私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ【理論物理】ワームホールを探すには重力レンズの存在を手がかりに 名古屋大研究者の新論文
物理news スレッド一覧へ / 物理news とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 :
レスフィルター : (試験中)
ワームホールの探し方:名古屋大研究者の新論文
2010年12月 3日
Dave Mosher
ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロ
レンズ」の存在の手がかりを探すことだ、と名古屋大学の阿部文雄准教授(天体物理学)は、
『The Astrophysical Journal』に12月10日に掲載される論文で論じている。
重力レンズは、非常に質量のある物体(たとえば銀河など)によって時空が歪められ、
周囲の光が曲げられることで起こる。ワームホールが存在した場合も、地球から見える
宇宙の星たちの輝きがわずかに変わるはずだというのだ。
「重力レンズ現象についてはデータが大量にあるので、このデータを分析すれば、
ワームホールについて研究することができる」と阿部准教授は語る。
ワームホールとは、[時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、]時空の
ある一点と別の一点がトンネル様の抜け道でつながっているという、きわめて特殊な
時空の歪みのことだが、いまだ実際には観測されていない。
ワームホールの存在は1935年、物理学者のアルベルト・アインシュタインとネイサン・
ローゼンによって提唱され、「アインシュタイン-ローゼン・ブリッジ」と名付けられた。
[ワームホールという名前は、リンゴの虫喰い穴に由来する。リンゴの表面のある
一点から裏側に行くには、通常は円周の半分を移動する必要があるが、虫が中を掘り
進むと短い距離の移動で済む、というもの。もし、ワームホールが通過可能な構造で
あれば、そこを通ると光よりも速く時空を移動できることになる]
その後、カリフォルニア工科大学のキップ・ソーン教授とMichael Morris氏の研究
[1988年]によって、「エキゾチック物質」と呼ばれるような「負の質量とエネルギー」
ならば、「通過可能なワームホール」が維持されうるという可能性が指摘された。
しかし、必要なエネルギー量は莫大だ。「直径約1メートルで、人1人が通れる程度の
ワームホールが生じると仮定した場合、こうしたトンネルを切り拓いて、それを安定
した状態でキープできるという条件は、木星と同等だが負の質量が、負の
エネルギーに変換された場合だ」と、ニュージーランドにあるビクトリア大学
ウェリントン校のMatt Visser教授は言う。「アインシュタインの有名な科学方程式
『E=mc2』を思い出してほしい。これは、質量が消失するならば、それに対応する
エネルギーが発生することを示している」
「ワームホールは、宇宙のごく初期の段階で、ビッグバンの直後に形成された
可能性がある、とする説がある」と阿部准教授は語る。つまり、その時点の
エネルギー密度が、ワームホールを誕生させ安定させるのに十分なほど、極端に
高かった可能性があるというのだ。
{この翻訳は抄訳です}[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/合原弘子]
▽記事引用元 WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201012/2010120323.html
▽画像
大質量の銀河団『Abel 2218』。約20億光年先にあり、その奥にある銀河からの
光を歪めていることから、重力レンズの例としてよく挙げられる。
湾曲した二次元宇宙におけるワームホールの相似モデル(画像はWikipedia)
(>>2以降に続く)
2010年12月 3日
Dave Mosher
ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロ
レンズ」の存在の手がかりを探すことだ、と名古屋大学の阿部文雄准教授(天体物理学)は、
『The Astrophysical Journal』に12月10日に掲載される論文で論じている。
重力レンズは、非常に質量のある物体(たとえば銀河など)によって時空が歪められ、
周囲の光が曲げられることで起こる。ワームホールが存在した場合も、地球から見える
宇宙の星たちの輝きがわずかに変わるはずだというのだ。
「重力レンズ現象についてはデータが大量にあるので、このデータを分析すれば、
ワームホールについて研究することができる」と阿部准教授は語る。
ワームホールとは、[時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、]時空の
ある一点と別の一点がトンネル様の抜け道でつながっているという、きわめて特殊な
時空の歪みのことだが、いまだ実際には観測されていない。
