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    元スレ梓「唯先輩の馬鹿!!大好き!!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - けいおん! + - ギャグ + - 唯×梓 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    402 = 240 :

    ハリセン俺と代われ

    403 = 79 :

    「唯」

    「……」

     ぷしゅ!と、蓋を開けて、缶ビールに口をつける律先輩。

    「あ、これポン酢だ」

     どうやって入れたんだよ。

    「……」

    「……」

    「……ふはは」

    「唯ちゃん?」

    「……」

    「唯ちゃん?」

    「ごめんなさい」

    「ダメ。アウトー」

    「うわああああん!!」

     唯先輩、弱いなー。

    404 = 111 :

    先月のキャラットでは紬は律に対してMになってたけど
    こっちの紬は逆にSになってるのか

    405 = 187 :

    汚いなさすが沢庵汚い

    406 = 79 :

     ここまでの成績。
     
     律 1
     澪 1
     唯 3
     憂 0
     梓 1
     和 1


     ――さらにさらに数分後。

    「では、ゲームをしましょう」

    「勉強会じゃないのかよ」

    「息抜きも必要よ」

    「なにやるの、ムギちゃん?」

    「これよ」

     そう言ってムギ先輩が取り出したのは、可愛らしい花柄のトランプ。

    407 = 79 :

    「今から皆にはポーカーをしてもらいます」

    「ポーカーですか……」

    「人数が多いので、一人二順までよ」

     カード交換のチャンスは二回きりということだ。
     最初のカードの運に左右されると言っていい。

    「最下位の人は、笑い数+3のペナルティに処されるから、がんばってね」

    「もはや笑ってはいけないとか関係ないな」

    「では、配ります」

     ムギ先輩の手により、各自に五枚ずつのカードが配られる。
     当然伏せたままなので、相手のカードは見ることができない。

    408 :

    憂が全く喋ってないな

    409 = 197 :

    (お姉ちゃんとセクロス。お姉ちゃんとセクロス。お姉ちゃんとセクロス)

    410 = 79 :

    「りっちゃんから時計回りでお願い」

    「はいよ」

     私も手元のカードを取る。
     
     ふむ。
     
     ダイヤの4、ハートの4のワンペアに、
     あとはクローバーの9、スペードの2、ダイヤの6と、バラバラ、か。
     
     ふと正面に目をやると、唯先輩が、ぷるぷると肩を震わせていた。
     どうしたんだろうか。まさか、トランプに何か仕掛けが……?
     
    「……ふ、くくく……」

    「唯ちゃん、アウト」

    「あははははははは!!」

     アウトという声に、我慢する必要がなくなったのか、普通に爆笑しだす唯先輩。

    411 = 79 :

    「お、お姉ちゃん?」

    「ふふ、だってこれは、ふはは、ずるいもん」

     そういって、唯先輩はカードを見られないように伏せて、
     おとなしくエージェントに連行された。
     
     さわさわ。
     
     一人だけ四回とか。頑張りすぎです唯先輩。
     だけど……。だからこそ、これは、絶対に負けられない。

     そういえば。
     心なしか澪先輩と憂、それに和先輩も笑いを堪えているような……。
     やっぱり、カードに何か仕掛けがあるのかな?

    412 :

    さわちゃんはまだか

    413 = 79 :

     一順目の私の番。
     当初の予定通り、揃っていない三枚を切り、新たに三枚を取る。

     クローバーの2、ダイヤの8、スペードの8。
     これでツーペア。二順目は2を捨ててフルハウス狙いかな。
     
     最後に順番の回る唯先輩は、一枚だけを捨てた。
     私と同じツーペアでのフルハウス狙いか、あるいはストレートやフラッシュだろうか。

     二順目でカードを拾った律先輩が、ちょっと笑いそうになっていた。
     やはりか。
     カードに何か仕掛けてあるのは間違いない。

     二順目で8か4を期待したが、アタリは来ず。
     結局私はツーペアで上がりとなった。

    414 :

    ごっきごっき、ぶっりぶっり、にゃんにゃんにゃん

    416 = 79 :

    すまん、さすがに飯食うww

    418 = 90 :

    とっとと食え太郎

    419 = 139 :

    流石に長期にがんばりすぎだな

    ゆっくり食ってこい

    423 = 139 :

    つくづく男って不要な生物だよな

    424 :

    これは今年の大晦日に放送されるんですよね?

