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元スレ唯「澪ちゃん…なんで……」
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澪「そっか…私のこともう忘れちゃったのか……」
律「っていうかお前私達のこと見えて……!」
梓「先輩は全てを思いだしたそうです」
律「オモイダス…?」
梓「そっか……澪先輩と特に関係が深い先輩3人はまだ……」
梓「本来の使命、自分の宿命に気付いてないんですね…」
澪「………」
律「お、おい澪…梓の奴何言ってんだよ……ワケわかんないっての…」
唯「そうだよ……さっきからあの子、何言って…」
唯「あっ、アタマいた………」
紬「私も……なんだか…」
律「おいどうした……!?」
澪「気付き始めたんだ……」
梓「もうすぐ終わるんですね………」
>>245
その言い方はどうかと思うが、意見そのものは同意。
その言い方はどうかと思うが、意見そのものは同意。
唯「そんな……皆そうだったの……?」
唯「みんなみんな、澪ちゃんの……」ポロポロ
澪「……そう」
紬「嘘よこんなの…」
梓「本当です……私達は全て……」
プログラムされた仮想世界に仕組まれた存在
“データそのもの”に過ぎません
梓「つまり…………」
梓「私達は、澪先輩の見てる夢そのものなんですよ……。思い出しました?」
律「唯…ムギ……こいつ何ワケわかんないこと」
唯「りっちゃん、もう終わりなんだよ…」
律「だから…なにが」
紬「聞いたでしょ……私達は別に死んでなんかなかった…」
唯「ただ“最初から”存在しなかったんだよ……」
律「なにを……」
梓「まだ分からないんですか………」
梓「私達も律先輩も、この仮想世界にプログラムされた―」
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
澪「ん………」
梓「あ、お姉ちゃん起きましたよ!?」
―山中クリニック
さわ子「お帰りなさい」ニコ
澪「…………」
さわ子「どうだった?『人生円滑サポートシミュレーションシステム』は?」
和「先生、その名前なんとか短くできないんですか……」
さわ子「助手が口出ししなさんな~」
梓「お姉ちゃん大丈夫…?」
澪「梓……うん、大丈夫」
さわ子「今年から高校生なんでしょ?今回のシミュレーションは役に立ちそうかしら」
和「凄い技術ですよね、たった二時間で二年分の仮想体験が出来るんですから」
梓「この機械でですかぁ……」
さわ子「今回澪ちゃんには、高校入学から、二年時の冬までを体験してもらったけど」
さわ子「大切なお友達はできたかな?」
澪「はい…あの先生、こんなこと訊くのも野暮かと思うんですけど……」
さわ子「なに?」
澪「あの世界で出会った皆は……やっぱり消えてしまうんでしょうか…」
和「………」
さわ子「消える、とは考えない方がいいわ」
さわ子「確かに、今まで二年間一緒だった人だろうから、心苦しいのは解るわ」
澪「…………」
さわ子「だからこそ、最後に皆にさよならを言ってほしかったの…」
澪「…それで最後に現実の記憶を……」
さわ子「まっそういうワケね…」
さわ子「でもその様子なら高校生活も心配なさそうね」
和「秋山さん、きっと直ぐに大切なお友達が見つかりますよ」
澪(和………いや、真鍋さんか…)
梓「お姉ちゃん、あんまり心配する必要なかったんだよ…」
澪「…あの、最後に一ついいですか?」
澪「律………いやあのカチューシャの子は…」
澪(って、こんな事言っても分かるわけないか……)
さわ子「……真鍋さん…」
和「…はい…やっぱり…」
澪「?」
澪「あの、どうかしましたか……?」
さわ子「でるのよ…………」
澪「え?」
さわ子「ウチにはこれと同じマシンが他にもたくさんあるけど……」
さわ子「このBー05番、澪ちゃんが今回使ったこれね…」
さわ子「使ったクランケの方が皆言うのよ……」
さわ子「“カチューシャをした女の子が”って……名前は…」
「田井中律」
澪「……!」
さわ子「そうでしょ?」
澪「……はい…」
さわ子「どうやらこの機械で行うシミュレーションには、必ず『田井中律』と呼ばれる女の子が存在するみたいなの」
和「皆さん、終わった後に必ず言うんですよ、リツ、リツ、って…」
梓「なんか怖いですね……」
さわ子「きっと体験者に強い影響を残すんでしょうね……」
澪「リツ、…タイナカリツ……」
澪「ただの…プログラム……」
幼馴染みのタイナカリツ・・・
小学校時代のタイナカリツ
中学時代のタイナカリツ
高校生のタイナカリツ
バンドを一緒に組んだリツ
バイトをしたリツ…
合宿をしたリツ…
ライブを皆でした…………タ イ ナ カ リ ツ
・
・
・
・
梓「お姉ちゃん、そろそろ帰ろっか」
…全てはプログラム
和「秋山さん……?」
何度も、何度も違う人の…
さわ子「大丈夫?」
大切な人になってきた……律
梓「ねえ、聞いてるの?」
皆消えていく中……
たった一人で何度も何度も
仮想世界に生きる田井中律……
・
・
・
・
梓「お姉ちゃん!!」
澪「………!」
梓「ねぇ大丈夫……?」
澪「ごめん……大丈夫だよ」
和(無理もないですよね…本人にしたら何年も向こうに居たわけですから……)
さわ子(そりゃま、まだ少しは混乱するわよ…)
澪「じゃあ私、帰りますね」
さわ子「あ…はい、それじゃあ、今後に活かせるように祈ってるわ」
澪「はい…ありがとうございました」
さわ子「高校生活、頑張ってね」
澪「はい」
梓「じゃ、行こっ」
澪「…うん」
バタン
「次の方どうぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
―季節、春
「じゃあねー」「バイバーイ」
・
・
・
「―なぁなぁ!」
少女「え……私…?」
「君いっつも一人で帰んないでさ、今日は私と一緒に帰ろうぜ!」
少女「あなたは…確か三組のクラスの……」
「あ、名前?」
「私は律、田井中律!よろしくね」
―END―
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―季節、春
「じゃあねー」「バイバーイ」
・
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「―なぁなぁ!」
少女「え……私…?」
「君いっつも一人で帰んないでさ、今日は私と一緒に帰ろうぜ!」
少女「あなたは…確か三組のクラスの……」
「あ、名前?」
「私は律、田井中律!よろしくね」
―END―
終局です
ダラダラと指してしまいすみませんでした
言いたかったことは、とにかく羽生さん永世七冠目指して頑張ってください。
ということです。ここまで観戦ありがとうございました
ダラダラと指してしまいすみませんでした
言いたかったことは、とにかく羽生さん永世七冠目指して頑張ってください。
ということです。ここまで観戦ありがとうございました
>>342
別の患者だろ?
別の患者だろ?
>>344
その通りですよ。記憶を再構築された状態で、他人の夢を永遠ループします
その通りですよ。記憶を再構築された状態で、他人の夢を永遠ループします
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