ワームホールの存在は1935年、物理学者のアルベルト・アインシュタインとネイサン・
ローゼンによって提唱され、「アインシュタイン-ローゼン・ブリッジ」と名付けられた。
[ワームホールという名前は、リンゴの虫喰い穴に由来する。リンゴの表面のある
一点から裏側に行くには、通常は円周の半分を移動する必要があるが、虫が中を掘り
進むと短い距離の移動で済む、というもの。もし、ワームホールが通過可能な構造で
あれば、そこを通ると光よりも速く時空を移動できることになる]
その後、カリフォルニア工科大学のキップ・ソーン教授とMichael Morris氏の研究
[1988年]によって、「エキゾチック物質」と呼ばれるような「負の質量とエネルギー」
ならば、「通過可能なワームホール」が維持されうるという可能性が指摘された。
しかし、必要なエネルギー量は莫大だ。「直径約1メートルで、人1人が通れる程度の
ワームホールが生じると仮定した場合、こうしたトンネルを切り拓いて、それを安定
した状態でキープできるという条件は、木星と同等だが負の質量が、負の
エネルギーに変換された場合だ」と、ニュージーランドにあるビクトリア大学
ウェリントン校のMatt Visser教授は言う。「アインシュタインの有名な科学方程式
『E=mc2』を思い出してほしい。これは、質量が消失するならば、それに対応する
エネルギーが発生することを示している」
「ワームホールは、宇宙のごく初期の段階で、ビッグバンの直後に形成された
可能性がある、とする説がある」と阿部准教授は語る。つまり、その時点の
エネルギー密度が、ワームホールを誕生させ安定させるのに十分なほど、極端に
高かった可能性があるというのだ。
{この翻訳は抄訳です}[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/合原弘子]
▽記事引用元 WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201012/2010120323.html
▽画像
大質量の銀河団『Abel 2218』。約20億光年先にあり、その奥にある銀河からの
光を歪めていることから、重力レンズの例としてよく挙げられる。
湾曲した二次元宇宙におけるワームホールの相似モデル(画像はWikipedia)
(>>2以降に続く)
(>>1の続き)
このような、大きくて通過可能であるワームホールは、[物理学者ジョージ・エリスに
ちなんで]「エリスのワームホール」と呼ばれている(他の名称もあるが)。阿部准教授の
手法によって発見できる可能性があるのは、まさにこの種類のワームホールだ(その
ワームホールが近傍宇宙に潜んでいて、地球から見て恒星の手前を通っている場合に
限られるが)。
以下のグラフは、阿部准教授が提示するものだ。非常に小さい重力レンズである
「マイクロレンズ」によって引き起こされた光の歪みを示している。トンネル部の
大きさの異なるさまざまなワームホールによるマイクロレンズの光の歪み(グラフ
中の太い赤線)は、恒星などのもっと一般的な天体によるマイクロレンズの光の
歪みと比べて差異がある。
Credit: The Astrophysical Journal/Fumio Abe
望遠鏡のソフトウェアに調整を加え、いくつか装置を付ければ、この差異を検出する
ことが可能になる、と阿部准教授は語っている。
(記事ここまで)
このような、大きくて通過可能であるワームホールは、[物理学者ジョージ・エリスに
ちなんで]「エリスのワームホール」と呼ばれている(他の名称もあるが)。阿部准教授の
手法によって発見できる可能性があるのは、まさにこの種類のワームホールだ(その
ワームホールが近傍宇宙に潜んでいて、地球から見て恒星の手前を通っている場合に
限られるが)。
以下のグラフは、阿部准教授が提示するものだ。非常に小さい重力レンズである
「マイクロレンズ」によって引き起こされた光の歪みを示している。トンネル部の
大きさの異なるさまざまなワームホールによるマイクロレンズの光の歪み(グラフ
中の太い赤線)は、恒星などのもっと一般的な天体によるマイクロレンズの光の
歪みと比べて差異がある。
Credit: The Astrophysical Journal/Fumio Abe
望遠鏡のソフトウェアに調整を加え、いくつか装置を付ければ、この差異を検出する
ことが可能になる、と阿部准教授は語っている。
(記事ここまで)
>>6
のアスホールも監視されています
のアスホールも監視されています
ワームホールとは、[時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、]時空の
ある一点と別の一点がトンネル様の抜け道でつながっているという、きわめて特殊な
時空の歪みのことだが、いまだ実際には観測されていない。
「いや~ん?」
ある一点と別の一点がトンネル様の抜け道でつながっているという、きわめて特殊な
時空の歪みのことだが、いまだ実際には観測されていない。
「いや~ん?」
ワームホールが発見されたら物理法則事態が間違いって認めることじゃないのか?
