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元スレカイジ「アカギの墓参りにでもいくか・・・」
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――カイジ、地上43メートルの鉄骨渡りへの挑戦を決意・・・!
――そんなカイジに感化され、次々に参加者は増えていく
カイジ(他の参加者が増えた・・・?関係ない・・・・・・!)
カイジ(これは個人戦・・・要は自分が渡り切ればいい・・・・・・それだけ・・・・・・!!)
石田「カイジ君・・・!渡れるよね・・・!俺にも・・・・・・!!」
カイジ「大丈夫だ・・・・・・さっきの橋よりも簡単になってるんだ・・・・・・渡れる・・・俺達は・・・・・・!!」
――しかし、カイジ・・・この時まだ気づいていない
――この橋の本当の恐怖に
――そんなカイジに感化され、次々に参加者は増えていく
カイジ(他の参加者が増えた・・・?関係ない・・・・・・!)
カイジ(これは個人戦・・・要は自分が渡り切ればいい・・・・・・それだけ・・・・・・!!)
石田「カイジ君・・・!渡れるよね・・・!俺にも・・・・・・!!」
カイジ「大丈夫だ・・・・・・さっきの橋よりも簡単になってるんだ・・・・・・渡れる・・・俺達は・・・・・・!!」
――しかし、カイジ・・・この時まだ気づいていない
――この橋の本当の恐怖に
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キタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│南│南│南│西│西│西│北│北│中│中┝┥北┝━(゚∀゚)━!!!!!!
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘└─┘
キタ━(゚∀゚)━┥東│東│東│南│南│南│西│西│西│北│北│中│中┝┥北┝━(゚∀゚)━!!!!!!
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今寝てしまっても……
明日まだこのスレ、ここに……あるよね……?
明日まだこのスレ、ここに……あるよね……?
――次々に足を踏み出していく勇気ある者・・・
――そしてついに、カイジの番となる・・・・・・!
カイジ(大丈夫だ・・・押されないなら渡れる・・・・・・怖がる事なんか、無い・・・!!)
カイジ「!!」
――遂にカイジ、鉄骨の上へ・・・!
――瞬間カイジの体を駆け巡る、平常とは異なる感覚・・・
カイジ(・・・どういう事だよ、これ・・・・・・)
カイジ(見ているだけなら気付かない・・・・・・ただ、踏み出してみれば分かる・・・・・・)
カイジ(この橋・・・・・・さっきまでの物とは明らかに別物・・・・・・)
アカギ「・・・・・・気付いたかい・・・?」
カイジ「・・・なんなんだよこれ・・・・・・・・・・・・」
カイジ「まるで・・・濡れた手で心臓を掴まれたような感触・・・・・・これが・・・・・・」
カイジ「これが・・・命を賭けるってことなのか・・・・・・!?」
――カイジの中に芽生えたのは、恐怖・・・!
アカギ「・・・一歩目で気付けて正解・・・・・・・・・一歩目なら、自分で覚悟を決められる・・・」
アカギ「蛮勇だけで進んでいると、そいつに気付けない・・・・・・そいつが橋の途中で出てくれば・・・・・・・それこそおしまい・・・・・・」
アカギ「見失ってしまう・・・・・・自分を・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」 ゴクリ
アカギ「・・・進まないのか・・・・・・?」
カイジ「・・・・・・・・・・・・進んでやるさ・・・!」
――そしてついに、カイジの番となる・・・・・・!
カイジ(大丈夫だ・・・押されないなら渡れる・・・・・・怖がる事なんか、無い・・・!!)
カイジ「!!」
――遂にカイジ、鉄骨の上へ・・・!
――瞬間カイジの体を駆け巡る、平常とは異なる感覚・・・
カイジ(・・・どういう事だよ、これ・・・・・・)
カイジ(見ているだけなら気付かない・・・・・・ただ、踏み出してみれば分かる・・・・・・)
カイジ(この橋・・・・・・さっきまでの物とは明らかに別物・・・・・・)
アカギ「・・・・・・気付いたかい・・・?」
カイジ「・・・なんなんだよこれ・・・・・・・・・・・・」
カイジ「まるで・・・濡れた手で心臓を掴まれたような感触・・・・・・これが・・・・・・」
カイジ「これが・・・命を賭けるってことなのか・・・・・・!?」
――カイジの中に芽生えたのは、恐怖・・・!
