元スレレヴィ「間違いねえ、アイツはインポだ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
151 :
今までブラクラ見てた俺にとってタイムリー過ぎるスレだ
152 :
これはおもしろい
153 :
バラライカが髪の毛書き上げるだけでご飯3杯は行ける
155 = 1 :
・ ・ ・
「ヘ~イ、ダッチ。このままじゃラグーン号の風通しが良くなっちゃうよ」
ドック内で軽快に吐き出される銃弾の奏でるタンゴを聴きながら、
ベニーはPCをイジる手を止め上司に言外に二人――主に一人を止めてくるよう言った。
この騒ぎの中では、集中して新しい機材の調子を見る事が出来ない。
ベニーは、良くも悪くもマイ・ペースなのだ。
「そいつに関しては俺も同感だし、泣きてェ気持ちでいっぱいだ」
ベニーの上司――ラグーン商会のボスであり、ラグーン号の船長である大柄な黒人のタフ・ガイ――
ダッチもベニーの言葉に同意した。
しかし、グラスを傾ける手を止める様子は一切なく、サングラスの下の瞳をかすかに揺らすだけ。
ダッチは、更に言葉を続けた。
「だがな、ベニー・ボーイ。お前さんに“命と引き換えに船を守る覚悟があるか?”
あるなら俺は良い部下を持ったッて事だ。さあ、その気があるなら今すぐ止めて来てくれ」
誰も厄介事には巻き込まれたくない。
クサいものには、金の臭いがしない限りは“関わらない”。
それがロアナプラに住む、無法者の中にある共通意識であり、それはこの二人にとっても同じことだった。
「遠慮しとくよ。“たまにはこうやって騒がしいのも良いしね”」
ベニーは肩をすくめ、本心を冗談で塗り固めながらダッチに言った。
「……――やれやれだ。全く、“ツイてねえ”」
無論、ダッチはベニーの内心を察していたし、彼に文句を言うのは筋違いだとも理解していた。
ダッチに出来ることは――打ち出された銃弾が、ラグーン号を“あまり”傷つけない様に願う事だけだった。
157 :
>>156
気になってたんだが雪緒はチャカに犯されたの?
158 :
どれが一番「っぽい」?
159 :
>>157
そのネタを同人で出してほしいと思ったのは俺だけじゃないはず
ヤク漬けで変態にの部分もハァハァハァ
160 :
>>158
>>135・・・かなー
>>159
エロパロの倉庫にそんなのあったような・・・
161 :
アニメの日本編は漫画版と違う結末なのか?
あの最後がいいのに
162 :
>>156
AT-Xで見たいが取ってないorz
日本編レヴィたんの冬服姿が可愛すぎる
163 = 158 :
135か……速度落ちるな
今度小説も読んでみてから試してみよう
164 = 162 :
>>161
結末は同じ
だけど場所とか設定が微妙に違う。
アニメで銀さんと雪緒ちゃんが銀行強盗してたけど原作ではやってない。
そして最後に銀さんとレヴィが戦った場所はアニメでは港?の近くだったけど原作では神社。
自分は原作のが好きだな。
165 = 160 :
>>164
雪緒が銃もってレヴィのバイク爆破したりするしな
最後の自決のときの雪緒は、アニメの方がなんかキた
166 = 157 :
>>165
動脈切るのかと思ったらグッサリだもんな
167 :
>>165
トラウマ掘り返さないで><
169 = 158 :
・ ・ ・
ロック「~~~~~~ッ!!?」
カチッ! カチッ!…
レヴィ「――チッ、弾が切れやがった」
ロック「……ッ、こ……ここッ、こ……」
レヴィ「ようやくお目覚めかい? 昼間ンなってから目を覚ますようじゃ“目覚まし”失格だぜ」
ロック「殺す気かッ!?」
レヴィ「お前はどう思う? ん~?」ニコニコ
ロック「――……冗談だろ?」
レヴィ「そうだな――それはあんた次第さ、ロック。今すぐすっトボケるのをやめりゃァ話が早い」
ロック「俺はトボけてなんかいないッ!」
レヴィ「……オーケー、どうやら命は惜しくないようだ。あの世“でも”ビッチ相手に腰振ってな」
ロック「――“でも”?」
とりあえずこれで
170 = 161 :
>>164
アニメはそんなハチャメチャなのかw
港の近くってことは二人がモスクワにカチ込みに行くってくだりが強調されてんのかな?