やばい、見られた!>>3
>>11
負のエネルギーだらけだな
負のエネルギーだらけだな
>>13
莫大な負のエネルギーがトンネルを維持するのか
莫大な負のエネルギーがトンネルを維持するのか
>>16
質量がマイナスの物質の質量
質量がマイナスの物質の質量
>>16
wiki
>負の質量は正の質量に引き寄せられるが、正の質量は負の質量に反発する。 同様に、負の質量は互いに引力を受けるが、どちらも負の慣性質量を持つため、反発しあうであろう。
まさに
負のおまえらは正の普通人に引き寄せられるが、普通人はおまえらに反発する。 同様に、おまえらどうしは互いに引力を受けるが、どちらも負の慣性質量を持つため、結局は反発しあうであろう。
おまえら
wiki
>負の質量は正の質量に引き寄せられるが、正の質量は負の質量に反発する。 同様に、負の質量は互いに引力を受けるが、どちらも負の慣性質量を持つため、反発しあうであろう。
まさに
負のおまえらは正の普通人に引き寄せられるが、普通人はおまえらに反発する。 同様に、おまえらどうしは互いに引力を受けるが、どちらも負の慣性質量を持つため、結局は反発しあうであろう。
おまえら
言ってることの概念的には平易だな
負の質量とかエネルギーとか重く素怪しいが
負の質量とかエネルギーとか重く素怪しいが
>>18
わかりやすすぎワロタ
わかりやすすぎワロタ
たとえばだけど
ブラックホールいくつかを円筒状に配置すれば
その円筒の内部の時空は大重力に引かれ円筒の出入り口方向に縮む
すると、円筒内部を通った者の相対時間が縮んで
短時間で長距離を移動できる
お分かりか?
ブラックホールいくつかを円筒状に配置すれば
その円筒の内部の時空は大重力に引かれ円筒の出入り口方向に縮む
すると、円筒内部を通った者の相対時間が縮んで
短時間で長距離を移動できる
お分かりか?
それだと
円筒の中通った人は短時間で抜けてうれしいけど
外の系から観察してる人にはすごく時間かかってるから、やっぱりうれしくないよ
円筒の中通った人は短時間で抜けてうれしいけど
外の系から観察してる人にはすごく時間かかってるから、やっぱりうれしくないよ
あと、重力レンズを通ってきた光を、また重力レンズで曲げ曲げしていくと
最終的には一度目の前の観測点を通り過ぎた光が、
曲がり曲がって戻ってくる可能性もあるよな。
充分な高解像度望遠鏡があれば、
自分の背中を見たり、過去の銀河系の姿が見られたりするかもな。
最終的には一度目の前の観測点を通り過ぎた光が、
曲がり曲がって戻ってくる可能性もあるよな。
充分な高解像度望遠鏡があれば、
自分の背中を見たり、過去の銀河系の姿が見られたりするかもな。
そういうこと言ってる奴多いが、まともな解像度期待できないのに何が楽しいの?
>>31 >>33 >>35
拡大されるようですが?
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2359240/2692944
>重力レンズ効果によって、遠く離れた銀河をより詳しく研究できると期待されている。
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/11/08magnified-galaxies/index-j.shtml
>拡大や増光のおかげで、ひじょうに遠くにある銀河を研究することができる。
http://time-az.com/main/detail/26799
>何10年間も、天文学者は、遠くの物に関する拡大像を研究するのにアインシュタイン(Einstein)の「重力レンズ(gravitational lens)」の概念を使用している。
>後面銀河をより明るく、したがって、研究することがより簡単に見え、歪んだ映像は拡大される。
拡大されるようですが?
