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    元スレ妹「兄さんったら、もう……また腹筋ですか?」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 腹筋スレ + - お嬢様 + - もう + - 兄さんったら + - 女騎士 + - + - 幼女 + - 敬語妹 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 28 :

    にゃんにゃん!にゃんにゃん!
    しえん

    52 = 8 :

    もう何でもいいから甘いのプリーズ

    53 = 1 :

    ネタが尽きたからって安易にキャラを増やすのはよくないってばっちゃが言ってた








    でもそんなの関係ねぇ

    54 = 1 :

    後輩「どうも! こんにちわ、センパイっ!」

    「え? あ、ああ、……えっと、こんちわ」

    後輩「うんうん、今日もお元気そうですねー」 

    「ああ、おかげさまで……っていうか」

    後輩「はい?」

    「その……ごめん、どこかで会ったっけ?」

    後輩「え? いえいえ、こうしてお話するのははじめてですよ!」

    「うん、そうだよね……それで、そんな俺に気さくに話しかけてくる君はどちら様?」

    後輩「そうそう、実はですね! あたし、センパイに渡すものが……」 ガサゴソ

    「……人の話を聞かない子だねまったく」

    後輩「あれー? どこにしまったっけ……あ、あったあった!」

    「うん?」

    後輩「はいセンパイ、受け取ってください!」

    「えっと……何これ、手紙?」

    55 = 8 :

    これは嫉妬フラグ!?

    いいぞもっとやれ

    56 = 1 :

    後輩「どう見ても手紙ですよ、ズワイガニにでも見えます?」

    「突然カバンの中から活きの良い甲殻類を取り出されたらトラウマもんだぞ」

    後輩「ですよねー。 というわけで、はいどーぞ!」

    「あ、うん……って、これ俺に?」

    後輩「はい、当然です!」

    「……で、これは今開けて読んでも良いの?」

    後輩「ダメに決まってるじゃないですか!」

    「決まってるのか」

    後輩「お手紙ですよ? 手渡しですよ? 目の前で読んだらなんの意味もありませんよ!」

    「そんなもんなのか?」

    後輩「それじゃあ直接言ったほうが早くない?ってことになります」

    「それは、まあ、一理あるな」

    後輩「と、いうことで! あたしがいなくなったら読んでくださいね、速やかにじっくりと」

    「……よくわからん要求をする子だな、ほんとに」

    57 = 1 :

    後輩「ということで、じっくりと読んで、あとでお返事を聞かせてください!」

    「ああ……うん、善処するよ」

    後輩「はい! それではセンパイ、また後ほど!」


    パタタタ……


    「……元気なやつだな」

    「それにしても、手紙ねぇ」

    「……ん? 可愛らしいピンク色の封筒、手渡し、下級生、女の子……」

    「…………あれ?これはもしかしたらもしかすると……」

    59 = 1 :

    会長「恋文だな!」

    「ギャー!!!!」

    会長「なんだその悲鳴は、まるでボクが死神のようじゃないか」

    「ええ、俺から見ればむしろ悪魔ですけどね!」

    会長「悪魔っ娘か」

    「なんでも『娘』をつければ良いってもんじゃありませんよ」

    会長「チッ」

    「なんでそこで舌打ちするんですか!?」

    会長「ふん……ところで、兄くん」

    「あい?」

    会長「うまいこと話を誤魔化したつもりだろうが、そう上手くはいかないよ」

    「…………チッ!」

    会長「こら舌打ちするな、行儀が悪いぞ」

    「数行上の自分のセリフを見てから言ってください!」

    60 = 1 :

    「……お、俺をどうするつもりですか」

    会長「ふふふ……安心したまえ、用があるのは君じゃない」

    「え?」

    会長「そのピンクの封筒だ!!」

    「うわー悪魔だ!ほんとに悪魔だよこの人!」

    会長「一人の年長者として、君が欲望のままに暴走するのを黙って見ているわけにはいかない!」

    「なんで暴走することが前提なんですか!」

    会長「君がなんと言おうと……その封筒、こちらに渡してもらう!」


    ジリジリ……


    「……あ、あの、マジで勘弁してくださいほんとに」

    61 = 1 :