どちらにしてもロックは夕暮れにいるのね
171 :
中二ラノベになったな
172 = 158 :
ロック「“でも”っていうのは、一体どういう事だ?」
レヴィ「いいかいロック、アタシは気が長い方じゃアねェんだよ。知ってたか?」
ロック「あ、うん」
レヴィ「――それなのに、だ。それなのにお前は、昨日の夜イエロー・フラッグでズベ公と会ってた事を隠しやがった」
ロック「……あ、あ~! その事か!」
レヴィ「どうやら頭ン中の回路がようやくつながったらしいな。だけど残念、すぐ断線だ」
ロック「ちょっ、ちょっと待ってくれレヴィ!」
レヴィ「別れの言葉は手短に済ませな。一応聞いてやるからよ」
ロック「確かに、確かに俺は昨日仕事が終わった後イエロー・フラッグで人と会ってた!」
レヴィ「……3」
ロック「その相手が女の人だってのも合ってるッ! というか、どうしてお前がその事を!?」
レヴィ「……2」
ロック「なんでその事でお前が怒って……な、なあ! そのカウントをとりあえずとめてくれ!」
レヴィ「……1」
ロック「……さようなら、ロアナプラ。クソみたいな街だけど、嫌いじゃなかった――」
レヴィ「0」
…カチッ!
ロック「ッ!?……――あれ?」
レヴィ「――さっき言ったろ。弾切れ、ってよ」
173 :
登場人物ふたりだけだし
台詞でどっちかちゃんと分かるし
前にキャラ名いらんとおも
そんなわけで支援
175 = 158 :
レヴィ「ロック――あんたがプライベートで……女と二人っきりでイエロー・フラッグで
一杯ひっかけてたってのだけでもアタシの引き金は軽くなるんだ。わかるか?」
ロック「いや、なんで……」
レヴィ「ヘイ、今口を開くのは、自殺志願者かただの馬鹿だ。
――こういう時は首を動かすだけで良い。オーライ?」
ロック「!」コクコク!
レヴィ「よーし、良い子だ……」カチャカチャ
ロック「!? どうしてまた弾を込めるんだ!?」
レヴィ「“ロック”」
ロック「……!」ブンブン!
レヴィ「オーケイ、そうだ。賢いってのは良い事だな。寿命が“少しばかり”伸びた」
ロック「!?」ブンブン!
レヴィ「なんでェ、不満か?」
ロック「!!」コクコク!
レヴィ「知るか」ギロッ!
ロック「……」
176 :
書け
177 :
夜までは残ってないかな…
178 = 158 :
レヴィ「その軽くなった引き金が、だ」
…カチャッ
ロック「~~~ッ!?」
レヴィ「さらに軽くなるような事をあんたはやらかした」
ドンッ!
ロック「……ッ!?」
レヴィ「おい、おい、おい。ロック、そんなに怖がることねェだろ? 笑えよ、オイ」ニコニコ
ロック「……」ブンブン!
ドンドンッ!
ロック「!?」
レヴィ「イ~イ笑顔で笑ってたンだってな? 随分ご機嫌だったらしいじゃねえか」ニコニコ
ドンドンドンッ!
ロック「!!?」
レヴィ「そりゃァそうだよな~、ズベと楽しく夜の街に“しけこむ”となっちゃァ、顔も緩むよなァ?」
180 = 158 :
ロック「ん~! んん~~~!!」
レヴィ「言いたい事があるならハッキリ喋りな。それじゃあ、そこらのハエとしかお喋り出来ねえぞ」
ロック「……――お前が喋るなって言ったんじゃないか」
レヴィ「ロック。今、クソ生意気な言い方をしたのはアタシの気のせいか?」
ロック「いいえ、違います」
レヴィ「そうかいそうかい、そいつァ良かった。“良かったな、ロック”」
ロック「……なあ、何か誤解してないか?」
レヴィ「誤解? ハッ! 何事も誤解で済めば世の中ハッピーさ。馬鹿が泣きを見るだけで良いんだからな!
――だけどな、この世はそう出来ちゃいねえ。違うか、ロック?」
ロック「確かに俺はファビオラちゃんと会って――」
ジャカッ!
