
    取り敢えずこの不愉快な映像を眼前から消去しなくては。

    そして美琴の拳はテレビの液晶にクリーンヒットし粉々に砕け…なかった。

    (えっ!?)

    右手はそのままテレビの画面の中に、『入り込んだ』。
    美琴は驚愕のあまりバランスを崩す。勢いを殺す事ができない。
    そしてそのまま、美琴の全身がテレビの中へと飲み込まれてしまった。

    33 = 10 :

    見ているぞ

    34 = 32 :

    「いたたた…」

    気づくと、美琴は土の地面にしりもちをついていた。
    どうやら随分と高い所から落ちてしまったらしい。
    土を払いながら立ち上がり、辺りを見まわす。
    どうやらここは美琴のいた学生寮ではなく、先程テレビで見た花畑のようだ。
    映像とは違い、霧が深く立ち込めている。

    「何なのよコレ…何かの能力?でもこんな能力…」

    一番最初に脳裏に浮かんだのは、『座標移動』を操る少女。
    しかし美琴は即座に否定する。
    彼女はすでにジャッジメントである白井黒子によって捕らえられたはずだ。

    「とにかく、ここが何処なのか調べないと」

    美琴が歩き出そうとしたその時、目の前に一人の少年が現れた。

    35 = 13 :

    がんば

    36 = 32 :

    黒い学ランを身にまとい、眼鏡をかけた少年。
    年齢は、高校生くらいだろうか。
    何処となくクールな雰囲気である。
    手には一振りの日本刀握っていた。

    「…………!」

    少年はこちらを見ると驚いた表情を見せ、美琴の方へと歩み寄ってきた。

    「なに!?あんた一体ダレよ!?」

    少年はしばし考え込むと、口を開こうとした。
    が、次の瞬間、少年は美琴の背後から聴こえた物音に反応すると、霧の向こうへと走り去ってしまった。

    「ちょ、ちょっと!待ちなさいよ!!」

    美琴が慌てて呼びかけるも、少年はすぐに見えなくなっしまった。
    せっかくの手がかりを無くし、項垂れる美琴。
    そんな美琴に背後から声をかける声があった。

    「クマー!?なんでこんな所に人がいるクマ!?」

    37 :

    わーい、番長だー

    39 = 32 :

    そこにいたのは、巨大なクマの着ぐるみだった。

    「なっ…!何よアンタ!?」
    「クマはクマだクマ!」

    突然現れた着ぐるみに驚愕する美琴。
    まじまじとその姿を眺める。

    (よ、よく見るとカワイイかも…)

    そんな事を思い始めた美琴だが、ぶるぶると首を振って再度クマと名乗る着ぐるみに問いかける。

    「アンタ、ここがドコなのか知ってる?私、元の場所に戻りたいんだけど…」
    「ここはテレビの中クマ!」
    「はぁ!?んなわけないでしょ!!良い加減冗談は止めなさいよね!大体何そのカワ…変な着ぐるみ!脱げっ!脱ぎなさい!」
    「や、やめるクマー!!」

    ついに耐えきれなくなった美琴は、クマの着ぐるみを無理矢理脱がしにかかる。
    ジッパーに手をかけ、思いっきり開いていく。

    しかし、中身は存在しなかった。
    ただ空虚な空間が広がっているだけだった。

    40 :

    そっとしておこう…

    43 :

    面白い

    44 :

    46 :

    番丁居るのにクマ驚いとる

    47 :

    これ面白いね
    出来ればペルソナ未プレイの人でも大丈夫なように
    巧く書いて欲しい。

    48 :

    ビリビリのペルソナはピカチュウかな
    素でも真理の万雷撃てるけど


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