    会長「ふふふっ……甘いぞ、兄くん!」

    「え?」

    会長「……確保!!」

    「………………」 ガシッ

    「ぎゃー!ちょ、友お前どこから出てきた!?」

    「……クシャミひとつで呼ばれたからは」

    「お前いくつだよ!俺も生まれてねえよその年代!」

    会長「さあ友逃がすな、そのまま捕らえるんだ!」

    「…………了解です」 ギリギリギリ

    「ちょっ痛い痛い!!何これ!?何この腕力ありえねえ!!」

    会長「ふふふ、観念するんだ良い子だから!さあ!」

    「くそっ、最後まで抵抗してやる!」 カサッ

    会長「む……おのれ、ポケットにしまうとは卑怯だぞ」

    「二対一で実力行使する人に言われたくありません!」

    62 = 8 :

    なんでこの兄俺じゃないんだよ・・

    63 = 1 :

    会長「おのれ……よし、奪い返すんだ、友」

    「最初っから俺のですから!って友、やめて体をまさぐらないで!」

    「…………どこ?」 ゴソゴソ

    会長「ちがうそっちじゃない、ズボンの中だ」

    「……ズボンの」 モゾモゾ

    「キャー!?ちょっ違う違うやめてやめてやめてぇえええええ!!」

    「……どこだろう」

    「やめて!やばいからほんとにやばいからお婿にいけなくなっちゃうから!!」

    「…………あ、何かあった」 ギュ

    「あががががgggggggggggg」

    会長「……友、ボクが言ったのは前じゃなくて横だ」

    「……?でも、ここに何か」 ギュー

    「やめて掴まないで引っ張らないでもげる!伸びるもげるもげる!」

    65 :

    会長って女子?

    66 = 12 :

    >>65
    僕ッ娘

    67 = 1 :

    「……はぁ……はぁ……」 ビクンビクン

    会長「なあ友、ボクは確かにズボンの中とは言ったが……それはポケットの中、という意味なんだ」

    「……?でも、何か入ってた」

    会長「ほぉーう、それはこのくらいだったか?」

    「……ううん、そんなに大きくはなk」

    「言うな何も言うな!ってああやばいまたお腹が痛く……」

    「……大丈夫?」

    「誰のせいだとツッコミを入れたいところだけど、今はその優しさが身に染みる……」

    「……よしよし」 ナデナデ

    会長「うんうん、友は優しいなぁ」

    「……背中、撫でてあげる」

    「うん、ありがとう……」

    「…………ついでにこれも、預かっておいてあげる」

    「うん、ありがt……え?」

    68 = 22 :

    友も女だったよな・・・

    69 = 1 :

    会長「でかした友!」

    「……いえい」

    「か……返せ! 俺の喜びごと返せ!」

    会長「ふっふっふ……そう言われて、ボクが返すとでも?」

    「くっ……そ、そうだ、友」

    「…………?」

    「……今度、一緒に飯でも食いに行こう。もちろん俺が全部奢る!」

    「…………」 ピクン

    会長「ま、まさかそう来るとは……!」

    「……なんでも?」

    「ああ、何でもだ!焼肉だろうが寿司だろうがケーキバイキングだろうが!」

    「……一緒に?」

    「もちろんだとも!」

    「…………」 フラリ

    70 = 1 :

    >>68
    男なんて書かないよ、だって可愛くないじゃない

    71 = 48 :

    はやくはやく

    72 :

    「……一緒に?」

    兄!俺と代われ!

    73 = 22 :

    >>70
    お前うちに嫁に来い

    74 = 1 :

    会長「ま、待て友! ボクを見捨てるのか!」

    「……でも、ご飯……なんでも、一緒に」

    会長「……ボクの知り合いに、とある高級料亭のオーナーがいてね」

    「…………?」

    会長「ごく一部の人間しか暖簾をくぐることを許されない隠れた超名店だ、名を美食倶楽部という」

    「ま、まさか……」

    会長「今度一緒に行こう、もちろんボクの奢りで」

    「………………」

    「ま、惑わされるな友!」

    会長「さあ友、こっちに戻るんだ!」

    「…………むぅ」

    75 = 1 :

    (…………会長さんは、この手紙を手に入れたい)

    (……でもお兄ちゃん【※兄のこと】は、私に会長さんのところへ行ってほしくない)

    「…………むぅ」

    「め、珍しく友が悩んでいる……」

    会長「くっ……さあ友、こっちだ」

    「な、なんの!友、こっちに来てくれ!」

    「………………!」 ハッ

    会長「ん?」

    「お?」

    「……では、お二人の意見をどちらも尊重する方針で」


    ガサガサ


    「……おい、友ちょっとお前まさか」

    「…………拝啓、突然のお手紙申し訳……」

    「読むなぁああああああああああああああ!!!!」

    77 = 1 :

