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    元スレのび太「ドラえもんとか、実際無理だろ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
    タグ : - ジャイアン + - ドラえもん + - ドラゴンボール + - 佐々木 + - 東方 + - 神スレ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    すねおしんじゃいあん

    52 :

    ヨネスケ「お邪魔してまーす!!」

    53 = 1 :

     極力音を立てないよう慎重に鍵を開けると、スネ夫は静かにドアを開け警戒しなが
    ら玄関に身を滑り込ませた。傘立てからお気に入りのバーバリーの高級傘を引き抜く
    と、両手で構えながら部屋の中へ入っていく。

    そのときだった。

     突如開いたウォークインクローゼットから人影が飛び出し、飛びついてきた。
     傘をそちらに構えなおす暇もなく、スネ夫は自由を奪われる。

    ???「スネちゃま、お帰りなさいざーます!!」

    スネ夫「……ママ、何でいるの?」

     抱きついてきた母親を引き剥がし、スネ夫は傘を床に置く。

    スネ母「スネちゃまが心配でつい来ちゃったざます」

    54 :

    上昇が昇天にみえちゃった

    55 = 1 :

    スネ夫「ママ、僕ももういい年なんだからさ。ママが心配してくるようなこともな    いんだよ」

    スネ母「いーえ、スネちゃまはまだまだ子供ざます」

    スネ夫「もう子供じゃな……」

     言いかけたスネ夫は母が手に何か握っていることに気づいた。
     それが何であるかスネ夫が認識するより早く、その「何か」はスネ夫の腹部に突き立
    てられていた。

    スネ母「スネちゃまは子供ざます。そして子供のまま……死ぬざます」

     スネ夫は母の手に握られた包丁が自分の腹に突き刺さっているのを見て、呆然として
    いた。いったい、なぜ……
     包丁が引き抜かれる。激痛とともに血液が噴出し、スネ夫はその場にくず折れた。

    56 = 45 :

    おいおい・・

    57 :

    結局こうなるのかw

    58 = 15 :

    死んだwwwww

    59 = 46 :

    おいおい殺す必要ないだろ・・・

    60 = 1 :

    スネ夫「マ……マ、どうし……がぁあ!!」

     言いかけたその背中に再び包丁が突き立てられる。
     視界が歪む中、必死でスネ夫は顔を上げる。目の前に母の顔があった。
     笑っている。鼻が少し赤かった。

    スネ母「死ぬざます死ぬざます死ぬざます!!!!」

    スネ夫「く……そ……」

     バーバリーの傘を探すが、手が届かない。
     スネ夫は最後の力を振り絞り、拳を突き出した。抵抗にも攻撃にもならない、その力
    ない一撃がゆっくりと母の顔面を打つ。

     すると突如、母の動きが停止した。そして、空気の漏れるような音とともに母の体が
    萎み、人形へと変わっていく。

    スネ夫(コピー……ロボット? そうか、鼻のボタンに拳が当たったから……)

     そこまで考えたところで意識が遠のき、スネ夫の視界は黒で塗りつぶされていった。

    61 :

    どんな展開だよ

    62 :

    これはわっふるせざるを得ない

    63 = 4 :

    えええええええ

    64 = 21 :

    死人だけは出さないでくれ…

    65 = 1 :

     そのころ、のび太は辟易していた。
     ジャイアンがしつこく、「俺の家で飲みなおそうぜ」と誘ってくるのだ。
     明日も仕事だから、と断ろうとするとすぐに昔のガキ大将の顔を覗かせるのだから
    困ったものだ。

    ジャイアン「いいじゃねぇか。ほら、最近いい芋焼酎仕入れたんだぜ。一緒に飲もう
          じゃねぇか」

    のび太「いや、今日は遠慮しとくよ」

    ジャイアン「それにさ、留学していたジャイ子が今ちょうど帰ってきてるんだよ。あ
          いつもおまえに会いたがってたぜ。それにな、ここだけの話あいつ昔は
          おまえのこと……」

    のび太「いや、遠慮しとく」

    ジャイアン「それにあいつ、海外のファッションに影響されたのか最近すごくお洒落
          になったんだぜ? 今日なんかすげぇミニスカートを……」

    のび太「断固、遠慮しとく」

    ジャイアン「しょうがねぇな、とっておきの情報教えてやるよ。俺知ってんだ。ジャ
          イ子のやつ今日は安全日……」

    のび太「遠 慮 し と く」

    66 :

    意識不明の渋滞で住んでくれスネオ

    67 :

    技術進歩の種ktkr

    そろそろあのコピペが来そうな予感

    68 = 48 :

    これは…!?

    69 = 35 :

    安全日って何?

    70 = 57 :

    宇宙人がフラグだったとは

    71 = 1 :

     無理やりジャイアンに引っ張られ、ついに剛田商店まであと十数メーターというとこ
    ろまで来てしまった。
     ここまで来たらもう覚悟を決めるしかないだろう。のび太は腹をくくった。

    のび太(さよなら……僕の童貞……)

     そのときだった。

    ???「キャアアアアアアアアアアアアアッ!」

    のび太「!? ジャイアン、今の悲鳴……」

    ジャイアン「ジャイ子の声だ」

     ジャイアンの顔が蒼白になった。

    72 = 21 :

    なぜ妹の生理周期をしってるんだw

    73 :

    おい…ドラSSで死人は出さないでくれよ…

    74 = 48 :

    >>72
    だよなwwwwwwwwww

    75 = 46 :

    これもこれで面白いけど

    76 :

    あれ? 出木杉は総理大臣じゃなかったっけ?