アカギ「・・・一歩目で気付けて正解・・・・・・・・・一歩目なら、自分で覚悟を決められる・・・」
アカギ「蛮勇だけで進んでいると、そいつに気付けない・・・・・・そいつが橋の途中で出てくれば・・・・・・・それこそおしまい・・・・・・」
アカギ「見失ってしまう・・・・・・自分を・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」 ゴクリ
アカギ「・・・進まないのか・・・・・・?」
カイジ「・・・・・・・・・・・・進んでやるさ・・・!」
――感情はすぐに他人へと伝染する
――それは恐怖とて例外ではない
――カイジが鉄骨のほぼ3分の1に到達しようかという時、とうとうそれは始まった・・・!
先頭「か・・・風だっ・・・!!」
カイジ「なにっ・・・!?」
カイジ(こんな所で風に吹かれれば・・・バランスを崩す事必至・・・・・!)
カイジ(何とかやり過ごせるか・・・?風の吹く数秒・・・数十秒・・・・・・)
アカギ「・・・とうとう始まった・・・・・・」
カイジ「・・・何がだ」
アカギ「・・・この鉄骨渡り・・・唯一の障害・・・・・・吹き続ける風・・・・・・」
カイジ「吹き続ける・・・・・・?分かる、のか・・・・・・そんなこと・・・・・・」
アカギ「・・・ククク・・・・・・何もわかっちゃいないな・・・」
アカギ「・・・・・・ここからはこいつとの戦い・・・・・・途端に止まる・・・・・・参加者の足・・・・・・」
カイジ「馬鹿言うなっ・・・!吹きやまない風なんてない・・・やむのを待てば・・・・・・!」
アカギ「・・・カイジ・・・・・・」
アカギ「・・・・・・吹いてるか・・・?・・・・・・風・・・・・・」
カイジ「!?」
ざわ・・
ざわ・・
――それは恐怖とて例外ではない
――カイジが鉄骨のほぼ3分の1に到達しようかという時、とうとうそれは始まった・・・!
先頭「か・・・風だっ・・・!!」
カイジ「なにっ・・・!?」
カイジ(こんな所で風に吹かれれば・・・バランスを崩す事必至・・・・・!)
カイジ(何とかやり過ごせるか・・・?風の吹く数秒・・・数十秒・・・・・・)
アカギ「・・・とうとう始まった・・・・・・」
カイジ「・・・何がだ」
アカギ「・・・この鉄骨渡り・・・唯一の障害・・・・・・吹き続ける風・・・・・・」
カイジ「吹き続ける・・・・・・?分かる、のか・・・・・・そんなこと・・・・・・」
アカギ「・・・ククク・・・・・・何もわかっちゃいないな・・・」
アカギ「・・・・・・ここからはこいつとの戦い・・・・・・途端に止まる・・・・・・参加者の足・・・・・・」
カイジ「馬鹿言うなっ・・・!吹きやまない風なんてない・・・やむのを待てば・・・・・・!」
アカギ「・・・カイジ・・・・・・」
アカギ「・・・・・・吹いてるか・・・?・・・・・・風・・・・・・」
カイジ「!?」
ざわ・・
ざわ・・
カイジ(・・・そういえばおかしい・・・・・・風の力を・・・感じない・・・・・・)
カイジ「・・・・・・吹いて・・・ないのか・・・・・・?」
アカギ「正解は両方・・・・・・吹いてないけど吹いてるのさ・・・・・・」
カイジ「それ、どういう・・・・・・」
アカギ「・・・見てみろ・・・」
――アカギに促されるままカイジ、おもむろに顔をあげてみる
――そこに広がっていたのは異様な光景・・・!
――誰もが吹いているはずのない風から身を守り、縮こまっている・・・・・・!!