ロック「――た、け、ど……」
レヴィ「お前がロリコンの変態野郎だとは思ってなかったよ。まあ、なんだ、死ね」ニコリ
ロック「違う、違う、違う! 話を聞いてくれレヴィ、頼むからッ!?」
レヴィ「趣味の話だったらお断りだね。こっちの頭ン中まで腐っちまう」
181 :
ファビオラとちゅっちゅしたい
182 :
これはいい嫉妬
183 :
レヴィかわいいな
184 = 158 :
ロック「いいか、レヴィ。――誤解だ」
レヴィ「どうりで鈍い訳だぜ。これで納得したよ、ロック」
グリッ!
ロック「頼むから――勝手に納得しないでくれ。ちょっと“命に関わる”」
レヴィ「“今まさに”な。で、何が誤解なンだ? 相手はあのチビジャリじゃなく、ご主人様の方だったのか?
ロリータだけじゃなく“どっちも”いけるたァさすがだな。見直したぜ」
ロック「どうしてお前は俺を変態にしたがるんだ……ッ!?」
レヴィ「ヘイ、ヘイ。まさか相手はあのくそめがねか? だったらご愁傷様だ。いたぶって殺す」
ロック「相手はファビオラちゃんだけだ――って、違う! 勘違いするなッ!!」
レヴィ「……――とうとうゲロりやがったな。こいつは臭くてたまらねェよ」
ロック「待て、待て、待て!」
レヴィ「何を待てってンだ? お前とあのロリータがどうやって“いたした”かでも聞きゃ良いのか? あァ?」
ロック「俺はそんな真似はしちゃいない!」
レヴィ「ロック。あのロリータはどんなパンツをはいてたンだ? 白か、黒か? さそがし楽しんだンだろうな」
ロック「俺は別に楽しんじゃいないし、彼女はスパッツ――……誤解だ、レヴィ」
レヴィ「――オーライ、“黒”か」
185 :
ロック墓穴掘りすぎw
186 :
ロックがんばれwwwwwwww
187 = 158 :
レヴィ「とりあえずお前の言い訳を聞かせてみな。“面白けりゃ”ご褒美をくれてやるよ」
ロック「……信じてくれる可能性は?」
レヴィ「シナリオ次第だ。飽きた時点で殺す」
ロック「信じる気が全く無いように思えるのは俺の気のせいか……?」
レヴィ「ヘイ、せっかくのチャンスを棒に振る気か? バットってのは、振らなきゃ当たらないんだぜ」
ロック「……」
レヴィ「さて、お前があのロリータ相手にどんな場外乱闘をカマしたか聞かせて貰おうじゃねェか」
ロック「――鉛弾のポップコーンに、海水のコーラか。ゾッとしないな」
レヴィ「……――で、なンでお前はあのジャリと飲んでたンだ?」
ロック「いや、仕事帰りに偶然、会っ、て……」
レヴィ「――そいつは面白ェな。最高に笑えるぜ、ロック」
189 :
地雷原を全力で走ってやがる
190 = 182 :
普通の地雷原ならまだ救いがあるぜ
だが相手は時限式の上、相当な数バラ撒かれてやがる
最高にクールだぜ
191 = 158 :
ロック「……」
レヴィ「どうしたンだよロック。続けな」
ロック「……――えっと、“色々あって”イエロー・フラッグに一緒に飲みに行く事になって」
レヴィ「ストップだ。“色々”じゃわからねえ。わからねェよロック。それじゃあ“観客が納得”しねェぞ」
ロック「……彼女は、ガルシアくんとロベルタの二人に気を使ってるみたいだったんだ。
だから、泊まってるホテルじゃ気兼ねなく飲めないって話の流れで聞いて――」
レヴィ「――つまり――お前から誘ったンだな? ヘイ、ヘイロリータ、飲みにいきませんか、ってな」
ロック「そ、そうなるかな……はは」
レヴィ「……」
ロック「れ、レヴィ?」
レヴィ「どうしたよロック。“続けろ”」
ロック「……俺の気のせいだと思うんだけど、ドック内の気温が下がってないか?」
レヴィ「そいつは気のせいさ。アタシは、“煮えたぎった釜の中に居るように感じるぜ”」
ロック「……――クーラーは?」
レヴィ「生憎故障中だ。修理のメドはたたねェし、その予定も今の所なさそうだ」
ロック「……そうか、“悲しくてたまらないよ”」
192 = 179 :
死ぬのか
193 :
悲しい結末しか思い浮かばない
194 = 158 :
レヴィ「おいおい、これはお涙頂戴の悲劇だったのか? 違うだろ? お前が話してるのは――喜劇だ」
ロック「……――この状況で俺に笑え、と?」
レヴィ「そいつは良いな。シケたツラで話されるよりゃ万倍マシだ。――こっちまで気が滅入ってくる」
ロック「……そうか。それなら笑いながら話すよ、出来るだけ」
レヴィ「いい心がけだな。ロリータと飲んで楽しかったかい?」ニコリ
ロック「まあね。面白い話も色々聞けたし、あっちのリアクションも新鮮だったしな」ニコリ
レヴィ「……」
ロック「……――なんで黙るんだよ……!?」
レヴィ「お前の笑顔が妙にムカついたからだ。だから、“笑えよ”。オーライ?」ニッコリ
ロック「は、はは……」ニヘラ…
レヴィ「なめてんのか? なあ、ロック。アタシの事を馬鹿にしてんだろ?」
ロック「滅相もない」ブンブン!