    「……突然のお手紙もうしわけありません。 きっとセンパイもびっくりしたと思います」

    「…………」 ビクンビクン

    会長「どうした兄くん、羞恥心の限界を超えたか」

    「……でも、このお手紙で、あたしの気持ちが少しでも伝わればいいな、と思います」

    会長「……ふむふむ」

    「……今まではずっと遠くから眺めているだけでしたが、やっと決心がつきました」

    「ははは、ころせ、もうころせよ」

    「……ずっと憧れだった人に近づくために、勇気を振り絞ってこの手紙をおくります」

    会長「……ほぉーう、兄くんもなかなかスミにおけないなぁ」

    「……と、いうことですので、どうか協力してください。 よろしくお願いします」

    会長「…………ん?」

    「……後輩より。 しょっちゅう憧れの会長の近くにいる見知らぬセンパイへ」

    「………………」

    会長「………………」

    「……おわり」

    78 = 1 :

    会長「あー……つまり、これは」

    「………………」

    会長「君への恋文ではなく、ボクへの遠まわしなファンレターだったということか」

    「……どんまい」

    会長「いやしかし、もしやボクに恋愛感情を?……参ったな、ボクに百合の趣味は無いぞ」

    「…………ゆり?」

    「友は知らなくていいから! っていうか会長も変なこと言わないでください!」

    会長「変なこととはなんだ、もしそうだとしたらこの子はあれだぞ?恋する乙女だぞ?」

    「いや、ですから」

    会長「恋する乙女の心を無碍にはできない……そう、この乙女は」

    「は?」

    会長「……乙女はボクに恋してる!……かもしれない!」

    「………………」

    会長「……乙女はボクn」

    「二度も言わないでください、あと略すのも禁止です」

    79 = 76 :

    しえん

    80 = 1 :

    【……翌日】

    後輩「あ、センパーイ! 手紙、読んでくれましたか?」

    「お、おま、おおおおお前はなんちゅ、なんちゅうことを」

    後輩「はえ?」

    「ななななんちゅうことをしてくれたんだ! よくも俺の純真な心を!」

    後輩「ちょっ、いきなり叫ばないでくださいよ!」

    「うっさい! っていうか最初っから本人に渡せよああいうのは!」

    後輩「こ、こっちにも色々とあるんですよ!色々と!」

    「お前のその色々な事情のおかげでな、こっちは大変だったんだぞ!」

    後輩「知りませんよそんなこと! っていうかあれですか、もしかしてラ、ララ、ラヴレターとでも勘違いしたんですか!?」

    「あれで勘違いしない奴のほうが珍しいわコンチクショー!」

    後輩「うわっキモッ!変な勘違いしないでください!えっち!」

    「キモい言うなチビ!」

    後輩「あー言いましたね、その禁句を言いましたね!」

    81 = 1 :

    「うっさいちび、ちーび!」

    後輩「むっかぁー!! そんなにちっちゃくないもん、平均よりちょっと下くらいだもん!」





    会長「……なんだかんだで、すっかり仲良しじゃないか」

    「……なかよし」

    会長「精神年齢が同じくらいなんだろうな、うん」

    「…………」

    会長「いやー、これからまた賑やかになりそうだ」

    「……うん」









    「……おかしいですよね……私のスレのはずなのに……」

    82 = 8 :

    俺は妹が一番好きだぞ!

    83 = 76 :

    また年下かwww

    84 = 1 :

    【……放課後、サークル棟、調理室にて」

    ガヤガヤ……

    「さあ愛しの妹よ、遊びに来たぞー!」

    「!……お、大声で何言ってるんですか、もうっ」

    「……ようこそ」

    後輩「あれ?センパイじゃないですか。 ちはーっす」 モグモグ

    「……なぜナチュラルにお前がいるんだ」

    後輩「む?なんだかその質問にはトゲを感じますね!」

    「質問に答えたまえ、なぜお前がここにいて俺の妹が作ったクッキーを食べているのか」

    後輩「ふーんだ、あたしはやっちー(妹)と友ちゃんのお菓子を食べに来ただけですよーだ!」

    「なっ、ずるいぞそこは俺の席だ!」

    「……ああもう喧嘩しないでください、まだありますから」

    「…………」 モグモグ

    85 = 1 :

    >>83
    年上:会長

    同い年:なし

    年下:妹、友、後輩


    なんだよ、これじゃ俺が年下好きみたいじゃないか!

    86 = 28 :

    >>85
    好きなんだろ?