ざわ・・
ざわ・・
カイジ「・・・・・・これ・・・」
アカギ「風なんて吹いてない・・・・・・ただ、先頭の奴が・・・引き金を引いてしまった・・・・・・呼び起こしてしまった・・・・・・」
アカギ「風という自分の命を狙うモノ・・・それに対しての、そしてこの橋に対しての・・・・・・恐怖・・・・・・!」
アカギ「いうなれば臆病風・・・風は風でも・・・臆病風・・・!」
カイジ「臆病風っ・・・・・・」
アカギ「こいつは厄介・・・・・・見えないだけに・・・対処のしようがない・・・・・・」
アカギ「しかもこいつは、そんじょそこらの風よりも無慈悲で強力・・・・・・・・・・・・!」
カイジ「・・・・・・・」 ざわ・・
カイジ「・・・・・・吹いて・・・ないのか・・・・・・?」
アカギ「正解は両方・・・・・・吹いてないけど吹いてるのさ・・・・・・」
カイジ「それ、どういう・・・・・・」
アカギ「・・・見てみろ・・・」
――アカギに促されるままカイジ、おもむろに顔をあげてみる
――そこに広がっていたのは異様な光景・・・!
――誰もが吹いているはずのない風から身を守り、縮こまっている・・・・・・!!
ざわ・・
ざわ・・
カイジ「・・・・・・これ・・・」
アカギ「風なんて吹いてない・・・・・・ただ、先頭の奴が・・・引き金を引いてしまった・・・・・・呼び起こしてしまった・・・・・・」
アカギ「風という自分の命を狙うモノ・・・それに対しての、そしてこの橋に対しての・・・・・・恐怖・・・・・・!」
アカギ「いうなれば臆病風・・・風は風でも・・・臆病風・・・!」
カイジ「臆病風っ・・・・・・」
アカギ「こいつは厄介・・・・・・見えないだけに・・・対処のしようがない・・・・・・」
アカギ「しかもこいつは、そんじょそこらの風よりも無慈悲で強力・・・・・・・・・・・・!」
カイジ「・・・・・・・」 ざわ・・
アカギはカイジの隣でフワフワ浮いてるのなwwww
想像したらワロタwww
想像したらワロタwww
カイジ「・・・・・・どうすりゃあいい・・・」
カイジ「・・・こいつを乗り越えるには・・・・・・」
アカギ「簡単さ・・・・・・おびえなきゃいい・・・」
カイジ「それだけ・・・・・・?」
アカギ「・・・それだけ・・・・・・簡単だろ・・・?」
カイジ「・・・・・・馬鹿だった・・・・・・俺が馬鹿・・・」
カイジ「アンタに聞いた俺の馬鹿・・・・・・」
アカギ「・・・・・・そうかい?」
カイジ「もういい・・・・・・アンタと話してたら臆病な自分が馬鹿に思えてきた・・・・・・」
アカギ「ククク・・・それでいい・・・・・・」
アカギ「恐怖に支配されてなきゃ前に進める・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」
――カイジ、かろうじて持ち直す事に成功・・・
――しかし、かろうじて
――カイジの、渡る者たちの命は文字通り風前の灯・・・・・・!
カイジ「・・・こいつを乗り越えるには・・・・・・」
アカギ「簡単さ・・・・・・おびえなきゃいい・・・」
カイジ「それだけ・・・・・・?」
アカギ「・・・それだけ・・・・・・簡単だろ・・・?」
カイジ「・・・・・・馬鹿だった・・・・・・俺が馬鹿・・・」
カイジ「アンタに聞いた俺の馬鹿・・・・・・」
アカギ「・・・・・・そうかい?」
カイジ「もういい・・・・・・アンタと話してたら臆病な自分が馬鹿に思えてきた・・・・・・」
アカギ「ククク・・・それでいい・・・・・・」
アカギ「恐怖に支配されてなきゃ前に進める・・・・・・」
カイジ「・・・・・・」
――カイジ、かろうじて持ち直す事に成功・・・
――しかし、かろうじて
――カイジの、渡る者たちの命は文字通り風前の灯・・・・・・!
――確かにカイジは持ち直した
――しかしそれはカイジだけであり、他の者たちは違う・・・
――恐怖は、確実に男たちの灯を消しにかかる
先頭「うわあああああああああああああああああああああ・・・!!」
―― 一人落ちれば、あとはもう連鎖
――まるで死神が男たちの頭上を飛び回り引き落としていくように、次々に落ちてゆく、奈落へ・・・!