    425 = 85 :

    一理ある

    426 :

    うわ追い付いた

    427 = 414 :

    メンバー同士で仲のいいカップルをつなぐと

    律一唯一憂
    | |
    澪一梓 紬


    みたいな感じか
    唯×澪とか律×梓ってあんまないよな

    428 = 414 :

    線がずれた

    430 = 154 :

    しえん

    434 = 139 :

    澪はあずにゃんだったら胸に顔埋めても照れなさそう

    それどころか頭撫でたりしそう

    435 = 79 :

    保守支援感謝。
    梓x唯の延長で書いたから、他CP派には本当申し訳ない。
    あと、汚れ役に抜擢してしまった憂とムギにゴメンナサイ。
    再開しますw


    「全員終わったかしら。それじゃあ、りっちゃんからカードを見せてもらえる?」

    「分かった」

     律先輩がカードをオープンして、皆に見せる。
     
    「私は、3のワンペアだ」

     開かれたカードの中に、私の手には一度も渡らなかった『絵札』が存在した。
     絵札は、「ジャック」、「クイーン」、「キング」の三枚x四種の計十二枚。
     これらには、通常その名のとおり「王子」「女王」「王様」が描かれているものだが。

    437 = 79 :

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……ふふ」

    「梓ちゃん、アウト」

    「いや、これ誰ですか!! 何やった人なんですか!? 知らないですよ、こんなファニーな名前の偉人!!」

     連行される私。
     なるほど。だから皆笑いを堪えていたのか。
     私の手には絵札が無かったから、他の人に高確率で絵札が渡っていたのは頷ける。
     ていうか、耐性もてなかった分、私だけ不利だ。
     でも、クイーンはもう大丈夫。残る絵札はジャックとキング。
     気を引き締めな「ひゃん!」……いと。
     お尻をなでなでされた。
     
     今更だけどこの罰ゲームどこかおかしいと思う。

    440 = 79 :

    「じゃあ、次は澪ちゃんね」

    「私は……クローバーのフラッシュ」

    「なっ!?」

    「澪さんすごーい」

     手札を公開した澪先輩。
     言葉通り、クローバーが五枚揃っていた。
     むぅ。この時点で私の勝ちは無しか。


     しかし、澪先輩のカードの中には、
     またしても『ナガレワ・ロス』が混入されていた。

    441 = 79 :

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……ふふっ、お前……こいつでフラッシュ作るなよ……」

    「……ふ」

    「唯ちゃん、りっちゃん、アウトぉ♪」

    「ああああっ!!」
    「ちくしょおおおおっ!!」

    「唯、本当弱いわね……」

     それは私も思ってたこと。
     だけど、そんなことより。

     憂、強え!!

     未だに0回とか。いや、ちょくちょく笑いそうにはなってるみたいなんだけど。
     憂をここまでさせるのは、やはり勝利への執念か。
     
    「お姉ちゃん……」

     否。姉への執念だ。

    442 = 199 :

    とっとと書k……いや書いて下さい

    443 :

    がんばれ

    444 = 79 :

     前方ではおしおきされる唯先輩と律先輩。
     唯先輩に至っては、すでに慣れてきている感じさえする。

    「……唯ちゃん」

    「ふぇ?」

    「十回超えたら、おしおきもパワーアップするから」

    「まじですか」

    「大まじです♪」

     嬉しそうだなぁ、ムギ先輩。

    445 = 79 :

    「次は、和さんよ」

    「私も律と同じ。ワンペアよ」

     カードがオープンされる。
     確率的に見て、ジャックかキングのいずれかが紛れ込んでいてもおかしくない。
     私は、ゆっくりとオープンされたカードに目をやった。
     揃っているのは5。この段階で最下位は律先輩となる。

    448 = 79 :

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」


     どっちだよ!?
     ジャックなのかキングなのかどっちだよ!?
     わかんないよ!!
     
     だけど、クイーンの時とは違う。
     覚悟していた分だけ、ダメージは低い。
     
     奇しくも全員セーフとなった。

    449 = 79 :

    「じゃあ次、憂ちゃんね」

    「はい。ええと、私も一緒で、7のワンペアです」

     憂のカードは、7のワンペア。
     『ググレカス』と『ナガレワ・ロス』が一枚ずつ混入していたが、
     そこにキングの姿は無かった。
     いや、『ググレカス』がキングなのかもしれないけど。

     ……となると、残り一種の絵札を所持するのは唯先輩か。

    450 = 79 :

    「次は、梓ちゃんね」

    「はい」

     私はゆっくりとカードをオープン。
     絵札もないし、数字だけのツーペアだ。
     
     これほどこのゲームに優しい上がり方はあるまい。

    「ツーペア。ということは、唯か律のどちらかが最下位になるわね」

    「唯、私はお前を信じてる」

    「任せて、りっちゃん」

    「では、最後。唯ちゃんお願い」



    「私はねー」

     唯先輩は、自分の手札を裏返す。
     大丈夫。覚悟は十分できてる。
     たとえどんな偉人が来ても、私は耐え切れる!


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