    87 = 76 :

    >>85
    正直に言っちゃえよw好きってw

    88 = 1 :

    「っていうか、みんな知り合いだったんだな」 モグモグ

    「知り合いというか、私たち全員同じクラスなんですよ?」

    「…………」 コクコク

    後輩「やっちーからお兄さんの自慢話はしょっちゅう聞かされてましたね」

    「ほうほう」 ニヨニヨ

    「ちょ、ちょっとコウちゃんっ!」

    後輩「優しくて、面倒見が良くて、気配りもできて、たまに変なことも言うけどやっぱり優しくて……」

    「ほほぉーう」 ニヨニヨ

    「に、兄さんもニヤニヤしないでください!」

    後輩「そんな話ばかり聞かされて、どんな素敵な人なのかと思ってたら……はぁ……」

    「おいなんだ今の溜め息は」

    後輩「いえー?べーつーにー」

    「こ、こいつめ……」

    89 = 1 :

    >>86
    >>87


    ………………



    ……好きです!!大好きです!!!!

    90 = 1 :

    「っていうか、お前はアレか?」

    後輩「はえ?」

    「この時間にここにいるということは、帰宅部なのか」

    後輩「いえいえ、これでも立派な陸上部員ですよ!」

    「……立派な陸上部員だったら、ここにいちゃダメだろ常識的に考えて」

    後輩「いいんですよ、今日はのんびりお休みの日なんです!」

    「誰が決めた」

    後輩「あたしが決めました」

    「……はぁ……」

    後輩「あー! なんですか、今の溜め息はなんですか!」

    「先に溜め息吐いたのはそっちだろ!」


    「……な、なんか息がぴったりですね、この二人」

    「…………なかよし」

    「む、む……」

    91 = 1 :

    「っていうか、とても体育会系には見えないな」

    後輩「むー、ほんとに失礼な人ですね」

    「だって体格も小さいし、筋肉もほとんど無さそうだし」

    後輩「ガタイが良くて筋骨隆々な女性なんて誰も喜びませんよ!」

    「謝れ!タカさんに謝れ!」

    後輩「誰ですかそれは!」

    「あーもう、二人とも落ち着いてください」

    「……むぅ」

    後輩「……ふんだ」

    「…………」 サクサク

    (後輩の体格は……友より少し大きいくらい、か)

    「……あ、いいこと思いついた」

    後輩「?」

    「お前、ちょっと友と腕相撲してみろ」

    93 = 65 :

    >>47
    にゃんにゃんあるのかwww

    94 :

     

    95 = 1 :

    後輩「はぁ?」

    「この中でお前でも勝てそうなのって友くらいだしな、うん」

    後輩「あのですね、あたしだって一応鍛えてるんですよ?」

    「妹は何気に強いぞー、普段の家事やら何やらで体動かしてるしな」

    「そ、そんなことありませんよ?」

    「そうなると、やっぱりお前が勝てそうなのは……」

    後輩「あたしを見くびってもらっちゃ困りますよ、センパイ」

    「…………」 モグモグ

    後輩「それに、友っちもお菓子にご執心で興味無さそうですし」

    「……そうだ、負けた奴は勝った奴に学食で何か奢る、ってことで」

    「………………」 キラリ

    後輩「あのセンパイ、あたしの話聞いてます?友っちもやりたくなさs」

    「………………」 スッ

    後輩「……あれ?」

    「……ばっちこい」

    96 = 94 :

     

    97 = 1 :

    「さあ両者出揃ったな、いざ勝負だ」

    後輩「あーもう、わかりました!やれば良いんでしょうやれば!」

    「………………」 ゴゴゴゴゴゴ

    後輩「はぁ……友っち、恨みっこ無しだかんね」

    「では行くぞ、レディー……」

    後輩「でぇりゃあああああああああああああああ!!!!」

    「ちょっ早い!早いよお前!」

    後輩「甘いですよセンパイ、戦いは常に真剣勝負!ヨーイドンでしか走れぬ者を闘技者とは……って、あれ?」

    「………………」

    後輩「で……でりゃっ!ふん!ふんぬぅううううううううう!!」 グググ……

    「………………」

    「……あ、では改めまして」

    後輩「ちょいあっ!ていっ!ぬぬっ、だりゃああああっ!」

    「……レディー、ゴー」


    スパァン!!

    98 :

    >>1 は年下好きというより、ちびっ子好き
    会長も妹よりちびっ子だし

    99 :

    まさかロ・・・

    100 = 1 :

    >>98
    お前……


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