カイジ「・・・ひでぇ・・・・・・これが・・・」
アカギ「そうさ・・・これが臆病風・・・・・・それに吹かれた男の末路・・・・・・」
カイジ「・・・こんなあっさり・・・おかしいだろ・・・・・・ありえていいのかよ・・・・・・!こんなの・・・・・・!!」
アカギ「通るさ・・・・・・向こうもこっちもルール通り動いてるだけ・・・・・・」
カイジ「だからって、こんな・・・・・・あんまり・・・・・・」 ボロボロ
アカギ「・・・・・・」
カイジ「・・・・・・ップだ・・・」
アカギ「・・・・・・何・・・?」
カイジ「もうヤメだ・・・!利根川・・・・・・!!ギブアップ・・・!!もう金は要らない・・・・・・!!!だから電流を切れ・・・切ってくれ・・・・・・!!」
――しかしそれはカイジだけであり、他の者たちは違う・・・
――恐怖は、確実に男たちの灯を消しにかかる
先頭「うわあああああああああああああああああああああ・・・!!」
―― 一人落ちれば、あとはもう連鎖
――まるで死神が男たちの頭上を飛び回り引き落としていくように、次々に落ちてゆく、奈落へ・・・!
カイジ「・・・ひでぇ・・・・・・これが・・・」
アカギ「そうさ・・・これが臆病風・・・・・・それに吹かれた男の末路・・・・・・」
カイジ「・・・こんなあっさり・・・おかしいだろ・・・・・・ありえていいのかよ・・・・・・!こんなの・・・・・・!!」
アカギ「通るさ・・・・・・向こうもこっちもルール通り動いてるだけ・・・・・・」
カイジ「だからって、こんな・・・・・・あんまり・・・・・・」 ボロボロ
アカギ「・・・・・・」
カイジ「・・・・・・ップだ・・・」
アカギ「・・・・・・何・・・?」
カイジ「もうヤメだ・・・!利根川・・・・・・!!ギブアップ・・・!!もう金は要らない・・・・・・!!!だから電流を切れ・・・切ってくれ・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・ククク」
利根川「・・・ククククククク」
カイジ「何がおかしいっ・・・!!笑ってねぇでさっさと切れ・・・電流を・・・・・・!!」
アカギ「・・・最悪・・・・・・まったく分かっちゃいない・・・」
利根川「何故切らなければならん・・・電流を・・・」
カイジ「聞こえなかったのか・・・!!もう金は必要ないんだ・・・だから・・・・・・!!」
利根川「愚図が・・・・・・忘れたか・・・ルールを・・・・・・」
利根川「渡り切るか・・・死ぬか・・・・・・このゲームにはそれしかない・・・・・・」
カイジ「・・・そんな」
アカギ「無意味だ・・・・・・理は向こうにある・・・何を言っても勝ち目はない・・・・・・」
アカギ「生き延びたいんなら・・・・・・渡り切るしかない・・・」
カイジ「・・・くそっ・・・くそっ・・・・・・貴様等それでも人間か・・・・・・!!」 ボロボロ
利根川「ククク・・・酷い言われようだな・・・」
アカギ「それに俺は幽霊だ・・・・・・もう人間じゃないのさ・・・・・・」
カイジ「うるせぇっ・・・黙りやがれ・・・・・・!鬼っ・・・!悪魔っ・・・・・・!!」
利根川「・・・ククククククク」
カイジ「何がおかしいっ・・・!!笑ってねぇでさっさと切れ・・・電流を・・・・・・!!」
アカギ「・・・最悪・・・・・・まったく分かっちゃいない・・・」
利根川「何故切らなければならん・・・電流を・・・」
カイジ「聞こえなかったのか・・・!!もう金は必要ないんだ・・・だから・・・・・・!!」
利根川「愚図が・・・・・・忘れたか・・・ルールを・・・・・・」
利根川「渡り切るか・・・死ぬか・・・・・・このゲームにはそれしかない・・・・・・」
カイジ「・・・そんな」
アカギ「無意味だ・・・・・・理は向こうにある・・・何を言っても勝ち目はない・・・・・・」
アカギ「生き延びたいんなら・・・・・・渡り切るしかない・・・」
カイジ「・・・くそっ・・・くそっ・・・・・・貴様等それでも人間か・・・・・・!!」 ボロボロ
利根川「ククク・・・酷い言われようだな・・・」
アカギ「それに俺は幽霊だ・・・・・・もう人間じゃないのさ・・・・・・」
カイジ「うるせぇっ・・・黙りやがれ・・・・・・!鬼っ・・・!悪魔っ・・・・・・!!」
カイジ(渡り切ってやる・・・・・・あの鬼・・・渡り切って・・・殺してやる・・・・・・!!)
