私的良スレ書庫
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元スレ唯「目指せポケモンマスター!」
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サント・アンヌ号 船内
律「なんか・・・」
梓「・・・はい」
唯「別に言うほど豪華じゃなかったね」
律梓「シーッ!」
???「はっはっは。期待に添えなくてすまんね。お嬢さん方」
唯律梓「?」
船長「私はこの船の船長じゃよ」
律「せ、船長!?あの、すいません、別に船をけなしてるつもりは」
船長「良いんじゃ良いんじゃ。この船も建造されて30年はたつからのう。これも時代の流れじゃ・・・
・・・うっぷ」
唯「どうしたんですか?」
>>249
憂はできる子だから今頃はバッジ5つくらい手に入れてるよ
憂はできる子だから今頃はバッジ5つくらい手に入れてるよ
船長「久しぶりに船内を長時間歩いたから船酔いが・・・おええええ!」
律「うわ!汚え!」
梓「こらえてください船長!こんな所で吐いたら大変です!」
船長「わ、私の部屋に連れてってくれ・・・うっぷ、あっちだ」
唯「は、はい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
船長室
船長「おええええええ」
唯律梓「(あのゴミ箱の中は絶対に見ないでおこう)」
>>255
ここで純の登場か・・・
ここで純の登場か・・・
>>255
聡だろ
聡だろ
船長「いやー助かった。君たちがいなければ私は船内で醜態を晒すところだった」
律「はあ・・・どうも」
船長「お礼にお茶でも御馳走しよう。外国産のお茶がたくさん余ってるからね。
お菓子もあるぞ」
唯「お菓子!?」
梓「反応しすぎですよ唯先輩」
唯「あずにゃんは食べたくないの?」
梓「それは・・・食べたいですけど」
船長「はっはっは。食欲旺盛でいいな。ほら、お茶だぞ」
唯・梓・律「ありがとうございます(あれ・・・このお茶の淹れ方)」
唯「ねえりっちゃん、あずにゃん・・・船長のお茶の淹れ方」
律「うん。私も思った」
梓「ムギ先輩そっくりです・・・」
唯「あの、船長さん!」
船長「なんじゃ?」
律「船長さんのお茶の淹れ方って、誰かに影響されたりしました?」
船長「おお。よくわかったな。この淹れ方はある人に教わったんじゃ」
梓「そ、その人って誰ですか?」
船長「興味があるなら、そこの机にその人が写った記念写真が飾ってあるぞ。右から二番目じゃ」
唯律梓「!」ガバッ
律「うん。私も思った」
梓「ムギ先輩そっくりです・・・」
唯「あの、船長さん!」
船長「なんじゃ?」
律「船長さんのお茶の淹れ方って、誰かに影響されたりしました?」
船長「おお。よくわかったな。この淹れ方はある人に教わったんじゃ」
梓「そ、その人って誰ですか?」
船長「興味があるなら、そこの机にその人が写った記念写真が飾ってあるぞ。右から二番目じゃ」
唯律梓「!」ガバッ
唯「・・・いた!」
律「ど、どこ?」
梓「私も見つけました!真ん中の方にいます!」
律「何人も映ってるからよくわからな・・・いた!」
唯「ムギちゃん!」
律「ムギ・・・!」
梓「ムギ先輩!」
船長「ムギ?紬さんのあだ名かな?」
律「ど、どこ?」
梓「私も見つけました!真ん中の方にいます!」
律「何人も映ってるからよくわからな・・・いた!」
唯「ムギちゃん!」
律「ムギ・・・!」
梓「ムギ先輩!」
船長「ムギ?紬さんのあだ名かな?」
ムギは何年間滞在してんだw
サントアンヌ号って一年に一回じゃなかったっけ?
サントアンヌ号って一年に一回じゃなかったっけ?