レヴィ「――続けろ」
ロック「……はい」
195 :
レヴィたん早くデレて…
196 = 158 :
ロック「――それで、調子に乗って俺たちは飲んで……」
レヴィ「“俺たち”か。随分仲良くなったもんだなァ? それに相当楽しんだみたいだ、良い事だな」
ロック「……案の定というか、ファビオラちゃんが潰れて」
レヴィ「ヘイ、ヘイ。酔い潰させるたァ悪党だなお前も。狙ってたンだろ? 色男」
ロック「いや、そんな事はないぞ!? 彼女のペースが速かったから――」
レヴィ「酒が進むってのは素晴らしいよな。――キリストが槍でファックされた時位爽快だ」
ロック「……それで――そのままにしておく訳にもいかないだろ!? そうだよな!?」
レヴィ「そこでアタシに同意を求めるってのは、“どういう意味だ”?」
ロック「…………今のは忘れてください」
レヴィ「お前な、アタシの事を何だと思ってンだ? さっきの今で忘れるわけねェだろ」
ロック「……ですよねー」
レヴィ「いいから続けろよロック。正直、“アクビが出ちまいそうだよ”」
ロック「――大人しく寝るって選択肢は?」
レヴィ「そりゃお前に失礼だろ。“せっかく”ピーチクさえずってくれてンだからな」
ロック「……」
197 :
レヴィたんとちゅっちゅしたいお~
198 = 158 :
ロック「――それで……仕方ないから彼女を送っていくことにしたんだ」
レヴィ「そうでもしないとあのジャリは“あの”一件でちょいと恨みを買ってるからな。
そんな無防備じゃ良くて売り飛ばされるし、悪くて豚の餌だ。“良い事したなァ”ロック」
ロック「……――は、ハハハハハ!」
レヴィ「笑ってちゃわからねえよ。アタシが聞きたいのはその先さ」
ロック「――どこのホテルに泊まってるかなんて、俺は知らなかったし探すのも面倒だったんだ」
レヴィ「そうだな」
ロック「だから俺は――彼女を俺の家に連れてった。
そして、彼女をベッドに寝かせて俺もすぐに寝た。“それだけ”の話さ!」
ジャカッ!
レヴィ「――サンキュー、ロック。クソ面白くねえ笑える話を聞かせてくれてありがとよ」
200 = 158 :
ロック「……――まだ“俺の”話は終わっちゃいないぜ、レヴィ」
レヴィ「そいつはノーサンキューだ。これ以上聞いたらゲップが止まらなくなって死ンじまう」
ロック「どうして俺が彼女を家に入れた事でお前が怒るんだ?」
レヴィ「そンな事はどうでも良いだろ。お前には“すぐに”関係なくなる」
ロック「……それじゃあ、最後に俺の頼みを聞いてくれるか?」
レヴィ「聞くだけ聞いてやるよ」
ジャカッ!
ロック「……――レヴィ」
レヴィ「なんだ、変態野郎」
ロック「――スパッツをはいてくれないか?」
レヴィ「…………あん?」
みんなの評価 : ★★★
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