――カイジ、前を向きなおす
――しかしそれは、あまりにも遅い復活・・・
――見渡せば、そこにはもう三人。カイジ、石田、佐原の三人だけ
石田「カイジくん・・・・・・もう、もう・・・終わりだ・・・・・・!!」
カイジ「・・・・・・石田さん・・・前を向こう・・・・・」
カイジ「大丈夫だ・・・渡り切って、見返してやるんだ・・・鬼を・・・・・・!!」
石田「・・・・・・違う・・・そうじゃないんだ・・・・・・」
カイジ「何・・・?」
石田「・・・・・・言う事を聞かないんだ、もう、足がっ・・・・・・!!」 ボロボロ
カイジ「っ・・・!」
カイジ「大丈夫だ・・・!前を向いて、俺を見ててくれ・・・・・・!渡り切ろう・・・・・・二人一緒に・・・・・・!!」
カイジ「俺が渡って見せる・・・石田さんは俺に続いて・・・・・・」
石田「・・・もう、限界なんだ・・・・・・」 ボロボロ
カイジ「駄目だ・・・!臆病風に吹かれたら死んじまう・・・・・・!!気を強く持つんだ、石田さん・・・・・・!!」
石田「・・・・・・俺は、俺は・・・・・・」
石田「・・・俺は進めない・・・・・・臆病な・・・駄目な・・・男なんだ・・・」 ボロボロ
――カイジ、前を向きなおす
――しかしそれは、あまりにも遅い復活・・・
――見渡せば、そこにはもう三人。カイジ、石田、佐原の三人だけ
石田「カイジくん・・・・・・もう、もう・・・終わりだ・・・・・・!!」
カイジ「・・・・・・石田さん・・・前を向こう・・・・・」
カイジ「大丈夫だ・・・渡り切って、見返してやるんだ・・・鬼を・・・・・・!!」
石田「・・・・・・違う・・・そうじゃないんだ・・・・・・」
カイジ「何・・・?」
石田「・・・・・・言う事を聞かないんだ、もう、足がっ・・・・・・!!」 ボロボロ
カイジ「っ・・・!」
カイジ「大丈夫だ・・・!前を向いて、俺を見ててくれ・・・・・・!渡り切ろう・・・・・・二人一緒に・・・・・・!!」
カイジ「俺が渡って見せる・・・石田さんは俺に続いて・・・・・・」
石田「・・・もう、限界なんだ・・・・・・」 ボロボロ
カイジ「駄目だ・・・!臆病風に吹かれたら死んじまう・・・・・・!!気を強く持つんだ、石田さん・・・・・・!!」
石田「・・・・・・俺は、俺は・・・・・・」
石田「・・・俺は進めない・・・・・・臆病な・・・駄目な・・・男なんだ・・・」 ボロボロ
やべぇよ。またカイジ読みたくなってきたぜ!
所でカイジの堕天録の続きはいつ出るの?
所でカイジの堕天録の続きはいつ出るの?
>>395
アカギ終わってからじゃね?
アカギ終わってからじゃね?