    77 = 1 :

     ドアをぶち破る勢いで二人が剛田商店に飛び込むと、縛られ猿轡をされたジャイアンの
    母と、わき腹を押さえてうずくまるジャイ子の姿があった。わき腹を押える手の隙間から
    血が流れでいる。

    ジャイアン「ジャイ子ぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

    のび太「落ち着くんだジャイアン!!とにかく止血を……ぐあっ!!」

     横っ腹に衝撃を感じると同時に、のび太の体は蹴り飛ばされタンスに叩きつけられた。
     ジャイアンが振り返ると、のび太を蹴り飛ばしたと思われる二人組が立っていた。二人
    とも黒服にサングラス。その手には血のついたナイフが握られていた。

    黒服1「大人しくするんだな。騒がしいのはごめんだ」

    黒服2「しかし野比のび太まで一緒とはありがたいな……手間が省けた」

    80 :

    >>1はSS書いたことある?
    なんか見たことあるような書き方なんだが

    81 = 62 :

    ああ、未来が変わるフラグか

    82 = 57 :

    のび太が大人になったSSでは必ず殺人事件に発展する法則

    83 = 51 :

    黒尽くめの二人・・・・ゴクリ・・・

    84 = 1 :

    ジャイアン「……おまえらか?」

    黒服1「あ? 何がだ?」

    ジャイアン「ジャイ子と母ちゃんにこんなことしたのはおまえらかって聞いてんだ!」

     返事を待たずにジャイアンが突撃する。ジャイアンのラリアットが黒服の二人を吹き飛
    ばした。

    黒服1「がはぁ!!」

    黒服2「ぐほぁぁ!!」

    ジャイアン「貴っ様ら、よぉくも~~~!!!!!!!」

     咆哮しながら、ジャイアンは馬乗りになり二人を殴り続ける。

    黒服1「が!!ちょ……やめ……ぐほぉ!!」





    >>80
    始めてっす

    85 :

    ちょ。おもすれぇ

    86 :

    ああああ用事があるのにわっふるわっふるわっふりゃー

    87 = 66 :

    ドラえもんに関わった人物が暗殺されてるのか?

    88 = 20 :

    コナン「遅かったか…」

    89 :

    真面目に書いてても
    途中でグチャグチャにしたくなるんだろうなwww

    90 = 35 :

    アポトキシン4867を飲まされるフラグ

    91 = 21 :

    >>88
    バーローくんなwww

    92 = 80 :

    >>84
    初めてかゴメン
    そのまま続行してくれ

    93 = 1 :

    黒服2「く……そ!!いい加減にしやがれ!!」

     黒服の蹴りがジャイアンの腹にヒットし、後退したジャイアンと黒服二人の間に間合い
    ができる。

    ジャイアン「よくも、よくも母ちゃんを!ジャイ子を!のび太を!!」

    黒服1「はぁ……はぁ……こいつ、何だよ。化け物かよ」

    黒服2「このままじゃ分が悪いな。あれ、使うか」

    黒服1「しかし、未来の痕跡を残すわけには……」

    黒服2「言ってる場合か? 保身が優先だ」

     そう言うと黒服のうち一人がポケットに手を入れ、銀色の筒状のものを取り出す。
     男はそれを指にはめ、拳銃よろしくジャイアンのほうへ構えた。

    94 = 57 :

    >>83
    アガサ博士「あの二人には命令していないから違う」

    96 = 1 :

     銀色の筒を指にはめ構える――何も知らない現代人が見たら意味不明な行動。
     普通なら油断してやられていただろう。
     しかしジャイアンは知っていた。

    ジャイアン(あれは……空気ピストル?)

     未来のひみつ道具、空気ピストル。
     「バン」という声に反応して空気の塊を射出する。射程距離は10メートル前後。
     ジャイアンは瞬間的に身をよじるとテーブルの上の大理石の灰皿を手に取る。

    黒服2「くらえ!!バ……」

     「バン」と言い終えるより早く、ジャイアンがアンダースローで放った大理石の灰皿が
    空気ピストルを黒服の指から弾き飛ばしていた。指ごと粉砕していたかもしれない。
     元・ジャイアンズピッチャーの豪速球は健在だった。

    97 :

    いいねぇ、おもしれぇSFだ

    98 = 57 :

    シリアスな場面でパンって言わなきゃならないのはきついな

    99 :

    ジャイアンかっけえwwwww支援

    100 = 1 :

    黒服2「がぁぁぁっ!!!指が!!指がやられた!!」

    黒服1「くそ、大丈夫か!仕方ない、逃げるぞ!!」


     黒服二人が廊下へと逃げていく。

    ジャイアン「逃がすかよ!!」

     再び投げた灰皿が今度は別の黒服の背中にヒットする。
     黒服が何かを落とした。

    黒服1「がぁ!!……あ、待て!!ビッグライトを落とした!!」

    黒服2「拾ってる暇はねぇ!どうせバッテリー切れだ、放っておけ」

     そのまま黒服は廊下を曲がっていく。
     ジャイアンがあとを追いかけ廊下を曲がると、男たちの姿はなかった。
     代わりに、ピンク色のドアが消えていくの見えた。


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