あずにゃんで2週間だっけ
むぎ何年いるんだめちゃめちゃ寂しかったんじゃ
むぎ何年いるんだめちゃめちゃ寂しかったんじゃ
船長の茶の腕がしみこむくらいの年月はたっているってことだよな
律「やっぱり船長にお茶を教えたのはムギなんだ!」
船長「そうじゃ。紬さんが私にお茶の淹れ方を教えてくれたんじゃ。
といってもこの写真に写っている私はまだ紬さんと話してもいなかったな」
唯「あれ?船長はこの写真の中にいないですけど・・・」
船長「ああ気付かないのも無理はないな。紬さんの斜め後ろに緊張した顔の男がいるだろう?
それが私じゃよ」
梓「・・・!嘘、これが・・・この若い男の人が船長?」
船長「そうじゃよ。これはサント・アンヌ号の処女航海の時の記念写真だ。懐かしいのう」
律「処女航海・・・?ってことはこの写真が撮られたのは・・・」
船長「うむ、30年前じゃ」
船長「そうじゃ。紬さんが私にお茶の淹れ方を教えてくれたんじゃ。
といってもこの写真に写っている私はまだ紬さんと話してもいなかったな」
唯「あれ?船長はこの写真の中にいないですけど・・・」
船長「ああ気付かないのも無理はないな。紬さんの斜め後ろに緊張した顔の男がいるだろう?
それが私じゃよ」
梓「・・・!嘘、これが・・・この若い男の人が船長?」
船長「そうじゃよ。これはサント・アンヌ号の処女航海の時の記念写真だ。懐かしいのう」
律「処女航海・・・?ってことはこの写真が撮られたのは・・・」
船長「うむ、30年前じゃ」
>>277
でも名前・・・
でも名前・・・
唯「・・・」
梓「・・・」
律「・・・」
船長「どうした?3人とも突然深刻な顔して・・・:
ガタガタガタ
律「(だめだ・・・震えが止まらない・・・)」
唯「(さんじゅう・・・ねん)」
梓「あ、あの・・・聞きたいことはたくさんあるんですけど・・・
む、ムギ先輩・・・紬さんは今どこにいるか分かりますか?」
船長「すまんな。私にはわからんよ」
ムギ「チ・・・・・・ニ・・・・ウ・・・・・・エ・・・・・テ・・・・・・ル」
律「あ、ええと、あのじゃあ当時のことを話してもらえませんか?
ムギのことを・・・」
船長「いいぞ。当時、私はただの船員だった。だが処女航海の時はいろいろと人手不足でな、
来賓の一人として呼ばれた紬さんの世話係に任命されたのじゃ」
・・・・・・・・・・・・・・回想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若いころの船長「こ、こちらが紬様のお部屋です。どうぞ、お、おくちゅろぎください」
紬「ふふ♪ありがとうございます」
若いころの船長「(噛んでしまったあああああ)
し、失礼しました。お茶を御淹れいたします・・・!」
ガチャン!
若いころの船長「ああ!また失礼しました!すいません!」
紬「あのー、私なんかにそんな緊張しなくていいですよ?」
ムギのことを・・・」
船長「いいぞ。当時、私はただの船員だった。だが処女航海の時はいろいろと人手不足でな、
来賓の一人として呼ばれた紬さんの世話係に任命されたのじゃ」
・・・・・・・・・・・・・・回想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
若いころの船長「こ、こちらが紬様のお部屋です。どうぞ、お、おくちゅろぎください」
紬「ふふ♪ありがとうございます」
若いころの船長「(噛んでしまったあああああ)
し、失礼しました。お茶を御淹れいたします・・・!」
ガチャン!