石田「これ・・・・・・受け取ってくれ・・・」
――突き出されたのは、石田の持っていた1000万チケット
カイジ「駄目だっ・・・・・・!あの船からも生きて帰れた・・・二人とも・・・だから今回も・・・・・・!!」
石田「カイジくんっ・・・!」
カイジ「!!」
石田「何も言わずに・・・・・・受け取ってくれ・・・・・・頼む・・・・・・」
カイジ「・・・・・・石田さん・・・」 ボロッ
カイジ「俺に・・・これは・・・!」
アカギ「・・・・・・受け取れ・・・カイジ・・・・・・」
カイジ「・・・!!」
カイジ「アカギ・・・!!!!!」
カイジ「この非常時に・・・貴様・・・・・・まだ言うか・・・!!俺は石田さんを見捨てないっ・・・・・・!!」
アカギ「・・・ならばなおさら・・・貰ってやれ・・・・・そのチケット・・・」
カイジ「・・・何・・・」
アカギ「そいつは・・・・・・もうこれ以上持たない・・・・・・今持ち直しても・・・いずれ落ちる・・・・・・奈落へ・・・・・・」
――突き出されたのは、石田の持っていた1000万チケット
カイジ「駄目だっ・・・・・・!あの船からも生きて帰れた・・・二人とも・・・だから今回も・・・・・・!!」
石田「カイジくんっ・・・!」
カイジ「!!」
石田「何も言わずに・・・・・・受け取ってくれ・・・・・・頼む・・・・・・」
カイジ「・・・・・・石田さん・・・」 ボロッ
カイジ「俺に・・・これは・・・!」
アカギ「・・・・・・受け取れ・・・カイジ・・・・・・」
カイジ「・・・!!」
カイジ「アカギ・・・!!!!!」
カイジ「この非常時に・・・貴様・・・・・・まだ言うか・・・!!俺は石田さんを見捨てないっ・・・・・・!!」
アカギ「・・・ならばなおさら・・・貰ってやれ・・・・・そのチケット・・・」
カイジ「・・・何・・・」
アカギ「そいつは・・・・・・もうこれ以上持たない・・・・・・今持ち直しても・・・いずれ落ちる・・・・・・奈落へ・・・・・・」
カイジ「・・・・・・信じられるか・・・!そんな世迷言・・・・・・!!」
アカギ「・・・・・・そうか・・・じゃあ・・・見捨てるわけだ・・・お前は・・・・・・この男を・・・・・・」
カイジ「違う・・・俺は見捨てない・・・・・・!!」
アカギ「違うね・・・お前は見捨てるんだ・・・・・・」
アカギ「この男を・・・この男の覚悟を・・・・・・」
カイジ「・・・!」
アカギ「べつに構わないさ・・・それでも・・・・・・」
アカギ「俺は邪魔しない・・・・・・見てるだけだ・・・」
カイジ「・・・・・・・・・・・・・くそっ!!」
石田「・・・カイジくん・・・早く・・・・・・!」
カイジ「分かった・・・・・・受け取る・・・!受け取ればいいんだろ・・・・・・!!!」 ボロボロ
カイジ「ただ、石田さん・・・・・・諦めるんじゃない・・・戦い抜こう・・・最後まで・・・!!!」
石田「・・・・・・」
石田「・・・ああ・・・」 ニコッ
カイジ「それじゃあ・・・俺の背中をよく見て進むんだ・・・・・・!大丈夫・・・俺は落ちない・・・・・・石田さんも・・・!!」
石田「・・・・・・」
石田「ありがとう、カイジくん・・・・・・最後の最後で・・・俺は救われた・・・・・・」
アカギ「・・・」
アカギ「・・・・・・そうか・・・じゃあ・・・見捨てるわけだ・・・お前は・・・・・・この男を・・・・・・」
カイジ「違う・・・俺は見捨てない・・・・・・!!」
アカギ「違うね・・・お前は見捨てるんだ・・・・・・」
アカギ「この男を・・・この男の覚悟を・・・・・・」
カイジ「・・・!」
アカギ「べつに構わないさ・・・それでも・・・・・・」
アカギ「俺は邪魔しない・・・・・・見てるだけだ・・・」
カイジ「・・・・・・・・・・・・・くそっ!!」
石田「・・・カイジくん・・・早く・・・・・・!」
カイジ「分かった・・・・・・受け取る・・・!受け取ればいいんだろ・・・・・・!!!」 ボロボロ
カイジ「ただ、石田さん・・・・・・諦めるんじゃない・・・戦い抜こう・・・最後まで・・・!!!」
石田「・・・・・・」
石田「・・・ああ・・・」 ニコッ
カイジ「それじゃあ・・・俺の背中をよく見て進むんだ・・・・・・!大丈夫・・・俺は落ちない・・・・・・石田さんも・・・!!」
石田「・・・・・・」
石田「ありがとう、カイジくん・・・・・・最後の最後で・・・俺は救われた・・・・・・」
アカギ「・・・」
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