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2359240/2692944
>重力レンズ効果によって、遠く離れた銀河をより詳しく研究できると期待されている。
http://www.astroarts.co.jp/news/2010/11/08magnified-galaxies/index-j.shtml
>拡大や増光のおかげで、ひじょうに遠くにある銀河を研究することができる。
http://time-az.com/main/detail/26799
>何10年間も、天文学者は、遠くの物に関する拡大像を研究するのにアインシュタイン(Einstein)の「重力レンズ(gravitational lens)」の概念を使用している。
>後面銀河をより明るく、したがって、研究することがより簡単に見え、歪んだ映像は拡大される。
>>39
重力レンズで解像度が多少向上しようが、碌な解像度も光量も期待できないのは自明だが。
重力レンズで解像度が多少向上しようが、碌な解像度も光量も期待できないのは自明だが。
100光年の距離を2光年に短縮で来たとしても
2光年移動する術が無いのが悲しい
2光年移動する術が無いのが悲しい
>>47
学術的な物理法則の定義が沢山が変わると思う。
その存在が確実なら時間の概念とかを理解する1つになる、
ワームホールなど原子レベルの大きさで存在するならとも無く
観測可能な銀河をまたぐような巨大なものが現実に存在するなら
ってことです。ミクロ的な存在とマクロ的な存在では意味が違うと
思われ。
学術的な物理法則の定義が沢山が変わると思う。
その存在が確実なら時間の概念とかを理解する1つになる、
ワームホールなど原子レベルの大きさで存在するならとも無く
観測可能な銀河をまたぐような巨大なものが現実に存在するなら
ってことです。ミクロ的な存在とマクロ的な存在では意味が違うと
思われ。
現在でも、天才科学者が凡人では思いも寄らない知能で未知の扉を
あけて色々な興味深いことを我々に教えてくれ、探究心を満たしてくれる。
さらに最近は、その理論をコンピューターがシュミレーションし、超新星の爆発から
星雲の生成、ブラックホールまで動画でみせてくれる。それもハイビジョン
映像でだ。段々、視覚ではシュミレーションと現実の区別がなくなりつつある。
これらのチャレンジは、更に未来に向かい、新理論の作成、理論の検証が
続けられ人間の視覚だけに留まらず、更に感覚器官すべてに感じるシュミレ
ーションに向かうと思う。もちろん、それと同時に機械、人間が行く火星探査、
太陽系惑星探査、望遠鏡等現実の科学探査も続くはずだ。
その行為のいくつ先は、こうした時空の移動みたいな現代の夢物語が
人間の感覚としては科学的に立証された(現実、真実)シュミレー
ションで現実と区別できないほど体験できることになる。
これは現実にワープしたことでは?も~、行く必要もない!
あけて色々な興味深いことを我々に教えてくれ、探究心を満たしてくれる。
さらに最近は、その理論をコンピューターがシュミレーションし、超新星の爆発から
星雲の生成、ブラックホールまで動画でみせてくれる。それもハイビジョン
映像でだ。段々、視覚ではシュミレーションと現実の区別がなくなりつつある。
これらのチャレンジは、更に未来に向かい、新理論の作成、理論の検証が
続けられ人間の視覚だけに留まらず、更に感覚器官すべてに感じるシュミレ
ーションに向かうと思う。もちろん、それと同時に機械、人間が行く火星探査、
太陽系惑星探査、望遠鏡等現実の科学探査も続くはずだ。
その行為のいくつ先は、こうした時空の移動みたいな現代の夢物語が
人間の感覚としては科学的に立証された(現実、真実)シュミレー
ションで現実と区別できないほど体験できることになる。
これは現実にワープしたことでは?も~、行く必要もない!
類似してるかもしれないスレッド
- 【物理】スーパーカミオカンデを上回る「ハイパーカミオカンデ」計画 国際研究グループ結成 (302) - [34%] - 2015/3/27 15:45
- 【物理】ニュートリノ、新たな変身パターンを観測 ミュー型から電子型へ変身/国際チーム (75) - [32%] - 2013/8/7 15:00
- 【物理学】「ワームホールは存在するが宇宙旅行に応用するには遅すぎる」という主張[05/04] (56) - [31%] - 2019/5/10 5:00
- 【物理】ニュートリノを飛ばす新しい実験(T2K実験)が始まる 岐阜←茨城 300キロ (130) - [30%] - 2009/8/27 6:15
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について