若いころの船長「ああ!また失礼しました!すいません!」
紬「あのー、私なんかにそんな緊張しなくていいですよ?」
若船長「そ、そんな滅相もない!」
紬「ちょっとお茶、私がやってもいいですか?」
若船長「え・・・?あの」
カチャ カチャ トクトクトク
紬「はいどうぞ♪」
若船長「え、いただいて・・・いいんですか?」
紬「ええ♪」
若船長「・・・うまい!あ、失礼しました・・・おいしいです」
紬「そうですか。良かった」
若船長「淹れ方次第でこんなにお茶が美味しくなるなんて。
紬さんにはお茶の才能もおありなんですね」
紬「そんな、習えば誰でもできますよ?良かったらお教えいたしますわ」
若船長「私にお茶の淹れ方を・・・?」
紬「ええ。あなたはお茶がお好きなようですし、淹れ方を学べばお茶をもっと楽しめますよ?」
若船長「しかし・・・」
紬「遠慮なさならいでください。航海中私も暇なので♪」
若船長「で、では・・・お願いします・・・」
紬「はい♪」
若船長「まさか、ポケモンリーグチャンピオンからお茶を学べるとは思っていませんでしたよ」
紬さんにはお茶の才能もおありなんですね」
紬「そんな、習えば誰でもできますよ?良かったらお教えいたしますわ」
若船長「私にお茶の淹れ方を・・・?」
紬「ええ。あなたはお茶がお好きなようですし、淹れ方を学べばお茶をもっと楽しめますよ?」
若船長「しかし・・・」
紬「遠慮なさならいでください。航海中私も暇なので♪」
若船長「で、では・・・お願いします・・・」
紬「はい♪」
若船長「まさか、ポケモンリーグチャンピオンからお茶を学べるとは思っていませんでしたよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
船長「こうして、私は処女航海中、紬さんにお茶を教わっていたんじゃ。
処女航海と言ってもクチバからジョウトのアサギシティまでの短い距離だったがな。
紬さんとはそれ以来会ってないのう」
律「そうですか・・・」
唯「あの、チャンピオンって?」
船長「もちろんポケモンリーグのチャンピオンのことじゃ。
この年は、今まで小規模だったカントーとジョウトのポケモンリーグが統合され、
新たなポケモンリーグ、つまり現在のポケモンリーグがセキエイ高原で始まった年じゃ。
紬さんはそのリーグで初めてチャンピオンになった人、ポケモンリーグの初代チャンピオンとも言えるな」
梓「よくわからないけど・・・すごそうですね」
船長「すごいも何も、チャンピオンということはカントー、ジョウトの中で最も強いポケモントレーナーということだぞ?」
唯「うわあ!ムギちゃんすごい!」
船長「こうして、私は処女航海中、紬さんにお茶を教わっていたんじゃ。
処女航海と言ってもクチバからジョウトのアサギシティまでの短い距離だったがな。
紬さんとはそれ以来会ってないのう」
律「そうですか・・・」
唯「あの、チャンピオンって?」
船長「もちろんポケモンリーグのチャンピオンのことじゃ。
この年は、今まで小規模だったカントーとジョウトのポケモンリーグが統合され、
新たなポケモンリーグ、つまり現在のポケモンリーグがセキエイ高原で始まった年じゃ。
紬さんはそのリーグで初めてチャンピオンになった人、ポケモンリーグの初代チャンピオンとも言えるな」
梓「よくわからないけど・・・すごそうですね」
船長「すごいも何も、チャンピオンということはカントー、ジョウトの中で最も強いポケモントレーナーということだぞ?」
唯「うわあ!ムギちゃんすごい!」
船長「良く考えたら知り合いなのにそんなことも知らないのか?」
律「そ、それより!その後ムギはどうなったんですか?」
船長「うむ・・・その後何年かチャンピオンを務めたとは噂で聞いたが、詳しいことはわからん」
唯「そうですか・・・」
船長「いや・・・しかし」
律「・・・!何かあるんですか?」
船長「そういえば紬さんは良く話していたな・・・『私はずっと友達を探してる』と・・・
『だから、いつかはこんな船で世界中を旅して友達を見つけたい』と・・・」
梓「ムギ先輩・・・」
律「そ、それより!その後ムギはどうなったんですか?」
船長「うむ・・・その後何年かチャンピオンを務めたとは噂で聞いたが、詳しいことはわからん」
唯「そうですか・・・」
船長「いや・・・しかし」
律「・・・!何かあるんですか?」
船長「そういえば紬さんは良く話していたな・・・『私はずっと友達を探してる』と・・・
『だから、いつかはこんな船で世界中を旅して友達を見つけたい』と・・・」
梓「ムギ先輩・・・」
ムギちゃんはおかねで無理を通すような横暴をする子じゃありません!
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